【試打レビュー】JIGEN eBishop アイアン
今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは JIGEN eBishop アイアン の7番 です。
シャフトは N.S.PRO MODUS3 TOUR120 です。
ロフトは32度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は114g、バランスはD2、キックポイントは中元調子、クラブ総重量は427g です。
初めて手にする、JIGENのクラブです。
つい先日まで、私はこのメーカーのことを知らなかったのですが、友人から教えてもらい、知ることができました。
初めて手にするメーカーのクラブを手にすると、いつも以上にワクワクします。
トゥ側には小さいですが、『JIGEN eBishop』という文字があります。
JIGENというと、私はルパン三世の相棒、次元大介を思い浮かべたのですが、どういう意味があるのでしょうか?
これまでのクラブとは次元が違う・・・。というメッセージなのだろうか?とも思いましたが、実際の所は分かりません。
Bishopというのは、チェスの駒のひとつである『ビショップ』と関係しているのかな?と思いましたが、これもよく分かりません。
ベーシックタイプのシンプルなキャビティアイアンです。
初めて手にするメーカーではありますが、同じようなアイアンにたくさん出会っているので、その経験が活かせそうですし、どんどんイメージが湧いてきました。
バックフェースのデザインもオーソドックスで、昔のBSアイアンを思い出しました。
この軟鉄らしい質感が美しく、見ているだけでテンションがあがります。
彫りはそれほど深くなく、ノーマルなハーフキャビティといっていいように思います。
最近は、このようなベーシックタイプのアイアンでも、ウェイトが組み込まれた物も多くなりましたが、こうして見ている限り、このアイアンにはそういった異材は見られません。
トップラインの厚さは標準的です。
こうして見ていると、EPONのアイアンを思い出しました。
ソール幅はノーマルです。
このソールを見ても、やはりEPONのアイアンに似ているな・・・。と思いました。
ソールに『FORGED』の文字が刻印されています。
今はホーゼルに刻まれることが多いですが、昔から無かったわけではありません。
いくつか見てきましたが、やはりソールは傷が付いたり摩耗したりしやすい部分なので、何も無いのがベストのような気もします。
アイアンのフェース面とソールは、使い続けていくなかでの、『プレイヤーの味』といいますか、『技量』測れる部分なので、あまり手を加えないほうがいいのかもしれません。
とはいっても今は、ソールが摩耗するほど、ひとつのアイアンを使い続ける・・・。という人は激減したような気もするのですが・・・。
ソールは全体的に少し丸みを帯びていて、抜けが良さそうです。
この形状は昔からありますし、目新しさはありません。
リーディングエッジに大きな削りは見られません。
トレーリングエッジも同様です。
ネックの長さは、今のアイアンの中でも標準的で、一番見かける長さといっていいと思います。
この『後ろ姿』を見ても、過去に数え切れないほどたくさん出会ってきたような気がしますし、EPONをはじめ、様々なメーカーのアイアンを浮かんできました。
フェース面にミーリングはなく、シンプルです。
いわゆる『彫る』タイプの溝ではないですが、綺麗に仕上げられています。
スコアラインの数は『12本』で、13本が基準だと考えている私には一本少ないですが、特に気になりません。
素振りをすると、いい感じです。
適度な重量と粘りのおかげで、タイミングがとりやすく、安心感があります。
ドライバーのように飛距離を追求していくクラブのシャフトは『しなり』が求められますし、直線というよりは『曲線』の中で球をとらえていくイメージがあるのですが、アイアンは飛ばす必要のないといいますか、飛びすぎては駄目なクラブなので、装着されるシャフトは直線のイメージで球を捉えターゲットまで運びたくなります。
そういった点で、このモーダスやDGはすごく適しているシャフトです。
実際はスチールシャフトもしなっているのですが・・・。
最近は軽量タイプのシャフトが挿してあるシャフトを試打することも多いですが、あらためて適度に重量のあるシャフトは易しいな・・・。と思いました。
装着されているグリップは『JIGEN』のロゴが入っていて好感が持てます。
フィーリング的にはソフトなタイプではなく、逆にハードです。
かなり滑りにくくなっていて、グリップ力があります。
同じ『ゴム』ということで、タイヤに例えてみると、スタッドレスタイヤといったところでしょうか?
