ダンロップ スリクソン ZXiU ユーティリティ #2

目次

ダンロップ スリクソン ZXiU ユーティリティの2番を試打レビュー アイアンと同じ感覚で構えられるユーティリティアイアンを求め、昔からロングアイアンを使ってこられた方におすすめしたいユーティリティアイアン

ダンロップ スリクソン ZXiU ユーティリティ

先日、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブダンロップ スリクソン ZXiU ユーティリティ の2番 です。

 

N.S.PRO 950GH neo スチールシャフト

シャフトは N.S.PRO 950GH neo です。

ロフトは18度、クラブ長さは40インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は96g、トルクは1.7、バランスはD1、キックポイントは中調子、クラブ総重量は386g です。

 

Dunlop Srixon ZXiU Utility

スリクソンのアイアン型ユーティリティです。

昨年、4番を試打することができたのですが、今日は2番を試打する機会に恵まれました。

4番や3番は時々見かけますが、2番はなかなか見ないので、とてもラッキーです。

スリクソンは数少ない、『アイアン型ユーティリティ』を発売してくれているメーカーで、私はとても有難く思っています。

他のメーカーでは、アイアン型といっても、構えたときにアイアンには見えない物も多く、かといってウッド型でもなく、中途半端な物もあるのですが、スリクソンはしっかりと『アイアン』になっているところが気に入っているところです。

どのメーカーもそうだとは思いますが、ダンロップは私たちゴルファーの好みはもちろん、『気持ち』まで汲んでくれているメーカーだと思っています。

 

スリクソン ユーティリティ

2番アイアンというと、何だか特別なクラブのように思いますが、こうして見ると、他の番手と変わりません。

そして、メーカーによってはアイアンやユーティリティアイアンでも、番手によって『目に見える工夫の違い』があることもありますが、このクラブはこうして見る限り、そういったものは見られません。

番手は違っても、同じシリーズのクラブとして、統一感にこだわっているのではないでしょうか?

実際の所はどうか分かりませんが、昔からダンロップのクラブには、『一本筋の通った美学』のようなものが感じられます。


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『2』という刻印が眩しいです。

昔は普通に見られましたが、ユーティリティやフェアウェイウッドが充実してきて、見かけなくなりました。

ロフトが18度ということは、フェアウェイウッドでいうと、クリーク(5番ウッド)ということになるでしょうか?

製品誤差が無い前提で言うと同じロフトですが、重心深度が全く異なるので、『あがりやすさ』という点では、大きな違いがあると思います。

しかし、『操作性』や『ライン出し』ということでは、アイアン形状には大きなメリットがあります。

『ラインの出しやすさ』をとるか?

それとも『球の上がりやすさ』をとるか?

 

Golf hybrid clubs

おそらく今は多くの方が『球のあがりやすさ』を選択されると思いますが、私はビギナーの頃から、2番アイアンをバッグに入れていたので、今でもロングアイアンに対する抵抗感はないですし、狭くて難しい苦手なホールでスコアメイクできたのも、ロングアイアンのおかげだったと今でも思っています。

『ぶっちゃけ』球が充分にあがりきらなかったとしても、『ゴロ』でもいいから、フェアウェイとキープしてくれて、前に進んでくれたらいい・・・。という単純な発想で攻められたのが良かったのだと思います。

仮にナイスショットしたら、230~240y飛んだとして、それがミスで150yしか飛ばなかったとしても、残りの距離は7番やそれ以下のアイアンでグリーンを狙っていけることが多かったので、意外とパーが拾えました。

しかし、ラインが出せていないと、いくらボールがあがってよく飛んでも、O.B.やロストボールになってしまってはいきなりトラブル発生でパーは拾えません。

そういった苦い経験を昔からたくさんしてきたので、私はライン出しをよくします。

特に初めてラウンドするコースや、アップダウンがきつくスタイミーなホール、狭いホール、風の強い日などはライン出しが有効ですね。

それと『ライン出し』なので、飛ばさなくていい。自分の狙ったラインに沿って『そこそこ』飛んでくれればいい・・・。という発想になれるので、『飛ばさなければ』という余計なプレッシャーが無いですし、それが上手くいった原因のような気がします。

『スイングを緩める』というのではなく、『力を抜く』のでもなく、常に『余力を残してバランス良く振っていく』というのが、好結果に結びつくのではないでしょうか?

