今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは オデッセイ ヴァーサ #1 ホワイト です。
ロフトは3度、クラブ長さは34インチ、ライ角は70度、クラブ総重量は520gです。
白と黒がとても目立っている、オデッセイのニューパターです。
一時期、白いパターが流行りましたが、この白と黒のコンビネーションも良さそうな感じがします。
VERSAという単語を辞書で調べてみたのですが、載っていませんでした。
どういった意味があるのでしょうか?
シャフトに貼られているシールには『Assembled in China』と記されていました。
昔から他のクラブはともかく、パターだけは『MADE IN USA』が多かったですが、今は(といいますか、だいぶ前から)そうともいえないようです。
だから、価格も抑えられているのかもしれません。
ボールを前にして構えてみても、とてもいい印象をもちましたし、理にかなっているデザインだと思いました。
セッティングの精度が高まりやすいと思いました。
この白と黒が縦にデザインされているので、ラインに対して『直角』を出しやすいです。
白と黒が横になっているよりも、私はこの縦のほうが良さそうな気がします。
今度機会があれば、見比べてみたいと思いました。
ラインも出しやすく、これから転がるボールの『初速』もイメージしやすいと感じました。
試打を開始しました。
『打感』は予想していたよりもソフトで好感がもてました。
黒いフェース面なので、少し硬いのかな?を思っていたのですが、実際はそうでもありませんでした。
オデッセイパターのフェース面は『白』というイメージが強いですが、この黒いタイプもいい感じです。
ヘッドの白と黒の『順番』を守ると、フェース面は黒になるのでしょうか?
音はとても静かで、金属音のような音はしませんが、こういった音もアリなんだと思います。
余計なことをしないので、ボールの転がりに集中できます。
転がりもよく、スピード感が合いやすいです。
ただ、グリップがもうちょっと太いほうが私には合いやすいかな?と思いました。
私がフックラインのほうが得意・・・。ということもあるのですが、このパターはフックラインのほうが入りやすいように感じました。
スライスラインでは『気持ち』膨らませ気味にしたほうがカップインしやすいのかな?と思いました。
私はもうずっとベティナルディのマレットタイプのパターを使っていて、フックラインもスライスラインも同様に転がしていけるので、すごく気に入っているのですが、このパターはちょっと違っているようにも感じました。
しかし、使っていけばかなりアジャストはしていけそうです。
この白と黒のツートンカラーがとても印象的でしたが、改めてピン型パターはいいな・・・。と思いました。
私は今はマレットタイプを使っていますが、昔はPINGのアンサー2というパターを数年間使っていたので、とても懐かしく思います。
アンサー2は使っていけばいくほど、いい風合いになっていくのですが、このパターはどうなのでしょうか?
『使い減り』しないタイプなのでしょうか?
それとも使っているうちに、だんだんとくすんできてしまうタイプなのでしょうか?
私は白いヘッドのクラブを購入したことが無いので、よく解らないのですが、どうしても『日焼け』とか『色褪せ』ということが気になってしまいます。
元々白いクラブが、黄色く変色してしまうのはあまり好ましくありません。
しかし、今のところではありますが、このパターにはそんな心配はあまりしなくてもいいのかな?と思いました。
ピン型パターの特長は、何と言っても『ラインの出しやすさ』です。
ボールの飛び出すイメージが出しやすく、それを鮮明に頭に描いていけるところが強みです。
対してマレット型は『ボールを転がす』というイメージが出しやすいように思います。
『オーバースピン』のイメージも、マレット型のほうが私は出しやすいです。
どちらも魅力的ですが、今日は久しぶりにピン型パターを手にしたせいか、改めてピン型パターの良さを実感しました。
四角いヘッドで、丸いボールをコントロールしていけるところに、易しさを感じます。
『面』を、より意識できます。
今日は、結構長い時間、このパターでボールを転がしていたのですが、すごく馴染んでいきました。
時間に正比例する感じで、『手の一部』になってくれたような気がします。
私はずっとエースパターを変えていないですが、たまには気分転換の意味も込めて、このパターでラウンドしてみるのもいいな・・・。と思いました。
とても易しくてカップインの確率も上がるので、コストパフォーマンスという意味でも魅力的なパターです。
また何度でも試打してみたいです。
オデッセイ ヴァーサ #1 ホワイト
- 2013年9月5日
- オデッセイ
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