キャロウェイ X2 HOT PRO ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。


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2014年02月01日
  

キャロウェイ X2 HOT PRO ドライバー

                 
キャロウェイ X2 HOT PRO ドライバー 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブはキャロウェイ X2 HOT PRO ドライバー です。



Callaway-X 2 HOT

シャフトは Callaway X2 HOT です。

ロフトは9度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は54g、トルクは5.7、キックポイントは先調子、バランスはD1、クラブ総重量は309gです。



正面

キャロウェイ X HOTシリーズのニュードライバーです。


先日X2 HOTドライバーを試打したばかりですが、このモデルは『PRO』という名前が付いています。


昨年のモデルも、同じようになっていました。



側面

こうして見ても、デザイン的にはX2 HOTと似ていますが、このPROのほうが小振り感があって、立体感もあります。


より叩いていけそうな雰囲気があります。


こうったところが『PRO』たる所以でしょうか?



バックフェースのウェイト

バックフェース付近に、ウェイトがあることに気づきました。


X2 HOTには見られませんでした。


これも大きな違いだと思います。


これは設計コンセプトの違いによるものなのでしょうか?


見た目は似ていても、性能的には全く異なるドライバーなのでしょうか?



ネックの調整システム

ネックには調整システムが搭載されていました。


ここは共通するところです。



ネック長さ

ネックの長さも、しっかりと維持されています。



NSポジション

試打するポジションは、この『N』と『S』のポジションです。


やはり、スタンダードなところで試してみるのが一番だと思います。



セミシャローバック形状

セミシャローバック形状といっていいでしょうか?


先日試打したX2 HOTよりも、若干厚みを感じます。


クラウン部分が盛り上がっているように見えました。


今度機会があれば、見比べてみたいと思いました。



顔

かなりの男前です。


惚れ惚れするほど、いい顔をしています。


適度な小振り感やシャープな形状もいいのですが、クラウンマークが無いことに気づきました。


これはX2 HOTと大きく異なるところです。


おまけに、このドライバーは私の大好きな『逃がし顔系』に見えました。


左への不安を払拭してくれそうな、いい顔をしています。


今は『つかまえ系』の顔をしたドライバーが圧倒的に多いように思うのですが、このドライバーは違いました。


とても魅力を感じました。


私の中での『どストライク』の顔をしていました。



振り感

素振りをしてみた感じは、ヘッドの立体感とシャフトのしなり感がちょっと合っていないように感じましたが、おそらく他のシャフトもラインアップされていると思いましたし、そちらに期待したいと思いました。



構え感

ボールを前にして構えてみても、とてもいいです。


X2 HOTはどちらかというと『つかまえ顔』に見えたのですが、このドライバーはやはり『逃がし系』に見えます。


すごく楽な気分で構えることができました。


スライスに悩んでおられる方など、つかまえ顔のドライバーを好まれる方には、あまりいい印象をもたれないかもしれませんが、これはやはり人によって好みが大きく分かれるところなのだと思います。


私はこのドライバーの構え感はすごく気に入りました。


左へのプレッシャーが全くありませんでした。


いいイメージを頭に描くことができました。


鼻歌を歌いながらスキップでもしたくなるような気分です。


左へのプレッシャーを感じたりして構えづらいドライバーだと居心地が悪いですが、今日はまるで草原にいるかのような心地よさです。




試打を開始しました。

Callaway Golf X2 HOT PRO DRIVER
 
1球目から、とてもいい感じのドローボールを打つことができました。


昔はたくさんありましたが、本来ドロー系の球は、こういった逃がし系の顔で打っていたように思います。


逆にフックフェースがきつすぎると、何とか逃がしていこうとして、大きなスライスを打ってしまうこともたくさんありました。


インパクトで合わせにいってしまう、良くない傾向でした。


ヘッドが大きすぎず、適度に小振りなので、フェースターンもしやすいように感じました。


『つかまえ系』のドライバーで左を気にしながらつかまった球を打つのと、このような逃がし系でつかまえて打つのでは、大きく違うように思います。


私はとても好感がもてました。



フェース面

『打感』は、まずまずだと思いました。


特に大きな不満もなく、心地いい感じで振り抜いていくことができました。



打球音

『音』も、おとなしめで好感がもてました。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、『高弾道』というよりは、やや『ライナー系』に近い、中高弾道の球が出やすいと感じました。


ロフト(表示ロフト)が9度ということもあると思いますが、高くあがりすぎない感じです。


『低いライナー系』だとは思いませんでしたが、あがりすぎが抑えられていて、着実に前に進んでいきました。


このドライバーも、やはり低スピン系なのでしょうか?


