- ゴルフクラブ試打日記

ライザップゴルフ

      
2020年07月03日
  

今年上半期の印象深いアイアン 2020

                 
7月に入り、上半期が終わったということで、今年上半期に出会った、印象深いアイアンを紹介させていただきます。

今年は新型コロナの影響で緊急事態宣言は発令され、自粛期間が続いたので、練習場へ行く日が少なくなりました。

今は緊急事態宣言が解除されたので、練習場へ行くようになりましたが、最近国内で感染者が再び増え始めています。

都内では緊急事態宣言が再び発令されるレベルの数にまで新規感染者が増え続けているので警戒が必要です。

東京以外でも感染者が増え始めているので、気を引き締めなければなりません。

私は自粛をしているので、練習場へ行く日が減っていますが、日課の素振りを楽しんでいます。

自粛をしていますが、私のゴルフ熱は冷めることがありません。

試打していながら、ここに掲載されていないアイアンもありますが、それらが決して良くないということではありません。

あくまでも「印象深い」ということです。

尚、掲載順は試打した順番です。

それでは、今年上半期の印象深いアイアンを紹介させていただきます。


イオンスポーツ ツアープライド M2 アイアン
イオンスポーツ ツアープライド M2 アイアン

イオンスポーツのカッコいいハーフキャビティです。

全体的な質感も良くて、見た目もグッドです。

すごくシンプルなアイアンで、MADE IN JAPANなので、好感度がさらに増しました。

構えやすくて、打感のいいアイアンです。



カタナ VOLTIO NINJA HYBRID IRON
KATANA VOLTIO NINJA HYBRID IRON

次は、カタナのアイアンです。

このアイアンは、かなりのワイドソールが印象的で、いわゆる『ボテッと』したタイプのアイアンです。

しかし構えてみると、予想以上に良かったのが記憶に残っています。

軽量感や打感など、私がアイアンに求めるものとはかけ離れているところもあり、親近感はそれほど湧かなかったのですが、カタナらしい工夫が見られますし、ターゲットをしっかりと意識しているようです。



