PRGR LS フェアウェイウッド

目次

PRGR LS フェアウェイウッドを試打レビュー

PRGR LS フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブPRGR LS フェアウェイウッド の3番 です。

 

SPEEDER NX FOR PRGR
シャフトは SPEEDER NX FOR PRGR です。

ロフトは16.5度、クラブ長さは42.5インチ、シャフトフレックスはSR、シャフト重量は45g、トルクは5.9、バランスはD0 、クラブ総重量は305g です。

 

正面
プロギアの新しいフェアウェイウッドです。

新しいといっても、過去のモデルとほぼ同じようなデザインなので、新作とは気づきませんでした。

各メーカー、新作だと前のモデルと見分けがつくように、デザインを大きく変えることが多いですが、あえてこのように見分けがつかないようにしているということは、それだけ形状やデザインが優れているという証ではないでしょうか?

プロギアのクラブはドライバーからパターまで優秀なものが多いですが、どちらかといえば、ドライバーからユーティリティまでの『ウッド系』が強いという印象があります。

 

側面
かなり『薄さ』が目立つFWです。

いろいろな工夫が見られますが、比較的シンプルなデザインで好感が持てます。

FWは直打ちすることが多いので、ソール形状がとても重要です。

こうして見ても、過去に試打したRSフェアウェイウッドLSフェアウェイウッドとよく似ています。

マイナーチェンジといっていいと思いますが、かなり精度が高いといいますか、『細かな』マイナーチェンジなのだと思いました。

 

ソールのアクセサリー
ソールの、ここの部分が気になりました。

内部に何か組み込まれているのではないでしょうか?

 

ソールの溝

ソールの溝
このソールにある大きな溝も、すっかり定着しました。

最近は、ここまで大きな溝はなかなか見られませんが、プロギアがそうしているということは、それだけ大きな理由があるのだと思います。

いろいろなクラブを試打していると、そのデザインや工夫に意味が感じられないこともありますが、FWを作るのが上手く、しっかりと結果を出してきたPRGRがこれを続けているということで説得力があります。

PRGRは大手有名メーカーですが、発想が斬新で『小回りが利く』クラブ作りをしていて、常に時代の先頭を走ってきた・・・。というイメージが私にはあります。

 

溝の深さ
溝は広く、深さもしっかりあります。

これだけ溝が広くて深いと、強度的に大丈夫かな?と思ってしまいますが、過去のモデルでもトラブルが起きていないようですし、問題ないのだと思います。

 

ネックの長さ
ネックの長さは標準的で、とてもシンプルです。

調整システムは搭載されていません。

調整システムよりも、クラブ(ヘッド)のバランスを重視したのかもしれません。

ヘッドの大きなドライバーならともかく、ヘッドの小さいFWでは、調整システムを搭載したり、ウェイトを移動させたりするよりも、自分に合い、ヘッドとの相性の良いシャフトにするだけで、ほとんどの問題は解決するのではないでしょうか?

 

フェース面のデザイン
フェース面はとても綺麗です。

こうして見ていても、弾きが良さそうな感じが伝わってきました。

トゥ側には『CNC MILLED』の文字があります。

 

シャローヘッド
このシャロー形状も見慣れていて、過去のモデルと変わっていないように思います。

私はもっと厚みのあるヘッドのほうが、安心感があって好きですが、今はほとんどのメーカーがこのようなシャローヘッドです。

 

顔
顔も、なかなかいい感じです。

クセもなく、特に不満はありません。

 

装着されているグリップ
装着されているグリップは、なかなかいい感じです。

特別大きな工夫は見られませんが、『無難』なグリップといっていいと思います。

 

振り感
素振りをしてみると軽くて、またフレックスがSRということもあり、かなり大きくしなる感じがしました。

かなり動く感じがあるので、『警戒しながら』といいますか、少しコンパクトにタイミング重視で振っていくことにしました。

 

構え感
ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じです。

見とれるようなことは無かったのですが、特にクセもなく、自然に構えられます。

シャープな顔というよりは、丸っこくて愛嬌があり、球があがりやすそうな印象を与えてくれました。

 

