<左>AF-101 <右>AF-102
今日はこの2本のエポンのドライバーを試打しました。
試打クラブは エポン AF-101 と 102 ドライバー です。
<上>AF-101 <下>AF-102
シャフトはどちらも CRAZY BLACK 50 です
<左>AF-101 のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスは8.2(X)、シャフト重量は69g、トルクは3.1、キックポイントは中調子、バランスはD2です。
<右>AF-102 のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスは8.2(X)、シャフト重量は69g、トルクは3.1、キックポイントは中調子、バランスはD2です。

<左>AF-101 <右>AF-102
『EPON』の新旧ドライバーの打ち比べです。
どちらも、かなりハイレベルなドライバーであることは、私自身体感していることです。
記事には書いていませんでしたが、以前にもこのドライバーは同時に比較してみたことがありました。
しかし、シャフトが違っていたので、今度同じシャフトで試打出来れば記事に書こう・・・。と思っていました。
今日は、ようやくその日がやって来ました。
AF-102は、エポンの最新ドライバーで、その素晴らしさは、まだ記憶に新しいところではありますが、そもそも昨年の秋に『AF-101』という素晴らしいドライバーに出会っていなければ、今のようにエポンというメーカーのクラブには魅了されていなかったかもしれません。
以前、記事にも書いたのですが、生涯記憶に残り続けるドライバーです。
『AF-102』も確かに素晴らしいドライバーですが、『インパクトの強さ』という点では、明らかに『AF-101』です。
これほど心を揺さぶられたドライバーは、ちょっと記憶にありません。

<左>AF-101 <右>AF-102
こうして見ていても、どちらも言い尽くせないほどの美しい顔をしています。
魂が揺さぶられてしまいます。
これまでの好印象がどちらにも残っているせいか、とても叩いていきやすい顔をしています。
顔の印象は厳密にいうと、ちょっとだけ違いますが、ほぼ互角・・・。といった感じがします。
『美しい顔』をしたクラブはたくさんありますが、ここまで『安らぎ』を与えてくれるドライバーは、そう多くありません。
昨年初めて出会ったメーカーなのですが、気分的には『我が家』へ帰ってきたときの『リラックス感』を感じます。
全く緊張しなかったですし、両肩の力がうまく抜けているのが、よく解りました。

<左>AF-101 <右>AF-102
素振りをしてみても、やはりすごくいい感じです。
『エポン』と『ファイアーエクスプレス』の組み合わせもすごくいいですが、この『クレイジーシャフト』との組み合わせもすごくいいと思います。
『操作性』という点では、『ファイアーエクスプレス』よりも『クレイジーシャフト』のほうが、私は扱いやすい印象があるので、今日はかなり期待感が膨らみました。
まるでメトロノームのように・・・。というと、ちょっと大袈裟かもしれませんが、そう感じさせるほど、一定のタイミングで振っていくことが出来ました。
こうして素振りをしているだけで、ハイグレードなクラブは、こうもいい気持ちにさせてくれるものか・・・?と思います。
構えた時や素振りをした時に、どこか違和感を感じてしまうと、それが実際の弾道にも表れやすいですし、なかなか始動のタイミングもつかめないことが多いですが、今日は何から何まで全て心地良い感じでジャストフィットしている感じがしました。
今日はこの2本の極上のドライバーを手に出来ているだけで、すごく贅沢だと私は感じていました。

AF-102

AF-101
ボールを前にして構えてみても、やはりすごく構えやすいです。
何度もこの顔を見ていたいと思います。
『AF-102』も、すごくいいですが、
やはり『AF-101』はいい顔をしているなあ・・・。
と思いました。
日本には『世界遺産』に10箇所以上登録されている場所があると思うのですが、もしゴルフクラブに世界遺産のような物が設定されたならば、この2本は間違いなく登録されるべきだ・・・。などと考えていました。
いい物はいつまでも遺しておきたい・・・。と思います。
試打を開始しました。

<左>AF-101 <右>AF-102
『安定性』は、やはりどちらもかなりのハイレベルです。
次元が違う・・・。といった感じです。
かなり『ライン』に乗せていきやすいドライバーです。
ただ敢えてどちらかに差をつけるとするならば、『AF-102』のほうが、ほんの少しだけ『直進力』が強いような気がしました。
しかし、どちらもかなりのハイレベルでのことなので、『AF-101』が劣っている・・・。という感じは全くしませんでした。
このように叩いていってもブレることのないドライバーは、かなり信頼できます。
気持ちよく振り抜いていくことが出来ます。
日頃のストレスもボールと一緒にどこかへ飛んでいきました。

