SEDNA SD-02 アイアン

SEDNA SD-02 アイアン 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは SEDNA SD-02 アイアン の7番 です。
ダイナミックゴールド

シャフトは
ダイナミックゴールド です。
ロフトは34度、クラブ長さは36.5インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子、クラブ総重量は436g です。
正面

あまり手にすることのない、SEDNAのアイアンです。
馴染みがあまり無いメーカーのアイアンですが、このアイアンはすごくいい風合いが感じられました。
こうして見ていると、昔大人気だった、『ブリヂストン ツアーステージ HM-55』というアイアンを思い出しました。
側面

シャープな形状でありながら、しっかりと厚みも感じられますし、丸っこいところもあるので、とても親しみやすそうです。
私はやはり、ミラー仕上げよりも、このようなサテン仕上げのほうが好きです。
彫りの深さ

彫りの深さも、まずまずです。
キャビティアイアンの中でも、標準的な部類に属するのではないでしょうか?
ヒッティングポイント後方が肉厚になっているので、打感も良さそうです。
独特なヒール形状

この独特なヒール形状が珍しいと思いました。
どういった効果があるのでしょうか?
ソール幅

ソール幅は、ノーマルな感じです。
テーパーがあまり効いていない、昔ながらのアイアン・・・。といった感じがします。
ネック長さ

ネックは、やや短めに見えましたが、今ではこれくらいが標準的な長さのように見えます。
奇をてらった感じがなく、すごくシンプルで正統派な感じがしました。
構え感

ボールを前にして構えてみても、とても構えやすくて、いい感じでした。
セミラージでセミグースのアイアンだと思うのですが、構えづらい感じは全くしませんでした。
あくまでも私の好みとしては、もう少しグースの効きが弱いほうが安心して構えられるのですが、これくらいのグースであれば、何の不自然さも感じません。
変なクセのない、スッキリとした印象をもちました。
試打を開始しました。
フェース面

打感はとてもいい感じでした。
適度な柔らかさを楽しめるアイアンです。
薄っぺらくなく、しっかりとした厚みを感じられるので、すごく好感がもてました。
トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、標準的な感じがします。
不自然さは無く、ナチュラルに感じられます。
見た目とても整ったアイアンですが、タフな感じはしません。
球もきっちりと拾ってくれ、やや高めの弾道で飛んでいきました。
バックフェース

『安定性』という点でも、高いと思いました。
ラージサイズ・ワイドソール・・・。といった『易しさ』を前面に押し出したタイプのアイアンとはまたちょっと異なりますが、このアイアンは『自然な易しさ』といったらいいでしょうか?
構えやすさとバランスの良さが安定感を生んでくれているように感じました。
ラインを出しやすいです。
キャビティの易しさ・寛容さも充分感じ取ることができます。
飛距離性能

『飛距離性能』という点では、今のアイアンの中では、比較的飛ばないほうかもしれません。
いわゆる『ノーマルタイプ』といっていいアイアンだと思います。
ただ、その分、距離感を出しやすいので、より実戦的な感じがします。
これは頼れる相棒になってくれそうだな・・・。と思いました。
操作性

『操作性』という点でも、すごくいい感じでした。
左右どちらにも敏感に反応してくれました。
キャビティの易しさを感じながらも、しっかりと反応してくれるところに好感をもつことができました。
私はこういったタイプのアイアンが大好きなので、ついつい球数が増えてしまいます。
色々な曲線軌道を楽しむことができました。
ヒール側

あまり出会うことのないメーカーのアイアンですが、すごくいい印象をもったまま試打を終えることができました。
寒い日が続いていますが、今日は温かい気分になれました。
SEDNA SD-02 アイアン

目新しさとか、変わったところはなく、すごく自然な感じのアイアンです。
第一印象の良さをずっと裏切られることがありませんでした。
私は、このノーマル感が好きで、予定よりも球数を多く打ってしまいました。
体がポカポカしてきて、楽しい時間を過ごすことができました。