ブリヂストン PHYZIII ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。
モウダス
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2014年04月07日
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ブリヂストン PHYZIII ドライバー

                 
ブリヂストン PHYZIII ドライバー 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ブリヂストン PHYZIII ドライバー です。



PZ-504W

シャフトは PZ-504W です。

ロフトは10.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはSR、シャフト重量は53g、トルクは6.2、バランスはD3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は295g です。



正面

ブリヂストンPHYZシリーズのニュードライバーです。


PHYZは、それほど多く試打することはないのですが、よく見かけます。


ブランドが誕生して、まだ歴史が浅いですが、既に多くのファンを獲得しているように思います。 



側面

シャロー感がとても強く感じられます。


クラブ全体の印象としても、イージーなタイプに見えます。



ネック長さ

ネックの長さは、今のドライバーの中でも、比較的標準的な部類に属するでしょうか?


かなりヘッドが大きいので『頭でっかち』に見えます。



ネックの調整システム

ネックには調整システムが搭載されていました。



Nポジション

試打するのは、この『N』のポジションです。



Rポジション



Lポジション



Uポジション



他には『R』『L』『U』のポジションがありました。


複雑な調整ができそうです。



ヒール側のウェイトのようなもの

ヒール側にはウェイトのようなものがありました。


専用の工具を使えば交換できそうです。



シャローバック

PHYZのイメージにピッタリと合う、シャローバック形状です。


これは初期のモデルから変わっていないと思いますし、これからもそのようになっていくのではないでしょうか?



顔

顔はかなり個性的です。


シャロー感も強いですし、フェースが被っているように見えました。



クラウンの溝

しかし、何といってもよく目立っているのが、このクラウンにある溝のようなものです。


これにも大きな理由があるように見えます。


アダムスのクラブと同じ理由なのでしょうか?


クラウンマークもあるのですが、この溝のほうがよく目立っています。


クラウンをよく見ていると、私の前に試打された方の『痕跡』のようなものが多く見られました。


試打クラブなので仕方のないことだとは思いますが、ちょっとチープに見えてしまいました。


PHYZではありますが、あまり高級感は感じませんでした。


溝を入れる為に、このクラウンの材質にしたのではないか?と思ったのですが、ちょっと残念でした。



溝


溝

クラウンだけでなく、ヘッドの至る所に溝があります。


これによって、大きな飛距離アップが望めるのでしょうか?


ドライバーにも、シンプルな形状でプレイヤーの感性を高めてくれるタイプと、機能性溢れるタイプがあるように思います。


このドライバーは明らかに後者です。


メーカーの工夫が、これ以上ないほど詰め込まれています。



オリジナルグリップ

このオリジナルグリップも滑りにくいタイプなので、好感がもてます。


硬すぎることもないので、手に馴染みやすいです。


しっかりと振っていきたいクラブであるドライバーは、こういった滑りにくくてグリップ力のあるタイプが向いているように思います。



振り感

素振りをしてみると、かなり軽さを感じましたが、それ以上に感じたのがシャフトの軟らかさです。


試打クラブのフレックスは『SR』だったので、ある程度軟らかいということを覚悟していましたが、実際に振ってみると想像以上でした。


振っていて、シャフトが『くの字』になっているのではないか?と思えるほどの、強烈なしなりを感じました。


『SR』なので『S』と『R』の間・・・。というフレックスになると思うのですが、本当に軟らかいです。


『S』はスティッフ(硬い)で『R』はレギュラー(標準)という意味なので、多少の硬さは残っていてもいいと思うのですが、このドライバーには全く感じられませんでした。


勿論、フレックス表示はメーカーによっても違いますし、同じメーカーでもモデルによってバラバラなのが現状だと思います。


人によって感じ方も大きく異なります。


しかし、ひとつ言えるのは、昔のクラブよりも今のクラブのほうが明らかに軟らかくなっています。


『長尺化』が進んだこともあると思うのですが、『軽量化』もどんどん進んできました。


だからでしょうか?


最近は女性の方でも、男性用のクラブを使う方が増えてきたように思います。


ボールは基本的に男女の区別は無い(実際は女性をターゲットにしたボールはあります)ですが、クラブにはあります。


しかし、それが今は少しずつ曖昧になってきていて、ボーダレス化が進んでいるように思います。


『境界線』が無くなってきたように思います。



構え感

ボールを前にして構えて見ると、かなりのフックフェースに違和感がありました。


強い苦手意識が芽生えてきました。


ちょっと前までならば、よく見てきた形状だと思うのですが、最近はここまではっきりしたフックフェースは珍しいような気がします。


これはかなり苦戦しそうだぞ・・・。と思いました。


呼吸も浅くなっているのが解りました。


しかし、聞くところによると、このドライバーはフェースアングルも調整できるのだそうです。


だとしたら、ストレートにできるのでしょうか?


