ミズノ MP-58 アイアン - ゴルフクラブ試打日記。

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2009年10月26日
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ミズノ MP-58 アイアン

                 
MIZUNO-MP-58
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ミズノ MP-58 アイアン の7番 です。



MIZUNO-MP-58-ダイナミックゴ
シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは35度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS200、バランスはD2、キックポイントは手元調子です。



MP-58
ずいぶんと久し振りな感じがする、ミズノの新しいMPアイアンです。


モデル名からいって、あの名器 MP-57 の後継機種なのだろうと、容易に想像できます。


『MP-57』は、すごく気に入っているアイアンで、今でもあの高フィーリングは忘れられません。


『構えやすさ』『打感』『球のあがりやすさ』『操作性』などあらゆる面が高いレベルにあり、とても打ちやすくて、『MPアイアンの敷居の高さ』を取っ払ったような親しみやすいアイアンです。


一昨年の私の中での『アイアン・オブ・ザ・イヤー』に輝いたクラブです。


私はあまりにも気に入ったので、いいアイアンを探している後輩たちによく勧めていましたし、実際彼らはMP-57を購入し、今もすごくいい成績を収めています。


アイアンが苦手だった人を『アイアン好き』に変えたほどの高性能で魅力のあるアイアンです。



ミズノアイアン
しかし、このアイアンはMP-57とは形状がかなり違ってきています。


おそらくこれまでの流れからいって、『キャビティアイアン』なのだとは思いますが、一見すると『マッスルバック』のようなバックフェースになっています。


何か異材のような物が組み込まれているのは一目瞭然ですが、とてもセンスがいい感じがします。


『ポケキャビ』や『アンダーカットキャビティ』といった、バックフェースが彫り込まれている感じのアイアンが今は多いと思うのですが、このアイアンはその流れとは違う方向にいっているようです。


いずれにしても、打ちやすくするための工夫なのだろう・・・・。と思いました。



ゴルフクラブ
『 DUAL MUSCLE TI 』と表示されています。


どういうことなのか店員さんに質問したところ、このアイアンはキャビティ部分にチタンが組み込まれていて、それによりスイートエリアが広くなっているのだそうです。


そもそも『DUAL』とは、どんな意味なのだろう・・・?と思い、調べてみると『二元的』とか『二重』といった言葉が出てきました。


『MUSCLE』は『筋肉』ですし、直訳するとチタンの筋肉(塊)が二重に組み込まれている・・・・。ということでしょうか?


何だか訳が分からなくなってきましたが、とにかく高い技術が注ぎ込まれたアイアンに違いないのだと思いました。



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シャープな感じがして、アイアンらしい『切れの鋭さ』を感じさせます。


アイアンには『切る』といったイメージが欲しいのですが、このアイアンはそういった意味でもすごくいい感じがしました。


ミズノの、そしてMPらしいカッコいいアイアンです。


最近、新しいMPアイアンには出会えてなかったので、すごく期待が膨らんでいきました。



09102610
素振りをしても、すごくいい感じです。


やはりこの高性能シャフトが、すごく振りやすさを演出してくれているようです。


何の違和感や不安感も感じさせません。


この『振りやすさ』が、さらなる『安心感』を高めてくれるような気がします。


『MPアイアン』に対する高い『信頼感』と『絆』のようなものを感じます。


いつもお世話になっているので、『MPアイアン』は私にとって『無くてはならないもの』といった気がします。



ミズノ MP-58
ボールを前にして構えてみても、やはりすごく構えやすい感じがしました。


ほんのちょっと『グースネック』に見えたのと『トップライン』が厚い感じがしましたが、全く問題ありません。


すごく構えやすいですし、MPアイアンらしい、『バランスの良さ』『美しさ』を兼ね備えている感じがします。


打ちやすくする為に色々な技術が組み込まれていても、決して『構えやすさ』を犠牲にしないミズノの、そして『MPアイアン』の『センスの良さ』『技術力の高さ』を感じます。


理論上、どんなに優れたアイアンであったとしても、構えづらく感じるクラブはそれだけで、大きなマイナスポイントとなり、プラスマイナスで考えるとマイナス面の方が大きくなってきます。


しかし、このアイアンのように『構えやすさ』を維持しているのは、プラスポイントだけが残っているので、さすがはミズノアイアンだと思いました。


セットアップがすごく楽で、いいイメージがどんどん湧いてきました。




試打を開始しました。

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『安定性』という点では想像通り、すごく打ちやすい感じがしましたが、『MP-57』の印象ほど『易しい』感じは正直しませんでした。


結構『シビア』な部分も感じました。


『マッスルバック』ほどではありませんが、『キャビティの易しさ』が全面に押し出されたアイアンではないような気がします。


『ハーフキャビティ』に近い感じでしょうか?