キャロウェイ MAVRIK アイアン
キャロウェイ MAVRIK アイアン

キャロウェイらしい、独特な形状のアイアンです。

キャロウェイは昔から、このような形が多くありました。

『Xフォージド』が登場してから、キャロウェイのアイアンにも親近感をもつようになりましたが、まだまだ苦手なタイプもあります。

このアイアンはなんといっても、高い飛距離性能が印象的です。

私はアイアンに飛びを求めていませんが、これだけはっきりとした性能があるのが潔いと思いました。

打感なども好みではありませんでしたが、これもアイアンに対しての『ひとつの形』といっていいのかもしれません。

いろいろなタイプのクラブがあるからこそ、比較ができたり、個性が生まれたりするので、試打は楽しいです。



テーラーメイド SIM MAX アイアン
TaylorMade SIM MAX アイアン

このアイアンもキャロウェイ同様、海外メーカーらしい特徴が見られます。

ボテッとしていてシャープさは無く、大型化が進んで大味な感じがします。

ステンレス系で質感も好みではありませんでした。

アイアンを買うときの基準というのは人それぞれあると思いますが、私が最初に求めるのは『素材』です。

『軟鉄』しか候補にあがりません。

ゴルフを始めたときからずっと軟鉄だったということもありますし、私なりに軟鉄の良さを実感しているということもあり、これからも軟鉄以外はありえません。

このアイアンはテーラーメイドらしく、『距離感』よりも『飛距離』に重きを置いて作られたアイアンです。

いい意味でいえば、『大らかな』タイプではありますが、繊細さに欠けるといいますか、イメージを伝えづらいところがありました。

バックフェースにある『バー』のようなものを見て、ナイキのアイアンを思い出したのをよく覚えています。

飛距離性能が高いディスタンス系アイアンです。



ヨネックス EZONE GT アイアン
YONEX EZONE GT アイアン

ヨネックスのクラブは昔から『革新的』といいますか、いろいろな工夫が見られます。

昔は『カーボンヘッド』といえば、ヨネックスといわれたこともありました。

このアイアンにもヨネックスらしく、いろいろな工夫が見られますが、それが見た目を損なっていないのがいいです。

ポケキャビで、かなりのワイドソールで、ソールがよく滑ってくれるだろうな・・・。と思ったことも覚えています。

ユーティリティ的な要素もありながら、実際に構えてみると、普通のアイアンとして構えられたのが印象深いです。

とても球があがりやすくて、イージーなアイアンです。



イオンスポーツ CP1 GIGA FORGED アイアン
イオンスポーツ CP1 GIGA FORGED アイアン

質感が良くて綺麗なアイアンです。

このメカニカルな感じがたまりません。

こういうアイアンを目にすると、時々『メカゴジラ』を思い出します。

シンプルなマッスルバックをゴジラだとしたら、このような機能的でメカニカルなアイアンは最強のライバルともいえるメカゴジラのように思えてきます。

アイアンには『見た目の重量感』というものがあるのですが、このアイアンはかなり重そうに見えたのを覚えています。

チープでスカスカなタイプのアイアンではなく、しっかりと作り込まれた感じがしました。

ポケットタイプのアイアンでありながら、バックフェースがプクッと膨れていないのがいいです。

必要以上に重心が深くないのだと思います。

ロフトが立ったディスタンス系は距離を出しやすい反面、重心を深く低くする必要が出てくると思いますが、そういったアイアンを使い続けて、距離感が出しづらくなってゴルフが難しくなった・・・。という方は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?

そういった方は『ノーマルロフト』はもちろんですし、あまり重心が深すぎず、適度に浅いアイアンを使ったほうが、重心が前にある分、『距離感』と『止め感』が出しやすくなるように思います。

アイアンはボールを1ミリでも遠くへ飛ばすクラブではなく、正確な距離を『刻む』『止める』役目をもったクラブです。

過度な工夫は『難しさ』『親しみづらさ』を生んでしまいますが、このアイアンにはそれがありません。

やや大顔なタイプですが、構えてみても、特に苦手意識は芽生えませんでした。

打感は好みではなかったのですが、『易しさ』という性能をもっている以上、仕方ないのかな?と思います。



エポン AF-505 アイアン
エポン AF-505 アイアン

そして、エポンのアイアンに出会いました。

エポンのアイアンといえば、マッスルバックやハーフキャビティ・ノーマルキャビティというようにシンプルなイメージが強いですが、このアイアンはポケキャビになっていて、バックフェースには大きなウェイトが2つもありました。

