ゴルフクラブ試打日記。          

エナ 飛王 PREMIUM アイアン

エナ 飛王 PREMIUM アイアン 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは エナ 飛王 PREMIUM アイアン の7番 です。
ENA 飛王 PREMIUM
シャフトは ENA 飛王 PREMIUM です。
ロフトは28度、クラブ長さは37.5インチ、シャフトフレックスはSR、クラブ総重量は339gです。
正面
ENA飛王シリーズの新しいアイアンです。
かなり高級感があります。
側面
全体的に丸みを帯びていて、それほどシャープな感じはしませんが、この『丸っこさ』が安心を与えているのかもしれません。
ポケット
ポケットの部分が、かなり大きいです。
今ではポピュラーになりました。
ソール幅
ワイドソールです。
トゥに比べヒールが、かなり絞り込まれているのが特徴的です。
重心距離が長そうな印象を受けます。
ネック長さ
ネックの長さは、しっかりとキープされていますが、かなりワイドソールなので、『頭でっかち』に見えました。
グースが利いているのも、よく解りました。
ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。
ノーマルな感じです。
オリジナルグリップ
オリジナルグリップも、なかなかいい感じです。
結構グリップ力があります。
振り感
素振りをしてみると、かなり軽く感じますが、これは予め想定済みでしたし、これまでも何度も経験しているので、特に苦手意識が芽生えてくることはありませんでした。
構え感
やや個性的な構え感ですが、強い苦手意識を感じることはありませんでした。
つかまりが良さそうな感じがしたのですが、この面長なところで、上手く相殺してくれるのではないかな?と思いました。
少し気を遣う構え感ではありますが、このアイアンの寛容さに期待して打っていくことにしました。
試打を開始しました。
フェース面
『打感』はまずまずです。
まったりとした感じです。
フェース面にボールを乗せて運ぶというよりも、弾き飛ばす感じです。
私がアイアンに求めたい打感とは異なりますが、このようなフィーリングもアリなのだと思います。
トゥ側
球はとてもあがりやすいです。
弾道も高いです。
できればもう少し抑え気味に打っていきたいな・・・。と思ったのですが、なかなか低く抑えることができませんでした。
この弾道の高さに魅力を感じられる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
グーンと高く打ち出していって、頂点から落としていくイメージを出しやすい感じがします。
バックフェース
『安定性』も高いです。
かなり寛容なアイアンです。
シビアさとは『全く無縁』といった感じがします。
飛距離性能
『飛びの性能』も名前通り、かなり優れています。
『名前負け』しないアイアンです。
球を打ちながら、どこまで飛んで言ってしまうんだろう・・・。と思うほどでした。
ここ数年のアイアンの特徴だと思いますが、かなり飛ぶので、『距離感』という概念を破壊するアイアンだと思いました。
今は、このように感じるアイアンが多くなりました。
操作性
『操作性』という点では、やや劣る感じがしました。
なかなか思うように曲げられませんでした。
このアイアンのように軽量タイプで極端なことをすると、ダブりなど悪い癖が出てしまうこともあるのですが、今日もそんな感じでした。
細工をせずに、このアイアンのもつ大らかさを最大限利用しながら打っていくほうが得策のような気がしました。
ヒール側
ENAの特徴がよく出ているアイアンだと思います。
ENAはベテランゴルファーに絞ったクラブ造りをしていますが、このアイアンもそのようなタイプだと思います。
幅広い層に対応できるようなクラブ造りをしているのではなく、最初から絞り込んでいるので解りやすいです。
ENA 飛王 PREMIUM アイアン
前のモデルも、かなり飛びの性能が印象的でしたが、このアイアンもその流れを汲んでいるように思います。
おそらく飛距離性能に大きな違いはないだろうと思うのですが、構えやすさや全体的な雰囲気などは、このニューモデルのほうが好きです。
ENA 飛王 PREMIUM アイアン
私が親しみを感じるタイプのアイアンではありませんが、たまにこのようなタイプのアイアンを試打してみると、いい刺激を受けるように思うこともあります。
なかなかこちらのイメージ通りにはいかないのですが、このアイアンがもつ『飛距離性能』と『曲がりにくさ』は大きな武器なのだと思います。
ENA 飛王 PREMIUM アイアン
ENAのクラブはあまり出会うことがありませんが、これからもどのようなクラブを発表してくれるのか、興味があります。
また試打する機会があれば試打してみたいです。