ルーツゴルフ The ROOTS KEI ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2013年08月11日
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ルーツゴルフ The ROOTS KEI ドライバー

                 
ルーツゴルフ The ROOTS KEI ドライバー 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ルーツゴルフ The ROOTS KEI ドライバー です。



MISASAGI

シャフトは MISASAGI です。

ロフトは10度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は54g、トルクは5.6、バランスはD4、クラブ総重量は302g です。



正面

久しぶりに出会った、ルーツゴルフのドライバーです。


それほど多く出会うことはないですが、いつも高級感が感じられます。


『雅(みやび)』とか、日本語の美しい言葉のイメージにピッタリ合うような気がします。


他のメーカーのクラブにはあまり見られない個性が、ルーツのクラブにはあります。



側面

こうして見ていても、色々なハイテクが搭載されていながらも、デザインが犠牲になっていないように感じます。


機能美と形状美が上手く融合されているように見えます。



ネック長さ

今はショートネックのドライバーが多いので、このドライバーはそれらと比べると、少しだけ長いかな?と思いました。


しかし、それほど長いとは思いませんでした。


標準的な長さといっていいように思います。



ソールの凹み

ソールに凹みがあるのに気づきました。


これにはどういった効果が期待できるのでしょうか?


昨年試打した、ヤマハのFW を思い出しました。


きっと何等かの意味があるのだと思います。



セミシャローバック形状

セミシャローバック形状といっていいでしょうか?


今は、こういった形状がとても多くなりました。



クラウンマーク

クラウンマークがとても個性的です。


今はクラウンマークが無い物も多いですし、あったとしてもあまり目立ちすぎないようになっているものが多いように思います。


しかし、このドライバーは違います。


とてもよく目立っています。


私はクラウンマークがあっても無くてもどちらでもいいと思っていますが、できれば無いほうが扱いやすいと感じています。


直線というよりは、やや曲線で攻めていきたい・・・。という思いがあるからなのかもしれません。



クラウンの凹み

クラウンには三角形の凹みが3つほどありました。


ヒール側にあります。


これにはどういった効果があるのでしょうか?


とても気になりました。


ソールならば解るのですが、クラウンにこういった細工がしてあるのは、とても珍しいと思います。


空気力学に基づくものなのでしょうか?


いずれにせよ、構えたときに邪魔にならないようなので、好感がもてました。



顔

顔はあまり大顔ではなく、引き締まった感じがするのですが、フェースがはっきりと左を向いているように見えました。


最近は極端なフックフェースのドライバーは少なくなっているように思いますが、このドライバーは違います。


とても珍しいと思いました。



NEO CUP FACE

ソールのヒール側には『NEO CUP FACE』と記されていました。


どういった意味なのでしょうか?


飛距離を追求する為に、大きな工夫が施されているようです。



SUPER AerMet

ソールの後方の凹みには『SUPER AerMet』と記されていました。


とても飛びそうな感じがします。


ルーツといえば、アーメットです。



THE ROOTS KEI DRIVER 振り感
 
素振りをしてみると、やや軽めではありますが、大きなクセは感じませんでした。


振り過ぎてしまうと暴れてしまいそうだったので、コンパクトに振っていこう・・・。と思いました。



構え感

ボールを前にして構えてみると、正直かなり構えづらいです。


『プル角』がよく効いている・・・。ということにもなるのかな?と思ったのですが、私はいい感じで構えることができませんでした。


『ヘッドの据わり』の悪さを感じました。


私は、いいイメージを出すことができませんでした。


左へのイメージばかりが先行してしまいました。


ちょっと呼吸が浅くなってしまいました。


構えたときにフェース面が見え過ぎる感じがしたので、おそらく表示ロフト(10度)よりも寝ているだろう・・・。と思いました。



THE ROOTS KEI DRIVER

構えたときに、両腕からグリップを伝ってシャフトに行き、ヘッドに行って、最終的にはフェース面まで、いいイメージを伝えていきたいのですが、今日はそれができませんでした。


ボールとコンタクトするときのいいイメージが全く出せませんでした。


気を付けて打たないと、全部左へ巻いちゃうな・・・。と思いました。


両肩にも力が入ってしまいました。



オリジナルグリップ

このルーツオリジナルグリップは、なかなかいい感じです。


ラバー系でとても握りやすいです。


適度に凹凸があるので、雨の日にグリップが濡れても滑りにくそうだな・・・。と思いました。


ただ、バックラインが入っていて、私はちょっと不満に思いました。


私は普段からバックライン無しを使っているということもあるのですが、このようにフェースアングルが効いているクラブでは、バックライン無しのほうがフェースを回して構えることができるので、少しは構えやすくなるのですが、今日はそういったこともできませんでした。


バックラインがあったほうがいい・・・。という方もたくさんいらっしゃると思いますが、対応の幅が広いのは『無し』のほうだと思います。


全体的にかなり高級感のあるドライバーですが、私にとって、色々と違和感のあるドライバーだと思いました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』は柔らかくていい感じでした。


柔らかさがありながらも『どっしり感』がある・・・。といいますか、適度に球の重さも感じることができました。


軽すぎない打感ですが、硬いとは思いませんでした。



打球音

『音』はボヤけた感じがなく、小気味いい音でした。


大きすぎず、また甲高い音ではないので、安心してインパクトを迎えることができました。



トゥ側

球はかなりあがりやすくて、見たままの性能でした。


タフな感じは一切しません。


ある程度小顔に見えたので、ヒッタータイプ向けなのかな?と思っていたのですが、かなり敷居の低さを感じました。


高弾道のドロー系の球が出やすいです。


ライナー系の球にも挑戦したのですが、結構打ち易く感じました。



バックフェース

『安定性』という点では、本来は高い性能をもっているように思うのですが、私は左に行きすぎないようにするのが精いっぱいでした。


プラスのイメージよりも、マイナスのイメージのほうが大きいまま打っていかなければならないのが辛く感じられました。


ただ、スイートエリアは広いと思いましたし、このフックフェースを好まれる方には、とても魅力を感じやすいのではないでしょうか?


小顔で球がつかまりやすいドライバーなので、スライスに悩んでおられる方にお勧めしたいと思いました。



飛距離性能

『飛距離性能』という点では、なかなかいいと思いました。


軽く振っていても、イメージよりも球が勢いよく飛び出していきました。


強い球を打ちやすいと感じました。


一時期流行った『ハイドロー』が打ち易いドライバーだと思いました。


私はこのドライバーを構えづらく感じるのですが、この構え感が好きな方には大きなポテンシャルを発揮してくれるのではないでしょうか?



操作性

『操作性』という点では、この構え感では球を操る気持ちには全くなれませんでした。


いつもならば、多少構えづらくてもトライしてみるのですが、今日は全くそんな気分になれなかったので、トライするのを止めました。


再び出会って、その時にこちらの気持ちが落ち着いていれば、改めてトライしたいと思いました。



THE ROOTS KEI DRIVER

久しぶりに出会ったルーツゴルフのドライバーで、高級感がすごくありましたが、私には合いづらい感じがしました。


試打をしていて、正直あまり楽しい気分にはなれませんでした。


軽さやシャフトの軟らかさなどもあったのですが、最大の要因はやはり『構え感』でした。


今日は左に行かないようにすごく気を付けて打っていたので、何とか方向性を出していくことができたのですが、少しでも気を抜いてしまうと、どこに飛んでいくか解らないように感じました。



THE ROOTS KEI DRIVER

このドライバーは私には難しい印象が残りましたが、これからもルーツゴルフには期待していきたいです。

                         
        

                         

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