私には硬すぎるので、正直このフィーリングは好きではないですが、これくらがちょうどいい・・・。という方はたくさんいらっしゃると思います。
このグリップを見て、以前試打した『JP Golfのウェッジ』を思い出しました。
かなり『摩擦力』のあるグリップで、私が愛用しているツアーベルベットとは真逆に位置するグリップです。
これはどちらがいい・・・。というものではなく、プレイヤー自身がそれぞれ自分に合っているものを採用すれば良く、正解はひとつではありません。
ボールを前にして構えてみると、とても良いです。
自然な顔で、良いイメージが浮かんできます。
こうして構えてみると、やはり『EPON』が浮かびました。
EPON顔にとてもよく似ています。
EPONアイアンと共通点が多いように感じ、EPONをベースに開発されたのか、それとも、アイアンはほぼこのような形に集約されるのかな?と思いました。
試打を開始しました
『打感』はソフトで好感が持てます。
薄くなく、厚みのある打感で、『乗せて運ぶ』感覚を味わえるアイアンです。
最近は弾き感のあるアイアンも増えてきて、その打感が好きだという方もいらっしゃると思いますが、私はこの打感のほうが好きですし、距離感を出していく上でも欠かせません。
この打感は最初第一印象から予想できていました。
特に中空アイアンにいえるのですが、最近は見た目の印象と実際の印象が異なることが多いです。
それは特に打感に関していえるのですが、このアイアンは見た目通りで、こちらの期待を裏切らないところに親しみがもてます。
『球のあがりやすさ』という点では、普通といったところでしょうか?
特別あがりやすくなるような工夫は感じられません。
このアイアンのロフトは『32度』ということで、私の感覚では明らかに立ちすぎていて、『6番アイアン』になるのですが、今はこういった『線引き』が曖昧になっています。
このアイアンに『7』ではなく、『6』と刻印されていたら、さらに好感度があがり、購買意欲も刺激されていたのに残念だな・・・。と思いました。
しかし、そう思っている私は少数派で、殆どの方が気にしてらっしゃらないのではないでしょうか?
これまでも書いてきましたが、私は7番アイアンのロフトは『34度まで』と決めているので、このアイアンを購入することはありません。
もちろん購入してから『寝かす』という考え方もありますが、いくら軟鉄でも2度も変えるというのは、ライ角との兼ね合いもありますし、少し抵抗があります。
顔の印象が全く変わってくるかもしれません。
あくまでも私の理想は『ノーマルロフト』で、ロフトは『4度刻み』。
それでライ角を正確に合わせ、バランス調整をして、初めてマイアイアンとなります。
『安定性』という点では、キャビティらしい易しさがありながらも、今のアイアンの中では『大らか』なほうではないかもしれません。
このアイアンの寛容さで充分だ・・・。という方もいらっしゃると思いますが、いわゆる『イージー系』を使い慣れておられる方にはシビアに感じる部分が出てくるような気もします。
美顔で適度な大きさということもあり、打点が一点に集中しやすいと感じました。
最近はラージサイズアイアンの人気が高く、よく見かけるようになりましたが、ヘッドが大きいせいか、どうしてもトゥ側でヒットしてしまう・・・。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そういった方は、このような『ノーマルサイズ』のアイアンを試してみて、感覚を整えると、また調子が戻ってくるかもしれません。
ドライバーに限らずアイアンにもいえることですが、ヘッドが大きくなれば必ず易しくなるというものではありません。
確かに大きくなることのメリットもありますが、必ずデメリットもついてきます。
『操作性』はとても良いです。
これも予想通りでしたが、今日はとても楽しめました。
左右へよく反応してくれるアイアンです。
改めて操作性は『適度な大きさ』と『球持ち感』が大きく関わってくるのだと実感しました。
もちろん、他にはシャフトの性能も大きく関わってくるのですが・・・。
完全にマニュアルタイプのアイアンなので、オートマチックタイプのアイアンに物足りなさを感じておられる方にとって、魅力的に感じられるアイアンなのではないでしょうか?
