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2009年10月21日
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ブリヂストン ツアーステージ ViQ ドライバー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ブリヂストン TOURSTAGE ViQ ドライバー です。

シャフトは VT-50w カーボンシャフト です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は59g、トルクは3.6、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は298gです。

久し振りのTOURSTAGE ViQシリーズのニュードライバーです。
すごくデザインが変わったなあ・・・・。と思いました。
何となくオシャレな感じです。
これまで、ここまではっきりと『ViQ』の文字が大きく表示されたものはないような気がします。

『ViQ』といえば、『ターボラバー』ですが、今回のモデルにはしっかりとついているようです。
ターボラバーは、インパクト時の無駄な衝撃を抑え、それを飛ばしのエネルギーに変えていく・・・・。というものだったと思います。
TVのCMで見ていて、とても画期的なシステムだと思っていました。
さすがはブリヂストンだな・・・。と思いました。

『クラウン部分』は、ブルーがとても綺麗ですが、何やら模様のようなものが付いています。
今までこういった物は見たことが無かったので、不思議な感じもしましたし、とても神秘的な感じがしました。
この模様に対する違和感は全く感じませんでした。
むしろ、とてもいい感じがしました。

素振りをしてみると、やや軽くは感じましたが、なかなかいい感じで振っていくことができました。
ヘッドも適度に効いていますし、全く振りづらくありません。
タイミングも合いやすそうな感じがしました。
「ビュンビュン」と、ヘッドが走る感じもつかむことができました。

ボールを前にして構えてみると、やや『フックフェース』かな?と思ったのですが、それほど構えづらい感じがしません。
普段なら『苦手意識』や『焦り』を感じてしまう『フックフェース』ですが、今日は何故かリラックスして構えることができました。
呼吸も浅くならずに、深くとることができました。
ドライバーヘッドの色は『黒』が基準だと思っているのですが、『ブルー』も美しいですし、このヘッドのように『ブラック』と『ブルー』が混在しているのも、とても美しくていい色だと思いました。
どちらもすごくお互いを引き立てているような感じがします。
『ブルー』というのは、確か『気持ちを落ち着かせてくれたり、集中力を上げてくれる色』だったと思いますし、『ブラック』も『落ち着き感』を演出してくれ、引き締まって見えるので、ヘッドにはとても適した色だと思います。
すごくバランスのいい『色配分』だと思いました。
試打を開始しました。

まず感じたのが、その何ともいえない心地良い『打感』の良さです。
打ち終わった後、『気分爽快』といった言葉が浮かびました。
すごく『爽快感』を感じることができました。
1球目からいいところでインパクトできて、ナイスショットが打てたからでしょうか?
すごく心地良い感触を味わうことができました。
素振りをしていた時は、やや軽い感じとシャフトの軟らかさから、少しインパクトがブレることを覚悟していたのですが、1球目からいい感じでショットすることができました。
『フェース面』のデザインも変わっていますし、おそらくこの『楕円』の部分が『スイートエリア』なのだろう・・・・。と思うのですが、今日はずっとこの中に打点を収めていくことができました。
何球打っても、楽しくなる感じです。
気持ちいい感触だなぁ・・・・。と思いながら打っていたら、店員さんが私の打席へやって来て、
「どうです?すごく打感がいいでしょう?このドライバーは『人間の感性』を研究して作られているんですよ・・・。」
と教えてくれました。

『トゥ』の所やシャフトに『 IMPACT MANAGEMENT SYSTEM 』と表記されています。

この『クラウン部分』の模様も、『感性工学』といったものに基づいて、『芯』でヒットしやすくなるように描かれているのだそうです。
それにより『ミート率』が向上し、『打感の良さ』や『飛距離性能』をアップさせているのだそうです。
『感性工学』といった難しい学問は私には解りませんが、構えたときにすごく心地良い感じがしたのは事実ですし、私程度の者でも一球目から『芯』で打つことが出来たので、やはり効果は絶大なのだと思いました。
その後も試打を続けていったのですが、なかなか『芯』を外さない感じです。
打てば打つほど心地良い感触を味わうことができました。
打っていてもとても心地いいので、だんだんと『叩く度合い』が強くなっていったのですが、やはり心地よさを強く感じることができました。
頭の中で『アルファ波』が増大しているのではないか・・・・?と思えるほど、リラックスして打つことができました。