この『DUAL MUSCLE TI 』によって、どれだけ『スイートエリア』が拡大されていったのかは解りませんが、それほど『易しさ』や『ミスに対する寛容さ』を期待しないほうがいいような気がしました。


『フルキャビティ』や『彫りの深いアイアン』のような感じではありませんでした。


やはりある程度の『ミート率』が要求されるアイアンだと思いました。


新製品ではありますし、『MP-57』よりも、ひょっとすると理論上は易しくなっているのかもしれませんが、今日私が試打した感じでは、『MP-57』よりも少し『シビア』な感じがしました。


しかし、決して敷居が高すぎるアイアンではありませんし、どちらかというとこれまで通り楽に振っていけるタイプのアイアンだと思います。


『ダイナミックゴールド』が、このアイアンの易しさを引き立ててくれているような気がします。



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『球のあがりやすさ』という点では、予想通りとてもいい感じです。


決して『低重心』過ぎないところに好感を持てますし、自然に球を浮かせてくれる感じがこれまでの『名器』と言われるアイアンに共通しているところだと思います。


あまりにもクラブが『高性能過ぎる』といいますか、『創意工夫』が組み込まれすぎると、『プレーヤーの技量の出る幕がない』といいますか、『面白みに欠ける』部分も出てくるような気がするのですが、こういったアイアンは丁度いい感じがします。


『易しすぎず難しすぎず』といったところです。



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このバックフェースに組み込まれている、『チタン』がどれだけ作用しているのかは解りませんが、すごく打ちやすくて楽に球を上げていけるアイアンだと思いました。



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『ソールの幅』も、『MP-57』やこれまでの質の高いアイアンに見られた、程良い感じがします。


この部分が厚すぎても薄すぎても『難しさ』を感じてしまいますが、このアイアンは丁度いい感じの厚さだと思いました。


実戦でもこれくらいの方が、『対応の幅』が広がるような気がします。


『ネック周り』も意外と細い感じがしました。



MIZUNO-MP-58IRON
『打感』は予想通り、すごくいい感じです。


見た目は『マッスルバック』に似ていますが、打感でいいますと『マッスルバックの厚み』を感じる・・・・。というよりは、『キャビティの幅広さ』のようなものを感じました。


いずれにしても、薄っぺらい感じではなく、程良い手応えがあるので、すごく『打ち応え』がありますし、打っていても楽しくなってきます。


いい感じで手に伝わってくるので、ボールの行方なども把握しやすい感じがしました。



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『操作性』という点では、やはりMP-57同様、すごくいい感じがしました。


『易しさ』と『扱いやすさ』がうまく融合している感じでしょうか?


すごくいい感じで球を運んでいくことができました。


目標のラインに沿って、ボールを送り出していける感じ・・・・・。とでもいうのでしょうか?


こういったところも、これまでのミズノのアイアンのレベルの高さだと思います。



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『飛距離性能』という点では、やはりこれまでの『7番アイアン本来の距離』といった感じがします。


前のモデルの『MP-57』と同じ感じがしました。


『ストロングロフトアイアン』は今でもよく見かけますし、このような『ノーマルロフトアイアン』と二分化されているのだと思います。


アイアンでもとにかく距離を出したい方にはやはり『ストロングロフト』。


アイアンは本来『球を止めるもの』なので、『止め性能』や『クラブセッティング全体のバランス』を重視される方には、これまで通り『ノーマルロフト』。


それぞれの『好み』や『ゴルフ観』など一人一人違っているので、どれを選ぶかは、人それぞれなのだと思いますが、ゴルフが簡単になるのは、やはり『ノーマルロフトアイアン』だと思います。


