セイコーエスヤード エグゼライト アイアン - ゴルフクラブ試打日記。
モウダス
スコッティキャメロン専門店【Himawari】

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2009年10月04日
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セイコーエスヤード エグゼライト アイアン

                 
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今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは セイコーエスヤード エグゼライト アイアン の7番 です。



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シャフトは Exelightアイアン専用カーボンシャフト です。

ロフトは30度、クラブ長さは37.5インチ、シャフトフレックスはR1、バランスはC8、キックポイントは先調子です。



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高級感溢れる『セイコーエスヤード』のアイアンです。


やはりこういったデザインのクラブは『富裕層向け』なのだと思います。


手にした感じもすごく軽いですし、これほど光っていると目がチカチカしてきます。



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比較的『彫り』の深いアイアンだなあ・・・・。と思って見ていたら、このアイアンは『中空』なのだそうです。


なるほど・・・。と思いましたし、そうでないと、この軽さは出せないと思いました。


これが『無垢』のアイアンだと、この大きめのヘッドですし、かなり重さが増してくるので、このカーボンシャフトでは支えられないだろう・・・・。と思いました。


ヘッドも効きすぎて、とてもまともには打てそうにもない感じがしました。



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素振りをしてみても、やはりかなり軽くて難しい感じがしました。


適度な重量感のあるクラブだと楽にできることが、こういったアイアンではなかなか楽にさせてくれません。


自分のスイングが不安定になっているのを感じます。


最近、スイングの調子が悪いので、こういったアイアンで矯正してやろうと思いました。


ある程度の重量感のあるクラブでは気付かないことが、こうした軽いクラブだと気付きやすくなることがあります。


日頃、クラブの重量に頼り切ってスイングしていたので、たまにはその重量感を取り除いて、スイングをシェイプアップしようと思いました。


この軽いアイアンで、私のスイングの『悪い膿(うみ)』を全部出してやろうと思いました。



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ボールを前にして構えた感じは、『まずまず』です。


決して構えづらい感じはしませんでしたし、違和感は感じませんでした。


やはり、少し『ラージサイズ』だとは思いましたが、これくらいの大きさの方が安心感を感じられる方も多いのだと思います。


割とすんなりとセットアップできましたし、ある程度の『イメージライン』を頭の中に描いていくことができました。


『アスリートタイプ』といわれるアイアンが持っている、『シャープさ』は感じませんが、『品の良い』アイアンだと思いました。




試打を開始しました。

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最初はやはり苦戦してしまいました。


素振りをしていた時に感じたものが、やはり出てしまった感じです。


こういったアイアンを打つコツが未だにつかめずに、いつも『行き当たりばったり』になってしまうのですが、今日もそういった内容になってしまいました。


なかなかタイミングが合わずに、やや苦戦してしまいました。


1球目から『フック』が出てしまいました。


しかし、これは自分のスイングが悪いからだ・・・。クラブのせいではない・・・。と思い、試打を続けました。


20球程打って、ようやくなんとか『当たる』ようになってきました。



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『安定性』という点では、やはりかなり高いのだと思います。


結構打点がブレたりしたのですが、それを感じさせない安定感です。


見た目以上にかなり『慣性モーメント』が高いのでしょうか?


私はこのようなタイプのアイアンだと、どうしても打点がブレる傾向にあるのですが、それを上手く受け止めてくれる感じです。


『トゥ寄り』に当たっても、結構いい感じで打っていくことができました。


私は『修行』のつもりで、このアイアンを打っていたのですが、その『山』は思っていたよりも険しくはないのではないか・・・・?と思うようになってきました。


球数をこなしていく度に、なかなかいい感じで球を揃えていくことができるようになりました。


そうして、こういった軽いクラブだからこそ、決して手先で打たずに、普段通り全身を使って打たなければならない・・・・・。と強く感じました。


カーボンシャフト装着アイアンを使用しておられる方で、日頃『左右の打点のブレ』に悩んでおられる方には、このアイアンはかなり打ちやすく感じられるのではないでしょうか?



