今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは Modart ユーティリティ MA01H です。
シャフトは Ust Mamiya ATTAS HY です。
ロフトは22度、クラブ長さは40.25インチ、シャフトフレックスは75S、シャフト重量は78g、トルクは2.7、キックポイントは中先調子、クラブ総重量は358gです。
初めて手にした、Modartという名のクラブです。
初めて知る名前です。
これまで、色々なクラブを試打してきましたが、まだまだ知らないメーカーがたくさんあるんだな・・・。と、初めて出会ったメーカーのクラブを手にすると、いつも思います。
読み方は『モダート』でいいのでしょうか?
ネックのところに『MADE IN JAPAN』と記されていました。
日本のメーカーなのだと知りました。
親近感もアップしました。
海外メーカーのクラブも素晴らしいものがたくさんありますが、やはり日本製は好感度が高いです。
シールなどではなく、クラブに直接生産地を刻んでいるのは、『MADE IN JAPAN』や、ベティナルディのような『MADE IN U.S.A』など、ごく少数に限られているように思います。
ソールにはウェイトのようなものが配置されています。
ボールがあがりやすくなる為の工夫だろう・・・。と思いました。
これまで同様のクラブにはたくさん出会ってきました。
シャローバックになっていて、この形状も今はとてもポピュラーです。
球があがりやすそうです。
顔も、なかなかいい感じです。
ちょっとグースが利いていますが、今はこのようなタイプが多いと思います。
今のユーティリティのスタンダードといえるのではないでしょうか?
素振りをしてみても、いい感じです。
適度なしっかり感もありますし、タイミングも合いやすいです。
グリーンがよく目立っていますが、性能的にはオーソドックスなシャフトだと思います。
暴れる感じがしないので、気持ちよく振っていけました。
ボールを前にして構えてみても、なかなかいい感じでした。
やはり、このグースがちょっと目立っていますが、苦手意識が芽生えてしまうほどではありませんでした。
私はグースがもっと弱いほうが好きなのですが、このようなタイプのUTにはたくさん出会っていますし、ある程度『想定内』といったところでした。
『グースネックと出っ歯の融合体』といったところかな?と思いました。
アイアンはストレートタイプを使っているけど、ユーティリティはグースタイプを使っている・・・。という方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?
私の周りでは、よく見かけます。
それだけ、ロフトが立ったクラブはつかまりづらいということなのかもしれません。
難しそうな感じはしなかったのですが、左方向への注意を少ししておかなければいけないな・・・。と思いました。
試打を開始しました。
『打感』はソフトで好感がもてました。
このクラブの全体的な雰囲気に合うフィーリングです。
『音』も静かで、すごくいいです。
気持ちを乗せて、どんどん打ち込んでいくことができました。
球もあがりやすくて、いい感じです。
タフな印象は全くありません。
ロフトが22度ということは、ユーティリティで一番需要があるのではないか?と思っているのですが、このクラブも人気が出そうです。
かなり幅広い層に対応しているように感じました。
ヘッドは『黒一色』ですし、シャフトも人気のアッタスということで、タフなタイプなのかな?と打つ前は思っていましたが、実際はそんなことはありませんでした。
とても親しみやすいUTです。
『安定性』という点では、今のUTの中では普通といったところでしょうか?
他のクラブよりも、大きく変わっているようには感じませんでした。
『飛距離性能』も、ノーマルだと思いました。
特別飛ぶということはないぶんだけ、親しみやすさがあるように感じました。
飛んだり飛ばなかったり・・・。だとか、使い手を選ぶ・・・。というタイプではなく、性格的に尖ったところは見られませんでした。
『操作性』は、なかなかいい感じでした。
左右に曲げるのも難しくありませんでした。
このUTは『球のつかまりの良さ』が大きな特長だと思います。
私はフッカーなので、やや捕まりすぎに注意しなければいけない・・・。という思いもありましたが、そうでない方はたくさんいらっしゃると思いますし、このつかまりの良さが大きなアドバンテージにつながるのではないでしょうか?
初めて、Modartというメーカーのクラブを手にすることができましたが、いい印象のまま試打を終えることができました。
黒いヘッドがカッコいいですし、いかにも『使い手を選ぶ』という感じがしないでもないですが、実際は違いました。
敷居は低いですし、性格的にも丸いと思いました。
Modartというメーカーは老舗メーカーなのでしょうか?
それともまだ新しいメーカーなのでしょうか?
いずれにしても、いいクラブを作るメーカーがたくさんあることは、私たちゴルファーにとって、選択肢が増えるので、いいことだと思います。
『日本製』ということで、このメーカーも『地クラブメーカー』といえるのでしょうか?
すごくモダンな感じのクラブだな・・・。と思いました。
ゴルフクラブの大切な要素のひとつでもある『美』というものにも、すごく長けているとユーティリティです。
また機会があれば試打してみたいですし、違う番手のクラブもあれば、今度是非そちらも試してみたいです。
Modart ユーティリティ MA01H
- 2014年8月6日
- Modart