ヤマハ インプレス RMX フェアウェイウッド - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2014年03月19日
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ヤマハ インプレス RMX フェアウェイウッド

                 
ヤマハ インプレス RMX フェアウェイウッド 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ヤマハ インプレス RMX フェアウェイウッド の5番です。



FUJIKURA Motore Speeder TMX-514F

シャフトは Motore Speeder TMX‑514F です。

ロフトは18度、クラブ長さは42.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は56g、トルクは4.3、バランスはD1、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は320gです。



正面

ヤマハRMXシリーズの新しいフェアウェイウッドです。


ヤマハらしい、シンプルで美しいデザインが印象的です。


ヤマハはニューモデルであっても、それほど極端にデザインを変えないところに好感がもてます。


今年ヤマハは、このRMXシリーズを主力として展開していくのでしょうか?



側面

こうして見ても、シャロー感が伝わってきます。


クリークということもありますが、球があがりやすそうな印象を受けます。


同じように感じるクラブには、これまでたくさん出会ってきたように思います。



ネックの調整システム

ネックには調整システムが搭載されていました。


今は多機能な調整システムをよく見かけるようになりましたが、このFWの場合はどうなのでしょうか?


とてもシンプルに見えます。


シャフトを変えるだけなのでしょうか?



REmix TUNING SYSTEM

ヒール側には『REmix TUNING SYSTEM』と記されていました。


この『REmix』の中から文字をとって『RMX』になったことは想像に難くありません。



ネックの長さ

調整機能が付いているからでしょうか?


ネックが長く見えました。


どういった工夫があるにせよ、『首長系』のクラブはFWに限らず、アイアンやウェッジなどでも、美しく見えます。


特にアイアンやウェッジは、ある程度の長さが無いと不安に感じることもあります。



ソールの凹み

あまり目立たないのですが、ソールの中央部分が少し凹んでいるのが解りました。


これは以前試打したこともあるインプレスX フェアウェイウッドと共通するところだと思います。


RMXという名前が付いていますが、後継モデルという認識でいいのかな?と思いました。


外見はとてもよく似ているような気がします。



オリジナルグリップ

このヤマハオリジナルグリップも、ソフトなフィーリングでとてもいいです。


しっとり感があって、反発してきません。


素直に手に馴染んでくれます。


日本メーカー、海外メーカーの違いはありますが、ヤマハとタイトリストは似ている部分が多いような気がします。


私にとっては、とてもいい意味での『共通点』のような気がします。



顔

とてもいい顔をしています。


ヤマハらしい美顔です。


ヤマハのクラブなので、ある程度予想はしていたのですが、こうして見ても安心感をもたらしてくれます。


適度に小顔で、控えめな感じがします。


クリークらしい大きさだと思いました。


小顔ではありますが、ディープ感は感じず、むしろシャロー感が強く感じられました。



シャローヘッド

かなりのシャローヘッドです。


シャローバックというだけでなく、ヘッド全体がシャローです。


こういった形状のFWにも、これまでたくさん出会ってきたように思います。



シャローヘッド

角度を変えてみても、やはりかなりのシャローです。


できれば、フェース面はもう少しディープ感が欲しいな・・・。と思いましたが、このままでも大きな不満はありません。


クリークはスプーンに比べ、『直打ち』することも多いですし、このシャロー感に好感をもたれる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?



振り感

素振りをしてみた感じは、できればもう少しシャフトが『堪えてくれる感じ』が欲しいな・・・。と思いました。


かなり走る感じといいますか、『動く』イメージが強いです。


あまり振ってしまうと暴れる感じがしました。


先がビュンビュン走っていく感じなので、方向性は少し目をつぶらないといけないかな?と思いました。


このシャフトのフレックスは『S』ということでしたが、『今風(いまふう)のS』といいますか、しっかりとした感じはあまりしませんでした。


FWですし、重量的にも少し物足りない感じがしました。



構え感

ボールを前にして構えてみても、とても構えやすいです。


好感度の高い構え感です。


何といいますか、『余計なことを一切言わないイメージ』といったらいいでしょうか?


