リョーマゴルフ Ryoma D-1 MAXIMA TYPE-V ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2013年05月05日
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リョーマゴルフ Ryoma D-1 MAXIMA TYPE-V ドライバー

                 
Ryoma D-1 MAXIMA TYPE-V ドライバー 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは リョーマゴルフ D-1 MAXIMA TYPE-V ドライバー です。



GRAPHITE DESIGN TourAD MX-V
シャフトは グラファイトデザイン TourAD MX-V です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は64g、トルクは3.5、キックポイントは中調子、クラブ総重量は317gです。



正面
久しぶりに出会った、リョーマのニュードライバーです。


私はリョーマのクラブを手にしたことは、まだ少ないのですが、独特の雰囲気を感じています。


外観やフィーリングなどがあまり馴染めなかった印象があるのですが、とても人気が高いのだそうです。



側面
この全体的に黒いデザインが、とてもカッコいいです。


ヘッド全体も光沢感が満ちていて、高級感を感じます。


値段を聞いてみると、やはりかなり高価でした。


以前のモデルも、かなり高価だったように思いますが、それだけメーカーが研究に研究を重ねているからかもしれません。


黒いヘッドではありますが、ディープ感よりもシャロー感を感じます。


これはリョーマらしいところだと思います。



ヘッド後方のウェイト
ヘッド後方にウェイトがひとつだけ組み込まれています。


たったひとつだけ・・・。というところがとてもシンプルです。


交換できたりするのでしょうか?



ヘッド後方のアクセサリー
この独特のアクセサリーのような物も、前に出会ったリョーマのドライバーと共通するところだと思います。


これは単なるアクセサリーなのでしょうか?


それともウェイトなどの役目を果たしているのでしょうか?


前のモデルと似たようなところもあるので、これがリョーマのドライバーに対する設計思想なのかもしれません。


メーカーなりのポリシーが感じられて、とてもいいです。



ネック長さ
ネックは今のドライバーの中では、ちょっとだけ長めでしょうか?


しかし、それほど長くは見えません。


あくまでも『標準的』という枠からはみ出ていません。



調整機能無し
調整機能が付いていないことも、今では珍しく思ってしまいます。


海外メーカーが調整機能ブームの火付け役だと思いますが、今は国内の多くのメーカーも追随しています。


そういった中で、このようにこれまでの『標準的スタンス』を保っているクラブには、『ごちゃごちゃ感』が無いので、好感がもてます。


自分に合うように微妙に調整できることは素晴らしいことだと思いますが、あくまでも大切なのは『自分に合ったヘッド』と『それを活かすことのできるシャフト』だと思います。


それがクリアできていてこその『調整機能』だと思っています。



D-1 MAXIMA
名前が新しくなって、『D-1 MAXIMA』となっています。


MAXIMAとは『最大限』という意味なので、このドライバーが最大限の飛距離性能と達成しているということなのでしょうか?


メーカーの自信が伺えますし、このようなシンプルなヘッドだからこそ、より高いパフォーマンスが期待できるのだと思います。


私はこれまで、シンプルなヘッドで高い飛距離性能をもつドライバーたちにたくさん出会ってきました。


調整機能付きドライバーもいいですが、その複雑な機能が時には迷いを生んでしまうこともあると思いますし、シンプルなヘッドには調整機能付きヘッドには無い良さがあるような気がしてなりません。



オリジナルグリップ
このリョーマのオリジナルグリップもラバー系で、とても握りやすいです。


私は『コード入り』が昔から苦手なので、このような滑りにくく手にフィットしやすいグリップには好感がもてます。


すごく柔らかいフィーリングというよりもどちらかというと、ややしっかりとした印象もありますが、しっかりと『手とクラブの接点』の役目を果たしてくれそうだな・・・。と思いました。



独特な顔
この独特な顔が気になりました。


正直言って、男前だとは思いませんでした。


ヘッド後方が、かなり伸びています。


『リョーマらしい顔』だといえるのかもしれませんが、私はあまり好感がもてませんでした。


しかし、これまでも同様のヘッドにはたくさん接してきているので、『美顔』だとは思わなかったのですが、強い違和感はありませんでした。


見るからに直進性が高そうな顔をしているな・・・。と思いました。



シャローバック
このシャローバック形状も、リョーマらしいところですし、今は他のメーカーの『主流』といえるドライバーの多くが、こういったシャローバック形状を採用しています。


昔に比べ今は、しっかりとしたシャローヘッドも多いので、特に気にならなくなりました。



振り感
素振りをしてみると、予想していたよりも軽くて、それほどハードな感じはしませんでした。


ヘッド全体が『黒』ですし、いわゆる『アスリート仕様』ということで、もっとしっかりとしているのか?と思っていたのですが、実際はそれほどハードな感じはしませんでした。


クラブ全体的にも重く感じなかったですし、シャフト自体も、それほどタフな感じはしません。


フレックスは『S』ということでしたが、結構しなる感じがしました。


ただ、頼りない『しなり方』はなく、タイミングも取りやすく感じました。


もっとハードなスペックも用意されているのかな?と思ったのですが、この試打クラブのスペックが一番ハードな設定になっているのだそうです。


こういったところもリョーマらしいな・・・。と思いました。


ツアーステージやスリクソンだったら、もっとハードなスペックも用意されているように思います。


リョーマは、あまり敷居を高くせず、より多くのゴルファーに対応するのが狙いなのでしょうか?


