ゴルフクラブ試打日記。          

ナイキ VAPOR フレックス ドライバー

ナイキ VAPOR フレックス ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは ナイキ VAPOR フレックス ドライバー です。
Vapor
シャフトは Vapor です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は60g、トルクは3.9、バランスはD3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は317gです。
正面
ナイキの新しいドライバーです。
先日、VAPOR スピード というドライバーを試打することができたのですが、今日はまた違うモデルです。
こちらも、黄色がよく目立つデザインになっています。
側面
こうして見ても、やや平べったい感じもしますが、今はこれくらいが一番多いのかもしれません。
VAPOR スピード ドライバー よりは、ディープな感じがします。
ソールのアクセサリー
この丸い筒のような物は何なのでしょうか?
ウェイトの役目を果たしているのでしょうか?
とても個性的なデザインです。
ネック長さ
ネックの長さは普通だと思いました。
ショートネックというほどではありませんでした。
ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されていました。
ナイキのドライバーであれば、『標準装備』ということになるのでしょうか?
9.5 NEUTRAL
試打するのは、この『9.5 NEUTRAL』のポジションです。
他にも色々と変えられそうですが、正直私はあまり興味がありませんし、試打するのであれば、まずはこの『ノーマル』の位置がベストだろう・・・。と思っています。
FLEX FLIGHT
ソールには『FLEX FLIGHT』と記されたパーツのような物がありました。
プラスチックのような質感で、正直チープに見えました。
もっと違う物質を使うか、無いほうがいいような気もしました。
新しいうちはまだいいのですが、使っていくうちにどんどん傷などが目立ってくるだろうな・・・。と思いました。
『使い減り』するタイプだろうな・・・。と思いました。
私はもっとスッキリしたほうが好きですが、このメカニカルなところに魅力を感じておられる方も多いのかもしれません。
FLEX FLIGHTということは、飛びを変えられるということでいいのでしょうか?
ソールの溝
ソールには溝がありました。
これは VAPOR スピード と共通するところです。
シャローバック
シャローバック形状です。
今のドライバーの中では、結構ディープなほうかもしれませんが、やはりシャローなタイプだと思います。
顔
ナイキらしい『洋なし顔』です。
VAPOR スピード は丸顔でしたが、このフレックスドライバーは洋なし型で、やや面長な感じがします。
この顔のほうがナイキらしい感じがします。
振り感
素振りをしてみると、ややソフトスペックではありますが、それほど不安に感じることはありませんでした。
あまり振りにいかず、まずはタイミングを重視していこう・・・。と思いました。
構え感
ボールを前にして構えてみても、なかなかいい感じでした。
先日試打した VAPOR スピード ドライバーよりも、私はこちらのほうが構えやすいと思いました。
やや逃がしタイプの顔で、左への不安を和らげてくれる感じがしました。
気持ちよく振っていけそうな予感がしました。
球も、高~くあがるというよりは、少し抑えていけそうでした。
試打を開始しました。
フェース面
『打感』はマイルドな感じで好感がもてました。
スピードを試打したときに、いい印象が残っていたので、このドライバーもおそらく同じような感じだろう・・・。と思っていました。
なので、特別驚くようなことはなかったのですが、期待を裏切られなかったので、好感がもてました。
打球音
『音』も大きすぎず、いい感じでした。
インパクトが緩むこともありませんでした。
トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、まずまず・・・。だと思いました。
それほど高弾道とか、浮きやすいという印象はありませんでした。
しっかりと振っていって高さを出していけるタイプのドライバーだと思いました。
明らかにヒッター向けだと思いました。
バックフェース
『安定性』という点では、今のドライバーの中では、少し正直なところがあるかな?と思いました。
すごくシビアで、ミスに対して敏感に反応する・・・。という印象はなかったのですが、高い直進性があるタイプではありませんでした。
スピードドライバーよりは、明らかに要求してくるものが高いと思いました。
飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなかいい感じでした。
スピンを抑えた、強い球を打つことができました。
高性能だと思いましたが、この飛びは予想していました。
スピードドライバーよりは、タフなタイプなので、球があがりきらずに距離が稼げない・・・。という方もいらっしゃるかもしれません。
ある程度のHSは必要だと思いました。
操作性
『操作性』はいい感じでした。
スピードドライバーがオートマチックな印象が残っていたので、このドライバーはどうなのかな?と思っていましたが、扱いやすくて好感がもてました。
スピードに比べて、『自由』だな・・・。と思いました。
曲げたい方向に素直に反応してくれました。
左につかまり過ぎないので、私は安心して打つことができました。
右に曲げることも容易でした。
ヒール側
ナイキのクラブは『ベーシック』『シンプル』というよりは、このように『メカニカル』といいますか『ハイテク感』を感じさせる物が多いです。
同じ機能であれば、なるべくシンプルな構造のほうが、私はいいと思っているのですが、このドライバーにはこれだけ賑やかなデザインになっています。
しかし、それにもそれなりの理由があるのだろうと思いました。
ナイキ ヴェイパーフレックス ドライバー
VAPOR スピード ドライバーもいいドライバーだな・・・。と思いましたが、私はこちらのほうが親しみがもてました。
これは人によって好みが大きく分かれるところだと思います。
洋なし型なので、ナイキらしいな・・・。と、ずっと思っていました。
NIKE VAPOR FLEX DRIVER
良くも悪くも、ナイキのクラブの特徴は『個性』だと思います。
他のメーカーがなかなかやらないことにトライするイメージが昔からあります。
それがいい方向にいけばいいのですが、私は昔から苦手に感じたことが多いです。
形状だけでなく、打感や音についても馴染めなかった時期が長く続きました。
しかし、今年のモデルは、なかなかいい感じです。
黒いヘッドに黄色がよく合っているな・・・。と思いました。
昨年の赤いヘッドよりは、この黒のほうが好感がもてます。
見とれるほど美しいとは正直思わなかったのですが、昔のモデルに比べ、すごく親しみやすさが増しました。
あとはもっと『質感』を高めていくべきだな・・・。と思いました。
テーラーメイドの『グローレ』のように、高級感溢れるブランドが登場してもいいんじゃないかな?と思いました。
ナイキのクラブは機能性がありますが、『質感』がやや物足りない感じがします。
そういったところにも、なかなか購買意欲が湧かない理由があるような気がします。
NIKE VAPOR FLEX DRIVER
このドライバーもVAPOR スピード同様、もし機会があればコースでも試してみたいと思いました。