ウィルソン Ci7 アイアン

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今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは ウィルソン Ci7 アイアン の7番 です。
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シャフトは NS PRO950GH です。
ロフトは32度、クラブ長さは37.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は98g、トルクは1.9、バランスはD2、キックポイントは中調子です。
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ウィルソンのニューアイアンです。
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最近よく見られる『アンダーカットキャビティ』です。
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『ホーゼルの長さ』も最近のアイアンにしては、少し長めなのかもしれませんが、私はこれくらいが丁度いいように感じられました。
素振りをしても、やはり今の『スタンダード』といえる『振り心地』です。
これから益々、こういった感じのアイアンが増えていくのだろうと思います。
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ボールを前にして構えて感じは、やや大きめのヘッドと、そして何より『トップライン』の厚さが少し気になりました。
『グース』はそれほど強くない感じです。
全体的に、『構え感』は『まずまず』といった感じです。
構えづらい感じは全くしませんでしたが、見とれてしまうような美しい顔でもないように思いました。
試打を開始しました。
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『打感』は、『まずまず』といった感じです。
『吸い付くような』とか『球持ちがいい』といった感じの柔らかさではなく、手にしっかりと残る感じの感触だと思いました。
私の好みでいえば、打つのに夢中になるほどの感触ではありませんが、それほど大きく不満は残りませんでした。
最近は打感のいいアイアンが増えてきたように思いますが、このアイアンは正直『もうひとつ』かな・・・・?と思いました。
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『安定性』という点では、やはり『アンダーカットキャビティ』の長所が活かされた、ハイレベルなアイアンだと思いました。
今日は正直いいまして、打点はズレるわ、タイミングはバラバラだわ・・・・。と、かなり内容の悪いショットをしてしまったのですが、それでもこのアイアンはじっと堪えてくれて、あまりショットに影響させないでくれているように感じられました。
私の悪いスイングに愚痴も言わず、無言でずっと付き合ってくれているような感じがしました。
普段使っている『マイアイアン』ならば、容赦なく即座に私を『突き放し』にかかり、目も当てられないボールが出てしまうのですが、このアイアンはそれを極力抑えていてくれる感じがしました。
このアイアンに申し訳ないなぁ・・・・。と思いながら、何とかショットが持ち直すのを待っていました。
最近、夏の疲れがどっと出て、体調を崩し気味なせいか、元々の私のレベルが低いせいか解りませんが、やや『セミスランプ』状態に入っているのかもしれません。
私程度の低いレベルで『スランプ』というのも、おかしな話ですが、絶好調でないのは確かだと思います。
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『球のあがりやすさ』という点では、最近のアイアンらしいな・・・・。と思いました。
昔ながらの『ナチュラル』な感じというよりは、様々な技術が組み合わされることによって生み出された『サイボーグ的』な感じかな・・・?と思いました。
時折『薄目』に当たったりして、手に強く衝撃が残る感じがしたこともあったのですが、ボールは意外と上がってくれていて、手のしびれ感ほど、弾道は悪くない感じがしました。
球も拾いやすい感じがしますし、難しく感じるところがありません。
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『ソールの幅』も広すぎず狭すぎず、程良い感じです。
私にとってはちょうどいい感じの『低重心率』なアイアンだと思いました。
これより度を超してくると、おそらく難易度が上がってくるような感じがしました。
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『操作性』という点では、予想通りの感じ・・・。といいますか、見た目から伝わってくる感じの扱いやすさだと思いました。
このヘッドの大きさやクラブ全体の軽さなどから、微妙な『ニュアンス』を伝えづらい感じもしていたのですが、今日は何より私自身のレベルの低さが全ての原因だと思いました。
『スライス』『フック』も打ってみましたが、それほど曲がりやすい印象もせずに、どちらかというと『直進性』が強いアイアンなのかな?と思いました。
構えたときに、あまりいいイメージを頭に描くことができなかったのですが、それはこのアイアンのせいでなく、やはり私自身に原因があるのだと思いました。
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『飛距離性能』という点では、やはりよく飛ぶアイアンだと思います。
今ではこれくらいが標準なのかもしれませんが、あれだけ私がミスショットをしても、ボールは信じられないくらいよく飛んでいます。
ミスショットしたのに、こんなに飛んでいては何だか申し訳ない感じがします。
やはりこのアイアンの持つ『ポテンシャル』がとても高いのだと思いました。
時々いい感じの『ナイスショット』を打つこともできたのですが、『ミスショット』との『落差』といいますか『誤差』も比較的小さい感じがしましたし、この『飛び性能』に慣れることができれば、意外と早く『縦の距離感』がまとめやすい感じがしました。
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全体的に見ても、やはり今の標準的なアイアンなのだと思いますし、それほど変わった感じがしません。
今の潮流に乗った・・・・。といいますか、時代の流れに乗っているのだと思います。
それほど大きな個性は感じなかったのですが裏を返せば、それだけ今のレベルの高いアイアンがたくさんある中での、『高性能』といえるのかもしれません。
メーカー問わず、今のクラブはどれもレベルがすごく高いと思います。
ゴルファーの技術の進歩よりも、明らかにクラブの進化の方が加速していると思います。
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初めて『アンダーカットキャビティ』を見たときは、結構驚いたものですが、今ではすっかりと見慣れてきました。
次は一体どんなアイアンが登場してくるのでしょうか?
最近は殆ど見られなくなりましたが、『中空アイアン』が結構好きだったので、また見られると嬉しいな・・・・。と思います。
各メーカー、いろいろな研究が進んでいるはずです。
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本来なら、もっと球数を打って、このアイアンの実力を感じ取りたかったのですが、いかんせん使い手である、私自身がクラブに追いついていないので、また体調を整えてこのアイアンに挑戦したい・・・。と思いました。
今日は何だかこのアイアンに悪いような気がしました。
おそらくはもっと高いパフォーマンスを発揮できるのだろう・・・。とは思ったのですが、やはりクラブとゴルファーが『一体化』しなければ、いいショットは生まれないのだと思いました。
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今日は早めに素振りを済ませ、入浴をし就寝しようと思いました。
そして体調の回復を図りながら、自分自身のレベルアップに努めていきたい・・・。と思いました。
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近いうちに、またこのアイアンを手にしたいです。