ストロングロフトアイアンは、どうしても番手間のロフト設定にバラつきがでてしまい、かなり複雑になってきて、違う技術が要求されます。


グリーンにオンさせても、止まってくれるかどうか不安になります。


しかし、この『MP-58』のような、本来の性能を持つアイアンだとそういった不安から解放されます。


クラブへの信頼感が、より増します。


アイアンでも飛距離を出したい方には、向かないかもしれませんが、正確に距離を刻んでいきたい方や、『アイアンでの飛ばし』よりも『スコアメイク』を重視される方には、とてもいいスペックのアイアンだと思います。



ミズノMP58
これまでも書いてきましたが、ミズノのアイアンは『基本』といった感じがしていて、アイアンを上手くなるには『もってこい』のクラブだと思います。


クラブに美しさを求められる方にも、すごく適していると思います。


感性も鋭くなると思いますし、それが上達につながるような気がします。


さすがに『世界最高峰』レベルのアイアンメーカーだと思いました。


ミズノのアイアンが素晴らしいことは、これまでもたくさん経験しているので、今日この素晴らしいアイアンに出会っても、驚くというよりは『当然』といった感じがしました。



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高いレベルにあるメーカーなので、求めるものも厳しくなりますが、常にその期待に応えているような気がします。


『期待はずれ』といったことを『MPアイアン』に感じたことがありません。


色々なモデルがラインアップされていますが、どれもレベルの高いものばかりです。


それでいて、昔よりも『敷居』が低くなっているのに好感を持てます。


『MP』とは確かに『ミズノプロ』のことであり、『プロモデル』を意味しているのですが、昔と違って今は、我々アマチュアでも使えるような易しいモデルをたくさん見ることができるようになりました。


この前のモデルの『MP-57』は、その最たるもののひとつだと思いますし、他にも『MP-52』や『MP-62』など、『美しさ』に加え『易しさ』が大きくアップしているので、MPアイアンは憧れではあったけど、『親しみやすさ』を感じることができて、更に人気が上がっているのだと思います。



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このような美しいアイアンですし、『MP』ということで、難しいアイアンだろう・・・。と敬遠される方もいらっしゃるかもしれませんが、決してそんなことはないと思います。


先ほども書きましたが、『MP-57』よりは少し『シビア』にも感じましたし、決して大きなミスは見逃してはくれません。


しかし、『芯』が小さいアイアンではないですし、まるで歯が立たないアイアンではありません。


このような適度な易しさを持つアイアンで『MPデビュー』してみるのもいいのではないでしょうか?


ミズノのアイアンなので、当然といえば当然なのですが、アイアンを熟知しているミズノらしいレベルの高いアイアンです。


またこのアイアンを試打してみたいと思いましたし、今度機会があれば『MP-57』と比較してみたいです。
                         
        

                         

コメント

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私も以前はMPでした
こんにちは。
本日も、以前私が使用していたミズノのMPアイアンの試打日記でしたので、コメントさせていただきます。

現在使用しているキャロウェーのXフォージドを購入前は、MP67を使用しておりました。
バーナーアイアン(初代)からの買い替えだったため、正直本物のアイアンとはこう言う物なのか?と、いままでの私のゴルフライフをことごとく挫折の道へと導いてくれた、大変勉強になるアイアンでした。

今思うと、シャフトがUS仕様物を買ったため、DGのS300がささっており、オーバースペックだったと感じています。

シャフトをもう少し軽いものにして(せめて、DG S200ぐらい)、使っていれば今でも、コースで活躍していたのだろうな・・・と思うってしまいます。

ですが、このMP67のおかげで私のゴルフスイングも、かなり改善されたと信じています。

今回の日記にある、MP58も良い顔をしていますね。
私の中では、ミズノ=アイアンと言うイメージが強く、あのタイガーも以前はミズノの2Iを好んで使っていたと聞いたことがあります。
それほど、信頼できるアイアンなのですね。

