ゴルフクラブ試打日記。          

エスヤード XT ドライバー

エスヤード XT ドライバー 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは エスヤード XT ドライバー です。
GRAPHITEDESIGN XTオリジナルシャフト

シャフトは グラファイトデザイン XTオリジナルシャフト です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは46.5インチ、シャフトフレックスはS1、バランスはD1、クラブ総重量は299gです。
正面

全体的にピカピカしていて、高級感溢れるドライバーです。
エスヤードはとても美しいクラブが多いです。
今年に入ってから、T.388 とか、XVというアスリート色の強いドライバーに出会ってきましたが、このXTは本来のエスヤードらしいドライバーです。
側面

ミラー仕上げといいますか、このようにピカピカしたヘッドを好まれる方はとても多いと思います。
私はどちらかというと、艶消しなタイプのほうが好きなのですが、改めてこのヘッドの高級感・美しさを実感しました。
シャローヘッド

やはり・・・。といいますか、どちらかといえばシャローヘッドといっていいように思います。
T.388やXVのような立体感はあまり感じられません。
ヘッド後方の形状

ソールの後方が少し凹んでいました。
これにも深い理由があるのでしょうか?
月のようなアクセサリー

月のようなアクセサリーがとても美しいです。
これはエスヤードドライバーの特徴といっていいように思います。
物理的性能というよりも、美しさにこだわっているように感じましたし、テークバックをしやすくなるなどの精神的な効果があるのではないかな?と思いました。
セミシャローバック形状

セミシャローバック形状といっていいでしょうか?
すごく薄いということはないのですが、私にはやはり薄く見えてしまいます。
肉厚感は感じませんでした。
顔

ほんの少しフックフェースかな?と思ったのですが、特に気になるほどではありませんでした。
振り感

素振りをしてみても、予想通り軽いです。
しかし、これくらいの軽さも慣れているので、振りづらい感じはしませんでした。
シャフトフレックスも、S1ということでしたが、硬く感じることはありませんでした。
構え感

ボールを前にして構えてみても、今日は46.5インチという長さをあまり感じることはありませんでした。
46インチを超えると私の感覚では、かなり『長い』ということになるのですが、今日はそれを強く感じることがありませんでした。
『やや長尺』といった感じでした。
しかし、フックフェースが気になりました。
単に顔だけを見ていた時はそうでもなかったのですが、こうしてボールを前にして構えてみると、不安感が増大してしまいました。
少し呼吸が浅くなっているのを感じました。
左に気を付けなければ・・・。と思いました。
ただ、これは左方向への不安を常に抱えている私の印象であって、ボールを強くつかまえたいと考えておられる方には、構えやすいのかもしれません。
不安を感じながらも、試打をしてみることにしました。
試打を開始しました。
エスヤード XT  ドライバー
 
1球目は、やはりフックボールを打ってしまいました。
動揺がそのまま球筋に表れてしまいました。
やはりメンタルな部分がとても大きいと思いましたし、私の技量不足も感じました。
この結果は、クラブよりも私の心の有様が大きく関わっているのだと思いました。
このドライバーは少しフックフェースではありますが、本来はそれほどきつくはないので、あまり気にし過ぎないほうがいいのだと思いました。
こういった顔のドライバーは、これまでもたくさん出会っていますし、ある程度の経験を重ねているつもりでしたが、今日は1球目からミスをしてしまいました。
これが練習場で良かったな・・・。と思いました。
もしコースだったら、大きなトラブルになっていたと思います。
深呼吸をして気を取り直して、アドレスを微妙に変えて、再び試打を開始しました。
フェース面

打感はソフトでした。
抵抗感がとても少なく感じました。
打球音

音も小気味いい感じで、とても良いと思いました。
トゥ側

球はとてもあがりやすいですし、弾道も高めです。
よほどのミスをしないかぎり、球は自然と高くあがるように感じました。
バックフェース

『安定性』という点でも、高い性能をもっていると思います。
スイートエリアは広く、シビアな感じはしませんでした。
こういった易しいドライバーで、1球目からミスショットをしてしまった自分自身が恥ずかしくなりました。
長尺の難しさはあまり感じませんでした。
飛距離性能

『飛距離性能』という点では、このようなスペックを求めておられる方には、とても魅力的といえるドライバーなのではないでしょうか?
T.388やXVと違い、ベテランゴルファーの方に親しみやすいドライバーだと思います。
このヘッドがもつ弾きの良さと長尺の有利さが見事に合致したドライバーだといっていいのではないでしょうか?
ポテンシャルの高さを感じました。
操作性

『操作性』という点では、最初に抱いてイメージよりもいいと思いました。
私が普通に打っていけば、やはりフック系が出てしまいやすくなるのですが、スライス系にもチャレンジしてみたら、思っていた以上に易しく打つことができました。
ただ、それほど大きく右に曲がる感じはしなかったので、やはりこの顔の印象通り、球のつかまりがいいドライバーだと思いました。
ヒール側

これまでのエスヤードのイメージにピッタリと合う、高級感溢れるドライバーでした。
基本的な性能も高いと思いました。
ロフトが9.5度ということや、フレックスがS1というハードさは全く感じませんでした。
エスヤード XT  ドライバー

私がこういったタイプのドライバーを使うのは、まだまだ早すぎる感じがしますし、おそらく実戦で使うことはこれからも無いような気もするのですが、いい印象が残りました。