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ダンロップ スリクソン GiE BLACK &GiE ドライバー
<左>GiE BLACK <右>GiE
今日は、この2本のドライバーを比較試打してみました。
試打クラブは ダンロップ スリクソン GiE BLACK と GiE ドライバーです。
<上>GiE <下>GiE BLACK
<左>GiE BLACK のスペック
シャフトはSV?3023J カーボンシャフトです。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は57g、トルクは3.8、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は307gです。
<右>GiE のスペック
シャフトはSV?3019Jカーボンシャフトです。
ロフトは10.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはSR、トルクは5.2、シャフト重量は49g、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は292gです。
今日、私は嬉しいニュースを新聞で知りました。
それは2016年の『リオデジャネイロオリンピック』と、2020年のオリンピックでゴルフが正式に競技種目に加わったというニュースです。
これまでも噂には上がっていましたし、期待はしていたのですが、実際に正式に決まると、すごく嬉しく思いますし、楽しみが増えました。
2016年のオリンピックが東京で開催できなかったのは、とても残念でしたが、また2020年の開催地に立候補して欲しいですし、今度は勝ってもらいたいと思います。
東京に限らず、もし日本でオリンピックが開催されて、しかもゴルフの開催コースは何処になるんだろう・・・・?と考えているだけで、すごくワクワクしてきます。
あとは野球とソフトボールが競技種目に復活してくれたらすごくいいなあ・・・・。と思います。
<左>GiE BLACK <右>GiE
さて、今日はこの2本のGiEドライバーの比較をしてみることにしました。
本来ならば、このようなタイプのドライバーは、かなり苦手なので、目にしても試打しなかったケースが多いですし、例え試打したとしても、それ以来手にすることが無かったケースが殆どです。
しかし、この『GiE BLACK 』を試打してから、少しずつ意識に変化が現れてきました。
何故かこの『BLACK』は試打する度に、印象度がアップしてくるのです。
勿論、構えづらかったり、球がつかまりすぎる、上がりすぎる・・・。といったところに難しさを感じてしまうのですが、何故かまた打ってみよう・・・。と思わせるものがあります。
どちらも『SRIXON』らしくないドライバーだと私は思っているのですが、ついつい手が伸びてしまいました。
この『BLACK』が登場していなかったら、おそらく『GiE』も昨年試打して以来、ずっと手にすることは無かったと思います。
今までも、そういった『一回試打したっきり』というドライバーはたくさんありました。
<左>GiE BLACK <右>GiE
こうして見ると、右の『GiE』の方が、ヘッド後方が伸びていることに気付きました。
どちらも、私にとってはかなり後方が伸びているドライバーなのですが、こうして比較してみるとその違いにはっきりと気付くことができました。
理論上は、『GiE』の方が、『直進性』が高いのでしょうか?
どちらも試打してきましたが、『直進性』は、かなり高いドライバーだと思います。
ただ、私の場合は球がつかまりすぎる傾向にあるのですが・・・・・。
<左>GiE BLACK <右>GiE
素振りをしてみると、やはり違いが顕著に感じられました。
私には明らかに、左の『GiE BLACK』の方が振りやすく感じます。
適度なしっかり感じが感じられましたし、タイミングも合いやすいです。
どちらもかなり軽いですし、よくしなってくれるシャフトだと思いましたが、より『しっかり感』があるのは、『GiE BLACK』の方だと思います。
こうして同時に比較してみると、その差は歴然です。
<左>GiE BLACK <右>GiE
このような『ラージサイズ』『扁平』『フックフェース』といったドライバーで強烈に印象に残っているのは、『テーラーメイド バーナードロー』というドライバーです。
この2本はあれほど強烈な『フックフェース』ではないと思いますが、やはり私にとってはかなりフェースが左を向いているように感じられます。
『逃がし顔』や『スクエアフェース』を好む私としては、かなり苦手な顔ですし、『苦手意識』が芽生えてくるのは仕方のないことだと思いました。
ただ、実際に試打してみると、それほど嫌な感じはしないのですが・・・・。
打つ前の感覚と、打った後の感覚が一致しないタイプのドライバーだと思いました。
GiE
GiE BLACK
ボールを前にして構えた感じは、それほど大きく違いはないように思いました。
本当ならば、かなり違いがあるのかもしれませんが、この『強烈な顔』に圧倒されて、他の部分が見えない感じがしました。
初めて手にしたドライバーならば、またかなり苦手意識が芽生えたと思うのですが、つい先日も試打しており、その好印象が残っているので、今日はそれほど嫌な感じはしませんでした。
脈拍も正常です。
呼吸も浅くならずに、比較的深くゆっくりと行えました。
このドライバーの好印象を感じる点は、主に『打感』と『音』なのですが、その好印象が強く残っていて、それがこの『構えづらさ』による違和感を薄めてくれているような感じがします。
この『構え感』と、これまでの試打した感想から、やはりどうしても球が左へ飛んでしまいそうなイメージしか湧いてこないのですが、何とかつかまりすぎないようにショットしていこう・・・・。と思いました。