今後、もしアイアンを変えるときが来たら、是非ミズノも一考に入れたいと考えています。

ミズノアイアンはいいですね。
タイ在住ゴルファー様。こんばんは。
再びコメントを寄せて頂きまして、誠にありがとうございます。

やはりミズノのアイアンは素晴らしいですし、何か特別なものを感じますね。

私はかなり付き合いが永くなってきましたし、常に意識の中に存在しているような気がします。


『キャロウェイXフォージド』も素晴らしいアイアンですね。

私も大好きなアイアンですし、あの『構えやすさ』『打感の良さ』『操作性の良さ』は今でも強く印象に残っています。

そういった素晴らしいアイアンを使ってこられた、タイ在住ゴルファー様はやはり感性の鋭い方なのだということが充分伝わってきます。


やはりいい顔をしているクラブというものはとてもいいですね。

それだけで、かなりの確率でナイスショットが約束されたような気がします。

そういったアイアンを発表し続けているミズノは紛れもなく『世界トップクラス』のアイアンメーカーだと思いますし、これからもずっとそうであって欲しいと思います。


プレーフィなどは、海外に比べるとかなり日本は高いですが、こういった素晴らしいクラブに次から次へと出会うことができるので、そういった点はとてもいいことだと思っております。

タイでゴルフをすることは、私にとってかなり大きな夢であり憧れではありますが、出来るだけ早く実現させたいと思っております。


タイ在住ゴルファー様も、そちらでゴルフをエンジョイされ、またそちらの貴重な情報なども教えて頂けたら・・・・。と思います。

この度はどうもありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。


それでは失礼致します。
ゴルフ再開です
はじめまして、こんばんは。
いつも楽しく拝見(勉強?)させていただいております。ゴルフから離れてしまって早いもので15年近くになりました。職場環境が変わり、結婚、子育てとあっという間に月日が流れてしまいました。

先だって当時いっしょにプレーを楽しんでいた仲間に出逢い、最近またゴルフを始めた事を知らされ何だかムラムラとゴルフの虫が騒ぎだしてきました。といっても腕前の方はやっと100を切れたようなヘタクソ(ベスト93)でしたが(自分としては毎日プレーしたくて仕方ない頃でしたが)それなりに楽しんでいました。

一度打ちっ放しに行こうと誘われるまま彼について行ったのが運のつきでした。やっぱりゴルフは楽しなと感じてしまい、もう一度あの朝もやのTグラウンドに立つべく、道具ひとつひとつから揃えて練習もゆっくりですが始める事にしました。

私が以前使っていたクラブはマルマンのBirdy Cupという初心者用のもので、ウッドもそのものパーシモンでした。一応真っ直ぐには飛ばせるようになっていましたが、腕前が物語る通り大したテクニックはありませんでした。

まず驚いたのは最近のクラブヘッドの大きさです。ドライバーは460ccなんて聞いただけで想像はついていましたが、アイアンの大きさには正直違和感を覚えるくらいでした。カルチャーショックっていうやつです。仲間のクラブを使わせてもらったのですが、カーボンの軽さとシャフトの柔らかさにもびっくり。初めはどのクラブも右に曲がって行きましたが、力を抜いてゆっくり振ってやると真っ直ぐ飛ばすことができました。

そこで唐突ですが、クラブ選びについてアドバイス頂けたら幸いなのです。仲間は「安物のセットで充分だ」なんて言ってますが、私は結構本気でじっくりやりたいと考えています。私的こだわりで何ですが、私は陸上をやっていたせいもあり、「ミズノ」というメーカーに絶大な信頼を感じています。

初心者用のクラブからMPシリーズのようなモデルまで様々なクラブがありますが、しばらく使えるものとしてはどのような選択が良いのでしょうか。

もう46歳になっていますし飛ばし屋のような豪快なゴルフはできませんし。またウッド(って今も言うんでしょうか)にはこだわりはなく、正直初心者用でも振り抜き易かったらいいと考えております。ただアイアンはじっくり使い込んでみたいのです。それとウェッジ角度のスタンダードがわかりません。端的な表現でかまいませんのでアドバイス頂けましたら幸いです。長々と失礼いたしました。

余談ですが、ただ見た目のデザインですごくいいなと思ったのがMP-57というモデルで、そのつながりで貴サイトにたどり着いた訳です。こだわりと言われればそれまでですが、MP-52じゃないんですよね。57には昔の趣がそのまま感じられました。いつか所有したいクラブです。
ななまるお様。はじめまして!
ななまるお様。はじめまして。
この度は私の記事を読んで下さり、又、コメントを寄せて頂きまして誠にありがとうございます。

