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2013年06月23日
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ミステリー WNC-713 アイアン

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ミステリー WNC-713 アイアン の7番 です。

シャフトは ダイナミックゴールド です。
ロフトは31度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは元調子です。

久しぶりに出会ったミステリーのアイアンです。
あまりたくさん出会うことがないので、とても気分が高揚します。
ミステリーは特にドライバーやフェアウェイウッドのイメージが強いですが、これまでもカッコいいアイアンに出会ってきました。
このバックフェースのデザインも、とてもカッコいいです。

フルキャビティアイアンです。
最近は、こういったフルキャビティは少しずつ見かけなくなったような気もするのですが、このアイアンは昔ながらの形状だと思います。
ちょっと前まで、こういったアイアンはたくさん見かけました。
フェース厚は薄そうに見えるのですが、全体的には『分厚い』印象を受けました。
シャープな感じがしませんでした。

かなり彫りが深くて、『フェース厚』が殆ど無いんじゃないかな?と思えるほど、キャビティ部分のほうが大きく見えます。
よく見ると、アンダーカットが入っていました。
こういったところは、今のアイアンの特徴なのかもしれません。

ワイドソールです。
トゥ側からヒール側にかけて、まんべんなく広くなっていて、テーパーはそれほどきつくありません。
このソールの広さに安心感をもたれる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

ネックの長さは、今のアイアンの中でも標準的な部類だと思います。
もっと短めを予想していましたが、これだけはっきりと長さがキープされていると期待感が膨らみます。

ホーゼルには『MADE IN JAPAN』の文字が刻まれていました。
これだけで、どんどん印象度がアップします。
ゴルフクラブに限ったことではありませんが、やはり国産がいいな・・・。と思いますし、自国の製品に安心感をもてる国に生まれた私はとても幸せ者だと思います。

ボールを前にして構えてみると、まずまずでした。
グースが効いているのが少し目立ちました。
私はグースの効きが弱いタイプのアイアンが好きなのですが、グースタイプを好まれる方はたくさんいらっしゃると思いますし、そういった方々には、とても構えやすく感じられるのではないでしょうか?
グース以外はヘッド形状も比較的オーソドックスですし、ノーマルタイプのアイアンだと思いました。
もう少し小顔でもいいかな?と思ったのですが、これくらいの顔が今の標準といえるような気もします。
大き過ぎて構えづらい・・・。ということはなかったので、穏やかな気分で構えることができました。
いい感じで『さじ加減』ができているな・・・。と思いました。
試打を開始しました。

『打感』はまずまずでした。
やや薄い感じがしましたが、特に大きな不満はありませんでした。

球はとてもよくあがってくれます。
タフな印象は全くありません。
程よい低重心とアンダーカットが効いているのでしょうか?
ダイナミックゴールドが苦手な方は、他の軽量スチールにされると、すごく親しみやすく感じられると思います。
軽量スチールとのコンビネーションも良さそうな感じがしました。

安定性という点でも高く、フルキャビティアイアンの長所を存分に味わえました。
シビアな感じは全くしません。
寛容さを感じますが、これまで出会った寛容性の高すぎるアイアンのように、ゴツゴツしていないのがいいと思いました。
すっきりしているので、振りやすく感じます。
物理的な性能も大切ですが、やはり『見た目のイメージ』はすごく大切です。

『飛距離性能』という点でも、高いと思いました。
軽く振っても、楽に距離が稼げます。
ロフトを立てる代わりに、球を上がりやすくて、デメリットを上手く消しているのだと思います。
高機能過ぎて感覚が上手く出せないアイアンとはまたちょっと違う、『素朴さ』を感じながらも、しっかりと距離を稼いでいくことができるのが、このアイアンのいいところだと思いました。

『操作性』という点では、あまり敏感に反応してくれる感じはしませんでした。
極端に大きく曲げることは難しく感じました。
この直進性の高さに魅力を感じられる方はたくさんいらっしゃると思いますが、普段マッスルバックやハーフキャビティを使っていて、ある程度操作していきたい・・・。という方には、やや物足りない部分はあるのかもしれません。
しかし、このようなタイプのアイアンをチョイスされる方は『操作性』よりも『安定性』を求めておられると思うので、そういった方々には、とても魅力的なアイアンといえるのではないでしょうか?