オートマ系のアイアンだということが分かったのですが、ひょっとしたらクセがあって構えづらいんじゃないか?と思っていました。

しかし実際はそれほどクセがなく、構えやすかったのをよく覚えています。

構えやすくて、しかも寛容なタイプのオートマ系アイアンなので、易しさが倍増します。

球もあがりやすく、飛距離も出るタイプです。



Edel Golf SINGLE LENGTH IRONS SLS-01
Edel Golf SINGLE LENGTH IRONS SLS-01

そして初めて、Edel Golfのアイアンを試打しました。

このアイアンは、その独特な質感とバックフェースにあるウェイトの印象が強く残りました。

ピカピカ光るミラー仕上げよりも、つや消しタイプのほうが好きですが、正直このアイアンの質感はあまり好きになれませんでした。

ちょっとチープに見えてしまいました。

購買意欲を刺激しない質感です。

バックフェースのウェイトが目立ちますが、形状的にはノーマルキャビティといっていいように思います。

ソール幅がワイドでないのも印象に残っています。

構え感は好感が持てず、打感ももうひとつだったのですが、また機会があれば、Edel Golfのアイアンを試打してみたいです。



タイトリスト T400 アイアン
タイトリスト T400 アイアン

そして、タイトリストのラージサイズのアイアンに出会いました。

タイトリストのアイアンらしくない感じもしますが、これもユーザーのニーズが多様化したからだと思います。

普通のアイアンというよりは、完全にユーティリティ系です。

ラージサイズではありますが、意外なほど構えやすくて、タイトリストらしい光沢感が印象的でした。

球はあがりやすくて安定性も高い、『大船タイプ』のアイアンです。



BUCHI VS200+ アイアン
BUCHI VS200+ アイアン

そしてBUCHIのカッコいいアイアンに出会いました。

私は軟鉄アイアンが好きで、このアイアンはひと目見て気に入りました。

このシャープな形状が私の目尻をひたすら下げます。

見ているだけで、いい目の保養ができます。

『易しい』『難しい』という前に、まずはクラブを目で楽しみたいと思っているので、充分堪能できました。

マッスルバックのような雰囲気もありますが、厳密に言えば『凸型キャビティ』といっていいように思います。

ヒッティングポイントが肉厚になっているので好感が持てます。

見とれてしまうほどの構えやすさがあり、打感も素晴らしいです。

いわゆる『易しさ機能』は、それほど高くないのかもしれませんが、やはり目にすると思わず打ってみたくなるアイアンです。

ラージサイズのアイアンで、『寛容さ』を第一に求められている方には合いづらいところがあるかもしれませんが、このようなマニュアルタイプはやはりいいですね。

打っていて飽きが来ません。



ホンマ T//WORLD TR20-V アイアン
HONMA T//WORLD TR20-V アイアン

そして、ホンマのアイアンに出会いました。

HONMA T//WORLD TR20-V アイアンです。

記事にも書きましたが、このアイアンを見たときに懐かしさがこみ上げてきました。

私が初めて購入したアイアンがホンマのPP-727というアイアンだったのですが、モグラマークの位置が同じでPP-727を思い出しました。

これまで色々なアイアンを手にしてきましたが、ホンマのアイアンは私にとって『原点』ともいうべき存在で、試打しながら昔の記憶が蘇ってきました。

あれから、かなりの年月が経っているので、易しさなど性能がかなり上がっていますが、やはりホンマのアイアンはいいですね。

機能的なデザインでありながら、クドくなくてスッキリしています。

とても構えやすい『ホンマ顔』で、打感も好感が持てました。

ゴルファーは練習を重ねて上達していきますし、ゴルフクラブも年月が経つことで研究が進んで高性能化していくので、ゴルファーとゴルフクラブは同じ時代を成長しながら歩んでいくんだな・・・。と思いました。

私はホンマのアイアン(PP-727)から色々なことを教わりました。

いわゆる『易しいタイプ』のアイアンではないかもしれませんが、その分曖昧さが無く敏感に反応してくれるので、どのようにしたらナイスショットが打てるのかが探りやすかったです。

一球一球、自分の中でアイデアを出しながら打っていました。

今のクラブは易しすぎるので、こういったことがやりにくくなったような気がします。

プレイヤーが工夫しなくても、クラブが勝手に球を真っ直ぐ運んでくれるので、プレイヤーのやることは少し減ったといえるかもしれません。



P-tune PG101 アイアン
P-tune PG101 アイアン

そして久しぶりにP-tuneのクラブに出会いました。

P-tuneといえば、私の中ではドライバーのイメージがとても強いのですが、このアイアンも好感が持てました。

『ポケキャビ』タイプのアイアンですが、ゴチャゴチャしていなくてスッキリしています。

なので感覚を出しやすいです。

フェース面に細かなミーリングがあったのも覚えています。

こういったところは最新の技術が使われているようです。

とても構えやすくて、さすがP-tuneだな・・・。と思いました。



バルド COMPETIZIONE 568 IRON T1 アイアン
BALDO COMPETIZIONE 568 IRON T1 アイアン

そしてBALDOのカッコいいフルキャビティアイアンに出会いました。

BALDOはマッスルバックのイメージも強いですが、このようにカッコいいキャビティアイアンも多いです。

トゥ側にあるウェイトも印象的でした。

とても構えやすくて、シャープな『逃がし顔』です。

最近のアイアンはトップラインが丸みを帯びていて『包み込む』イメージを出しやすいものが多くなりましたが、私はこのように真っ直ぐで逃がすイメージが出しやすいアイアンが昔から好きです。

