今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは DOCUS DCD701 ドライバー です。
シャフトは ATTAS 6☆ です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフト重量は64g、トルクは3.3、シャフトフレックスはS、キックポイントは中調子 です。
初めて出会った、DOCUSのドライバーです。
先日アイアンを試打することができたのですが、ドライバーは初めてです。
知らないメーカーのクラブを試打するのは、知っているメーカーのクラブよりもワクワク感があります。
どのような傾向なのか分からないところもいいです。
アイアンを試打したので、好印象が残っています。
このデザインもシンプルですが、とてもカッコいいな・・・。と思いました。
ヘッド全体が黒くてシブいです。
この重厚な感じがたまりません。
今は色のバリエーションが増えてきましたが、やはり黒は基本だな・・・。と思いました。
形状自体はディープなところがありながらもディープ過ぎず、シャローなところも残している感じです。
ネックは短めです。
重心の低さを連想させます。
こうして見る限り、球があがりやすそうな印象を受けます。
トゥ側
ヒール側
ソールのトゥ型とヒール側には凹みがありました。
これは空気抵抗を減らす役目があるのでしょうか?
このような形状になっているドライバーは、これまでたくさん出会ってきました。
ウェイトのような物がひとつだけありました。
今は複数ウェイトが付いている物も少なくないので、すごくシンプルに感じます。
ソールのフェース寄りには『Haraken』と記されていました。
どのような意味があるのでしょうか?
セミディープバックといっていいでしょうか?
昔ならシャローな部類に入ると思うのですが、今はシャロー全盛ですし、『超シャロー』も少なくないので、厚みがあるほうだと思います。
ディープバック形状に苦手意識をもっておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、これくらいであれば苦手意識も芽生えてこない・・・。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
丸っこくて、やや小振りな感じの顔です。
個性的な顔をしていました。
フェースが被っているように見えましたし、クラウンが単色ではなく、中央から大きくシルバーのような色が重なっていました。
くすみがかって見えましたし、単色のほうがいいな・・・。と思いました。
黒とシルバーのような色の二色でした。
敢えてこのようなデザインになっていると思うのですが、私はシンプルな黒一色のほうが好きです。
上がりかかっていたテンションが少し下がり始めたような気がしました。
素振りをしてみた感じは、なかなかいいです。
アッタスの青いシャフトも何度か試打していて、いい印象をもっています。
色々なヘッドに合う、対応能力の高いシャフトだと思います。
ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。
やはりクラウンのシルバーっぽい色が、真っ先に飛び込んできました。
正直、少し違和感がありました。
二色が絶対ダメというのではなく、美しい物にもこれまでたくさん出会ってきましたが、このドライバーのデザインはあまり好きになれませんでした。
改めて、単色のほうがいいな・・・。と思いました。
しかし、わざわざこのような色にしているのだから、それなりの理由があるのだと思います。
懐かしい感じの丸顔です。
最近はあまり見ないように思います。
『つかまえ度合い』が強そうで、フックのイメージばかり浮かんできたので、右から回していくことにしました。
普通に立つと、始動のタイミングがなかなかとれないように感じました。
試打を開始しました。
『打感』は、まずまずでした。
それほど柔らかい感じはしなかったのですが、特に大きな不満はありませんでした。
『音』は、やや大きめですが、それほど気になりませんでした。
苦手とか、違和感がある・・・。というほどではなく、何となくなのですが、やや大味な感じの音だな・・・。と思いました。
『球のあがりやすさ』という点では、普通かな?と思いました。
今はあがりやすいドライバーがたくさんあるので、それらと比べると少しタフなほうかもしれません。
しかし『ライナー系』というほどではなく、普通に高さも出せました。
結構『骨太』なタイプのように感じました。
『安定性』という点でも、普通かな?と思いました。
特に曲がりづらいとか、ミスに寛容という印象はありませんでした。
シビアなタイプではありませんが、今はイージー系ドライバーが多いですし、そういった性能のドライバーを好まれる方には、少し合いづらいのかな?と思いました。
しかし昔から、これくらいの性能はたくさんあったように思います。
『飛距離性能』は、まずまずだな・・・。と思いました。
球のつかまりはいいですし、弾きもいいので、これくらいは飛んでくれるだろう・・・。というところまで、飛んでいってくれました。
なかなかの優れものだと思いましたが、今はハイレベルなドライバーも多いので、特別驚くようなことはありませんでした。
一部の方にだけハマってしまうような尖った性格でもなく、結構丸い性格なのではないかな?と思いました。
『操作性』という点では、私はフックのほうが出やすくて、『まんべんなく』という感じはしませんでした。
クセのあるタイプのドライバーです。
かなり極端にカットしていって、右に曲げることもできました。
私にはつかまり過ぎる感じが強いですが、日頃球のつかまりが弱いので、もっと強くしたい・・・。と思っておられる方には、ちょうどいいのかもしれません。
この微妙なクセがたまらないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
初めて手にしたDOCUSのドライバーでしたが、正直あまり魅力を感じませんでした。
真新しさのような物も感じず、これまで違うメーカーで既にたくさん出会ってきたような気がします。
ただ、こういったところは仕方のないことなのかもしれません。
黒がベースのデザインはいいのですが、先ほども書きました通り、クラウンの色にも不満が残りました。
この色が好きだという方もいらっしゃると思いますが、私はどうしても馴染めませんでした。
色以外にも、顔のタイプが私には合いませんでした。
構える前の顔を見た段階で、既に全てが決まってしまっていたのかな?と思いました。
テンションがあがりきらないまま試打を終えてしまいました。
私は、このメーカーのことを全くといっていいほど知らないので、違うモデルもあるのかもしれません。
今度機会があれば、もっと違うタイプも試打してみたいと思いましたし、これからのニューモデルにも期待したいと思いました。
DOCUS DCD701 ドライバー
- 2015年6月21日
- DOCUS