マルマン ZETA フェアウェイウッド - ゴルフクラブ試打日記。

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2013年11月02日
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マルマン ZETA フェアウェイウッド

                 
マルマン ZETA フェアウェイウッド 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは マルマン ZETA フェアウェイウッド の5番 です。



Z713

シャフトは Z713 です。

ロフトは18度、クラブ長さは42.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は69g、トルクは4.3、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は334gです



正面

マルマンゼータシリーズのフェアウェイウッドです。



2つのウェイト

この2つのウェイトが特徴的です。


大きさは同じように見えるのですが、それぞれ重さが違うのだそうです。


この2つのウェイトを取り替えることによって、重心を変えることができるのだそうです。


『前後』というのは、よく考えられているな・・・。と思いました。


これまでは『方向性』を調整する為のウェイトが多かったように思うのですが、このFWは違っていて、『深重心』『浅重心』を好みによって、選べるのだそうです。


最近流行の浅重心FWにもなれるんだな・・・。と思いました。


ちなみに今の状態は、変更前の設定で球があがりやすい『深重心タイプ』になっているのだそうです。


ウェイトの色は『白』と『黒』というように、それぞれ違う線が入っているのですが、それぞれのウェイトに数字による重さの表示があってもいいんじゃないかな?と思いました。



TRAJECTORY CONTROL SYSTEM

ヒール側には『TRAJECTORY CONTROL SYSTEM』と記されていました。


つまり『軌道をコントロールするシステム』ということでいいのでしょうか?


この意味は2つのウェイトのことなのでしょうか?


ドライバーには『MULTI FITTING SYSTEM』と記されていましたが、FWは違うようです。


ドライバーほどの細かな調整はできないようです。



側面

こうして見ても、シャロー系のヘッドだということが解りますし、ドライバーと同じような印象をもちました。



ネック長さ

ネックの長さも、標準的といったところでしょうか?



顔

この銀色の三角顔がとても印象的です。


ドライバーと同じ印象をもちました。


以前ドライバーを試打して感じていたことなのですが、この銀色の塗装が結構剥がれやすい感じで、ところどころ剥がれていました。


扱い方に、かなり気を遣わないと、塗装の剥離が目立ってしまいそうです。


このFWも、よく見ると、ところどころ傷などが目立っていました。


直接性能には関係ないことなのかもしれませんが、私はこういったところもすごく気になるので、そういった意味では、このFWにもあまり好感がもてませんでした。


『使い減り』するクラブを購入したいとは思いません。


使っていけばいくほど、いい味の出るクラブが昔から好きです。



シャローバック形状

このシャローバック形状なのも、ドライバーと共通するところだと思います。



振り感

振り感はまずまずでした。


それほどしっかりとした感じはしませんでしたが、特に難しく感じることはありませんでした。


ドライバーを試打したときの印象がまだ残っているので、まあ、こんなものだろう・・・。と思いました。



構え感

ボールを前にして構えた感じも、まずまずでした。


特に構えづらいということも無かった代わりに、こちらの気持ちが盛り上がることもありませんでした。


淡々とした気持ちで見つめていました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』はソフトな感じで、好感がもてました。



打球音

『音』はちょうどいい大きさで、いい印象をもちました。


叩きにいっても甲高くないので、インパクトが詰まるようなこともありませんでした。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、クリークという点で考えてみても、普通だな・・・。と思いました。