小ぶりであっても、何故か安心感があります。

方向性へのプレッシャーから解放されるので、肩の力も抜けます。

打感も好感が持てましたが、フルキャビティらしい易しさがあったのも印象深いです。



Zodia TLX-C1 アイアン
Zodia TLX-C1 アイアン

次はZodiaのアイアンです。

Zodiaはウェッジのイメージが強いですが、アイアンも素晴らしいものをたくさん発表しています。

アイアンに飛距離を求めておられる方は多いと思いますが、元々は飛距離を出すクラブではないので、大手有名メーカーのような膨大な研究費は要らないのかもしれません。

カッコ良くてフィーリングの良いアイアンが求められますが、それにはドライバーほど様々な研究は要らないような気がします。

既に答えは出ています。

これ以上、変えようがないのです。

カッコ良くて打感の良いアイアンを作るメーカーがたくさんあります。

ゾディアもそのひとつです。

ゾディアといえば、その独特な『輪郭』が印象的です。

『手削り感』とでもいったらいいでしょうか?

不均等な感じが、プロトタイプっぽくてカッコいいです。

これは他のメーカーのアイアンやウェッジでは見られない工夫です。

緻密で丁寧なのですが、『仕上げすぎていない感じ』といったらいいでしょうか?

削ってすぐに使っている感じがカスタムっぽくて、使用感を満たしてくれます。

アイアン好き・ウェッジ好きの方には、是非試していただきたいメーカーです。

ノーマルキャビティですが、バックフェースのデザインがカッコ良く、さすがゾディアだな・・・。と思いました。

細部にまで気を遣っているのが、よく分かります。



タイトリスト ユーティリティアイアン U-500
タイトリスト ユーティリティアイアン U-500

そして、タイトリストのユーティリティアイアンに出会いました。

一目で中空と分かる形状ですが、あの名器『712U』を思い出し、テンションがあがりました。

これまで色々なメーカーのユーティリティアイアンを試打してきましたが、712Uが一番好きです。

ユーティリティアイアンといいながらも、アイアンのイメージで構えられないものばかりで、違和感がありました。

そんなときに712Uに出会い、すごく魅了されましたし、さすがタイトリストだな・・・。と思ったことをよく覚えています。

私がユーティリティアイアンに求めたいことを、きちんと形にしてくれているので、すごく魅了されました。

このアイアンはヘッドに色々な工夫が見られますが、それが嫌みになっていなくてスッキリしているのがいいです。

タイトリストに『ゴチャゴチャ系』は似合いません。



ピン G710 アイアン
PING G710 アイアン

そしてPINGの黒いアイアンに出会いました。

このアイアンの印象として、まず挙げられるのが、『光沢感』といいますか、『コーティング感』です。

かなり厚い『塗膜』で仕上げられているように見えました。

PINGで黒いアイアンは珍しいと思うのですが、やはり黒というのはドライバーやFWなどのウッド系だけでなく、アイアンやウェッジ・パターにも適した色だな・・・。と思いました。

このウェッジは正直『男前』というタイプではなくて、私の求める顔ではありませんでした。

ちょっとクセのある感じがしていて、黒い色なので、それが余計に強調されたのを覚えています。

構えやすさはそれほど無く、打感も物足りない感じがしましたが、とにかく『易しい』というのが、このアイアンの特長です。

かなりイージーで大らかなアイアンです。

アイアンではあまり見られない、フェース面を『点』ではなく『面』として意識してボールを運んでいけるタイプです。

飛距離もよく出ますし、このアイアンの顔や打感を好まれる方でしたら、かなり頼もしい相棒になってくれるのではないでしょうか?

私は正直あまり好むタイプではないので、次のモデルに期待したいです。


以上が、今年上半期(1月~6月)に出会った、印象深いアイアンたちです。

今年はコロナの影響で、あまり試打していないと思っていたのですが、こうして見てみると、意外と多いことに気付きました。

どのクラブも個性豊かで、様々なプレイヤーのニーズに応えた形となっていて、高性能化しています。

今のクラブは本当に素晴らしいものが多いです。

次回は『今年上半期に出会った、印象深いフェアウェイウッド』をご紹介したいと思います。