試打を開始しました

フェース面
『打感』はソフトで、好感が持てます。

過去のモデルと変わらないフィーリングです。

 

打球音
『音』は少し高めの金属音です。

この音は何度も耳にしてきましたし、インパクトが緩むこともなく、好感が持てます。

 

トゥ側
球はとてもあがりやすいです。

試打したクラブは3番ということですが、直打ちでも充分あげてくれました。

むしろ速く振りすぎないほうがいい・・・。と感じられるくらい、少し『緩く』振っていく感じがちょうどいいです。

スピードを上げていくと、少し乱れる感じがしたので、球はしっかりあがってくれるという安心感の元に、方向性重視で振っていくのがちょうどいいように感じました。

3番ではあるものの、ロフトが16.5度ということで、私の中ではバフィという感覚です。

 

バックフェース
シャフトはともかく、ヘッドは大らかなタイプでシビアさを感じません。

このイージーさは、過去のモデルと共通しているような気がします。

構えやすいですし、球のつかまりもいいです。

私がフッカーだからでしょうか?

ちょっと振りにいくと、フック系の球が出やすいように感じました。

 

飛距離性能
『飛距離性能』は高いですが、『性格の尖った飛び』というよりは、『丸くて穏やかな飛び』という感じです。

実際に打ち比べてみないと詳細は分かりませんが、飛距離性能は前のモデルと大差ないのではないでしょうか?

最新モデルだから、飛距離性能も常に更新し続けている・・・。ということにはなりません。

何球か打ち続けてみましたが、特別よく飛ぶとか、すごく進化したな・・・。とは感じませんでした。

しかし、それはこのクラブの性能が劣っているということではなく、過去のモデルがそれだけ素晴らしいということですし、その素晴らしい性能を引き継いでいるということです。

 

操作性
『操作性』という点では、あまり高くないといいますか、『直進性』のほうが強い印象です。

だからといって絶対に曲がらない・・・。というモデルではなく、先ほども書いた通り、私の場合、油断するとフックが出てしまいます。

球のつかまりがいいので、フェードヒッターの方のほうが合いやすいかもしれません。

左右に曲げてみようと思いましたが、シャフトも扱いづらく、なかなか上手くいきませんでした。

 

試打後の感想

ヒール側
今日はできませんでしたが、『フルスイング』できたら良かったです。

振りにいくと暴れる感じがしたので、今日はずっと方向性重視で試打し、満足感はありません。

装着されているシャフトがおそらく純正だと思いますが、私は違うシャフト(もっと骨太な感じ)でも試してみたいです。

 

PRGR LS フェアウェイウッド
かなり親しみやすい性格をしているので、男性ゴルファーはもちろん、女性ゴルファーの方にも、このままのスペックで受け入れやすいのではないでしょうか?

以前も書きましたが、今のクラブは『ボーダレス化』しているので、メンズクラブを女性の方が使うことが多くなりました。

 

PRGR LS フェアウェイウッド
親しみやすい顔をしていますし、打感や音が素晴らしく、球があがりやすいFWです。

スプーンのハードさはありません。

 

PRGR LS フェアウェイウッド
試打しながら、どこが進化したんだろう・・・?と探っていたのですが、予定の時間と球数が過ぎても、それを感じ取ることができませんでした。

もしチャンスがあれば打ち比べてみたいです。

そうすると、細かな違いが分かるかもしれません。

 

PRGR LS フェアウェイウッド
これからもPRGRには期待していきます。

構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
音・・・・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P

その他のプロギアのページはこちら

その他のフェアウェイウッドのページはこちら

英語のページはこちら


※追記 このクラブの紹介文(記事を書いた後、このクラブについて、調べてみました)

PRGR LS フェアウェイウッド 徹底解説:性能・口コミ・適合ゴルファー完全ガイド

メーカー公式ページより

1. PRGR LS フェアウェイウッドとは

PRGR LS フェアウェイウッドは、プロギアが2023年に発売したヘッドスピード40m/s前後のゴルファーをターゲットにした実戦型フェアウェイウッドです。同社の「RS」シリーズの”ギリギリ”設計思想を受け継ぎながら、より打ちやすさとキャリー重視の設計が特徴です。

