ゴルフクラブ試打日記。          

ダンロップ スリクソン Z H85 ハイブリッド

ダンロップ スリクソン Z H85 ハイブリッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブ
ダンロップ スリクソン Z H85 ハイブリッド の4番 です。
Miyazaki Mahana
シャフトは Miyazaki Mahana カーボンシャフト です。
ロフトは22度、クラブ長さは39.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は58g、トルクは4.1、キックポイントは中調子、クラブ総重量は350g です。
正面
スリクソンの新しいハイブリッドです。
以前試打したドライバーやFW同様、シンプルでカッコいいデザインになっています。
側面
形状はオーソドックスです。
最近はシャロー系のハイブリッドが多いですが、このクラブはそれほどシャロー感が強くありません。
スリクソンらしい形状といっていいのではないでしょうか?
ネック長さ
ネックの長さは、しっかりとあります。
今のハイブリッドの中では、間違いなくロングの部類に入ります。
これだけ長さがあると、アイアンと同じように上から抑えこんで打っていけそうです。
ソールの凹み
ソールにある、この3つの凹みが目立っています。
これは以前試打したドライバーやフェアウェイウッドにも見られました。
どのような効果が期待できるのでしょうか?
顔
クセの無い、いい顔をしています。
スリクソンらしい美顔です。
安心できるといいますか、見ていてホッとする顔です。
大顔タイプを好まれる方には、小さく見えてしまうかもしれません。
クラウンの突起
クラウンにある、この突起も目立っていました。
これも、以前試打したFWに見られました。
おそらく大きな意味があると思うのですが、無くてもいいだろうな・・・。と思いました。
ノーマルディープ
標準的な厚みです。
シャローバック形状ではありますが、それほど極端ではなく、形も崩れていません。
球があがりやすそうな印象を与えてくれます。
フェース面の仕上げ
フェース面に派手さはなく、シブいデザインです。
この重厚な感じがたまりません。
オリジナルグリップ
装着されているグリップはツアーベルベットです。
ソフトなフィーリングで、とても良いです。
アイアンやウェッジはもちろん、どの番手のクラブにも合う、万能なグリップです。
振り感
素振りをしてみると、外見の印象よりはソフトスペックに仕上がっていることに気づきました。
シャフトフレックスはS(スティッフ)ですが、硬いという印象はなかったですし、全体的な重さもそれほどありませんでした。
これくらいが、今のS(スタンダード)スペックなのかな?と思いました。
構え感
ボールを前にして構えてみると、形が整っているのに加え、やや小顔な感じで、すごく良いです。
最近試打したハイブリッドの中でも、ピカイチの構えやすさをもっています。
アイアン好きが好む、ハイブリッド顔といっていいのではないでしょうか?
違和感などは全く無く、純粋に向き合える感じがしました。
試打を開始しました。
フェース面
『打感』はソフトというよりは、ややしっかりめですが、硬すぎず手に嫌な衝撃も残りません。
好感のもてる打感です。
打球音
『音』は、はっきりしていて、心地いいです。
こもった音ではなく、しっかりとインパクトのイメージを伝えてくれる音です。
こういう音で練習していると、上達スピードも速くなるような気がします。
トゥ側
球は、あがりやすいです。
このカッコいい外見から、ある程度タフさがあってハードルが高そうな感じがしますが、実際はそんなことはありませんでした。
見た目のカッコよさがありながら、ハードルが低く親しみやすい性能をもっています。
バックフェース
『安定性』は普通です。
直進性が高くミスに寛容なタイプだとは思いませんが、シビアさは全く感じませんでした。
普通に打っている限り、暴れにくいタイプのハイブリッドです。
飛距離性能
『飛距離性能』は標準的です。
特別よく飛ぶとは思いませんでしたが、スリクソンらしい、『狙って飛ばせる』タイプの実戦的なハイブリッドです。
操作性
『操作性』は高いです。
クセのようなものは全くなく、左右どちらにも対応してくれました。
すごく扱いやすくて心地いいハイブリッドです。
ヒール側
スリクソンらしい、シンプルでカッコいいデザインが特徴的ですが、打感や音も良く、すごくまとまっている印象をもちました。
是非コースでも試してみたい、優秀なハイブリッドです。