私はこれまで、ローハンディキャッパーやスクラッチプレイヤー、そして県アマチャンピオンなどのトップアマやプロともラウンドさせていただいたことがありますが、そういった方々を見ていて、そのように感じていました。

 

SRIXON golf clubs

少しプクッとしていますが、かなり絞り込まれた印象です。

多分中空だと思うのですが、空胴部分は限りなく少なくしているように見えます。

 

Golf equipment

この角度から見ると、かなりソールが主張していて、重心が低そうな印象を受けます。

クジラの頭のように見えてきました。

 

Golf gear

トップラインは少しだけ厚めですが、これくらいであれば、構えづらくなることは無いと思います。

 

Golf clubs for sale

ソール幅は少し広いですが、これくらいであれば、今の多くの7番アイアンと大差ないように見えます。

 

Top golf clubs

『山型』といいますか、これまで通りの『二分割ソール』です。

これは他のスリクソンアイアンにも見られる工夫です。

ここ最近のスリクソンアイアンの充実ぶりは凄まじいですが、その要因のひとつが、このソール形状にあるのではないでしょうか?

私も実際に打ってみて、ほぼ『万能』ともいえる、スゴいソールだと思います。

アイアンや重心の高さやウェイトなどによる、重心の変化もありますが、ソール形状の進化によって、難易度が大きく下がったのは間違いありません。

『芯の小ささ』よりも、球のあがりやすさ・ソールの抜けの良さを気にされる方が多いのではないでしょうか?

私はアイアン(だけでなく、地面にあるボールは全て)『ダウンブロー派』なのですが、それも、このソールならとても簡単に行える、オールマイティな一面も持ち合わせています。

 

DUNLOP golf clubs

こうして見ても、『二分割ソール』がよく分かります。

ソールに異材のようなものが組み込まれているように見えました。

ウェイトなのでしょうか?

どうやら『ワンピースタイプの中空』ではないようです。

 

Dunlop Srixon ZXiU Utility Neck Length

ネックの長さは標準的です。

こうして見ても、少しグースが利いているのが分かりました。

2番という番手で、かなりロフトが立っているので、グースにしないと球がつかまらないということなのでしょうか?

私はドライビングアイアン(1番アイアン)を所有していませんでしたが、2番アイアンからは使っていて、普通にストレートで、それで『ライン出し』をしていました。

しかし今はかなり研究が進んでいるので、グースにするメリットのほうが大きいのだと思います。

 

Dunlop Srixon ZXiU Utility club face

フェース面には、ダンロップ独特の工夫が見られます。

他のメーカーのミーリングと違い、個性的で、これには大きな理由があるのではないでしょうか?

アイアンは番手によって役目といいますが、目的が異なりますが、このユーティリティは統一感があって、好感が持てます。

 

Dunlop Srixon ZXiU Utility Golf Club with Tour Velvet Grip

ツアーベルベットが挿してあります。

できれば『SRIXON』のロゴが欲しかったですが、これは仕方ありません。

このままでも充分です。

ツアーベルベットは以前、とても安価でコスパも高い最高級のグリップでしたが、今は3倍くらい値段が跳ね上がってしまい、買いづらくなってしまいました。

しかし、これはツアーベルベットに限ったことではなく、他のグリップも一緒です。

早く以前のように価格が落ち着いてくれたらいいな・・・。と思います。

 

Dunlop Srixon ZXiU Utility: Swing Feel

素振りをしてみると、軽量感はあるものの、シャフトは頼りない感じはしないので、タイミングを合わせやすいです。

今はこの軽量感こそが、スタンダードなのかもしれません。

 