私だけがこう感じてしまうのかな・・・・?と思い、その店員さんにも打ってもらったのですが、彼もすごくいい球を連発していました。
彼も私同様、初めてこのドライバーを構えたときにすごくいいイメージを描くことができたのだそうです。
お互いが何だかブリヂストンの仕掛けた『マジック』にはまってしまった感じです。
何だか不思議な感じもしていたのですが、やはりまだまだクラブの開発の余地は残されているのだと思いますし、『物理』から『感性工学』へと、これから研究課題がシフトしていくのでしょうか?
確かに、これまで物理上は素晴らしい性能を持っているドライバーでも、実際に打ってみると苦戦してしまう物も少なくありませんでした。
機械が打つならばそれでいいと思うのですが、実際に打つのは人間ですし、人間は機械にはない『感性』を持っているのだから、やはりその『感性』の部分を研究するのは正解なのだと思いますし、これからはこういったタイプのクラブが増えてくるのかもしれません。
構えやすいクラブとか、いいイメージを持つことのできるクラブというのは、それだけでナイスショットの確率が上がってくると思いますが、そういったものをここまではっきりと形として表したブリヂストンの『技術力』や『研究熱心さ』には脱帽・・・・。といった感じです。

『球のあがりやすさ』という点でも、やはりよく上がるドライバーだと思いました。
『打ち出し角』が高い感じがしますし、いい感じで力強く伸びていく感じです。
私が普段使い慣れているドライバーよりも、かなり軽いドライバーではありますが、なかなか力強い弾道だと思いました。
正直、私はもう少し抑え気味で打っていきたい・・・・。と思っていたのですが、『ティの高さ』を変えたりしながら調整していきたい・・・・。と思いました。
『ドロップ感』を感じることもなく、自然とボールが上がっていきます。
何よりも、『易しい』ということがすごく感じられます。
『ロフト9.5度』というと、『立っている』と感じられる方もたくさんいらっしゃるかもしれませんが、構えた時の『安心感』『リラックス感』からでしょうか?
すごくいい感じで上がりやすく感じられる方もきっと多いのではないでしょうか?
当然ではありますが、『ロフト10.5度』のモデルもラインアップされているそうですし、そのモデルは他の打席の方へ貸し出し中だったのですが、おそらくもっと顕著に上がりやすさを感じられると思います。
『球のあがりやすさ』だけでいいますと、これまでの『ViQドライバー』の同スペックモデルと大差ない感じがしました。

『安定性』という点でも、やはりかなりのハイレベルだと思いました。
打つ前は少し左方向が気にはなっていたのですが、思っていたよりもつかまり過ぎることもなく、気持ちよく振り抜いていくことができました。
球のつかまりがいいので、気を抜くと『フック』が出てしまいそうな感じもしましたが、今日はそれほど気にすることなく試打を楽しむことができました。
打っていてすごく気持ちいいので、細かいことは気にせずに、楽な気持ちで思いっきり振り抜いていくのが一番だと思いました。
おそらく多くの方が、このドライバーに『打ちやすさ』を感じられるのではないでしょうか?
右へ抜けていく球も出なかったので、右へのミスが嫌な方でも、すごく打ちやすく感じられるのではないでしょうか?

『音』という点でも、『打感』同様、すごく心地よい音だと思いました。
『打感の良さ』と、この『音の良さ』が上手くマッチしている感じです。
やや大きめの音ではありますが、全くストレスを感じませんし、とても心地良く耳に届いてきます。
強く叩きにいっても、『異音』を発することはありませんでした。
強い『反発性』を感じられる音ですし、『音の強さ』で飛距離を感じておられる方も多いと思いますが、このドライバーの音は、そういった方々にも満足度が高いのではないでしょうか?
やや変わったフェース面ではありますが、この『打感』『音』については、とても高フィーリングです。
きっとかなりの研究や試行錯誤が繰り返されたのだろう・・・・・。と思います。
いつも思うことであり、どのメーカーもいえるのですが、クラブメーカーのこういった『工夫』や『新しい物への挑戦』といったものには頭が下がる思いです。
私のように、ただ単に『打感が良い』とか『音が良い』というのは簡単ですが、こういったレベルの高い物を作り出すには、それ相当の『企業努力』があってのことだと思います。
今の時代にゴルフが出来てとても幸せだと思います。

『操作性』という点では、あまり極端に左右に打ち分けるタイプのドライバーではないと思いました。
構えた時に、何本もの『イメージライン』を描いていけるタイプのドライバーではないですし、明確に浮かび上がった自分のラインを信じて振り抜くことが成功への近道のような気がしました。
私には『フック』の方がイメージしやすいですし、それを打つのが自然なのだと思います。
構えた時に湧いてくるいいイメージを壊さないように、感じるまま自然に打っていくことが最善のような気がしました。
一応『スライス』にもトライしてみましたが、つかまりがいいドライバーなので、あまり大きく右へ曲げていくことが出来ませんでした。
色々と細工し過ぎると、せっかくのこのいいイメージが乱れてしまうような感じがしたので、今日は何本ものラインを作り出していくのではなく、ひたすら『一本のライン』にボールを乗せていくことだけを心掛けてショットしていきました。
私が恐れている『チーピン』は一球も出ませんでした。
やはりこの『心の静けさ』がその嫌な球筋を消してくれているのでしょうか?

