<左>GP-X2 <右>GP-X1
今日は、この2本のドライバーを試打しました。
試打クラブは グランプリ GP PLATINUM GP-X1 ドライバー と GP-X2 ドライバー です。
<上>GP-X2 <下>GP-X1
<左>GP-X2 のスペック
ロフトは9度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は313g です。
<右>GP-X1 のスペック
ロフトは9度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は313g です。

<左>GP-X2 <右>GP-X1
今日は、この2本のグランプリのドライバーを試打する機会に恵まれました。
グランプリのドライバーは、とても好感度が高いです。
飛行機のデザインが特徴的ですが、それよりも印象深いのが、その飛距離性能の高さです。
シャロー系のヘッドが多いですが、弾きが良くて、ポテンシャルの高さを感じるものが多いです。

<左>GP-X2 <右>GP-X1
こうして見ても、どちらもすごくデザインが似ています。
グランプリらしい、個性が感じられます。

<左>GP-X2 <右>GP-X1
ネックの長さは同じといっていいと思います。

<左>GP-X2 <右>GP-X1
顔の違いは少しあります。
X2のほうがフックフェースがきつい感じがします。
どちらもシャロー感の強い顔をしていますが、私は標準的なX1の顔のほうが好きです。
こうして見比べてみて、初めて気付いたのですが、X1のほうが少しだけ小顔に見えました。
それに対して、X2のほうがヘッド後方が少し伸びているように見えました。
X2のクラウンにある飛行機の模様も、X1には見られませんでした。

<左>GP-X2 <右>GP-X1
ヘッド後方にある、手裏剣のような物の位置も、同じところにあります。
もしこれがウェイトの役目を果たしているのであれば、今は『浅重心』が流行っているそうなので、次のモデルはもっとフェース寄りに配置されるようになるのでしょうか?

GP-X1

GP-X2
ボールを前にして構えてみても、私はやはりX1のほうが構えやすく感じました。
X2はフェースがよく被っているように見えます。
こういったシャロー系のヘッドでフックフェースは珍しくないですし、これまでも同様のクラブにたくさん出会ってきましたが、私はやはりスクエアか若干オープンフェースが好きです。
気持ちよく叩いていくには、フェースターンを怖がらせない工夫があるといいな・・・。と思っています。
どちらも、以前試打したことがあるので、特に緊張することはありませんでした。
テンションが次第に上がってきました。
試打を開始しました。

<左>GP-X2 <右>GP-X1
『打感』はどちらもいい感じではあるのですが、X2のほうがつかまりがいいせいか、しっかり感があるな・・・。と思いました。
逃がしていけるのは、明らかにX1だと思いました。

<左>GP-X2 <右>GP-X1
音には大きな違いはありませんでした。
どちらも音の広がりがある・・・。といいますか、インパクトの場所を把握しやすいと思いました。

<左>GP-X2 <右>GP-X1
『球のあがりやすさ』という点では、ほぼ互角だと思いました。

<左>GP-X2 <右>GP-X1
『安定性』という点では、私はX1のほうがラインも出しやすくて易しく感じたのですが、フックフェースを好まれる方にはX2のほうが合いやすいのかもしれません。
X1とX2の一番大きな違いは、やはりフェースアングルなのだと思いました。

<左>GP-X2 <右>GP-X1
『飛距離性能』という点では、私にはX1のほうが合いやすいと感じました。
X2もいい感じではあるのですが、ちょっと左に行きすぎる分だけ、距離をロスしてしまう感じがしました。
効率よく真っ直ぐ飛ばせるのは、X1だと思いました。

<左>GP-X2 <右>GP-X1
『操作性』という点では、どちらも操るタイプではないので、やや難しい感じがしました。
敢えていうならば、私はX1だと思いますが、どちらも意図的に曲げやすい感じはしませんでした。
今は多くの方が『曲げやすさ』よりも『曲がりにくさ』をドライバーに求めておられると思うので、そういった意味では、この2つのドライバーはとても優秀だと思います。
総合的に見ると、私はX1のほうが易しく感じられました。
デザインはすごく似ていますが、やはり性格の異なるドライバーなのだと思いました。
久しぶりにグランプリのドライバーに出会い、楽しい時間を過ごすことができました。
また何度でも試打を楽しみたいと思いましたし、日本の地クラブメーカーの実力の高さを実感しました。
海外にも地クラブメーカーというのはあるんだろうか?と、ふと思ってしまいました。
もし、あるのであれば、日本メーカーのクラブと打ち比べてみたいです。