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球もあがりやすいですし、こういったところは想像通りです。


この角度から見ても、日頃見慣れている『オーソドックス』なアイアンと似ているような感じがしました。



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『ソール幅』も、これまで見てきた同じようなタイプのアイアンに比べて広すぎないところに好感を持てました。


この部分が、意外と早く打てるようになって要因のひとつなのかな?と思いました。


こういった所にも『品の良さ』を感じます。



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『打感』はまずまず・・・。といった感じです。


思っていたよりはいい感じでした。


このアイアンのような『広いスイートエリア』を持つクラブの特徴なのだと思いますが、打点が多少ブレてもそれを感じにくいところがあります。


日頃使い慣れているアイアンだと、どこで打ったか、その感触だけで判断しやすいところがあるのですが、こういったアイアンにはその感覚が届きません。


自分の感覚よりも、クラブの性能を頼りにしなければならない感じがします。


そういったところが、このようなクラブの難しさだと思います。



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『操作性』という点では、やはり苦戦してしまいました。


無理に曲げていこうとすると、かなり大きなミスショットが出てしまうこともありました。


なかなか自分のイメージラインには乗せていけない感じがしました。


直進性が高いアイアンなのだと思いますし、やはり自在に球を操作するタイプのアイアンではないのだと思いました。


『スライス』を打とうとしたら、右への『プッシュ球』、『フック』を打とうとしたら、『ダグフック』が出てしまいました。


やはりこういったアイアンでは、球を意識して曲げていくことは不自然なことなのだと思いました。



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『飛距離性能』は、思っていた通り、結構稼いでいけるアイアンだと思いました。


こういった感覚には、ずいぶん慣れてきた感じがします。


ただ、飛距離はある程度稼いでいけるのですが、『球質が軽い』感じがしますし、『上空にあるハザード(風)』には、やはり弱いだろうなあ・・・・・。と思いました。


『縦の誤差』も、比較的多めに見ておかなければならない感じがしました。



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このアイアンは、これまでの『エスヤード』のイメージに沿った、グレードの高いアイアンだと思いました。


これまで試打してきたエスヤードのアイアンでは、『セイコーエスヤード GT TypeS アイアン』が、とても好印象で今でもはっきりと覚えているのですが、このアイアンはやはりそういったアイアンとは全く違ったタイプのアイアンなのだと思います。


しかし、このアイアンも球数をこなしていくうちに次第に苦手意識が薄まるような感じがしましたし、比較的オーソドックスに近い形状に好感を持つことができました。


このアイアンの『レベルの高さ』を感じました。



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全身から放たれる『光沢感』や『金ピカ』なところだけでなく、こういった形状の良さに、このアイアンの『質の高さ』を私は感じました。


このようなデザインのアイアンは、『ベテランゴルファー』『エグゼクティブゴルファー』の方に合うのだと思いますし、私自身『スチールシャフト』が振れなくなったら、いずれこういったアイアンに手を伸ばすのかな・・・・?と一瞬思いました。


しかし、これからもおそらく『スチールシャフト』を使い続けると思いますし、それが私にとっての『生命線』のような気がします。


スチールシャフトが振れなくなったら、おそらく私はゴルフを続けていないのではないかな・・・・?と思います。


私の所属コースに、人生におけるかなりの『大・大先輩』である方は、70歳を過ぎている今でも『ダイナミックゴールド』を使い続けておられます。


実際の球もとても鋭く、とてもグランドシニアの打球とは思えません。


日頃節制をして、トレーニングは欠かさないのだそうです。



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私は普段、ラウンド中は進行上などの、よほどの理由がない限り、カートには乗らずに歩くようにしているのですが、その方も殆どカートには乗りません。


とてもキビキビ歩いておられますし、『ゴルフが若い』です。


私たちと同じバックティからスタートしていきます。


私の身近には、そういった素晴らしいお手本となる方がいらっしゃるので、とても幸せなことだと思いますし、私はその方を目標にしております。


とても高い目標ではありますが、ずっと追い続けていきたいと思っております。


『夏の疲れ』もかなり取れて、体調がずいぶん良くなってきましたし、今日はこのかなり苦手なタイプのアイアンのおかげで、日頃のスイングの『悪い膿(うみ)』がだいぶ出せた感じがしました。


それを日頃の素振りに活かし、上手くなりたいと思いました。


今日は、とても意義深い一日でした。

                         
        

                         

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r7 スーパークワッドTPについて
golfdaisuki様