キャビティなので、マッスルバックのような『ハンドルの小ささ』はなく、少し余裕があって大らかなところも魅力です。
『飛距離性能』は、『やや飛び』といいますか、1番手くらい飛びますが、今のアイアンの中では平均的といっていいように思います。
飛びすぎるのは嫌だけど、それでも少し飛ばしていきたい・・・。という方にはいいのかもしれません。
このアイアンは飛びよりも、『縦の距離感』を大切にしたい方に合いやすいと思います。
試打後の感想
美しくてカッコいいアイアンです。
クラブの美しさというのは、改めて『性能の一部』だと感じました。
ゴルフをするうえで、『ワクワク感』は欠かせないですし、それがあることによって、楽しさがアップするのはもちろん、メンタル的にも良い効果が得られるからです。
一時期、ステンレス系のアイアンが多かったように思うのですが、最近は軟鉄アイアンの人気が復活しているのだと聞きました。
ステンレスには無い、軟鉄の魅力を多くのゴルファーが感じておられるのかもしれません。
私が考える、『軟鉄最大のメリット』は、ロフトやライ角を簡単に調整できるということです。
『ロフトピッチ』はもちろんですが、特にライ角は重要で、方向性が保たれていない方は、ほぼ間違いなくライ角が合っていないのではないでしょうか?
これには個人差があるので、購入後の調整が必要になってきますし、この調整は軟鉄だとすごく簡単で、熟練のクラフトマンであれば、わずか数秒でできます。
自分が使っているアイアンのライ角を計測したことが無い、自分に合っているか確かめたことが無いし、そもそも関心が無い・・・。という方も多いのではないでしょうか?
ウェイトなど、ヘッドにたくさんの工夫をする、いわゆる『ハイテク』も重要ですが、もっと『アナログ的な』といいますか、シンプルなライ角調整をすることで、そのクラブはユーザーにとって『手の延長』として機能し、頼れる相棒へと変身します。
そういったことがステンレスでは難しいので、私は購入しません。
『耐久性』という点ではステンレスに軍配が挙がりますが、総合的に見て軟鉄の魅力には勝てません。
これから先、ゴルフクラブがどれくらい進化するか分かりませんが、軟鉄アイアンはずっと存在し続けるのではないでしょうか?
このメーカーのアイアンを手にするのは初めてでしたが、これまでの経験や勘が活かせたので、『初めて感』はありませんでした。
このアイアンは良い意味で目新しい特徴がありません。
しかし、それはアイアンに最低限必要なものが既に確立されていて、それをバランス良く取り入れているということです。
『易しさ最優先』のアイアンではないですが、このようなベーシックタイプのアイアンを使って、プレイヤー自身がもっている感覚を磨き上げるのも、ゴルフライフを歩んでいくうえで大切になってくるのではないでしょうか?
シンプルイズベストです。
☆
構えやすさ・・・☆☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆☆
※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P
※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)
匠の技が息づく、至高のアイアン – JIGEN eBishop アイアン徹底解剖
結論:JIGEN eBishop アイアンの総合評価
JIGEN eBishop アイアンは、心地よい打球音、忘れられない打感を実現した軟鉄鍛造アイアンとして位置づけられる製品です。短重心によりフェード系弾道が打ちやすく、低重心により高打ち出しを可能にし、コントロール性の高さを実現した設計が特徴で、アスリートゴルファーを主なターゲットとしています。
JIGEN eBishop アイアンとは
基本コンセプトと開発背景
JIGEN eBishop アイアンは、開発者の思いが細部にまで行き届いた設計により開発された軟鉄鍛造アイアンです。名器復活として位置づけられ、5型打ち鍛造製法を施した高性能・高品質なアイアンとして再登場しました。
製造技術の特徴
最終形に限りなく近い成型により、研磨量が少なくなるため、形状のバラつきを抑えた高品質な打感が得られる精密鍛造技術を採用しています。打点部分に厚みを持たせた軟鉄鍛造特有の『芯』のある打感を実現しており、前へ押し出すエネルギーを助長するソリッドデザインが採用されています。
詳細スペック表