Dunlop Srixon ZXiU Utility Stance

ボールを前にして構えてみて、「うわぁ、懐かしいなぁ・・・。2番アイアンはこういう顔だったよなぁ。」と、思わず呟いてしまいました。

この『絶壁感(ロフトの立ち方)』。

適度な小振り感。

2番アイアンは同じアイアンのモデルでも、『異質』といえる存在ですが、それはこの顔にあります。

私はホンマのPP-727というアイアンを2番から11番・そしてSWを所有していたのですが、その頃アイアンは通常は3番からで、2番を入れる人も普通にいました。

なので、今も昔のロングアイアンを使っておられた方はたくさんいらっしゃると思うので、このクラブを構えて私と同じように、懐かしく感じる方がいらっしゃるのではないでしょうか?

このように18度という、ロフトの立ったアイアンだと、『レベル』とか『下からしゃくりあげる』というイメージでは全く浮いてくれませんでした。

常に『上から』です。

上から潰していって、スピンをかけてボールを上げて距離を出していく・・・。といったところでしょうか?

こういったところは、野球のバッティングと共通しているのかもしれません。

試打を開始しました。

ダンロップ スリクソン ZXiU ユーティリティ 打感

『打感』は、好感が持てました。

『中空アイアン』として考えると、トップクラスといっていい打感です。

中空独特の、あのペチャっとした打感はあるのですが、それが薄まっているように感じられました。

中空の良さを引き出しつつ、なるべく打感を損なわないよう設計されているのかもしれません。

 

ダンロップ スリクソン ZXiU ユーティリティ 音

『音』は中空らしい独特な音です。

 

Dunlop Srixon ZXiU Utility - Easy to lift

『球の上がりやすさ』という点では、中空という『易しさ』を追求したクラブではあるものの、やはりロフトが立っているので、ある程度のハードルの高さはあるのは間違いありません。

18度という、同じロフトなら、やはりクリークなどのほうが、球が上がりやすくて効率的なのかもしれません。

私はウッド系(特に直打ち)では、球はよくあがってくれるものの、ライン出しはちょっと苦手なのですが、ウッド系でライン出しを得意にされている方はたくさんいらっしゃいます。

そういった方にも、このクラブよりはフェアウェイウッドなどのほうが相性は良いのではないでしょうか?

 

Dunlop Srixon ZXiU Utility: Stability

『安定性』という点では、同じシリーズのクラブでも、シビアさは多少増幅しているような気がします。

しかし、昔の2番アイアンを毎日『蛍の光』が流れるまで、練習場で打っていた者としては、ずいぶん寛容であがりやすくなっているように感じます。

昔なら、『あがらなくて当たり前』『曲がって当たり前』と思っていたロングアイアンですが、その感覚が、このクラブにはありません。

いい感じで『そこそこ』の球を打たせてくれる・・・。といいますか、常に90~100点の球は打てなくても、60点以上ならいつでも打てるなぁ・・・。という感覚です。

軽量スチールが挿してあるので、球のあがりやすさが向上し、それが結果的に安定感にもつながっているのかもしれません。

 

ゴルフクラブ 評価 レビュー

『操作性』という点では、普通といったところでしょうか?

構えたときは、いろいろな曲線をイメージできたのですが、実際に打ってみると、ほぼストレートの球が続きました。

ヘッド内部に、この安定性につながる見えない工夫がされているのかもしれません。

中空らしい、良い意味での『球持ちの悪さ』といったらいいでしょうか?

フェースにボールが乗る感覚ではなく、バチーンと弾いていく感じがするので、それに慣れていかないと、なかなか操作性はあがってこないのかもしれません。

たくさんのクラブを試打していると、もっと球数と時間をかけていけば向上していくなぁ・・・。と思えるクラブと、これ以上やっても良くならない・・・。と思えるクラブに出会うのですが、このクラブは前者です。

 

ユーティリティアイアン 試打 感想 レビュー

『飛距離性能』という点も、普通といいますか、それほど秀でていない感じがしますし、メーカーもあえてそうしているのではないでしょうか?

