ゴルフクラブ試打日記。          

jBEAM CRZ-435II ドライバー

jBEAM CRZ-435II ドライバー 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。
試打クラブは jBEAM CRZ-435II ドライバー です。
QUADRA Fire Express PROTO TYPE 65

シャフトは ファイアーエクスプレス プロトタイプ65 です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはX、シャフト重量は69g、トルクは3.4、キックポイントは中調子、クラブ総重量は322gです。
正面

JBEAMらしい、黒が美しくて重厚感あふれるドライバーです。
今年の9月にクレイジーのCRZ-435IIに出会ったのですが、今日はJBEAM版です。
側面

やはりとてもそっくりなヘッドです。
名前も全く同じことがとても新鮮に思えてきました。
『CRZ』とは、CRAZYの略語であることは想像に難くないのですが、こうしてJBEAMが同じ名前で発表していることがおもしろいと思いました。
しかし、それはクレイジー版と全く同じヘッドですよ・・・。というメーカーからのメッセージなのかもしれません。
ネック長さ

ネックの長さも、それほど長すぎず、同じような感じがします。
顔

顔も、JBEAMらしい丸っこいヘッドです。
何となくなのですが、クレイジー版よりも少し愛嬌を感じました。
ただ、やはり『シャロー感』は伝わってこないですし、適度な厚み感があり、そこに『叩きやすさ』を感じられる方もたくさんいらっしゃるだろうと思いますし、逆にタフそうな印象をもたれる方も多いと思います。
私は叩いていきたいタイプなので、こういった顔のドライバーは大好きです。
振り感

素振りをしてみても、すごくいい感じです。
この装着されているシャフト『ファイアーエクスプレス プロトタイプ65』は何度か試打しているのですが、とても小気味よく振っていける感じがします。
ノーマルタイプのファイヤーエクスプレスはもっと『タメ』が効いたように思うのですが、このプロトタイプはもっと素早く切り返していける感じでしょうか?
私はどちらかというと、トップの切り返しはそれほど速いほうではないように思うのですが、このシャフトでタイミングが取りづらいとは思いませんでした。
試打を開始しました。
フェース面

『打感』は、とても良いと思いました。
JBEAMらしい感じがします。
打球音

『音』は少し大きめではありますが、苦手意識をもつこともありませんでした。
気持ちよくインパクトを迎えることができました。
トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、今の一般的なドライバーと比べるとやはりタフな部類に属すると思うのですが、私が普段愛用している『CRZ-435』というドライバーの感覚があるので、それと比べるとやや楽にボールが上がる感じがします。
やはり少しタフさが軽減されているのではないでしょうか?
バックフェース

『安定性』という点でも、それほどシビア過ぎる感じはせずに、むしろやや易しくなっているような気がします。
3つのウェイトの向き

聞くところによると、この『ウェイトの向き』に秘密があり、こうすることによって、安定感が向上しているのだそうです。
前作のCRZ-435は、『直角』に組み込まれていましたが、このドライバーは斜めになっています。
これによって易しさが少しアップしているのだそうです。
今年の9月に初めてCRZ-435IIを試打したときに、このウェイトの向きの違いにはどんな意味があるのだろう?と思っていたのですが、こういった意味があるのだと初めて知りました。
こういったメーカーのあくなき探究心といいますか、『常に良い物を』という姿勢にはいつも頭が下がります。
ヒール側

『飛距離性能』という点でも、やはりかなりのハイレベルだと思います。
より幅広い層を意識して作られたドライバーではないので、かなり好みが分かれるところではあると思いますが、ヒッタータイプの方には、かなり魅力的に感じられるのではないでしょうか?
JBEAM CRZ-435II DRIVER 操作性
 
『操作性』もよく、左右へのショットも易しく行うことができました。
普通に打てばそれほど曲がるドライバーではないと思いますが、インテンショナルなショットにも上手く対応してくれるドライバーだと思います。
こういったところも、以前クレイジー版を試打したときとほぼ同じ印象です。
JBEAM CRZ-435II DRIVER

JBEAMらしいハイレベルなドライバーだと思いました。
ただ単に難しくなっているのではなく、むしろ易しさが感じられるところにも好感がもてました。
また試打することができれば、是非トライしてみたいです。