ウェッジ・オブ・ザ・イヤー 2023
今日は、昨年試打したウェッジの中から『ウェッジ・オブ・ザ・イヤー2023』を発表させていただきたいと思います。
まずは、その候補たちのご紹介です。
尚掲載順は試打した順番で、ランキングとは関係ありません。
また、これはあくまでも私の中でのことであり、性能や品質の優劣を示すものではないことをご理解いただきたいと思います。
そして試打していながら、ここに掲載されていないクラブもありますが、それらが優れていないということでもありません。
Cleveland RTX 6 ZIPCORE ツアーサテン ウエッジ
JP Golf Japan BLACK SCRAPED ORANGE LOGO MID BOUNCE
JP Golf Japan BLACK POLISH RED LOGO HIGH BOUNCE
クリーブランド RTX DEEP FORGED 2 ウエッジ
こうして見ても、素晴らしいウェッジばかりです。
14本のクラブの中で、特にウェッジを持つ時間が長く、ウェッジ好きな私にとって、たまらない一年となりました。
どれも購買意欲を刺激されるものばかりで、できるものなら全て購入したいと思うほどです。
そんな秀作揃いの中から、あえてMVPを決めました。
JP Golf Japan BLACK SCRAPED ORANGE LOGO MID BOUNCE
JP Golf Japan BLACK POLISH RED LOGO HIGH BOUNCE
それがこのJP Golf Japanのウェッジです。
正確にはひとつのモデルではなく、ふたつのモデルということになりますが、このウェッジが昨年のMVPです。
このウェッジにはとにかく欠点が見られません。
初めて見たときに、そのオシャレなデザインに目が行ったのですが、昔よくあったデザインはいいけど、性能はイマイチ・・・。というクラブではありません。
デザイン以上に性能が優れています。
顔の良さや打感の良さ・スピン性能の高さ・操作性の高さなど、かなりハイレベルで、試打しながらフワフワした気分になったことを覚えています。
練習場のマットの上だけでなく、アプローチ練習場でもその性能の高さを発揮してくれました。
特に印象に残ったのが『ソールのタッチの出しやすさ』です。
『優しく髪をなでるような感覚』といったらいいでしょうか?
芝が喜んでいるように見え、順目はもちろん、逆目のライでも抵抗せず、ソールが上手く滑ってくれました。
ソールの対応能力がとても高いウェッジです。
最初見たときはソールにも独特なデザインが施されていて、変わっているな・・・。と思いましたし、この美しいソールを傷つけたくない・・・。という思いがあったのですが、試打していたらあまりにも楽しくてだんだんとそんな気持ちが薄くなっていきました。
見とれるような美顔なので、構えていてもいいイメージしか浮かんでこないですし、それがショットの精度を高める最大の要因だと思います。
いくら大人気だとか、理論上優れている・・・。と言われるウェッジでも、構えづらかったらイメージが上手く出てこないですし、結果的にアバウトなショットになってしまい、良い結果は得られません。
しかし、このウェッジは明確に良いイメージが浮かんでくるのです。
気分も盛り上がっていたということもあると思うのですが、とにかく優秀なウェッジだな・・・。と思いました。
ただ、グースネックやラージサイズのウェッジを好まれる方には合いづらいところもあるかもしれません。
これはあくまでも私の好みで選出しています。
適度な大きさでストレートネックの美顔ウェッジを好まれる方には、是非試していただきたいウェッジです。
とても素晴らしいウェッジですが、あえて欠点を見つけ出すとするならば、その『価格』ではないでしょうか?
直接性能とは関係ないですが、やはり価格は重要なポイントです。
かなり高価なクラブなので、なかなか手が出しづらいということもあると思います。
コストパフォーマンスを最重要視したら、他のウェッジをMVPに選出しました。
普段なら、コスパも選考基準のひとつになるのですが、今回はあえてそれを度外視して選びました。
それくらい優秀で魅力的なクラブだからです。
試打していてとても楽しく、このウェッジを所有していたらテンションがあがるだろうな・・・。
と思いましたし、いつになるか分かりませんが、お金を貯めて購入したいと考えております。
初めて手にするメーカーのクラブは分からないところも多いですし、必ずしも良い印象が残るということは無いのですが、このウェッジは私のハートを鷲づかみし、今も試打したときの楽しい思い出が蘇ってきます。
いかがだったでしょうか?
こんな素晴らしいウェッジたちに出会えた私はとても幸せなゴルファーです。
次回は『アイアン編』をご紹介させていただきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。