直打ちでもティアップでも18度というロフトで飛ばしていくのであれば、フェアウェイウッドのほうが合理的ですし、高い確率で成功すると思います。

弾道の高さも全く違います。

それではなぜ、このようなロフトの立ったユーティリティアイアンを使うのか?

それは先ほども書きましたが、『ライン出しのしやすさ』と、例えミスしても、それをリカバリーできるという長所があります。

飛距離第一ではないからこその易しさがある・・・。と私は思っていて、特にアイアン系のクラブではそれが強いです。

浅重心だからこそ、そしてヘッド体積が小さいからこそのメリットもあると感じています。

 

ロングアイアンレビュー

今は2番アイアンを作っているメーカーは無いと思いますし、市場にも出回っていません。(中古ショップに行けば見つかるのかもしれませんが・・・)。

今はマッスルバックアイアンも、ほぼ『数量限定』ですし、この『2番ユーティリティ』はどうでしょうか?

メーカーも、おそらくそれほどたくさんの受注を見込んではいないと思いますが、それでもこのようなクラブを必要としている人は昔から多くいるので、そのニーズに応えた形で発表されたのではないかな?と思いました。

 

スリクソン ユーティリティアイアン

誰にでも親しみやすく、打ちやすいアイアンではない・・・。

しかしだからといって、気難しい近寄りがたいタイプでもない・・・。

特に2番アイアンを使っておられた方にとって、格段に球があがりやすくなっていて、寛容さもアップしていると感じられるのではないでしょうか?

 

ダンロップ 試打

私たちゴルファーのリクエストに対して、より細かく応えてくれているのが、日本の老舗メーカーであるダンロップです。

今も大人気でしたが、昔から人気がとても高かったです。

特に私は『MAXFLI』というブランドが大好きでした。

 

高性能クラブ

今年は『ゼクシオの年』だと思うので、スリクソンのニューモデルは来年になるのかもしれません。

私はゼクシオのクラブよりも、スリクソンのほうが親近感をもっていますが、ゼクシオのクラブも良いものがたくさんあるので、今から楽しみです。

これからもダンロップは、私たちゴルファーをワクワクさせてくれるクラブを作り出して欲しいです。

メーカーが違うので何ともいえませんが、BSのツアステのような、『圧倒的な存在感』をスリクソンに期待しています。

そうなると、私の『ツアステへの未練』を断ち切ることができるかもしれません。

スリクソンには、これからも私たちゴルファーをワクワクさせてくれるようなクラブを作り続けて欲しいです。

このクラブが気になる方は こちら icon をご覧ください。

構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
音・・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P


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※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)

スリクソン ZXiU ユーティリティ 徹底レビュー|アイアン型の新次元を実現した最新モデル

はじめに

2024年11月に発売されたダンロップ スリクソン ZXiU ユーティリティは、「i-FORGED(アイフォージド)」技術による史上最高の打感と、進化した「MAINFRAME」により驚異的なボールスピードを実現したアイアン型ユーティリティです。前作ZX MK2 ユーティリティから大幅に進化を遂げ、アスリートゴルファーから高い評価を得ています。

本記事では、スリクソン ZXiU ユーティリティの詳細なスペック、実際の試打データ、ユーザーの口コミ評価、そして最適なゴルファー像について、公式情報と実証データに基づいて徹底解説します。

スリクソン ZXiU ユーティリティの基本スペック

製品概要

  • メーカー: ダンロップ(DUNLOP)
  • ブランド: スリクソン(SRIXON)
  • モデル名: ZXiU ユーティリティ
  • 発売日: 2024年11月
  • 構造: 中空構造のアイアン型ユーティリティ
  • 製造: MADE IN JAPAN
  • ルール適合: 新溝ルール適合モデル

番手・ロフト・スペック詳細

番手ロフト角ライ角クラブ長さ(カーボン)クラブ長さ(スチール)
#218°61.0°40.0インチ39.5インチ
#320°61.5°39.5インチ39.0インチ
#423°62.0°39.0インチ38.5インチ

