キャロウェイ APEX PRO アイアン - ゴルフクラブ試打日記

ライザップゴルフ

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2014年03月07日
  

キャロウェイ APEX PRO アイアン

                 
キャロウェイ APEX PRO アイアン 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは キャロウェイ APEX PRO アイアン の7番 です。



ダイナミックゴールド

シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは33度、クラブ長さは36.875インチ、シャフトフレックスはS200、トルクは1.7、キックポイントは手元調子、バランスはD3 です。



正面

キャロウェイのとてもカッコいいニューアイアンです。


キャロウェイのアイアンらしい、落ち着いた仕上がりになっています。


昔のキャロウェイのアイアンは、独特な形状の物ばかりだったので、すごく苦手にしていたのですが、『X フォージド』が登場してきてから、親しみやすさを感じるようになりました。


キャロウェイのアイアンと一口に言っても色々とありますが、このアイアンはかなり美しいです。



側面

こうして見ていても、とても美しいな・・・。と思いました。


以前も書きましたが、ゴルフクラブは料理などと同じく、まずは『目で楽しみたい』と思っています。


それから色々な特徴などを探っていくことになるのですが、見た目でアウトが出てしまうと、途端に興味が失せます。


そういった点で考えてみても、このアイアンはかなり高得点です。



彫りの深さ

彫りの深さは、まずまずといったところでしょうか?


これまでも同様のアイアンにはたくさん出会ってきたような気がします。


特に変わった感じはしません。



ソール幅

ソール幅は、今の主流ともいえる『ワイド系』アイアンと比べると、やや狭く見えますが、本来はこれくらいが適正のような気がします。


この角度から見ても、このアイアンが鋭く尖ったシャープなタイプではなく、微妙に曲線美があり『ふんわり』とした印象をもたせてくれるタイプだということが解りました。



ネック長さ

ネックの長さは、標準的といったところでしょうか?


適度に長さがキープされていますが、特に長いという印象はありませんでした。


何といいますか、『余計な雑味』が無い感じがして、やる気にさせてくれます。


私はこういったシンプルな形状のアイアンに魅力を感じます。



ミーリング無し

一応、ミーリングがあるかどうか、よく見てみたのですが、このアイアンには見られませんでした。


やはり、アイアンにはウェッジほど必要性が無いのでしょうか?


何度も書きますが、『強烈なバックスピン』よりも『フライヤーを軽減』してくれるアイアンにはすごく魅力を感じます。



オリジナルグリップ

このしっかりめのオリジナルグリップも、キャロウェイらしいところです。


キャロウェイはずっとこういったタイプのグリップが多いような気がします。


私は断然ツアーベルベットタイプが好きですし、あの独特のしっとりとしたフィーリングが距離感や方向性を敏感に感じさせてくれるのですが、こういったタイプのグリップを好まれる方もたくさんいらっしゃると思います。


好みがはっきりと分かれるところだと思いますが、もし私がこのアイアンを使うとするならば、間違いなくグリップ交換をするだろうと思います。



構え感

ボールを前にして構えてみても、とてもいい印象をもちました。


すごく男前なアイアンです。


少しグースが効いている感じもするのですが、これくらいであれば苦手意識が芽生えるほどではありませんでした。


左へ巻いてしまうマイナスイメージも湧きませんでした。


むしろ、やや逃がし気味に打っていけるのではないかな?と思えるほどでした。


トゥ側とヒール側のバランスも、ちょうどいいように感じます。


とても楽に呼吸ができ、気持ちも穏やかになっていきました。


いつでも『準備OK』といったところです。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』がすごく柔らかくて、いきなりテンションが上がっていきました。


この軟鉄独特の美しい仕上がりから、グッドフィーリングであることは予想がついていたのですが、それを一球目から感じ取ることができました。


思わずスキップしそうになったのですが、周りにはたくさんの人がおられたので、すぐに我に返りました。


とても柔らかい打感だな・・・。と思いました。


軟鉄アイアン独特の、『吸収力のある打感』といったらいいでしょうか?


余計な雑味はフェース面が全て吸い取ってくれるような感じです。


あとには好感触しか残りません。



バックフェースの厚み

どこにその秘密があるんだろう?と思いながら、まじまじと見つめました。


おそらくこのバックフェースの厚みの部分にも、何か秘密があるんじゃないかな?と思いました。


構え感や打感など、フィーリング重視でありながら、上手く機能性もマッチしているアイアンだと思います。


第一印象よりも、好感度がどんどんアップしていきました。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、普通といったところでしょうか?