叩いていっても、吹き上がる感じはしませんでした。


明らかにヒッター向けのドライバーといっていいように思います。



バックフェース

『安定性』という点では、シビア過ぎる感じはしなかったのですが、今の多くのドライバーの中では比較的正直なほうかもしれません。


大きくごまかす感じがしませんでした。


球筋が大きく乱れることがありませんでしたが、自分に合ったシャフトを選ぶと、もっと安定感は増していくのは間違いないと思いました。


この純正のシャフトでは、ヘッドがもつ高いポテンシャルと上手く発揮しづらいのではないかな?と思いました。



飛距離性能

『飛距離性能』は高いです。


私は昨年のモデルにあまりいい印象をもっていなかったせいか、今年のモデルは、よりいい印象をもちました。


性能がアップしているのは間違いないと思います。


『球の伸び』を目で追っていて、打ち比べるまでもないな・・・。と思いました。



操作性

『操作性』も、いい感じでした。


右に逃がしていくのがとても易しいと思いました。


普通に打っていくのであれば、私は1球目のようなドロー系の球が出やすいのですが、ちょっと逃がしていきたいときにも、上手く対応してくれるドライバーだと思いました。


先日試打したX2 HOTよりも、融通が利く感じです。


球が自然につかまるのではなく、『つかまえる動作』が必要になってくると思うので、スライサーの方には、やや合いづらい部分があるかもしれません。



ヒール側

おそらく一般的に受け入れられやすいのは、『X2 HOT』だろうと思うのですが、球がつかまり過ぎるので、少し抑えていきたい・・・。立体的なヘッドで力強く叩いていきたい・・・。という方には、こちらの『PRO』のほうが合いやすいのではないでしょうか?


実際に打ち比べてみたいと思いますが、こちらのPROのほうが『弾き感』が若干強いのではないかな?と思いました。


しかし、これは『製品誤差の範囲』かもしれないですし、数値的には大きな違いはないのかもしれません。


ただ、今日試打した感じで、このドライバーの『弾きの良さ』をすごく感じました。


『スピン過多』になりにくいので、叩けば叩くほど、いい結果が得られるドライバーだと思いました。



キャロウェイ X2 HOT PRO ドライバー

いいドライバーだな・・・。と思いました。


キャロウェイは毎回、私たちゴルファーを楽しませてくれますが、このドライバーにも大いに魅力を感じました。


X2 HOTもいいですが、私はこちらのほうが購買意欲が刺激されました。


海外で作られているのだと思いますが、コストパフォーマンスが高いところも魅力のひとつです。



Callaway Golf X2 HOT PRO DRIVER

今日のスカッとした青空に、このボールから放たれる白球が上手くシンクロしていたように感じました。


頼もしく感じる弾道でした。


いつものことなのですが、『調整機能』のことは全くといっていいほど意識から外れ、このドライバーの『基本性能の高さ』を楽しみました。


もし購入したら、とりあえず色々と試してみるとは思うのですが、おそらくあまり大きく変えないような気がします。


それよりも『合うシャフト』に変えるほうが先決です。


ヘッドはとても高いパフォーマンスを発揮してくれるので、それに見合うシャフトを色々とテストしてみたいです。


いつも色々なドライバーを試打していて、『弾き』がいいと感じるドライバーは『ヘッドの割れ』を心配することがあるのですが、このドライバーにも、そのようなことをふと感じました。


『最新=最高』では必ずしもないと、私はいつも思うのですが、このX HOTに関していえば、昨年のモデルよりも、今年のモデルのほうが明らかにパフォーマンスが上がっていると思います。


また何度も試打を楽しみたいです。

                         
        

                         

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