ヘッド仕様

  • フェース素材: クロムバナジウム鋼
  • ボディ素材: 軟鉄(S20C)+ タングステンニッケル合金
  • フェース製法: CNC加工
  • ボディ製法: 軟鉄鍛造
  • 仕上げ: ミラー+サテン+フェースレーザー+メッキ


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主要技術・特徴

1. i-FORGED(アイフォージド)技術

スリクソン史上最高の打感を実現する新技術「i-FORGED」をトップブレード部に採用。コンデンス鍛造により、従来にない心地よい打感と優れた操作性を両立しています。

2. 進化したMAINFRAME

フェース周辺に配置されたスピードグルーブと、打点分布に合わせた最適フェース肉厚分布設計により、大きなたわみを生み出し驚異的なボールスピードを実現。鋭い飛び出しでボールスピードアップを図っています。

3. 最適化されたフェース設計

最適化されたフェースの肉厚設計と熱処理により、打感と飛距離性能の向上を実現。中空構造による高い弾道と安定した飛距離を提供します。

4. スイング軌道対応バンス角設計

スイング軌道に合わせてバンス角を最適設計し、さまざまなショットで芝との接触を最小限に抑制。キレのある打感とさらなる安定性を発揮します。

シャフトバリエーション・価格

1. Diamana ZXi for HYBRID カーボンシャフト

  • 価格: 38,500円(税込)/ 35,000円(税抜)
  • 番手: #2、#3、#4
  • 調子: 中調子
  • フレックス: S、SR、R

適応ヘッドスピード目安

フレックス適応ヘッドスピード
S40m/s ~ 48m/s
SR37m/s ~ 45m/s
R33m/s ~ 42m/s

2. N.S.PRO 950GH neo スチールシャフト

  • 価格: 35,200円(税込)/ 32,000円(税抜)
  • 番手: #2、#3、#4
  • 調子: 中調子
  • フレックス: S、R

適応ヘッドスピード目安

フレックス適応ヘッドスピード
S41m/s ~ 49m/s
R37m/s ~ 44m/s

グリップ仕様

全モデル共通で「ツアーベルベットフルラバーグリップ(バックラインなし、Golf Prideロゴ入り)〈49.5g/口径60〉」を標準装着。

実測データ・飛距離性能

トラックマン計測データ(#4・23°)

N.S.PRO 950GH neo (S) 装着時

項目測定値
ヘッドスピード39.2m/s
ボール初速55.7m/s
キャリー距離183.8y
トータル距離195.9y
打ち出し角14.4°
バックスピン4,122rpm
ミート率1.42

ヘッドスピード別飛距離目安

#3(20°)の場合

ヘッドスピードキャリー距離トータル距離
38m/s175y185y
42m/s185y195y
46m/s195y205y

#4(23°)の場合

ヘッドスピードキャリー距離トータル距離
38m/s165y175y
42m/s175y185y
46m/s185y195y

実際の試打評価・レビュー

総合評価: 9.4/10

専門メディアによる詳細な試打評価では、以下の項目で高評価を獲得しています。

評価項目点数詳細
構えやすさ9.5/10やさしい顔でお助け感があり安心して構えられる
飛距離性能9.0/10アイアン型UTとしてトップレベルの飛距離
弾道の高さ9.0/10地べたから高く上がり、#3でも問題なく上昇
つかまり9.0/10スムーズなターンでしっかりつかまる
操作性9.5/10ドロー・フェード・高さのコントロールが容易
打感9.5/10よくたわみ、軽快な弾きを感じる心地よい感触
やさしさ9.0/10ミドルアイアンを打つようなやさしさ

試打データから判明した特徴

  1. 初速が速い: 他社競合モデルと比較して明らかに初速が向上
  2. サイドスピンが少ない: 直進性に優れた弾道
  3. 打ち出し角が高い: 高弾道で攻めのショットが可能
  4. バックスピンは多め: グリーンで止まりやすい球質
  5. トップクラスの飛距離: 競合モデルより0.5番手程度の飛距離向上

