ミズノ MP-R4 ウェッジ - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2013年11月03日
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ミズノ MP-R4 ウェッジ

                 
ミズノ MP-R4 ウェッジ 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ミズノ MP-R4 ウェッジ です。



ダイナミックゴールド

シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは58度、クラブ長さは35.25インチ、シャフトフレックスはWEDGE、シャフト重量は119g、キックポイントは手元調子、クラブ総重量は468gです。



正面

軟鉄の風合いがとても美しいMPウェッジです。


アイアンの良さが、そのままウェッジに乗り移っているように見えます。


先日試打した MP-4 というアイアンにはすっかり魅了されてしまいました。


そのいい印象がすごく強いせいか、このウェッジにもすごく期待感が高まってきます。


試打する前にテンションが上がるクラブと、逆にあまり上がらないクラブがありますが、このウェッジは明らかに前者です。



側面

MPの名にふさわしい、シャープで整った形状です。


車に例えると、スポーツカーのような洗練された感じがします。


高い機能性を有していながら、決してそれらが邪魔をしていない印象を受けます。



ヒール側の凹み

ヒール側に凹みのようなものがありました。


この凹みには、どんな意味があるのでしょうか?


微妙な重心位置が計算されているのでしょうか?


この溝のところには『QUAD CUT GROOVES』と記されていました。


GROOVES(溝)とあるので、これはフェース面のスコアラインのことをいっているのだろう・・・。と思いました。


たしか去年試打したウェッジにも、同じような表記があったな・・・。と思い出しました。



ソール幅

まずまずのワイドソールだと思いました。


ソール形状に特徴があります。


丸みを帯びていて、いい感じで滑ってくれそうです。


最近は、こういったタイプのウェッジが増えてきたように思います。



ネック長さ

ネックの長さもしっかりとあって、『高重心』を感じさせてくれるので、安心感があります。


ウェッジは、必要以上に低重心ではないほうが易しく感じます。


しっかりとグリーンをキャッチして止めていきたいときに、スピンがほどけてしまっては、余計なストロークをまた要求されることが多いです。


その点、このウェッジはいい印象をもちました。


すらりと伸びた『首長美人』というよりは、どちらかといえば、ややふっくらした感じのネックではありますが、スピンを効かせていけそうです。



彫りの深さ

最近はキャビティタイプのウェッジも見かけるようになりましたが、このアイアンは多少形状に凹みなどは見られるものの、基本的にはノーマルなフラットバック構造といっていいように思います。


この角度から見ても、やはり美しいウェッジだな・・・。と思いました。



ミーリングあり

フェース面のミーリング

ミーリングあり

フェース面のミーリング

フェース面には、細かなミーリング加工が施されていました。


それほど目立つ感じはしないのですが、指で触れてみても、かなりの『ザラザラ感』があります。


これは期待できそうだぞ・・・。と思いました。


ミーリングがあるのはいいけど、構えたときにそれが目立ちすぎてしまう物は、私はちょっと苦手なのですが、このウェッジのように目立たないけど、しっかりと効果が期待できそうなクラブには魅力を感じます。


これまでも書いてきましたが、私は『フェアウェイからのスピンの掛かりすぎ』よりも『ラフからの止めやすさ』を求めていきたいと考えています。


ラフからは、いつも試練を与えられています。



構え感

ミズノらしく、とてもいい顔をしていました。


構えやすくて、球を拾いやすそうな印象を受けました。


いいイメージがすごくたくさんでました。


何といいますか『ほぼ自動的に』といえるくらい、ピンに寄っていくイメージしか出ませんでした。


このオーソドックスで『足りなくもなく、多すぎもしない』ちょうどいい『さじ加減』に、安心感をもつことができました。


昔からゴルフは『打つ前が大事』と言われてきましたが、このウェッジを構えて見ると、そういったことをすごく感じます。


アドレスしてみて、少しでも不安に感じると他のプラス要素が全て打ち消されてしまい、ミスにつながる確率が高まりますが、このウェッジだと、そんなマイナス的な要素はありませんでした。