開発コンセプト

ヘッドスピードによって理想的な打ち出し条件が違うことに着目し、高弾道・適正スピンでキャリーで飛ばして狙えるクラブとして開発されました。「ゴルフをシンプルに、やさしく」をコンセプトに、LSドライバーの飛びを確実につなぐことを目的としています。

2. 詳細スペック

基本スペック

  • 番手: 3W・5W
  • ロフト角: 3W(16.5°)・5W(20°)
  • ライ角: 59°
  • ヘッド体積: 3W(189cm³)・5W(183cm³)
  • クラブ長さ: 42.5インチ(メンズ)※R2のみ42インチ
  • 価格: 58,300円(税込)・53,000円(税抜)

シャフト別詳細スペック

S(M-43)

  • 総重量: 311g
  • バランス: D-1
  • シャフト重量: 45g
  • トルク: 5.7

SR(M-40)

  • 総重量: 305g
  • バランス: D-0
  • シャフト重量: 45g
  • トルク: 5.9

R(M-37)

  • 総重量: 304g
  • バランス: D-0
  • シャフト重量: 44g
  • トルク: 6.2

R2(M-35)

  • 総重量: 303g
  • バランス: C-7.5
  • シャフト重量: 42g
  • トルク: 6.8

構造・素材

  • フェース: マレージング鋼(CUSTOM455)・CNC加工
  • ボディ: マレージング鋼(AM355P)・精密鋳造
  • クラウン: カーボン(CFRP)・プレス成型
  • グリップ: 重量43g・径M60・バックライン有

3. 主要テクノロジー

Slash Groove(スラッシュ・グルーブ)

フェース面に施された溝により、ルール”ギリギリ”の高初速を実現しています。

CNCミルドフェース

精密なCNC加工により、フェース面の仕上げ精度を向上させ、安定した高初速を実現しています。

ハイ・ローンチ設計

低重心・ハイロフト設計により、「高く飛ばせる、高く狙える」設計を実現しています。

V字ソール設計

どんなライからでもやさしく上がり、抜けの良さを実現しています。

4. 実際の口コミ・評価

購入者の口コミ

(3W・SR) 「フェアウェイウッドをストレスなく使いたい人はぜひ試してみてください。1発の飛びは他社のモノに劣るものの、軽く振った時の平均的な飛びの良さと方向性の良さは秀逸でした。ロフトが16.5度なのでボールを上げようとしなくても上がってくれます。長さも少し短いので当てやすいです。フェアウェイウッドに安定感を求めるならばこのフェアウェイウッドはありだと思います。」

(3W・S) 「試打してみました。個体差かもしれないがフェースが少し被って見えて右に行く気配ゼロ。実際に打ってみても左方向に出がち。やや短くてロフトがあるから、当てて上げるのは確実に簡単。打感は硬めの弾く感じ。多少飛ばなくても良いから確実に結果を出したい人向けですかね。」

5. 長所・短所分析

長所

  1. 高い方向性: 軽く振った時の平均的な飛びの良さと方向性の良さが秀逸
  2. やさしい打ち上げ: 16.5度のロフトによりボールを上げようとしなくても上がる
  3. 扱いやすい長さ: 42.5インチの短めの設計で当てやすい
  4. 安定した飛距離: 1発の飛距離よりも安定した飛距離を重視
  5. どんなライからでも: V字ソール設計により様々なライから打てる

短所

  1. 最大飛距離: 他社製品と比較して1発の飛距離は劣る場合がある
  2. フェース角: 個体差により左方向に出やすい場合がある
  3. 打感: 硬めの弾く感じが好みでない場合もある
  4. 価格: 58,300円(税込)と価格帯が高め

6. 適合ゴルファー・非適合ゴルファー

このクラブが合うゴルファー

ヘッドスピード40m/s前後のゴルファー

「ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーをターゲットにした」設計のため、このヘッドスピード帯のゴルファーに最適です。

