今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ミズノ MP-H4 アイアン の7番 です。
シャフトは ダイナライトゴールドXP スチールシャフト です。
ロフトは32度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS300、シャフト重量は107g、キックポイントは先調子、クラブ総重量は433gです。
ミズノ MPアイアンのニューモデルです。
先日MP-64というアイアンを試打したのですが、今回はまた違ったタイプのアイアンです。
第一印象は、「かなりヘッドが大きいな・・・。」でした。
これだけ大きいとヘッドが重くなり過ぎて振りづらくなってしまうんじゃないかな?と思いました。
しかし、実際に手に持ってみても、それほど重すぎる感じはしません。
聞くところによると、このアイアンはいわゆる『中空構造』になっているのだそうです。
MPアイアンは『無垢』といいますか単一構造で、空洞もあるイメージはあまりもてなかったのですが、やはり時代の流れと共に、色々と変化していくのでしょうか?
いずれラージサイズのポケキャビのMPアイアンも登場してくるのかもしれません。
彫りは深すぎず、ごくノーマルな感じがします。
これまでたくさん出会ってきたような感じです。
ソール幅は広めで、やや『ズッシリ』した感じがします。
シャープというよりも、重量感を感じさせる厚みです。
ネックは短めな感じですが、極端に短いとは思いませんでした。
これまでのMPアイアンと比べると明らかに短いと思いますが、ここ数年の流れでいくと、見慣れた長さといえるのかもしれません。
アイアンは勿論、ドライバーなどのウッド系のクラブでも、この角度から見て、そのクラブの『色気』といいますか、『艶っぽさ』を感じるときもあるのですが、今日は全く感じませんでした。
MPアイアンは馴染み深いのですが、それらに共通しているのは、『人間の血が通った』といいますか、『クラブに温かみが感じられる』ということです。
しかし今日は、それが感じられませんでした。
どことなく『無機質』な感じで、なかなか心が通いづらいような感じがしました。
???????・・・。と、疑問に思ってしまいました。
ボールを前にして構えたときに、違和感にも似た、何やら不思議な感じがしました。
これがMPアイアンの顔なのだろうか・・・?と思ってしまいました。
かなりの『大顔』です。
アイアンにラージサイズを求めておられる方には、安心感が得られる大きさなのかもしれませんが、私は正直馴染めませんでした。
トップラインも厚く、全体的に、やや厚ぼったいヘッドだと思いました。
いいイメージを出すことができませんでした。
どうなるのかな?と思ってしまいました。
呼吸も浅くなってしまい、身体の至るところに余計な力が入ってしまっているのがよく解りました。
頭の中もクリアにならず、何かこう重い感じがしました。
試打を開始しました。
『打感』は、正直『もうひとつ』というよりは『もうふたつ・みっつ』という感じでした。
構え感同様、全く馴染めませんでした。
球を打っていても楽しくありませんでした。
球はあがりやすいですが、何だか物足りず、心地いい感じが得られませんでした。
『安定性』という点でも、このラージサイズらしい寛容さもあるだろうと思うのですが、最初の数球はトップ球を打ってしまったり、スライスボールを打ってしまいました。
せっかくのヘッドの寛容さがありながらも、私のスイングがバラバラなのだと思いました。
両手が何故かガチガチに固まってしまっているような感覚がしました。
なかなかまとまらない弾道を目で追いながら、今日はダメな日だな・・・。と思いました。
私のデタラメなスイングのせいで、このアイアンに申し訳ない気持ちが起こりました。
このアイアンが持っているであろう、寛容さを今日の私では充分に発揮させてあげることができませんでした。
『飛距離性能』という点では、まずまずだと思うのですが、今日はあまりにも私のスイングが悪かったせいか、このアイアンの飛びを強く感じることができませんでした。
とても構えやすくて美しい顔をしたアイアンだと、すごく馴染んでいけるのですが、今日はずっと拒絶反応が出てしまったような気がします。
今日のどんよりした気持ちが、そのまま弾道に表れてしまったのかもしれません。
『操作性』という点でも、本来はもっと球数をこなしていって、じっくりと確かめていきたかったのですが、なかなか次の球へいく踏ん切りがつきませんでした。
何故かため息ばかりが出てしまいました。
そのため息は、あまりにも美しくてフィーリングのいいアイアンに出会ったときのため息とは180度異なるため息です。
構えたときから、なかなかイメージが出せなかったので、色々な球を打ってみようという気が起こりませんでした。
ミズノですし、しかも『MP』の看板を引っ提げて登場しているので、おそらく素晴らしい性能をもったアイアンなのだろうと思うのですが、私は全く馴染むことができませんでした。
好感を持てるところも、なかなか見つかりませんでした。
他のメーカーのアイアンはともかく、MPアイアンでは、とても珍しいことです。
試打をしていて楽しいアイアンだと、ついつい球数も多くなってしまうのですが、今日は予定よりも早く切り上げてしまいました。
あまりこのアイアンのことを憶えていたくないな・・・。という思いが少し込み上げてきました。
聞くところによると、今年のMPアイアンは、先日試打した『MP-64』と、この『MP-H4』の2種類だけなのだそうです。
それを聞いて、今年のMPアイアンとは、あまり縁が無さそうだな・・・。と思いました。
私の気持ちは来年発売されるであろうアイアンに、既に切り替わっていました。
このMP-H4も、先日試打したMP-64も、私はあまり興味をもつことができませんでした。
勿論、これはあくまでも私の感想ですし、このMP-H4を好まれる方はたくさんいらっしゃるのかもしれません。
特にMPアイアンは難しい・・・。と、これまでずっと思い、敬遠されていて、『易しい』MPアイアンを待っておられた方には、とても魅力的に思えるのかもしれません。
これまでのMPアイアンのカテゴリーには当てはまりづらい、まさに『ニュータイプ』のアイアンといえるのではないでしょうか?
私は終始テンションがあがらず、むしろ下降気味で、気持ちがどんよりしていました。
気候もかなり過ごしやすくなり、練習日和の日が続きますが、今日はこのアイアンの試打を早めに切り上げて、いつも通り練習グリーンに向かいました。
できれば、このアイアンの印象を一旦クリアにして、また新たな気持ちでミズノのクラブに接していきたいと思いました。
今日はあまりいい内容の試打ができなかったのですが、その分も含めて、来年のMPアイアンに期待したいです。
ミズノ MP-H4 アイアン
- 2012年10月7日
- ミズノ