はじめまして、みちーと言います。
いつも楽しくブログ拝見させていただいております。

質問があるのですが、この度クリーブランド ハイボアXLS 純正シャフトS 10.5 からr7 スーパークワッド クアトロテック65 S 9.5に買い替えを検討しております。

表題のドライバーはgolfdaisuki様も絶賛しておりますし、僕自身も見た目でかなり虜になってしまい、これからずっと使っていきたいと思っています。

そこで、スペック的に自分が振れるドライバーか教えていただきたいのです。
HS46~47 ベストスコア114(始めて半年経ってないので…) 24歳 細身ですが、筋力は人よりあるほうです。
練習は好きですし、向上心もあります。

よろしければ、golfdaisuki様のHSも記載していただけると幸いです。

よろしくお願いします。
みちー様。はじめまして。
みちー様。はじめまして。
この度は私の記事を読んで下さり、又、コメントを寄せて頂きまして誠にありがとうございます。

『テーラーメイド r7 スーパークワッド クアトロテック65 S 9.5』を検討されているようですが、とても素晴らしい選択だと思います。

私は今でもはっきりとこのドライバーの好印象を覚えていますが、『打ちやすさ』『打感』『飛距離性能』にすごく優れている高性能なドライバーです。

HS46~47 と書いておられますが、私は充分なヘッドスピードだと思います。

これまでの記事にも書いていますし、ヘッドスピードだけでクラブを選ぶことはできませんが、あくまでも『目安』としては充分に使えるドライバーだと思います。

とても心強い相棒になってくれるのではないでしょうか?

そして何より練習が好き・・・。というのがとても素晴らしいですね。


私のヘッドスピードについてですが、最近計測していないので、今度計測する機会がありましたら、ご報告させて頂きたいと思います。


この度はどうもありがとうございました。
これからもよろしくお付き合い下さいませ。

それでは失礼致します。
コメントありがとうございます
golfdaisuki様のコメントを見て買う決心がつきました。
あとは程度の良い物を探します。

始めてまだあまり時間が経ってないですが、ゴルフは楽しいですね。
「楽しむ」と「競う」が融合した素晴らしいスポーツだと思います。

golfdaisuki様の軟鉄へのこだわりに感動してしまって、初心者用アイアンからナイキのVRフォージドスプリットきゃびティアイアンに買い替えたくらいよくブログを拝見させてもらっています。もちろんダイナミックゴールドです。
さすがに扱いが難しいですが、芯をくったときの打感は気持ちよく、早く使いこなせるようになればと思っております。

これからもお体に気をつけてこのブログを続けていってくださいね。
また質問が出てきた時には、ご返答よろしくお願いします。
ゴルフはとても楽しいものですね!
みちー様。こんばんは。

仰るとおり、ゴルフはとても素晴らしいスポーツですね。
私は人生を終えるまで、この素晴らしいスポーツを止められそうにありません。

もし、ゴルフを知らなかったら・・・・。と思うと、ちょっとゾッとします。。

軟鉄鍛造の素晴らしいアイアンで、しかも『ダイナミックゴールド』を使っておられるようですが、とても素晴らしいことですね。。

みちー様のヘッドスピードでしたら、間違いなく『ダイナミックゴールド』の方が易しいと思いますし、これから先のことを考えましても、とても有意義なことだと思います。


みちー様がこれから上達していかれる過程で、ずっと付き合っていってくれる頼もしいアイアンとシャフトです。
どうか大切にしてあげてください。
そして練習場やコースで、どんどん使ってあげてください。

使っていけばいくほど、『皮膚感覚』で馴染んでいくことでしょう。

『軟鉄鍛造アイアン』+『ダイナミックゴールド』は、そういった息の長い付き合いをしていける『逞しさ(たくましさ)』を持っていますし、みちー様の感性をどんどん鋭くしていってくれることでしょう。

『軽量スチール』も素晴らしいシャフトですが、今は『ダイナミックゴールド』の方が絶対にいいと、私は思います。

使い続けていけばいくほど、その良さを実感していかれることでしょう。


励ましの言葉を頂戴いたしまして、ありがとうございます。

とても勇気が湧いて参りました。

時々記事を書いていくことが、きつく感じることがあるもので・・・・。


これからもどうかよろしくお付き合いくださいませ。

そしてこれからも練習を続けられ、更なるご活躍をお祈りします。

それでは失礼致します。