安定性重視のゴルファー

  • フェアウェイウッドに安定感を求める方
  • 方向性の安定を重視する方
  • 平均的な飛距離の安定性を求める方

中級者以上のゴルファー

  • 確実に結果を出したい方
  • セカンドショットでグリーンを狙いたい方
  • ストレスなくフェアウェイウッドを使いたい方

このクラブが合わないゴルファー

最大飛距離重視のゴルファー

  • 1発の飛距離を最優先に求める方
  • 他社製品と比較して飛距離が劣る可能性がある

特定の弾道を求めるゴルファー

  • 低弾道を好む方
  • 左方向への球筋を嫌う方

初心者ゴルファー

  • まだヘッドスピードが安定していない方
  • 基本的なスイングが固まっていない方

7. ヘッドスピード別の性能

ヘッドスピード40m/s前後

「ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーに向けた」設計により、このスピード帯で最適な性能を発揮します。

  • 打ち出し角: 高弾道
  • スピン量: 適正スピン
  • キャリー: 重視した設計

ヘッドスピード35m/s以下

R2(M-35)の設定により、比較的ヘッドスピードが遅いゴルファーにも対応しています。

  • 総重量: 303g(最軽量設定)
  • バランス: C-7.5
  • トルク: 6.8(最高値)

ヘッドスピード45m/s以上

S(M-43)の設定により、ある程度ヘッドスピードが速いゴルファーにも対応しています。

  • 総重量: 311g(最重量設定)
  • バランス: D-1
  • トルク: 5.7(最低値)

8. 競合製品との比較

PRGR RSシリーズとの違い

LSシリーズは「『RS』の”ギリギリ”を踏襲した新シリーズ」として開発されましたが、より打ちやすさを重視した設計となっています。

市場での位置づけ

「ヘッドスピード40m/sのあなたへ 女子プロのように、ぶっ飛ばせ。」というキャッチコピーの通り、特定のヘッドスピード帯に特化した設計が特徴です。

9. 購入時の注意点

フィッティングの重要性

ヘッドスピード40m/s前後に特化した設計のため、自身のヘッドスピードを正確に把握してからの購入が重要です。

シャフト選択

4つのシャフトオプション(S・SR・R・R2)が用意されているため、自身のスイングスピードに適したシャフトの選択が重要です。

価格検討

58,300円(税込)という価格帯のため、予算との兼ね合いも重要な検討要素です。

10. メンテナンス・保管

日常のメンテナンス

  • フェース面: CNCミルドフェースのため、定期的な清掃が重要
  • 溝の掃除: Slash Grooveの性能維持のため溝の清掃が必要
  • グリップ: バックライン有のため、定期的なグリップ交換が必要

保管方法

  • カーボンクラウンのため、極端な温度変化を避ける
  • 直射日光を避けた場所での保管
  • 他のクラブとの接触を避ける

11. 購入後のサポート

保証・アフターサービス

  • SLEルール適合品として公式認定
  • プロギア公式サイトでのサポート体制
  • 全国の取扱店でのアフターサービス

12. まとめ

PRGR LS フェアウェイウッドは、ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーに特化した実戦型フェアウェイウッドです。最大飛距離よりも安定した飛距離と方向性を重視した設計により、確実にスコアアップを狙えるクラブと言えるでしょう。

特に、フェアウェイウッドに苦手意識があるゴルファーや、セカンドショットでの安定性を求めるゴルファーには適したクラブです。一方で、最大飛距離を求めるゴルファーには物足りない可能性もあります。

購入前には必ず試打を行い、自身のヘッドスピードと求める性能を確認することをお勧めします。


出典・参考文献

  1. プロギア公式サイト「LS フェアウェイウッド」: https://www.prgr-golf.com/archive_clubs/F-58-2023-ls-fw.html
  2. プロギア公式サイト「LS フェアウェイウッド製品情報」: https://www.prgr-golf.com/product/fairwaywood/23-ls-fw.html
  3. マイキャディ「プロギア LS フェアウェイウッド口コミ評価」: https://mycaddie.jp/product/11312
  4. プロギア公式ニュースリリース「LSフェアウェイウッド新発売」: https://www.prgr-golf.com/information/news/230410-3.html
  5. GDOアウトレット「LS フェアウェイウッド口コミ」: https://shop.golfdigest.co.jp/outlet/f/dmg_0000643107/reviews