項目 | 4番 | 5番 | 6番 | 7番 | 8番 | 9番 | PW |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ロフト角(度) | 22.5 | 25.5 | 28.5 | 32 | 36 | 41 | 46 |
ライ角(度) | 59.5 | 60 | 60.5 | 61 | 61.5 | 62 | 62.5 |
フェースプログレッション(mm) | 3.2 | 3.5 | 4 | 4.5 | 5 | 5 | 5 |
バンス角(度) | 0.5 | 1 | 1.5 | 2 | 2.5 | 3 | 3.5 |
重心距離(mm) | 33.5 | 33.7 | 33.8 | 33.8 | 34 | 34 | 34 |
重心深度(mm) | 3.4 | 3.2 | 3 | 3 | 2.8 | 2.4 | 2 |
重心高(mm) | 17.7 | 18 | 18.1 | 18.1 | 18.1 | 18.2 | 17.5 |
重心角(度) | 9 | 9.3 | 9.5 | 10.5 | 11 | 13 | 14 |
ソール幅 トウ(mm) | 20.2 | 20.5 | 20.8 | 21.1 | 21.4 | 21.7 | 22 |
ソール幅 ヒール(mm) | 17.2 | 17.5 | 17.8 | 18.1 | 18.4 | 18.7 | 19 |
ブレード厚(mm) | 5.1 | 5.1 | 5.2 | 5.2 | 5.2 | 5.2 | 5.3 |
フェース厚(mm) | 3.1 | 3.1 | 3.1 | 3.1 | 3.1 | 3.2 | 3.3 |
基本仕様
- 品名: eBishop アイアン
- ヘッド素材: 軟鉄(S20C)
- ヘッド製法: 精密鍛造(JIGENオリジナル金型)
- 番手構成: 4番〜PW(7本セット)
技術的特徴の詳細分析
重心設計の特徴
JIGEN eBishop アイアンの重心設計は、コントロール性を重視した設計となっています。重心深度は4番の3.4mmからPWの2.0mmまで段階的に浅くなっており、これにより番手が上がるにつれてコントロール性が向上します。
ロフト角設定の意図
ロフト角は4番の22.5度からPWの46度まで、一般的なストロングロフト設定となっています。これにより飛距離性能とコントロール性のバランスを図っています。
バンス角とソール設計
バンス角は4番の0.5度からPWの3.5度まで段階的に増加しており、ダフリへの寛容性を番手に応じて調整しています。ソール幅もトウ側で20.2mm〜22mm、ヒール側で17.2mm〜19mmと適度な幅を確保しています。
このクラブが合うゴルファー
推奨するプレーヤー像
理由: JIGEN eBishop アイアンは以下の特徴を持つゴルファーに適しています:
- 中上級者: 軟鉄鍛造特有の繊細な打感を活かせるプレーヤー
- フェード系弾道を好むゴルファー: 短重心設計によりフェード系弾道が打ちやすい
- コントロール性重視のプレーヤー: 浅い重心深度によるコントロール性を求めるゴルファー
- 打感にこだわるプレーヤー: 軟鉄鍛造の「芯」のある打感を重視するゴルファー
具体例:
- シングルハンディキャップのプレーヤー
- 競技ゴルフに参加するプレーヤー
- 地クラブの繊細な特性を理解できるプレーヤー
推奨ヘッドスピード範囲
中速域(38-42m/s): 最も適合するヘッドスピード範囲 高速域(43m/s以上): 十分に対応可能、コントロール性を活かせる 低速域(37m/s以下): やや難しい可能性があるが、技術次第で対応可能
このクラブが合わないゴルファー
非推奨のプレーヤー像
理由: 以下の特徴を持つゴルファーには適さない可能性があります:
- 初心者・初級者: 軟鉄鍛造の特性を活かすには技術が不足する可能性
- ドロー系弾道を強く好むゴルファー: 短重心設計によりドロー系弾道が打ちにくい
- 極端な飛距離重視のプレーヤー: コントロール性重視の設計のため
- ミスヒットへの寛容性を求めるプレーヤー: アスリート向け設計のため
具体例:
- 100切りを目指すプレーヤー
- ゲームゴルフ中心のプレーヤー
- 大型ヘッドの寛容性に慣れたプレーヤー
長所・短所の詳細分析
長所
理由: JIGEN eBishop アイアンの主な利点は以下の通りです:
- 優れた打感: 軟鉄鍛造特有の『芯』のある打感を実現
- 高いコントロール性: 浅い重心深度によりボールをコントロールしやすい
- 精密な製造技術: 形状のバラつきを抑えた高品質な仕上がり
- フェード系弾道の打ちやすさ: 短重心設計による特性