特にすごくあがりやすくなっている・・・。という感じもしなかったですし、マッスルバックのようなタフさは感じませんでした。


こういった形状らしいあがりやすさだと思いました。


この試打クラブはDGが挿してあったので、どちらかといえばヒッタータイプの方に合いやすそうなのですが、他にもDGと並ぶ人気シャフトであるNSPROなどもラインアップされているそうなので、幅広い層に対応していけるアイアンだと思います。



バックフェース

『安定性』という点では、特にシビアな感じはしませんでした。


このアイアンのもつ美しい顔が、打点をブラつかせずに上手くまとめさせてくれたのかもしれません。


装着されている高性能シャフトとの相性もすごくいいようです。


最近よく見られる『極端なイージー系』とは違いますし、『易しさ』を前面に押し出しているアイアンではないと思います。


アイアンに『易しさ』を求めておられる方には、少し合いづらい部分があるのかもしれません。


『PRO』という名前がついていますが、決して敷居が高すぎるアイアンではないですし、多くの方に試していただきたいと思いました。


昔に比べ、今の『プロモデル』は親しみやすい物が多いのは間違いありません。



飛距離性能

『飛距離性能』という点では、今のアイアンの中では、やや飛ばないほうといえるような気がします。


飛びすぎないところに、私は安心感を得ることができるのですが、アイアンでも飛ばしていきたい・・・。という方には合いづらいのかもしれません。


何といいますか上手く表現できないのですが、『7番らしい7番』といった感じがしました。


長い間練習を積んで、7番アイアンで磨いてきた距離感をそのまま活かしていけるアイアンといった印象です。


予想よりもキャリーやランが出てしまうアイアンには、私はどうも馴染めないですし、敬遠してしまいます。


人によって好みが分かれるところだと思いますが、私はこういった『ノーマル』なタイプのアイアンが好きです。



操作性

『操作性』も良くて、いい反応を見せてくれました。


こちらのイメージも伝えやすい感じがしました。


少しグースが効いていますが、扱いづらく感じるほどではありませんでした。


ただ、もし贅沢を言わせてもらうならば、やはりもう少しグースを弱めたいところです。


しかし、これも好みの問題ですし、このままで充分・・・。だという方もたくさんいらっしゃると思います。


今は極端なグースよりも、また完全なるストレートネックよりも、このアイアンのような『ちょっぴりグース』が一番支持されているのではないでしょうか?



Callaway APEX PRO IRON

すごくいいアイアンだな・・・。と思いました。


ここ数年のキャロウェイのアイアンの中で、一番いいんじゃないかな?と思いました。


それくらい、過去のモデルの印象が薄くなってしまいます。



Callaway APEX PRO IRON

ニューモデルらしく、おそらく色々な機能が組み込まれているのだろうと思うのですが、このアイアンの大きな特徴は主に2つだと私は思っています。


ひとつは『全体的な美しさ』です。


そしてもうひとつは『打感の良さ』です。


この2つの印象がとても強く残りました。



キャロウェイ APEX PRO アイアン

何だ、あまり大したことじゃないじゃないか・・・。と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、とても大切な要素です。


アイアンには欠かせない要素です。


機能性や易しさなどを追求するあまり、不格好になって構えづらくなったり、いい打感が得られないと、それがすぐにショットに影響します。


球を打っていても楽しくありません。


『理論上の数値』などよりも、『プレイヤーの感性』を大事にしてくれているクラブに魅力を感じます。



Callaway APEX PRO IRON

何もマッスルバックなどのように難しくすればいい・・・。というのではありません。


昔に比べ、今はマッスルバックもずいぶんと親しみやすくなったように思いますが、それでも苦手意識をもたれる方も少なからずいらっしゃると思います。


フラットバック形状ではなく、キャビティ構造に安心感をもたれる方も少なくないのかもしれません。


そういったときに、このアイアンのような『キャビティの良さ』と、『グッドフィーリング』が両立したアイアンの出番です。


フィーリング性能よりも、とにかく飛ばしたい、球があがりやすいほうがいい、ミスヒットにも寛容なほうがいい・・・。という方もいらっしゃると思います。


しかし、経験を積んでくればくるほど、やはりフィーリングの重要性が増してくるのではないでしょうか?