無口で、あまり多くを語らないが、しっかりとした実力を持っている男のイメージ・・・。といった印象をもちました。


すごく楽に構えることができました。


こうして構えていても、シャロー感がすごく感じられるので、球があがりやすそうな印象を受けました。


変なクセが無いので、普段通り打っていけばいいんだ・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』は柔らかくて良いと思いました。


適度な柔らかさがありながらも、『球の質感』を充分感じ取ることができました。


いい感じで『押していける』感じがしました。



打球音

『音』も好感がもてました。


控えめでありながらも小気味いい音が、優しく耳に届きました。


これならば、いくらでも振っていけると思いました。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、予想していたよりも『重め』といいますか、低く抑えられている感じがしました。


これまでの多くのクリークに感じられる、『球の浮きやすさ』『高弾道』とは、ちょっと違う感じがしました。


タフな5Wだとは思わなかったですし、球も浮いてくれますが、結構しっかりとした印象をもちました。


外見のシャロー感からくる印象とはちょっと違っていました。


『ライナー系』とまではいかなくても、結構抑えていける感じがしました。


5Wは、ある程度高さを出して止めていく役目が求められますが、このクラブはちょっと違う感じがしました。


人によって、好みが分かれるところかもしれません。



バックフェース

『安定性』という点では、結構『正直』なクラブだと思いました。


すごくシビアな感じはしなかったですし、クリークらしい易しさもあったのですが、ミスヒットに対しての寛容さは、それほど持ち合わせていないのかもしれません。


元々、昔はこういったタイプのクラブが多かったような気もしますし、今のクラブが易しくなりすぎているのかもしれません。


いずれにせよ、このクラブは今の5Wの中では、『寛容さ』で勝負できるタイプではないのかもしれません。


5Wにも、『寛容さ』を求めておられる方には、多少合いづらい部分があるかもしれません。


ただ、ヘッド自体が正直なところもあるのですが、やはり装着されているシャフトにも大きく影響されているように感じました。


違うシャフトであれば、もっと安定感を出していけるように感じました。


FW(しかも5W)で、56gというのは、少し軽すぎではないかな?と思いました。


ただ、この重量なども、人によって好みが分かれるところだとは思いますが、あくまでもヘッドとの相性を考えてみると『ベスト』とはいえないような気がしました。


ヘッドのもつポテンシャルの高さに、シャフトが上手くついていけていないように感じました。



飛距離性能

『飛距離性能』という点では、多少バラつきがあったのですが、いい感じで打てたときは、すごく高いものを感じました。


見た目はシャロー感が強いので、高弾道系の予想をしていたのですが、実際は低く抑えられた強くて伸びのある球を打つことができました。


今はドライバーに限らずFWでも『低スピン系』が流行っているようですが、このFWもその流れをいっているのでしょうか?


低スピン系のFWといえば、『テーラーメイド』と『キャロウェイ』を真っ先に思い浮かべるのですが、このFWはテーラーメイドよりもキャロウェイのX HOTに近いような印象をもちました。


今度機会があったら、打ち比べてみたいと思います。


私の荒いスイングでは、なかなか連続して大きな飛びを体感することができなかったのですが、たまに何球かに一球でるナイスショットでは、すごい飛距離がでました。


高いポテンシャルを感じましたが、今のままではコースで使うのは少しためらってしまうような気がします。



操作性

『操作性』という点では、まずまずかな?と思いました。


左右に曲げていくことにも、ある程度対応してくれたのですが、今日は少し気持ちを入れにくいと感じてしまいました。


ヘッド自体はとても魅力を感じるのですが、どうしてもシャフトが暴れてしまう感じがして、タイミングが取りづらい感じがしました。


今日はちょっと難しく感じましたが、もう少し時間と球数をこなしていければ、もっと親しみやすくなるだろうと思いました。



ヒール側

このFWの印象は、まず何といっても『外見の美しさ』です。


次に『シャロー感』です。


そして、たまにしか出ませんでしたが、ナイスショットしたときの『飛距離性能の高さ』です。


外見はとてもシンプルなヘッドに見えますが、目に見えないところに、大きな工夫が施されているのでしょうか?