『飛距離性能』という点でも、やはりいい感じがしました。
正直言いまして、私にはやや上がりすぎの感じがしましたし、『吹き上がり感』も少し感じてしまいました。
ただ、先ほども書きましたが、打てば打つほど心地良くなっていくドライバーなので、球数をこなせばこなしていくほど飛距離を伸ばしていくことができるのではないでしょうか?
『フィーリング面』が合わないドライバーだと、打つたびに『苦手意識』や『緊張感』などが増してきて球数をこなす度に飛距離も落ちていくこともあり得ると思うのですが、このようなドライバーではその逆だと思います。
球数をこなしていくほど、少しずつ飛距離が伸ばしていくことが出来、その人が本来持っている『潜在能力』を目覚めさせてくれるのではないでしょうか?
せっかく持っている自分の高い能力を発揮出来ないのは、とても損だと思います。
苦手な感じがするドライバーでは心に『ブレーキ』をかけてしまうこともあると思うのですが、こういった高フィーリングなドライバーではずっと『アクセル』を踏みっぱなし・・・・。といったところでしょうか?
『躊躇(ちゅうちょ)』という言葉を忘れてしまいそうです。

おそらくこのドライバーも、これまでの新製品と同様、たくさんの『物理的』にも優れた工夫が施されているのだと思いますし、『ターボラバー』はその最たる物のひとつだと思います。
店員さんの説明によると、このシャフトにもずいぶんと工夫が施されているのだそうです。
あまり聞き過ぎてしまうと、『頭でっかち』になってしまいますし、何より『先入観』を持ちすぎてしまうので、詳しい説明は遠慮しました。
やはり自分で打ってみて、その感想が自分には一番なのだと思います。

そんな多くの『物理的有利さ』を感じながらも、やはり『フィーリング性能』に磨きをかけたドライバーなのだと思いました。
『フィーリング』というのは、漠然としたところもありますし、人それぞれ好みはたくさんあるのだと思います。
『物理的性能』のように、簡単に数値として表すことが難しい部分もあると思いますが、おそらくこのドライバーを手にされた方の多くが『いいフィーリング』を感じられるのではないでしょうか?
『クラブが易しくなり過ぎた』と言われて久しいですが、これからはクラブを使うゴルファーを対象として、より研究を深めながらクラブ開発が進んでいくのでしょうか?
それはとても画期的なことだと思いました。

私は今日、このドライバーに出会って、少しショックを受けました。
このようなクラブ開発の仕方もあるんだな・・・・・。と思いましたし、ブリヂストンが先陣を切ったような気がします。
こういった新たな試みはある意味『革命的』だと思いますし、他のメーカーも追随してくるところがあるかもしれません。
『カーボンコンポジット』などのように、ブームが来るかもしれません。
これからはヘッドの色は『単色』ではなく、こういった『グラデーションヘッド』が主流となってくるかもしれません。
ヘッドに何やら模様が書かれている物も、多く見かけるようになるかもしれません。
これから先、クラブがどのように変化していくかは解りませんが、そう思わせるほど、このドライバーはとても新鮮な感じがしました。

これまで、どちらかというと『ViQシリーズ』は、私にはやや縁が薄いブランドだと思っていたのですが今日、このドライバーに出会うことができてそのイメージが変わりました。
すごく好感度がアップしてきました。
『ViQドライバー』は、初期モデルから試打していますが、それらの中でもこのモデルが『歴代最高』だと思いました。
一度だけならず何度でも手にして球を打っていきたい・・・・。と思わせる素晴らしいドライバーだと思いました。
ここずっと、最近はブリヂストンの新製品に出会うことが無くなったなあ・・・・・。と思っていたのですが、こういったドライバーを発表してくるとは驚かせてくれます。
まさに『満を持して』だと思います。
これまでの空白の時間をすっかりと埋めてくれたような気がします。
私だけでこの心地よさを味わうのはとてももったいないので、仲間たちにもすぐに知らせていこう・・・・。と思いました。
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