そしてゴルフを再開されたそうで、おめでとうございます。
これほど楽しくて素晴らしいスポーツはあまりないと思いますし、年齢や性別なども関係なく、誰もが平等に楽しむことができるのがとてもいいですね。

私はこれから先も、ゴルフを止められません。
クラブに触れない日など考えられません。

15年振りということは、そのクラブの変遷にかなり驚かれたことでしょう。
私もパーシモンの頃からゴルフをやっておりますが、その頃のパーシモンドライバーは今の『クリーク』かそれ以下くらいの大きさですね。

とてもびっくりします。

ヘッド体積が『200㎤』を超えた頃から、かなり大きくなったな・・・・。と思っていたのですが、『300㎤』を超えた時には、さすがに最初の頃は大きすぎて上手く打つことが出来ませんでした。

それが今は『460㎤』が当たり前です。

これも最初の頃は、かなり苦戦してしまいましたが、やはり慣れというものは恐ろしいですね。
最近ではそれほど気にならなくなりました。
でも、やはりもっと小振りなヘッドが好きなことには変わりありません。

今はパーシモンの頃に比べて、比べものにならないほど性能がアップしているので、曲がりにくくなりましたし、飛距離も楽に稼げるようになりました。

昔は『プレーヤーの技量』が問われる時代だったと思うのですが、今はそれに加え、『どんなクラブを使うか』ということがすごく重要になってきているのだと思います。


ところで、今回はクラブ選びについてのご質問を頂いてますが、『ミズノ』を念頭に置かれていることはとても素晴らしいことだと思います。

これまで何度も記事に書いてきておりますが、私も『ミズノ』には、とても馴染みが深く信頼を寄せているメーカーのひとつです。

特にアイアンにはいつも助けられています。

私も是非お薦めしたいメーカーです。

『安物のセット』というのは、私はお薦めしたくありません。

人それぞれ、いろんな考え方があるのだと思いますし、そのお仲間の方が仰ることも理解できないわけではありません。

私も初心者の頃、よく言われていました。


しかし、安物のセットを買って、はたしてゴルフを楽しめるでしょうか?

自分が気に入って欲しかったクラブを使うからこそ、そのクラブに愛着も湧きますし、ゴルフがより楽しくなるのではないでしょうか?

クラブに愛着を持ち大切にすることも、上達するには欠かせないことですね。


『MP-57』というアイアンを候補に挙げられていますが、私はとても素晴らしいことだと思います。

私もとても好きなアイアンですし、高性能・高品質で実に素晴らしいアイアンです。

上級者の方から、ゴルフを始めてまだ間もない方まで対応してくれる『幅広さ』を持っています。

打感なども素晴らしいです。

私は後輩たちにこのアイアンを奨め、みんなビギナーからあっという間に上級者になっていきました。

それでもこのアイアンをずっと愛用しています。

ミズノのアイアンは味わい深く飽きることがないので、ずっと長く使っていけるところもいいですね。

長く使っていけるから経済的ですし、より感覚が鋭くなってくるのだと思います。


この『MP-57』というアイアンは、一昨年の私のなかでの『アイアン・オブ・ザ・イヤー』に輝いたクラブです。

私は自信を持ってお薦めしたいと思っております。

あと、ドライバーでは最近では『MP-630』などもかなり打ちやすくて、しかも『チューニング機能』が付いているのでお薦めしたいと思っております。

『MP-57』との相性も、とても良いと思います。


あと、『ウェッジの角度』についてご質問を頂いてますが、これは『ロフト』ということでよろしいのでしょうか?

一般的にはサンドウェッジでいえば、『56度』が標準といっていいのではないでしょうか?

