ゴルフクラブ試打日記。          

マルマン マジェスティ PRESTIGIO Ⅷ ドライバー

MARUMAN MAJESTY PRESTIGIO Ⅷ DRIVER
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブはマルマン マジェスティ PRESTIGIO Ⅷ ドライバー です。
MAJESTY LV710
シャフトは MAJESTY LV710 です。
ロフトは10.5度、クラブ長さは47インチ、シャフトフレックスはSR、シャフト重量は40g、トルクは5.0、バランスはD3、クラブ総重量は265gです。
正面

マルマンマジェスティシリーズのドライバーです。
マジェスティのイメージに合う、ゴールドがとても美しいです。
昨年、『黒いタイプ』のドライバーに出会いましたが、このモデルは本来のマジェスティらしい感じがします。
側面

これまでのモデルにも共通していることですが、この圧倒的な美しさは目を惹きます。
ゴールドが眩しいです。
かなり高級感があります。
国内はもとより、海外のセレブリティゴルファーの人気を集めそうです。
PRESTIGIO

バックフェース寄りに、『PRESTIGIO』と記されたアクセサリーのようなものがついています。
凹んでいるので、ウェイトの役目を果たしているのかな?と思いました。
ネックの長さ

ネックの長さは普通です。
こうして見ても、ヘッドの大きさを感じます。
マジェスティらしいところです。
ゴールド仕様=高反発モデルというイメージがあるのですが、このドライバーはどうなのでしょうか?
オリジナルグリップ

オリジナルグリップは、なかなかいい感じです。
グリップ力があって、滑りにくくなっています。
いずれ、ヘッドと同じように『ゴールド仕様』のグリップも登場するのかな?と思いました。
シャローヘッド

予想通りのシャローヘッドです。
これまでのモデルと共通するところです。
マルマンのディープタイプは、コンダクターということになるのだと思います。
美しいクラウン

ソールだけでなく、このクラウンの美しさも高級感を高めています。
すごく丁寧といいますか、繊細に作られている感じがしたので、尋ねてみると、やはり日本製ということでした。
クラブに対して、『見た目』にこだわる方はとても多いと思います。
しかし、その好みは人によって大きく異なると思います。
私はゴールド仕様でピカピカ光るタイプを求めてはいませんが、このようなタイプが好きな方もたくさんいらっしゃると思います。
この圧倒的な高級感が所有欲を満たしてくれることもあると思います。
フェース面のデザイン

フェース面もすごく綺麗で、凝ったデザインになっています。
どこまでメーカーが『美』に対してこだわっているのだろう?と思いました。
こういった隅々まで行き届いた気配りも、マジェスティのいいところだと思います。
色々なメーカーのクラブを試打していると、時にはチープに見えてしまったり、造りが雑に感じてしまったりすることもありますが、このドライバーにはそれが皆無です。
顔

顔も個性的です。
私が求めたい顔とは違うのですが、この易しさを感じさせながらも、高級感あふれる顔に魅力を感じられる方も多いのではないでしょうか?
シャロー感があり、つかまえ顔だと思いました。
予想していた通りの顔でした。
振り感

素振りをしてみると、かなり軽いですし、シャフトも軟らかいです。
フレックスは『SR』ということでしたが、かなり軟らかく感じました。
この軟らかさや軽さも、マジェスティらしいところだと思います。
ハードスペックはコンダクターということでいいのでしょうか?
このような高級感あふれるタイプのクラブを求めておられる方に合いやすいようにメーカーが設計しているのだと思いました。
構え感

ボールを前にして構えてみても、独特の雰囲気があります。
こうして構えたときのほうが、『つかまり感』が強く感じられました。
左には行っても、右には行きにくいだろうな・・・。と思いました。
球も高くあがりやすそうな感じがしたので、『ハイフック系ドライバー』といったところかな?と思いました。
私が好む構え感とはちょっと違うのですが、最新モデルのマジェスティは、これでいいのだと思いました。
『振り感』や『構え感』などから、私には合いづらいところもあったので、まずはこちらの主張を通すのではなく、このクラブの感触を確かめながら振っていこう・・・。と思いました。
試打を開始しました。
フェース面

『打感』は少し硬めだと思いました。
結構はっきりしています。
打球音

『音』は少し大きくて高めでした。
しかし、これくらいであれば『許容範囲内』だと思いました。
私は違う音を好みますが、このようなはっきりした音を好まれる方も多いのではないでしょうか?
トゥ側

球はとてもよくあがりました。
かなりの高弾道で、球がなかなか落ちてきませんでした。
タフな感じはしませんでした。
バックフェース

『安定性』は、なかなか高いな・・・。と思いました。
かなりソフトスペックではありますが、予想していたよりは球をまとめることができました。
スイートエリアも広いと思いました。
構えたときに左に巻いてしまわないように、少し警戒していたのですが、思っていたよりも巻き込むことはなかったので、易しく感じました。
このような大型ヘッドには、やはりある程度の『つかまりの良さ』がないと、方向性はもちろん、距離も望めないのかな?と思いました。
飛距離性能

『飛距離性能』は、なかなかいい感じでした。
強く振ってしまうと、どうしても高くあがりすぎてしまう感じがしたのですが、このスペックのドライバーでは高いポテンシャルともっていると思いました。
フェースも力強くボールを押し出してくれますし、長尺との相乗効果も、かなり期待できると思いました。
キャリーを確実に稼いでいきながらも、ランも期待できそうです。
ボールの『推進力』を感じられるドライバーです。
操作性

『操作性』という点では、やや扱いづらいところがあったのですが、一応トライしてみました。
練習場では何とかできましたが、コースではちょっとリスキーかな?と思いました。
このような高級感あふれる美しいドライバーは、あまり細工をせずに素直に振っていくほうがいいように感じました。
マルマン マジェスティ プレステジオ ジ・エイス ドライバー

見た目の美しさや高級感がすごく目立っていますが、性能にもこだわってつくられているように感じました。
ソフトスペックではありますが、軟弱な感じはせずに、一本芯が通っているドライバーだと思いました。
MARUMAN MAJESTY PRESTIGIO Ⅷ DRIVER

エグゼクティブゴルファーの方で、距離にもこだわっていきたい方に試していただきたいと思いました。
MARUMAN MAJESTY PRESTIGIO Ⅷ DRIVER

マルマンの高級ブランド、マジェスティということもりますし、この高級感あふれる外観から、かなり高価なのではないかな?と思い、値段を尋ねてみたのですが、やはり高価でした。
私にはとても手の出せない金額でした。
しかし、ただ高いだけでなく、メーカーの高い技術がたくさん組み込まれ、精度の高いクラブ造りをしているのだと思います。
これまで外観は高級感がありながらも、実際に試打してみるとチープに感じるクラブにもたくさん出会ってきました。
価格に見合っていないクラブだと思うこともよくありました。
しかし、このドライバーにはそのようなことは感じませんでした。
かなり価格が高めなので、コストパフォーマンスということで考えてみると、決して高くはないのかもしれませんが、それ以外の魅力がギュッと凝縮されているように感じます。
MARUMAN MAJESTY PRESTIGIO Ⅷ DRIVER

大人の為のブランド、クラブだと思いました。
私にはまだまだ早すぎると思いましたし、スペック的にも合いづらいのは最初から解っていたので、試打するかどうか一瞬迷ってしまったのですが、試打してみて良かったな・・・。と思いました。
いつもとは違う感覚で試打をしてみたのですが、こういったクラブもアリだな・・・。と思いました。
マルマンの良さ、そしてメイドインジャパンの確かさを感じました。