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2009年10月20日
ホンマ ベレス MG803アイアン(スチールシャフト)

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ホンマ ベレス MG803アイアン の7番 です。

シャフトは NS PRO950GH です。
ロフトは30度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはR、バランスはD1、キックポイントは中調子、クラブ総重量は413gです。

ホンマらしい、カッコいいデザインのアイアンです。
以前、同じ『MG803』というアイアンを試打したのですが、その時は『ブルー』が印象的だったのですが、このアイアンは同じ『MG803』ではありますが、黒い色が特徴的です。
前回はカーボンシャフトだったのですが、今回はスチールシャフトです。
装着するシャフトによって、ヘッドの『エンブレム』のような物の色も変わってくるのでしょうか?
ブルーも鮮やかで美しい色ですが、こういったブラックも落ち着きがあって、とてもいい感じがします。

『ソールの幅』も、やはり広い感じがしましたが、扱いづらさを感じるほどのワイドソールではないと思いました。
これ以上極端に広くなってしまうと、私は難しく感じてしまうと思うのですが、これくらいならば『許容範囲内』だと思いました。

素振りをしてみても、やはりスチールシャフトの方が振りやすく感じます。
最近のカーボンシャフトの高性能ぶりには目を見張るものがありますが、アイアンに限って言えば、やはりスチールの方が付き合いも長いですし、そこから『安心感』と『信頼感』が芽生えているような気がします。
軽量スチールを未だに使いこなせていない私ですが、カーボンシャフトに比べると、安心感がありますし、使いやすい気がします。

ボールを前にして構えてみても、やはりややヘッドが大きく感じてしまいましたが、それほど構えづらくはなく、むしろなかなかの好印象でした。
セミラージサイズアイアンといえるのでしょうか?
やや大きく見えますが、『ホンマアイアンの伝統』を引き継いでいる形状だと思いました。
いいイメージが湧いてきて、すごく肩の力が抜けていくのが解りました。
試打を開始しました。

まず感じたのが、その高い『安定性』です。
前回、カーボンシャフト装着モデルを試打した時は、やや苦戦してしまったのですが、今日は一球目からいい球を打つことができました。
しかし、それはカーボンシャフトの性能が低いのではなくて、その軽さに慣れずにいる、私の技量不足が大きな要因だと思います。
ほぼストレート・・・・。といいますか、なかなかボールが曲がる気配を見せません。
何球も連続して打っていったのですが、やはりいい結果を得ることができました。
見た目も美しいアイアンですが、すごく易しいアイアンだと思いました。
やはりこういった近代的なデザインで、かなりの『技術』や『創意工夫』が組み込まれているのだと思いますし、それが見事に結果につながっているような気がします。

球もすごくあがりやすいですし、全くタフな感じはしません。
ダウンブローが苦手な方でも、球を浮かしやすいと感じられるのではないでしょうか?
フェースに上手く乗せさえすれば、あとは自然とボールが上手く上がっていく・・・・。といった感じです。
アイアンショットは、ボールの手前から『ソール』を滑らせるようなイメージで打ちたい・・・・。と思っておられる方にも、すごく打ちやすく感じられるような気がします。

『打感』は、まずまず・・・・。といった感じです。
今日は一球目からいい感じでボールを捉えることが出来たせいか、なかなか良い感触を楽しむ事が出来たのですが、やはり日頃使い慣れているアイアンと比べると・・・・・・。
少し違う感じがしました。
しかし、決して悪い感触ではないですし、ソフトな感じもしましたし、どちらかというと好きな部類の打感だと思いました。
球数をこなしていけばいくほど、この感触は好きになるだろうと思いました。

『飛距離性能』という点では、やはりすごくよく飛びます。
前回のカーボンシャフトよりも、今日の方が飛んでいるような気がしました。
本来ならば、カーボンシャフトの方が飛距離を稼ぎやすいのかもしれませんが、今日試打した私の感じでは、このスチールシャフトの方が飛距離を稼いでいきやすい感じがしました。
やはり人にはそれぞれ『合った重さ』というのがあるのだと思います。
かなり飛びます。
やはりこれからは、こういったアイアンが増えていくのでしょうか?
私の日頃使っている『マイアイアン』と比較すると、確実に『2番手』違う感じがしましたし、それを楽に打っていくことができるので、すごく飛距離性能に長けているアイアンだと思いました。
『キャリー』もよく出ています。

『操作性』という点では、なかなかいい感じだと思いました。
『フック』『スライス』どちらも比較的苦労することなく打っていくことができました。
どちらかというと、曲がりづらいタイプのアイアンだと思いますし、敢えてインテンショナルなショットを打つのはそれほど得策ではないのかもしれません。
しかし、前回の時よりも今回の方が楽に打ち分けられやすい感じがしました。
やはりシャフトや重量など、様々な要因が絡み合っているのでしょうか?
私の普段の感覚よりも、『重心距離』が長めに感じたせいか、どちらかというと『フェード系』が打ちやすい感じがしました。
『フェースローテーション』を多く使うタイプのアイアンではないような気がしました。

何球か打ち続けていくうちに、、すごくいい感じをつかむことができました。
日頃、こういったタイプのアイアンを実戦で使うことは殆ど無いのですが、やはりこういったアイアンも『アリ』なのだと思いました。
このように『飛距離系』のアイアンでは、グリーンに直接乗せていくことが、すごく怖い気がするのですが、今度よく止まってくれるかどうか仲間たちとのプライベートラウンドで試してみたい・・・・。と思います。
おそらくいつもの感じのようにはいかないと思いますし、『花道』を極力多く使っていかなければならないような気もするのですが、試してみたい感じがします。

ただ、私のホームコースは『砲台グリーン』がとても多く、中には『逆受けグリーン』といいますか、グリーン奥に傾斜がついているグリーンもあるので、そういったホールでは要注意だと思いました。
グリーン手前で止めて、アプローチで寄せていかなければ大変なことになるような気がします。
やはり『一長一短』といいますか、どこかに長所を求めれば、またその逆も必ず付いてくるものなのだと思います。
実戦で試してみたいところはたくさんありましたが、練習場で打っていった感じでは全体的にすごくいい印象が残りました。
また試してみたい・・・・。と思わせる高性能なアイアンです。
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