- 高い品質: JIGENオリジナル金型による精密鍛造
短所
理由: 一方で以下の制約があります:
- ミスヒットへの寛容性: アスリート向け設計のため寛容性は限定的
- 初心者には難しい: 軟鉄鍛造の特性を活かすには技術が必要
- ドロー系弾道の難しさ: 短重心設計により制約がある
- 価格: 地クラブとして一般的に高価格帯
- 限定性: ブラックは限定品で入手困難な場合がある
実際の口コミ・評価
プロフェッショナルの評価
JIGENの、とてもカッコいいブラックアイアンとして評価されており、ドライバーに限らず、FWやUT・ウェッジ・パターに黒という色はとてもマッチしているとの外観評価も得ています。
専門店での評価
ゴルフ工房での試打において、eBishopの方がソール幅が広めで重心も高めとの専門的な分析がなされています。
ヘッドスピード別飛距離目安
中速域(38-42m/s)の場合
7番アイアン想定飛距離:
- キャリー: 145-155ヤード
- トータル: 150-160ヤード
高速域(43m/s以上)の場合
7番アイアン想定飛距離:
- キャリー: 155-165ヤード
- トータル: 160-170ヤード
低速域(37m/s以下)の場合
7番アイアン想定飛距離:
- キャリー: 135-145ヤード
- トータル: 140-150ヤード
※飛距離は個人の技術レベル、弾道、コース条件により大きく変動します。
カスタマイズオプション
シャフト選択
GRAPHITE DESIGN RAUNE IRON i90など、多様なシャフトオプションが用意されており、プレーヤーの特性に応じたカスタマイズが可能です。
仕上げオプション
通常のメッキ仕上げに加え、限定品としてブラック仕上げも用意されています。
購入時の注意点
入手経路
JIGEN eBishop アイアンは地クラブメーカーの製品のため、一般的なゴルフショップでの取り扱いは限定的です。専門のカスタムクラブ工房やゴルフ工房での購入が推奨されます。
フィッティングの重要性
軟鉄鍛造アイアンの特性を最大限に活かすため、専門的なフィッティングを受けることが重要です。特にライ角調整やシャフト選択については慎重な検討が必要です。
メンテナンス方法
日常のケア
軟鉄素材のため、使用後は必ず水分を完全に除去し、適切な保管を行うことが重要です。特にブラック仕上げモデルについては、仕上げを保護するための特別な注意が必要です。
長期保管
湿気の少ない環境での保管と、定期的な点検・清掃が推奨されます。
よくある質問(FAQ)
Q: 初心者でも使用できますか?
A: JIGEN eBishop アイアンはアスリート向けの設計のため、初心者には推奨されません。軟鉄鍛造の特性を活かすには一定の技術レベルが必要です。
Q: ブラックモデルの違いは何ですか?
A: ブラックは限定品として位置づけられており、仕上げの違い以外は基本的な性能は同一です。
Q: 中古市場での入手は可能ですか?
A: 地クラブという特性上、中古市場での流通は限定的ですが、専門店では取り扱いがある場合があります。
競合製品との比較
他社軟鉄鍛造アイアンとの差別化点
JIGEN eBishop アイアンは、JIGENオリジナル金型による精密鍛造と独自の重心設計により、他社製品との差別化を図っています。
まとめ
JIGEN eBishop アイアンは、心地よい打球音、忘れられない打感を実現した軟鉄鍛造アイアンとして、アスリートゴルファーに向けた高品質な選択肢を提供しています。短重心によりフェード系弾道が打ちやすく、低重心により高打ち出しを可能にし、コントロール性の高さを実現した設計により、技術レベルの高いプレーヤーの要求に応える製品となっています。
購入を検討される際は、自身の技術レベルとプレースタイルを十分に考慮し、専門的なフィッティングを受けることを強く推奨します。手にした者だけがその弾道を手に入れられるというコンセプト通り、適合するプレーヤーには高い満足度をもたらす製品と言えるでしょう。
出典元
- JIGEN/JIGEN GOLF 公式サイト – eBishop Iron製品ページ: http://e-jigen.jp/products/ebishop_iron.html
- クラフトマンKENのゴルフ工房日記: https://ameblo.jp/g-c-ken/entry-12757734570.html
- ゴルフサンズ足立店試打レビュー: https://www.golfkids.co.jp/shop/list/detail/info/news/8300/