Post
≪ピン i25 ドライバー | HOME | パワービルト MS ウェッジ≫
2014年03月25日
PR
ナイキ VRフォージド PROコンボ アイアン

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ナイキ VRフォージド PROコンボ アイアン の7番 です。

シャフトは ダイナミックゴールド です。
ロフトは34度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS200、シャフト重量は119g、トルクは1.8、キックポイントは手元調子、バランスはD2です。

ナイキのカッコいいアイアンです。
ナイキは機能性溢れるアイアンから、このように本格的なフィーリング重視ともいえるようなアイアンまで様々なタイプが発売されています。

このアイアンを一目見て、だいぶ前に試打したVR PRO コンボ アイアンを思い出しました。
すごくデザインが似ています。
シンプルで、とてもカッコいいアイアンです。

彫りは浅く、ノーマルなハーフキャビティといっていいように思います。

ソール幅は普通でしょうか?
やや広くも見えますが、今はこれくらいの幅のアイアンがとても多くなりました。

ネックの長さも、標準的です。
こういった『ノーマル感』の感じられるクラブには、とても好感がもてます。
奇をてらっていなくて正々堂々、正面からぶつかっていく・・・。といったところでしょうか?

フェース面にミーリングは見られませんでした。
『多数派』といえるような気もします。
ミーリングのあるアイアンもありますが、やはり無いタイプのほうが圧倒的に多いように感じます。

このオリジナルグリップも、ソフトさとしっとり感があって、とてもいいです。
好感度の高いグリップです。

ボールを前にして構えてみても、いい印象をもつことができました。
とても構えやすいです。
楽な気分で構えることができましたし、いいイメージも出せました。
試打を開始しました。

打感はソフトで、すごくいいです。
軟鉄アイアンらしい、心地よさが伝わってきます。

『球のあがりやすさ』という点では、普通といったところでしょうか?
球があがりやすくなるように、色々な工夫が施されているようには感じなかったのですが、これくらいが本来の『普通』といえるあがりやすさのように感じました。
極端な低重心ではなく、むしろある程度の重心の高さはあるのかもしれません。
どのようにして打っても、球が浮いてしまうタイプのアイアンではないと思います。
しっかりと上から打っていける方に合いやすいアイアンといえるのではないでしょうか?

『安定性』という点では、ハーフキャビティらしい、シビアさはあるように思います。
ある程度の正確性は要求してくるアイアンといっていいのではないでしょうか?
ミスヒットには、それなりの答えを用意しているように感じました。
アイアンに大きな寛容さを求めておられる方には、親しみづらいところがあるかもしれません。

『飛距離性能』も、今のアイアンの中でも、飛ばないほうだと思います。
これくらいが本来の7番アイアンの距離だと思いますが、アイアンにも飛びを求めておられる方には不満に感じられるかもしれません。
距離感を大切にしていきたい方の為のアイアンといっていいように思います。

『操作性』は抜群でした。
かなり敏感に反応してくれました。
曲げる球がとても易しく打てました。
左右どちらにも均等に反応してくれます。
構えたときにイメージが出しやすく、それを実現させていきやすいアイアンだと思いました。

とても『本格的』といいますか『正統派』といえるアイアンだと思いました。
先ほども書きましたが、アイアンにたくさんの『機能性』を求めておられる方には、合いづらいところがあるのかもしれません。
このアイアンの構えやすさやフィーリングはとても素晴らしいですが、あくまでも主導権を握るのはプレイヤー自身なのだと思わせてくれるアイアンです。

これまで出会ったこともないような斬新さや物珍しい感じはしなかったのですが、これまでの経験の蓄積がそのまま活かせるアイアンだと思いました。
イージー系、飛距離系のアイアンを求めておられる方の為のアイアンとはいえないのかもしれませんが、フィーリング重視のアイアンを求めておられる方、クラブの機能が勝ちすぎているのを嫌う方。
そして、ナイキファンの方には、是非試していただきたいと思いました。
易しすぎるアイアンに飽きてきたな・・・。という方も、試してみられてはいかがでしょうか?
ナイキのとてもカッコいいアイアンでした。
コメント