これは、その人のクラブセッティングにもよるので一慨にはいえませんが、だいたい『56~58度』くらいだと思います。

あとは『60度』の『ロブウェッジ』を入れることもありますね。


一般的には、アイアンからウェッジの『ロフトの差』はだいたい『4度前後ずつ』変化していくのがいいとされています。

ちなみに私のセッティングですが、

3番・・・・22度
4番・・・・25度
5番・・・・28度
6番・・・・32度
7番・・・・36度
8番・・・・40度
9番・・・・44度
PW・・・・48度
AW・・・・52度
SW・・・・58度
LW・・・・60度

にしております。

アプローチウェッジとサンドウェッジの差が少し開いていますが、私はこれでずっと通しております。

このロフト設定には、ずっとこだわっており、これでないとなかなか距離感を出せません。

今は『ストロングロフト化』が進んでいて、2番手くらいロフトが立っているアイアンもたくさんあるので、かなりロフトの差にバラつきがあります。

これにより、確かにアイアンでも飛ぶようになったのですが、ゴルフが複雑になりすごく難しくなったという弊害が出ています。

飛ぶようになっても、それが必ずしも『スコアメイク』につながっていないところにゴルフの複雑さ・難しさがありますね。


せっかくクラブを購入されるのですから、どうかご自身で納得されるものを選んで頂きたいと思います。

やはり自分が使っているクラブを好きにならないと、ゴルフも楽しくありませんね。

そういった意味でも、クラブ選びには妥協すべきではないと思います。。

ゴルフクラブはゴルファーにとって、かけがえのない『パートナー』なので、ゴルフを再開されるうえで、そのパートナーを選ぶことは、とても大切なことだと思います。


以上が今回頂いたご質問に対する、私の答えなのですがお力になれましたでしょうか?

お互いゴルフをエンジョイしていきましょう!


そしてこれからもお時間のあります時は、また私の記事にお付き合い頂けますとありがたく思います。

それでは失礼致します。
No title
golfdaisukiさま

大変ご丁寧なご教授、お返事をいただきまして感激しております。お返事を読ませていただいて、今後末永くゴルフを続けていきたいこともあり、やはりMP-57を購入する決心がつきました。最初は少々手こずることもあるでしょうが、最近のイージーなクラブに慣れてしまう前に、このクラブでスイングからゆっくり練習していこうと思いました。シャフトも実際に振ってみて扱えそうならダイナミックゴールドのS200(R200もどうかなとも思いますが...)にしようと思っています。

ウエッジについてのご教授も大変勉強になりました。以前のエンジョイゴルファーはPWとSWだけが主流で、上級の方はAW(当時はピッチング・サンドなんて言い方をされていました)を刺しておられました。私をゴルフの世界に引き込んでくれた当時の師匠?には打ちっぱなしへ行くたびに1階席に連れて行かれ、嫌というほどアプローチを練習させられたことを思い出します。

そういえば最近のアイアンセットは5-PWがレギュラーセットなんですね。私の場合一番打ち易かったのが5Iでしたから、4Iまでは揃えておこうと思っています。さすがに当時の私には3Iは扱えませんでした。

最近のメーカーサイトをのぞいてみますと、ウエッジの開発が随分発展していることにも驚かされました。以前はアイアンと一続きの印象がありました。LWなるものまで...勉強になります。
ウエッジはアイアン以上に様々な感触(手応え)がありそうなので、これもショップで振ってみようと思いますが、初めはなるべくミズノで揃えておこうかなと思っています。

今回はコメント欄をお借りして質問させていただきましたことをお許し下さい。質問してよいものかと何日も躊躇しておりましたが、おかげさまで一番大事なクラブ選びを納得して決めることができました。また夜遅くにこのようにご丁寧な返事を下さったことを本当にありがとうございました。golfdaisuki さまのお人柄が伝わってきました。

末筆ではございますが、これからも末永くいろんなクラブを我々にご紹介くださいますようお願い致します。日々楽しく拝見させて頂きます。ありがとうございました。
素晴らしい選択です。
ななまるお様。こんばんは。
MP-57を購入されるようですね。
とても素晴らしい選択だと思います。

決して敷居も高すぎませんし、とても打ちやすくて高性能なアイアンですので、どうか安心して大切に使ってあげてください。

これからのななまるお様の素晴らしいゴルフライフをずっと共に歩んでいってくれることでしょう。

ミズノで揃えられることも、とても良いことだと思います。
やはりいいクラブを使うとゴルフもより楽しいものになってきますね。

今回の私の記事やコメントがななまるお様のお力に少しでもなれたのでしたら、私もとても嬉しく思っております。

私のほうこそ、とてもあたたかいコメントを頂きまして、感謝しております。

これからも記事を書いていきたいと思いますので、よろしくお付き合い下さいませ。

それでは失礼致します。