大手有名メーカーのクラブと比べて、私はミステリーのクラブに接する機会は少ないですし、どのような『設計ポリシー』なのかも、よく解っていません。
ドライバーではいい印象が強いですが、アイアンはまだまだ経験不足です。
なので、今日は『手探り状態』で試打を始めたのですが、とてもオーソドックスで親しみやすいフルキャビティアイアンだと思いました。

ミステリーが地クラブメーカーなのか、私はよく解りませんが、全国的な知名度はそれほど高くはないのかもしれません。
しかし、いいクラブを造るメーカーであることに違いありません。
特に私は一昨年出会った『C-HT411』というフェアウェイウッドのことが忘れられません。
打感も良くて、とても球があがりやすい高性能なフェアウェイウッドです。

このアイアンもその流れを汲んでいる・・・。といいますか、球のあがりやすさが秀でていると思いました。
軟鉄アイアンはまだ使ったことがないけど、難しいのはダメで、とにかく球があがりやすくて易しいのがいい・・・。という方にはピッタリなのではないでしょうか?

『パーツ販売』なので、自分の好きなシャフトと組み合わせることができるのも魅力のひとつだと思います。
大手メーカーのアイアンを買って、どっちみちリシャフトするのであれば、最初からヘッドを選んで、フィッティングも兼ねて自分に合ったシャフトを組んで微調整してもらうほうが得策なのかもしれません。

そういったことができるのが大きな長所だと思います。
誰でも知っている有名なメーカーのクラブのほうが安心できる・・・。という方。
プロが使っていて、TVや雑誌などで、よく見かけるクラブが欲しい・・・。という方には、このようなタイプのアイアンは合いづらいのかもしれません。

しかし、逆に知名度はそれほど高くなくても、人と違ったクラブを使いたい・・・。
大量生産されるのではなく、ひとつひとつを丁寧に造るメーカーのクラブが欲しい・・・。
知名度よりも、精密さを求めておられる方には、とても魅力的なのではないでしょうか?

これまで有名メーカーのアイアンを使っていたけど、たとえ有名でなくても、易しい軟鉄アイアンを使っていきたい・・・。という方にお勧めしたいと思いました。
久しぶりに、このようなフルキャビティに出会ったような気もするのですが、敷居が低くて多くの方から親しまれるタイプのアイアンだと思いました。
アイアンに飛距離性能を求めておられる方にも合いやすいと思います。
今のゴルファーのニーズにしっかりと応えながら、基本的な美しさは失っていない・・・。
そんな印象のアイアンでした。
コメント
ミステリー
カラフルなロゴを、あしらったミステリーのウェッジなど、私も使ってみたくなります。
さて、ゴルフシーズン真っ最中ですが、先週末、会社のコンペがありました。いつも下位に甘んじているゴルフ仲間の希望で過剰に、難しいコースに行きました。コースが難しいとチャンスがあるかもしれない、という理由です。確かに、難しいコースで、大変なラウンドになりました。私もスコアは良くありませんでしたが、ウッドで転がしウェッジで乗せるという単純なゴルフに徹してどうにか、まわってきました。ところが、ハンディが大きなホールで特に頑張ってきた結果、順位は下から三番目でした。
新ぺリア方式の勝ちかたは、難しいですね。
2013-06-26 16:06 たかし URL 編集
コンペは楽しいですね!
いつもコメントを寄せてくださいまして、ありがとうございます。
コースによって、色々と攻め方や守り方が変わってくるのが、また楽しいところですね。
コンペでは新ぺリアが採用されていることが多いと思いますが、『隠しホール』がどこなのか?と予想するのも楽しいですね。
ただ、ネットでの優勝も素晴らしいと思いますが、やはり『ベスグロ賞』こそが本当の優勝だと思っているので、私はコンペではネットでの順位はあまり気にしていません。
それよりも、仲間たちと楽しく回れればそれでOKだと思っています。
コンペも競技ですし、公式ルールとローカルルールが採用されますが、やはり楽しみたいですね。
難しいコースはたしかに大変ではありますが、易しいコースには無い楽しさもありますね。
私のいくつかあるホームコースの中に、かなりトリッキーなホールがたくさんあるところもあるのですが、私はいつも以上に楽しんでいます。
これからもお互いゴルフをエンジョイしていきましょう!
それでは失礼いたします。
2013-06-28 23:22 golfdaisuki URL 編集