ユーザー口コミ・評判

良い評価

T.T さん(40代・HDCP25・39m/s)

「やっぱりウッド型ユーティリティに比べるとアイアン型は難しいですが、なんとか打てました。このクラブなら使えそうです。」

KUني さん(50代・HDCP11・44m/s)

「トップ気味でも球が上がります。4番なら使えそうな印象でした。打感も良好です。」

RYOJI さん(50代・HDCP3・48m/s)

「ソールの抜けが良くて球が上がりやすいです。方向性もいいです。コントロール性能が素晴らしい。」

専門レビュアー評価

「ヘッドの大きさもちょうどいいサイズで、アドレスで後ろが見えないのが良い。打感も中空らしい柔らかさがあって非常に良い。パチーンと弾くのが好きな方には合わないかもしれないが、ブニュッと潰れる感触と控えめな音が特徴的。」

改善点・注意点

シャフト重量について

「もう少し重たいカーボンシャフトが欲しい。Diamana ZXi for HYBRIDの(S)でドライバーのヘッドスピードが41-44m/s程度だと、3番の長さでは少し柔らかすぎる感があります。」

長所・短所

長所

1. 優れた飛距離性能

  • アイアン型ユーティリティとしてトップレベルの飛距離
  • 競合モデルより0.5番手程度の飛距離向上
  • 高い初速と効率的なエネルギー伝達

2. 卓越した打感

  • スリクソン史上最高の打感を実現
  • i-FORGED技術による心地よい感触
  • オフセンターヒットでも良好な打感

3. 高い弾道と上がりやすさ

  • 地べたから高く上がる設計
  • #3(20°)でも問題なく上昇
  • 高弾道でグリーンを攻められる

4. 優秀な操作性

  • ドロー・フェードの打ち分けが容易
  • 高さのコントロールも可能
  • 短めにグリップすれば低弾道のライン出しも可能

5. 安定性とやさしさ

  • ウッド型ユーティリティのような安定感
  • アイアン型ならではの取り回しの良さ
  • プッシュや引っかけのミスが出にくい

短所

1. シャフト選択の制約

  • 標準シャフトが2種類のみ
  • より重いカーボンシャフトの選択肢が限定的
  • カスタムシャフト装着時の追加コストが発生

2. 価格帯

  • アイアン型ユーティリティとしては高価格帯
  • カーボンシャフト仕様では38,500円(税込)

3. 対象ゴルファーの限定性

  • ある程度のスイング安定性が必要
  • 非力なゴルファーには適さない場合がある

このクラブが合うゴルファー・合わないゴルファー

合うゴルファー

推奨対象

  1. 中級者から上級者(HDCP15以下)
    • アイアンがある程度得意
    • 5番アイアンまでバッグに入れている
    • スイングが安定している
  2. ヘッドスピード別適正
    • ドライバーHS: 38m/s以上
    • 7アイアンHS: 32m/s以上
  3. プレースタイル
    • 操作性を重視する
    • 攻めのゴルフを志向
    • アイアン型の取り回しを好む
  4. 技術レベル
    • ダウンブローで打てる
    • ライの判断ができる
    • 距離の打ち分けが可能

合わないゴルファー

非推奨対象

  1. 初心者・高ハンディキャッパー(HDCP20以上)
    • アイアンが苦手
    • スイングが不安定
    • ダフリやトップが多い
  2. 非力なゴルファー
    • ドライバーHS: 35m/s以下
    • 高弾道を求めるがパワー不足
  3. やさしさ重視
    • ウッド型ユーティリティの方が適している
    • ミスに対する寛容性を最優先する

競合モデルとの比較

主要競合モデル

  1. タイトリスト T200 ユーティリティ
    • 価格帯: 同等
    • 特徴: より低重心設計
  2. ピン G430 ハイブリッド
    • 価格帯: やや安価
    • 特徴: より高い寛容性
  3. テーラーメイド ステルス2 レスキュー
    • 価格帯: 同等
    • 特徴: カーボンフェース採用