スコアが良くなればなるほど、『一打の重み』が違ってきます。


『79』と『80』では大きな違いがあります。


『89』と『90』でも、『99』と『100』でも、大きく変わってきます。


そういった一打を大切にするようになったときに、プレイヤー自身がもつ『感性』が重要になってくるのではないでしょうか?


『コントロールしづらいけど、すごくよく飛ぶアイアン』よりも『コントロールしやすくて飛びすぎないアイアン』『距離感の出しやすいアイアン』のほうがスコアメイクに有利だということも感じ取れるようになるのではないでしょうか?



キャロウェイ APEX PRO アイアン
 
このアイアンは全体的な美しさやフィーリングの良さと、難しすぎない親しみやすさとのバランスがちょうど取れているように思いました。


試打していても、すごく楽しめました。


鼻歌交じりに『ルンルン気分』で打っていたように思います。


球を打っている間、ずっと目尻も下がっていたのは間違いありません。


脳がすごくいい刺激を受け、ドーパミンがたくさん放出されたんじゃないかな?と思えるほど、夢中になって打ち続けていました。


とても楽しい時間を過ごすことができたので、これからもたくさん試打するだろうと思います。

                         
        
                         

コメント

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APEXと言えば・・・
golfdaisuki様

いつも楽しく拝見させて頂いております。
実はキャロウェイ社が先月報道したこのNEWアイアンをgolfdaisuki様が試打され記事にされるのを楽しみにしておりました。

golfdaisuki様もきっとお気づきだと思いますが、APEXと言えば、あの「Ben・Hogan」に他なりません。
Ben・Hogan社は数年前にキャロウェイ社に吸収されました。
当時Ben・Hoganのアイアンを使っていた私は酷くガッカリしたのを覚えております。
自動車業界でも頻繁に見受けられる現象で、一時代を築いた優良メーカーが勢力を拡大してきたメーカーに吸収されてしまうのを目の当たりにしたのです。

Ben・Hoganと言えば、伝説の「パーソナル・アイアン」をはじめ、数々のヒット作で世のゴルファーを魅了したメーカーです。
Apexアイアンの良さは何んと言っても軟鉄鍛造アイアンの独特な柔らかい打感です。

私も3機種ほど使わせて頂きましたが、あの打感の素晴らしさは忘れられません。
最後に所有したモデルはBen・Hogan社が晩年に発売した「Apex Edge Pro」です。
今回キャロウェイ社が発売したモデルとよく似た名前ですよね?

golfdaisuki様が仰る通り、ここ数年のキャロウェイ社製アイアンのイメージが変わったのはひとえに旧Ben・Hogan社スタッフ達の頑張りに他ならないと思います。
Apexアイアンが甦ってきたと思うと凄く嬉しいです。

残念ながら現在はマッスルバックに心酔しておりキャビティーバックのこのアイアンを所有しようとは思わないですが、伝説のパーソナル・アイアンを彷彿とさせるようなマッスルバックのモデルが出てきたら・・・?

今年のキャロウェイ社はBIG BERTHAの復活といい、かのAPEXのPROモデルの復活といい沢山のゴルファーの郷愁に訴え掛けてますね!
どちらも素晴らしい仕上がりで、今後も楽しみなメーカーです。

長々と失礼致しました。
これからも沢山の記事を楽しみにしてます。m(__)m
とても参考になりました!
peace14様。こんばんは。golfdaisukiです。
いつもありがとうございます。

ベンホーガンのクラブはとても素晴らしかったですね。
私は購入したことはないのですが、何度か球を打ったりして接したことがあります。

以前、『白洲次郎さん』の展覧会に足を運んだことがあるのですが、そのときに白洲次郎さんの使っておられたクラブセットが展示されていました。
ベンホーガンでした。
易しさが充分に感じられる今のクラブとは、全く違ったタイプで、かなり難しそうなクラブでしたが、とてもカッコ良かったことを覚えています。

キャロウェイのアイアンがカッコ良くなったのは、ベンホーガンの影響なのかもしれないですね。
昔のクラブには、今のクラブには無い、何かとても大きな魅力が感じられますね。

この度はとても参考になるコメントを寄せていただき、ありがとうございました。
楽しく読ませていただきました。

これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。