ゴルフクラブ試打日記。          

ミズノ JPX EIII フェアウェイウッド

ミズノ JPX EIII フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは ミズノ JPX EIII フェアウェイウッド の3番 です。
Orochi Light
シャフトは Orochi Light です。
ロフトは15度、クラブ長さは43インチ、シャフトフレックスはSR、シャフト重量は48g、バランスはD1、キックポイントは先調子、クラブ総重量は313gです。
正面

ミズノJPXのフェアウェイウッドです。
比較的シンプルな外見ですが、ところどころにハイテクが組み込まれているのが解ります。
WAVE TECHNOLOGY

トゥ側には『WAVE TECHNOLOGY』の文字がありました。
ソールの溝

この波のようなソールの溝のことでしょうか?
この溝は、前のモデルから継承されています。
結構深い溝ですが、面積が小さくなっているように見えます。
この深さがおそらく適正なのだと思いますが、深さによって、どれくらい飛距離が変わってくるのか、興味があります。
今はクラブの調整機能がすごく発達していますが、いずれ溝の深さも調整できるようになるのかもしれない・・・。と思いました。
ネック長さ

ネックの長さはしっかりとありました。
調整システムが搭載されていないぶん、すっきりしていました。
フェース面のデザイン

フェース面のデザインは見慣れた感じがします。
昨年試打したドライバーは、クラウンマークとフェース面が同じデザインでしたが、このFWは違います。
このフェース面のデザインにも、メーカーのこだわりがあるのでしょうか?
シャローヘッド

かなりのシャローヘッドです。
MPだとちょっと違和感がありますが、JPXならば見慣れた感じがします。
ブランド毎のイメージ戦略がきっちりとできているように思います。
MPが素晴らしいのは多くのゴルファーが知るところですが、JPXからも、昔から素晴らしいクラブがたくさん誕生しています。
顔

顔はちょっと特徴がありました。
ドライバー同様、フェースが被っているように見えました。
ある程度予想してはいましたが、少し苦手に感じました。
振り感

素振りをしてみると、かなり軽く感じます。
フレックスがSRということもあると思うのですが、シャフトもかなり軟らかく感じました。
気持ち良く振るというよりは、やや合わせにいく感じで振りました。
とにかくタイミング重視で振っていこう・・・。と思いました。
構え感

ボールを前にして構えた感じは、まずまずだな・・・。と思いました。
フェース面の被りも見えましたが、それよりも『出っ歯』なところが目立っていました。
もう少し出っ歯が弱いほうがいいな・・・。と思ったのですが、FWならば許容範囲かな?という思いもありました。
今日は直打ちで試すことにしたので、球を拾いやすくなるメリットもあるのかな?と思いました。
ただ、左へは引っかけないようにしよう・・・。と自分自身に言い聞かせました。
試打を開始しました。
フェース面

『打感』は、まずまずでした。
ややしっかりめでした。
打球音

『音』は高めでした。
少し耳にくる感じでした。
もう少しおとなしめのほうが良いです。
トゥ側

球はあがりやすいです。
ただ、高弾道というほどではなく、スピンも抑えられている感じがしました。
ソールにある溝が威力を発揮しているのかもしれません。
見た目の印象と弾道のイメージがちょっと合っていませんでしたが、タフな印象はありませんでした。
親しみやすいタイプのFWだと思います。
バックフェース

『安定性』はまずまずでした。
球がつかまりやすいので、真っ直ぐ飛びやすいという方も多いかもしれません。
私にはつかまり過ぎる感じがしたので、ずっと注意しながら打っていました。
シャフトも物足りない感じがしました。
飛距離性能

『飛距離性能』は、なかなか優れているな・・・。とは思いましたが、今はハイレベルな争いになっているので、特別秀でているとは正直思いませんでした。
驚くようなことはなく、淡々と打っていました。
操作性

『操作性』は、まずまずでした。
球はつかまりやすいのですが、右に曲げることもできました。
しかし、このクラブの性格からして、それほど自在に操るのはあまり得策ではないと思いました。
ヒール側

ニューモデルではありますが、特別大きな印象が残るという感じはしませんでした。
前のモデルのアレンジ版といった印象をもちました。
様々なハイテクが搭載されているとは思いますが、強い個性を感じることはありませんでした。
ミズノ JPX EIII フェアウェイウッド

これからのクラブに期待していきたいです。