さすがはミズノだな・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面

まず感じたのが、その『打感の良さ』です。


柔らかくて、しかも『食いつき感』が、すごく感じられました。


フェースがボールにしっかりと食らいついてくれているのが、よく解りました。



トゥ側

グースがきつくないせいか、球も拾いやすくて上がりやすい印象を受けました。


マットの上からだったので、当然ではありますが、よく滑ってくれ、球をいい感じで上げてくれました。


今日はできなかったのですが、次回はアプローチグリーンで試してみたいと思います。



スピン性能

『スピン性能』も高いと思いました。


『トントンキュッ』という感じで、ボールが急停止していきました。


このスピン性能の高さは、ミーリングもそうだけど、スコアライン自体もよく効いているんじゃないかな?と思いました。


これだけ止まるスピードが速いと、ボール自体も目を回しちゃうんじゃないかな?と、ふと思ってしまいました。


スピンがほどける感じがしなかったのが、とても魅力的でした。



バックフェース

『安定性』という点では、ごく普通な感じがします。


ロフトが寝ていますし、普通に打っていけば何の問題もないと思います。


ビギナーの方で、マッスルバックアイアンやハーフキャビティアイアンを敬遠しておられる方もいらっしゃると思いますが、ウェッジでは、このようなカッコいいタイプを使われるのも有効なのではないでしょうか?


キャビティ形状でもっと易しいウェッジもあると思いますが、これくらいであっても、充分に使っていけるような気がします。


『易しい』『難しい』ということも選択肢のひとつだとは思いますが、『打感の良さ』という点でクラブを選んでいただきたいと、私はいつも考えています。



飛距離性能

『飛距離性能』という点でも、58度のウェッジらしい、ごくノーマルな感じがします。


距離感も合いやすく、狙ったところに落としていけるのが、とても魅力的です。


アプローチは高さを出したり、スピンを掛けたり、わざと掛けなくしたり、ボールスピードを調整したり・・・。など、色々な技があって、とても奥が深いものですが、その中でも特に大切なのが『ボールの落としどころ』ではないでしょうか?


自分の狙ったところに落としていく・・・。ということが、すごく重要なのではないでしょうか?


そういったときに、このようなオーソドックスなウェッジは大活躍してくれると思います。



操作性

『操作性』という点でも、とても好印象でした。


『オールラウンダータイプ』といったらいいでしょうか?


色々な打ち方に対応してくれるタイプだと思います。


ソールは広めではありますが、今流行のワイドソール系ではないですし、バンカーが苦手な方には、少し難しく感じられるかもしれません。


私は広すぎないほうが好きですが、『バンカー専用』としてのウェッジを求めていきたい方は、違うタイプのウェッジのほうが易しく感じられるかもしれません。



ヒール側

打つ前に抱いていた期待を裏切らないウェッジでした。


いい印象のまま試打を終えることができました。


残念ながら、今日は練習場のマットの上からしか試打できなかったのですが、とても魅力的です。



MIZUNO MP-R4 WEDGE

楽しくて、ついつい予定以上の球数を打ってしまいました。


打感やスピン性能もいいですが、全体的な印象としては、すごく高いレベルでまとまっているように感じました。


バランスが取れていると思いましたし、変なクセを感じることはありませんでした。



ミズノ MP-R4 ウェッジ

MPファンの方はもちろんですが、美しさとフィーリングのいいウェッジを探しておられる方にもお勧めしたいです。


早速友人たちにも、このウェッジを勧めてみようと思いました。

                         
        

                         