YAMAHA inpres RMX FW

14本のクラブの中で、ドライバーとスプーンだけは、私は『飛距離を求めていくクラブ』だと思っています。


バフィーからは、距離も求めていきたいですが、それよりも『球の止めやすさ』や『ある程度の高さ』『球の浮きやすさ』を求めたくなります。


とはいっても、私はあまりFWを使わないですし、たくさん持っていないのですが・・・。


このヤマハのFWは飛びの性能は高いと思いましたが、正直コースではどうなのかな?と思いました。


私のホームコースは砲台グリーンが多いので、使いづらく感じることもあるのではないかな?と思いました。



YAMAHA inpres RMX FW

私は5Wには、それほど飛距離性能を求めていませんが、やはり求めておられる方はたくさんいらっしゃると思います。


ドライバーからサンドウェッジまで、どの番手のクラブでも距離が出たほうがいい・・・。と仰る方は多いのかもしれません。


特に今は、アイアンの本数が減っていって、FWやUTをたくさんバッグに入れておられる方が増えてきたので、余計にFWに飛距離性能が求められているのかもしれません。



YAMAHA inpres RMX フェアウェイウッド

ただ、このFWは外見の印象よりも、やや『敷居の高い性能』をもっていると言わざるを得ないような気もします。


シャロー感が強く感じられるFWではありますが、明らかにヒッター向けのクラブといっていいと思います。


ある程度のHSが必要になってくると思います。


そういった点でいえば、はっきりとした性格なのだと思います。


このFWで球を打ってみて、球が浮ききらずに却って距離が出ない・・・。と感じられる方も少なくないのかもしれません。



FUJIKURA Motore Speeder TMX-514F

先ほども書きましたが、装着されている、この『純正』のシャフトも、必ずしもベストだとは感じられなかったのですが、違うシャフトだと、もっと好感度も上がったような気もします。


『上下の縦の感覚』にも多少気を遣わなければなりませんが、それ以上に『左右の横の感覚』に気を遣わなければなりませんでした。


たまにいい感じのショットを打つことができたのですが、確率的にやや物足りない感じがしました。


このままではコースで使っていくのは少し難しいかな?と思いました。



ヤマハ inpres RMX FW
 
ヤマハらしい外見の美しさと高性能が組み合わさったFWです。


ヤマハのFWを試打することは、アイアンやドライバーに比べて、少ないような気もするのですが、大きな存在感を感じました。


できれば違うシャフトでも試してみたいと思います。


とてもいいクラブだと思いましたが、購買意欲が強く刺激されるほどではありませんでした。


また何度も試打してみたいと思いましたし、違うシャフトだと、また印象も変わってくると思います。


これからもヤマハには、すごく期待していきたいです。

                         
        

                         

コメント

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No title
今回の記事を見てふと思ったのですがgolfdaisukiさんは
NS950などのスチールシャフトの刺さったFWは試打したりコースで使ったりはしてるんですか?
自分はカーボンシャフトに苦手意識があるのでテーラーメイドのVスチール2005年版の5WにNS850のRを刺して使っています
最近はスチールシャフトが装着されたFWは少なくなりましたね
ブロンズ様。こんばんは。golfdaisukiです。
いつもコメントを寄せてくださいまして、ありがとうございます。

スチールシャフトが装着されたFWも、以前は試打していましたし、コースでも使ったことはありますが、今ではとても少なくなってきています。
最近のモデルは、スチールシャフトが装着されたFWが少なくなってきているように思います。

それは昔に比べ、カーボンシャフトの性能が上がってきているからなのかもしれません。

今度試す機会があれば是非トライしてみたいと思いますが、なかなか難しいかもしれないですね。
『カスタム』ならともかく『既製品』を試打することが多いので、思うようなモデルを手にできないことのほうが多いような気もします。

これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。