試打を開始しました。
<左>GiE BLACK <右>GiE
『打感』については、どちらも『イーブン』だと思いました。
前回試打した印象通り、とても好印象ですし、この2本を比較しても甲乙つけられない感じがします。
『ダンロップ』の、そして『スリクソン』らしい、好印象の打感です。
<左>GiE BLACK <右>GiE
『音』に関しても、やはり差をつけることができません。
すごく『聞き応えのある』といいますか、心地良く耳に響く音だと思います。
打感でも感じていたのですが、やはりこの2本は、かなり『スイートエリア』も広いと思いますし、ややズラしてみても、音はいい感じで耳に響いてきました。
こういった音ならば、周りの打席の方に迷惑になることもないですし、逆に
「いい音ですねえ・・・・。」
と声をかけられそうです。
<左>GiE BLACK <右>GiE
『安定性』という点では、どちらも高いと思うのですが、こうして比較してみると、私は左の『GiE BLACK』だと思いました。
どちらもすごく曲がりにくいタイプのドライバーですし、『直進性』が大きな武器なのだと思います。
ただ、やはり私にはつかまりすぎる感じがしますし、その『つかまり具合』は、右の『GiE』の方が強く感じられました。
どちらも『ハイドロー仕様』といえるドライバーなのだと思いますが、私はちょっと油断していると、高い弾道の『バナナフック』が出てしまいそうな感じがしました。
こういったドライバーを打ち続けていると、左へ行かせたくない・・・・・。という意識が働いてしまい、無意識に『カット打ち』になりやすい感じがしました。
このドライバーを50球打ち終わった後、自分のドライバーを打ったら、かなりの『バナナスライス』が出てしまうだろう・・・・・と思いました。
『フック』を矯正する為に、時には『荒療治』として、こういったドライバーで調整してみるのもいいのかもしれない・・・・・。と思いました。
<左>GiE BLACK <右>GiE
『球のあがりやすさ』という点では、完全に右の『GiE』です。
『ロフト』も違いますし、当然なのですが、今日は同じロフトのドライバーが見当たらなかったので、また今度機会があれば同じロフトで試してみたいと思うのですが、それを差し引いてみてもやはり『GiE』の方が上がりやすい感じがします。
どちらもすごくあがりやすいドライバーなので、普段の『ドライバーの高さ』よりもティアップを低くし、『フェアウェイウッド並』の高さにしたのですが、それでもよく上がってくれます。
ティを低めにした方がよく飛んでくれます。
高くし過ぎるとこういったドライバーのパフォーマンスは100%発揮されないような気がします。
昔、『J’sメタル』がすごく流行っていた頃、私も愛用していて、ジャンボ尾崎選手のようにかなりティを高くして『アッパーブロー』に打っていたのですが、道具の進歩により、今はそういった難しい打ち方をしなくてもクラブが仕事をしてくれます。
かなり楽に『低スピン』の球を打つことができるようになりました。
叩いていっても、スピンを殺した打ち方をプレーヤーでなく、クラブがしてくれるようになりました。
それから少しずつ、私の『チーピン恐怖症』も薄れていきましたし、ドライバーショットが楽になり、精度も自然と上がっていったような気がします。
GiE
GiE BLACK
『操作性』という点では、やはりどちらも操作していくには、やや難しいドライバーですし、こういったドライバーで曲げ出すと、その『タガ』が外れた時にはとんでもない『曲がり球』がでるような気がしました。
せっかくこの『曲がりにくさ』という大きな武器があるのだから、それを活かした方が結果はいいように思いました。
正しい位置にボールを置いて、いつも通り気持ちよく振り抜く・・・・・。
それだけで、いい結果が得られやすいドライバーなのだと思います。
『シンプル イズ ベスト』を地でいっているようなドライバーといってもいいのではないでしょうか?
今日は以前試打した時よりも、左への曲がり幅を抑えていくことができました。
相変わらず『スライス』は打ちづらいですが、今日のこの『曲がり幅』ならば、コースでも通用する範囲だと思いました。
<左>GiE BLACK <右>GiE
今日、この2本を試打してみて、やはり少し印象度がアップしてきたような気がします。
特に『GiE BLACK』は、又、試打したいと思うようになってきました。
まだまだ実戦で使っていくには、すごく勇気がいるのですが、球数をこなしていけば、そのうちコースでも試しているかもしれません。
こういった『異型ドライバー』『扁平ドライバー』が出始めた頃よりも、格段に性能がアップしているように感じました。
さすがはダンロップのクラブです。
コメント
ドライバーが届きました
表題の通り、スーパークワッドTPが届きました。
中古で探していたので、程度と付属品、スペックが合うのが中々なくて苦労しました。
結局ロフト10.5になりましたが、以前のドライバーも10.5だったので、問題はなさそうです。
リアルロフトはr7の方が正確だと思いますし…。
本日の夕方から練習に行ってきますが、シャフトが結構硬めですね。振り切れるかが心配です。同じSシャフトでもこんなに性格が違うものなのですね。
改めて、ゴルフのギアの奥深さを知りました。
最近気温がぐっと下がりましたので、お体に気をつけてください。
24日にラウンドしますので、感想をまたコメントしますね。
2009-10-11 09:37 みちー URL 編集
いいドライバーなので、すごく羨ましいです。
ドライバーが届いたそうで、意外と早かったですね。
練習の結果はいかがだったでしょうか?
そしてラウンドの結果も楽しみにお待ちしております。
それでは失礼致します。
2009-10-11 22:55 golfdaisuki URL 編集