<左>AF-101 <右>AF-102
『球のあがりやすさ』という点では、どちらも『大ストライク』なのですが、敢えていうならば少し『AF-102』のほうかな・・・?と思いました。
どちらもかなりの高性能なドライバーでありながら、決して『タフ』過ぎないドライバーですし、親しみやすい感じがすごくするのですが、ほんの少しだけ『AF-102』のほうが上がりやすく出来ているのでしょうか?
実際のヘッドの性能など、詳しいことは解らないのですが、今日試打した限りでは少し『AF-102』のほうかな?と思いました。
しかし、球があがりやすいのは『AF-102』でも、どちらが好感を持てる弾道の高さか・・・?ということになると、それはまた別問題で、私は敢えて『AF-101』のほうが少し好感度が高い感じがしました。
気持ちよく叩いていけたせいか、どちらもすごくいい感じの弾道の高いボールを打たせてくれました。
やはり躊躇せずに、気持ちよくフィニッシュまで持っていけた時というのは、ボールの勢いがまるで違う感じがします。

<左>AF-101 <右>AF-102
『打感』という点では、『AF-102』のほうが、少しソフトな感じがしますが、『AF-101』の打感も私は大好きです。
普通、新しいモデルが出た時は、旧モデルの好感度が下がることも多いのですが、この『AF-101』については、まるで下がりません。
『AFー102』が、かなり素晴らしいドライバーであることは、もう『周知の事実』ではありますが、それでもこの『AF-101』は、『色褪せない魅力』を持っているドライバーだと私は思います。
どちらもかなり心地良い感触を楽しんでいけます。
何球も何球も球を打っていたくなります。
まるで疲れを感じません。
『操作性』という点では、ほんの少し『AF-101』のほうが、いい感じがしました。
両方とも、どちらかというと『操作性』よりは『安定性』のほうが秀でているドライバーだと思うのですが、『操作性』も決して低くはありません。
むしろ、かなり強力です。
しかも、今日はこの操作性の高い『クレイジーシャフト』が装着されているので、扱いやすさが『倍増』しています。
左右に曲げることも、とても楽しく行えました。
しかし、やはりあまり極端過ぎることはしないほうがいいような気がしました。

<左>AF-101 <右>AF-102
『飛距離性能』という点でも、今日の感じでは、はっきりと優劣をつけることが出来ませんでした。
店員さんの話によると、『AF-102』のほうが、少し距離が出せるようにメーカーが改良を加えている・・・。のだそうですが、実際にこうして比較しても、その言葉を額面通り受け取れない感じがしました。
それは『AF-102』が進化していない・・・。ということではなく、『AF-101』が、それだけ素晴らしいドライバーだということです。
今日、この2本を打ち比べる前は、少し『AF-102』のほうが飛ぶのかな?と予想していたのですが、実際はそれほど大きな違いを感じ取ることは出来ませんでした。
しかし、これはあくまでも練習場でのことなので、今度はコースで試してみたいと思いました。
やはりコースでこそ、こういった素晴らしいドライバーは、余計『映える(はえる)』のだと思います。
ひとつ確実にいえることは、どちらもかなりハイレベルで強烈な飛距離性能を持ったドライバーだということです。
今日は、この2本の素晴らしいドライバーを試打していて、あっという間に時間が経ってしまいました。
すごく楽しくて、夢中で打ち続けてしまいました。
打つ前は、もっと詳しくこの2本のドライバーの違いを検証してみよう・・・。と思っていたのですが、このドライバーの持つ楽しさに負けてしまい、エンジョイしてしまいました。
これからはおそらく『AF-101』と出会う機会が少しずつ少なくなってくるような気がしますが、出来ればずっと廃番にはなって欲しくないと思っています。
『AF-101』から『AF-102』は、『マイナーチェンジ』といえる感じがしますし、先ほども書きましたが、こういった素晴らしいクラブはいつまでも存在し続けて欲しい気がします。
ついつい感情移入してしまうところが、このメーカーのクラブにはあるのですが、私は一刻も早く『エポンユーザー』になって、四六時中手にしていたいと思いました。
今日のこの素晴らしい感触をずっと忘れたくないです。