コメント

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ベーシックなクラブ
golfdaisuki様
初めましてtaboと申します。
いつも楽しく読ませていただいております。
私は既に赤いベストを着る年齢でゴルフ歴だけはやたら長く、やり始めは当然のごとくパーシモンとフラットバックアイアンの時代でした。
初めて自分で購入したのがウィルソンのスタッフで一時はそれとマグレガ―、トミーアーマー等のクラシッククラブにはまったものでした。従って未だにクラブ選びのポイントは女性と同じで見た目第一、これはずっと変わりませんね(笑)美しい女性以外は食事に誘う気がしない、これと同じです。
また最初にウィルソン・スタッフを選んだ理由も当時、知り合いのプロに「プロ用とアマ用のクラブは違いますか?」と尋ねたところ「良いクラブとはプロでも使えるクラブ、これだけです」との返事を貰いました。
と言う事でウィルソン・スタッフの3,4番が打てないのは単純に自分がまだ未熟なだけだと思って練習したものです。
従って私が選ぶクラブは未だに一般から見ればハードスペックかも知れません。かつて何度か年齢を考えて少し楽なクラブを選んだ事もありましたが、何故か合わない。もう世間で言う還暦を過ぎましたが、ハートはいつも20歳代のつもりでBoom,Boomと振っています。
身体のケアをしながら、これからも励んで行くつもりですが、Golfdaisukiさんのこのページはクラブ選びのバイブルになります。
今後もご健闘ください、楽しみにしております。
tabo様。初めまして
tabo様。初めまして!golfdaisukiと申します。
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして、まことにありがとうございます。

>ウィルソン・スタッフの3,4番が打てないのは単純に自分がまだ未熟なだけだと思って練習したものです。
と書いておられますが、私も全くの同感です。

私はゴルフを始めたときからマッスルバックをずっと使ってきましたし、昔はそういった方もたくさんいらっしゃいましたね。
今は最初から難しいクラブを使うのは良くない・・・。という風潮がまかり通っているような気もしますが、私はそれが必ずしもそれが正解ではないと思っております。

要はプレイヤー自身の問題ですね。

tabo様はとても若々しいゴルフをしておられるのだと思われます。
私はtabo様と比べると、まだまだ若輩者ですが、tabo様を見習っていきたいと考えております。

今回頂いたコメントを読ませていただき、共感するところが多くありました。
とても楽しく読ませていただきましたし、考えの近い方がいらっしゃるということに勇気づけられます。

最近はどうも考え方が合理的すぎるような気がするもので・・・。

これからも記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いございます。
それでは失礼いたします。
打ってきましたよ
こんにちわ、休みを利用して久しぶりに練習場に行きミズノMP-4の試打クラブを打ってきましたよ。
おっしゃるようによく球が上がりますし、極上の感触ですね。それに思ったよりよく飛ぶし、良い事ずくめですね。
何よりキャディバッグに並んでる姿が格好いいじゃないですか、やはりゴルフクラブはこうでなくっちゃ!
ここのショップのマネージャーは知り合いですので、さっそく購入を勧められました。同時にMP-54とかも試打させてもらいましたが、さほど難易度の違いは感じませんでした。最近のマッスルはおっしゃるようにかなり扱いやすくなってますねえ。
いいなあ、欲しいなあ......ウ~ン、悩ましいですねえ。
Golfdaisukiさん、あまり私を悩まさないでください(笑)
MP-4はいいですね!
tabo様。こんばんは。golfdaisukiです。
いつもありがとうございます。

MP-4は本当にいいアイアンですね。
私も初めて試打してから、何回か試打をすることができましたが、やはりいいアイアンだな・・・。と思っています。

昔からそうですが、やはりMPアイアンはすごくいいですし、私たちの購買意欲を強く刺激してきますね。

これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。
No title
こんにちは、先日MP-63とMP-R4を購入しました。
初めてのミズノで興奮しています。
色々参考にさせていただいてありがとうございました。
初めまして!
初めまして!golfdaisukiと申します。
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして、まことにありがとうございます。

MP-63とMP-R4をご購入されたそうで。
おめでとうございます。

私も大好きなクラブなので、とても羨ましいです。
どちらも素晴らしいクラブなので、大切に使ってあげてください。

これからも記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いです。

それでは失礼いたします。