ZXiUの優位性

  1. 打感の優秀さ: 競合モデルを上回る打感品質
  2. 操作性の高さ: アスリート向けの繊細なコントロール性能
  3. 日本製の品質: MADE IN JAPANの高い製造品質
  4. 飛距離性能: 同カテゴリーでトップレベルの飛距離

前作(ZX MK2)からの進化点

主要改良点

  1. ミスへの寛容性向上
    • オフセンターヒット時の飛距離ロス軽減
    • より安定した弾道
  2. 打感の大幅改善
    • i-FORGED技術による感触向上
    • より心地よいインパクト感
  3. 弾道の高さ向上
    • より高く上がりやすい設計
    • アプローチショットでの使いやすさ向上
  4. 安定感の向上
    • 方向性の安定性向上
    • 左右のブレ軽減

セッティング・カスタマイズ提案

推奨セッティング

アスリートゴルファー向け

  • シャフト: N.S.PRO 950GH neo (S)
  • 番手: #3または#4を1本投入
  • グリップ: 標準グリップで十分

パワーヒッター向け

  • シャフト: カスタムシャフト(100g台)推奨
  • 番手: #2、#3の複数本投入
  • 調整: ライ角・ロフト角のファインチューニング

技巧派ゴルファー向け

  • シャフト: Diamana ZXi for HYBRID (S)
  • 番手: #4中心の使用
  • カスタム: フェース角調整の検討

よくある質問

Q1: ヘッドスピードが40m/s以下でも使用可能ですか?

A: ヘッドスピード37-40m/sであれば、SRフレックスまたはRフレックスで十分使用可能です。ただし、35m/s以下の場合は上がりにくさを感じる可能性があります。

Q2: ウッド型ユーティリティとの使い分けは?

A: ZXiUは操作性と距離のコントロール性に優れており、ピンを狙う攻めのショットに適しています。ウッド型は寛容性が高く、確実に距離を稼ぎたい場面に適しています。

Q3: アイアンセットとの組み合わせは?

A: 5番アイアンまでセットに入れているゴルファーが、3番または4番のZXiUを追加するパターンが最適です。

Q4: 初心者でも使用できますか?

A: 基本的にはアイアンがある程度打てるレベル(HDCP15以下)を推奨します。初心者にはウッド型ユーティリティの方が適しています。

Q5: レフトハンドモデルはありますか?

A: はい、#2、#3、#4すべての番手でレフトハンドモデルが用意されています。

購入前のチェックポイント

試打時の確認事項

  1. 弾道の高さ: 十分な高さが得られるか
  2. つかまり具合: 自分のスイングに合ったつかまりか
  3. 打感: 好みの打感かどうか
  4. 操作性: 意図した弾道が打てるか
  5. 距離感: 期待する飛距離が得られるか

フィッティング推奨項目

  1. ライ角調整: スイング軌道に合わせた最適化
  2. シャフト選択: ヘッドスピードと振り感の適合
  3. グリップサイズ: 手の大きさに合わせた調整
  4. 番手選択: 既存クラブとの飛距離の整合性

まとめ

スリクソン ZXiU ユーティリティは、「i-FORGED」技術と進化した「MAINFRAME」により、アイアン型ユーティリティの新次元を実現した優秀なクラブです。

特に評価できる点:

  • アイアン型UTとしてトップレベルの飛距離性能
  • スリクソン史上最高の打感
  • 高い操作性とコントロール性能
  • 上がりやすい弾道設計
  • MADE IN JAPANの高品質

適用ゴルファー: 中級者から上級者で、アイアンがある程度得意で操作性を重視するゴルファーに最適です。特にヘッドスピード38m/s以上で、攻めのゴルフを志向するプレーヤーには非常に有効な武器となるでしょう。

価格は38,500円(カーボンシャフト仕様・税込)と決して安くありませんが、その性能を考慮すれば十分に価値のある投資と言えます。購入前には必ず試打を行い、自分のスイングとの相性を確認することを強く推奨します。


出典元:


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ダンロップ スリクソン ZXiU ユーティリティ #4

この記事の英訳文