今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは NEXGEN 7 ユーティリティ の4番 です。
シャフトは E.I.F です。
ロフトは22度、クラブ長さは40.75インチ、シャフト重量は53g、トルクは4.0、バランスはD2.4、キックポイントは中先調子、クラブ総重量は330gです。
ネクスジェン7シリーズのユーティリティです。
これまでドライバーやFW・アイアンを試打してきましたが、今日はUTを試打することができました。
大きさは標準的で、特に変わったところは見られません。
質感は、これまでの7シリーズと変わりません。
ヒール側にはウェイトがひとつだけあります。
数字は刻印されていません。
ネックの長さはたっぷりあります。
今のUTで、ここまで長いものはあまり無いような気がします。
フェース面の仕上げも、先日試打したFWと同じです。
シンプルなフェース面です。
シャローというほどではなく、ノーマルな厚みです。
UTはFWほどシャローなものをあまり見ません。
シャローにすると、FWのように大きくなってしまうからなのかもしれません。
こうして見ていると、カップフェース構造であることが分かります。
顔はまずまずです。
見とれることはなかったのですが、かといって異形でもありません。
オフセットが利いていて、多少『出っ歯』になっているところが、今のUTといった感じがします。
装着されているグリップは、これまでと同じです。
ソフトなフィーリングで好感が持てます。
素振りをしてみると、シャフトは少し軟らかいのですが、軽すぎずタイミングを合わせることができました。
ハードなタイプではないけど、結構振っていけるタイプなのかな?と思いました。
ボールを前にして構えてみた感じは、まずまずでした。
見とれてしまうこともなかったですし、いいイメージがすごく湧いてきたということもなかったのですが、苦手意識のようなものも芽生えませんでした。
『可も無く不可も無く』といった感じで、淡々と見つめていました。
試打を開始しました。
『打感』はソフトで良いです。
いい意味で、あまり抵抗感が無い打感です。
『音』は、とても静かです。
かなり静かでおとなしいといった印象です。
今のUTの中でもトップクラスに入るほどの静けさです。
私はこの静けさが好きですが、人によっては静かすぎる、もっと大きくて高い音のほうがいい・・・。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
球もあがりやすくて、親しみやすい性能をもっています。
こうして見ると、結構ディープに見えてタフな印象をもたれる方がいらっしゃるかもしれませんが、実際はそんなことはなく、ハードルは高くないUTです。
『安定性』は普通といったところでしょうか?
特別曲がりにくいとか、大きなミスヒットにも対応しているワイドスイートエリアとは思いませんが、ラインも出しやすいですし、方向性で不安を感じることはありませんでした。
『飛距離性能』は優れています。
球の出足が速く、キャリーがしっかり稼げるクラブです。
弾道も力強くて伸びがありました。
『操作性』は、なかなか良いです。
左右への打ち分けも簡単でした。
クセの無さが魅力的なUTです。
全体的な質感や顔など、好みから外れるところはあるのですが、基本性能はしっかりしていると思いました。
いわゆる『所有欲』が満たされることは無いような気もしますが、実戦向けの面白いクラブです。
NEXGEN 7 ユーティリティ
- 2019年11月9日
- NEXGEN
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タイトリスト T100 アイアン