特に球があがりやすくなっている・・・。ということもなく、ごくノーマルな感じがしました。


2つのウェイトを変えて『浅重心』にしたら、もっとスピンを抑えることができるのかもしれません。


専用の工具が無かったこともあるのですが、あまり交換してみたい・・・。という気持ちにもなれなかったので、このまま試打することにしました。



バックフェース

『安定性』という点でも、ごく普通な感じで、特に大きく秀でているようには感じませんでした。


ただそれは、このFWの性能が低いのではなく、他にたくさんの高安定性FWがあるので、このFWがそれほど目立たない・・・。ということです。


ウェイトを交換して『浅重心』にすれば、もっとシビアな感じになるのかもしれません。



飛距離性能

『飛距離性能』も、特に大きく秀でているとは感じなかったですし、『想像の範囲内』に感じられました。


『浅重心』にしたら『一発の距離』という点では、ある程度稼げるのかもしれませんが、それをあまり試してみたいとは思えませんでした。


ただ、それはこのFWの性能が低いのではなく、あくまでも私がもっと気持ちを入れて打っていけばいいのだと思いました。



操作性

『操作性』という点では、まずまずでしたが、どちらかといえば安定性を活かしていったほうがいいような気がしました。



ヒール側

とてもよく造られているFWだと思うのですが、最初から最後までどうもテンションが上がることがありませんでした。


最初はあまり気持ちが乗らなくても、使い続けていけば次第に気に入るクラブというのも、ごく稀にありますが、このクラブはそういった感じはしませんでした。


あまりたくさん手にするタイプのクラブでないことは、第一印象から感じ取っていたような気がします。


『最初で最後の出会い』となるクラブは、とても多いです。



マルマン ZETA フェアウェイウッド

調整機能が付いたクラブはとても多くなりました。


ただ、その調整機能はあくまでも、そのクラブのもつ『基本性能が高くなければならない』ということが前提にあるように思います。


このFWの基本性能が低いとは思わなかったのですが、何かこう強くインパクトに残るものがありませんでした。


先ほども書きましたが、仕上げ方法にも改善点があるんじゃないかな?と思いました。


使っていくうち(しかもまだかなり早い段階で)、クラブがみすぼらしくなって欲しくはありません。


使えば使うほど魅力を増すようなクラブを使っていきたいと思います。


使っていくうちに、ある程度の傷や汚れなどは仕方のないことかもしれませんが、ドライバーも含め、このFWも、かなり早い段階で塗装落ちや傷などが目立ってしまっているのが残念でした。


試打クラブはたくさんの方が試打しますし、中にはあまり丁寧に扱われない方もいらっしゃるかもしれません。


なので、多少の傷や汚れなどがあっても仕方のないことなのかもしれませんが、それを差し引いたとしても、このクラブの最終仕上げ方法には疑問を持ちました。


クラブは『機能性』も大事ですが、まずは『美しくあるべき』だと思っているので、そういった意味でも、まだまだ改善点があるような気がしました。



MARUMAN ZETA FW
 
マルマンの新シリーズ『ゼータ』ですが、これからどのような方向に向かうのかな?と思いました。


コンダクターなどのように、長く続くブランドで有り続けるのでしょうか?


『ゼータ2』などのように発展していくのでしょうか?


どのようになるのか、私は解りませんが、これからのモデルに期待したいと思いました。

                         
        

                         

コメント

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No title
前回ゼータのドライバーでコメントした者ですがやはりこちらもいまいちでしたか
マルマンのFWだとVerity RED-Vは持ってますがそちらは打ってみたことがないようですね
なぜかこのクラブ中古で妙に値段が安いですが(笑)
このFWも、ちょっと合いづらい感じがしました
ブロンズ様。こんばんは。golfdaisukiです。
再びコメントを寄せてくださり、ありがとうございます。

さて、今回のこのゼータFWも、あまりいい印象が残りませんでした。
おそらく、もう試打もしないだろうと思います。
しかし、次のモデルに期待したいという思いは強くもっております。

Verity RED-Vはまだ試打したことがありませんが、いいクラブのようですね。
もし試打する機会に恵まれましたら、記事に書かせていただきたいと思っております。

これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。
お久しぶりです
何時も楽しく読ませて頂いてます。
以前三浦のCB1007のアイアンで参考にさせてもらった地クラブマニアです。
そろそろ3wを新しくしたいと考えていたのですが三浦技研のウッドは余り良いイメージがないのでまだ一月ほどありますが、2013年のフェアウエイウッドの四天王みたいのがありましたらご参考にしたいのですがありますでしょうか?
今使用しているのは、ホンマのべレスです
今年もFWが熱い年でした!
地クラブマニア様。こんばんは。golfdaisukiです。
いつもありがとうございます。

フェアウェイウッドの四天王を、今年もチョイスしてみようと思いました。
『4』という数字にはならないかもしれませんが、私なりに選んでみたいと思いました。

ただ、もう少し時間をいただけると幸いでございます。

これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。