もしそうであれば、すぐにでも調整してみたいと思ったのですが、あいにく専用の工具が無かったので、このまま試打することにしました。


この強烈なフックフェースが『標準スペック』なのかな?と思いました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』はソフトで好感度が高いです。


弾き感も強いです。



打球音

『音』は、はっきりとしていますが甲高くないですし、何のストレスも感じませんでした。


インパクトが緩んだりすることもありませんでした。



トゥ側

球は、かなり高~くあがっていきました。


打つ前から予想していましたが、かなりの高弾道ドライバーです。


スインガータイプの方に、合いやすいのではないでしょうか?


タフな感じは全くしませんでした。



バックフェース

『安定性』という点では、私では上手くまとめることができなかったのですが、ヘッド自体はシビアな感じはしません。


スイートエリアも広そうです。


シャフトがかなり『動き回る』感じがしたので、上手くなだめていくことができませんでした。


球はつかまりやすいと思いました。



飛距離性能

『飛距離性能』という点では、スインガータイプの方には、かなりの威力を発揮するのではないでしょうか?


たまたまタイミングが合って、シャフトもいい感じでしなってくれた時に、エネルギーを伝えやすい感じがしました。


弾きもいいですし、ボールの初速は速いです。


キャリーもしっかりと稼いでいけるタイプです。


しかも、『つかまった球』が出やすいドライバーだと思いました。



操作性

『操作性』という点では、このフックフェースですし、シャフトも馴染みにくかったこともあり、最初からトライするのは止めました。


色々と極端なことをする気持ちになれませんでした。


それよりも何とか、このスペックに対応していこう・・・。ということのほうが先決でした。



ヒール側

これくらいの大きなヘッドでシャローだと、かなり極端なフックフェースにしなければいけないのかな?と思いました。


かなり構えづらく感じたので、ずっと浅い呼吸のまま試打してしまいました。


ただ、先ほども書きましたが、このドライバーはフェースアングルを調整できるということなので、今度は是非調整して再びトライしてみたいと思いました。



BRIDGESTONE GOLF PHYZ III ドライバー

話は変わりますが、情報通の友人の話によると、今シーズンのクラブ契約がブリヂストンから離れた選手がとても多いのだそうです。


どういったいきさつなのか私は分かりませんが、おそらくメーカー側からによるものだと思います。


プロは私たちアマチュアと違い、お金でクラブを選びます。


もちろん、14本全てではないことも多いですし、『本数』で契約していることも多いそうですが、本当に使いたいクラブを使えないこともあると思います。


私たちはクラブを使ってお金はもらえませんが、その代わり好きなクラブを自由に使うことができます。


勿論、プロといってもクラブ契約が無い選手も多いのですが・・・。



BRIDGESTONE GOLF PHYZ III DRIVER

ブリヂストンは昔から、選手とのクラブ契約の多さで有名なメーカーでした。


それが今はとても少なくなっているようです。


どうしたのでしょうか?


クラブ契約は、その選手にとっても大きな問題です。


契約を変えたことによって、成績が良くなった選手よりも悪くなった選手のほうが多いような気がします。


ワールドランクで1位をとった選手でも、契約を変えた途端、勝利どころか予選も通らなくなって、見かけなくなってしまった・・・。ということもあります。


勿論、プロなので、お金にこだわるのは当然だと思います。


しかし成績とは、また別問題なのだと思います。


ブリヂストンは歴史もありますし、老舗メーカーといえると思いますが、今はたくさんのメーカーがあるので、競争も激しいのかもしれません。


そういえば、私はもう何年もブリヂストンのクラブを購入していないことに気づきました。


ゴルフを始めた頃から、ずっと馴染みのあるメーカーですが、今は他のメーカーのクラブを使っています。


ブリヂストンのクラブが良くないのではないのですが、今はそれだけ選択肢が多くなったのかもしれません。


『J’s』で独り勝ちしていた頃が懐かしく感じます。



BRIDGESTONE GOLF PHYZ III ドライバー
 
最近のBSはちょっと元気が無いな・・・。と思っているのは私だけでしょうか?


勿論、このPHYZや先日発売されたGRの人気も高いようですが、あまり目立たなくなりました。


BSは大好きなメーカーのひとつなので、もっともっとたくさんのクラブに出会いたいと思っています。


他のメーカーには見られない、新たな発想でクラブを作り続けて欲しいです。


                         
        

                         

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