私はもう少し、しっかりとしたスペックがあってもいいんじゃないかな?と思っていたのですが、『カスタムシャフト』も用意されているということだったので、今度は是非そちらで試してみたいと思いました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、やはり独特な感じがします。


正直、ちょっと苦手に感じるのですが、フェースが被っていないところに好感がもてました。


ボールを巻き込んだり、それを嫌ってプッシュしたり・・・。といった心配をしなくて良さそうだ・・・。と思いました。


このようにヘッドの後方が伸びていると、真っ直ぐ打ちやすい反面、曲がりだしたり、構える方向が狂ったりすると、とんでもない球が出ることがあります。


変な『意固地さ』を持っているドライバーにもたくさん出会ってきました。


しかし、あの グランプリ GP プラチナ を初めて試打したときも、確か同じように感じていましたし、試打してすぐに魅了されてしまったので、このドライバーにも期待できるんじゃないかな?と思いました。


そう思わせてくれる雰囲気が、このドライバーにはありました。


ボールを左右に曲げるイメージがなかなか出せなかったので、まずはこのままフィニッシュまで一気に振り抜くことにしました。


構えたときに目で楽しむことができず、やや気持ちも高ぶりに欠けていたのですが、緊張したり呼吸が浅くなったりすることはありませんでした。




試打を開始しました。

フェース面
まず感じたのが、その『打感の良さ』です。


これは意外でした。


これまでリョーマのドライバーを試打していて、あの独特な打感に好感がもてず、このドライバーにも期待していなかったのですが、すごく良くなっていると思いました。


一球目から、打感を楽しむことができました。


いい意味で、予想を裏切られました。


前のモデルよりも、見えないところで、大幅な改造が加えられたのでしょうか?


適度な柔らかさがありながらも、しっかり感があって『球の質感』をこちらにはっきりと伝えてくれるところに好感がもてました。


いい意味で、ボールを押していける感じがしました。


打感という点で、前のモデルよりも明らかに『進化』しているな・・・。と思いました。



打球音
『音』も、少しはっきりめで、心地いいです。


爽快感があります。


インパクトが緩まず、しっかりと振っていけます。


強く叩きにいっても、何のストレスも感じませんでした。



飛距離性能
そして、この『飛距離性能の高さ』も凄いと思いました。


前のモデルよりも、明らかに私はこのニューモデルのほうがいい印象がもてました。


打感や音がいいので、気持ちよく振りきれた・・・。ということも、大きな理由だと思うのですが、それと同時に、この『低スピン性能』といいますか、球がフケずに力強く飛んでいってくれるところに頼もしさを感じました。


前のモデルよりも、バックスピンが少なくなっているのではないでしょうか?


プレイヤーが技術を使って、スピンを減らすようにするのではなく、このドライバーが最初からスピンを減らしてくれているように感じられます。


『オートマチック的に』スピンを減らすことができるドライバーだと思いました。


インパクトでの『当たり外れ』といいますか、ナイスショットとミスヒットの差を自動的に少なくしてくれるように感じられました。


例えミスヒットしても、そのミスヒットの『全体的な底上げ』ができるような気がします。



トゥ側
球もあがりやすくて、キャリーをしっかりと稼いでくれました。


タフな感じは全くしませんでした。


打つ前は、もう少し低めの弾道を予想していたのですが、予想よりもちょっと高めにグーンと伸びていってくれました。


途中から吹き上がって失速してしまうのではなく、あくまでもその勢いを維持したまま前に進んでいってくれました。


高弾道でありながら、低スピンを実現できているドライバーだと思います。


キャリーも稼げますが、これならばきっとランも多いのではないかな?と思いました。


今度、是非コースで試してみたいと思っています。


『ライナー系』とまではいきませんが、結構低く打ち出していくこともできました。


シャフトを替えれば、もっと低く抑えていけそうだな・・・。と思いました。


そのほうが、もっと距離を伸ばしていけそうに感じられました。



バックフェース
『安定性』が高いのも、このドライバーの大きな特長だと思います。


縦の回転(バックスピン)と横の回転(サイドスピン)の両方が少なくなるように造られているドライバーだと思いました。


ヘッド後方が伸びていますし、ある程度直進性は高いだろう・・・。と思っていたのですが、実際はそれ以上の直進性の高さを感じました。


私はフッカーですが、気持ちよく振りきることができました。


左方向への怖さを感じさせないドライバーです。


一球目は、かなり真っ直ぐに近い、ドローボールを打つことができました。



リョーマゴルフ D-1 MAXIMA TYPE-V ドライバー
ミスヒットに対する、ある程度の寛容さもあると思いますが、ヘッド全体が『曲がることを許さない』といった印象さえ受けました。


フェースが被っていないので、フェード系を持ち球としておられる方の中には、ひょっとしたら右に抜けそう・・・。などと思われる方もいらっしゃるかもしれません。


しかし、実際はそれほど大きく右に抜けにくいドライバーだと思います。


フェード系が持ち球の方でも、かなり易しく感じられるのではないでしょうか?


曲がり幅を抑えていきやすいドライバーだと思います。


『横ブレ』する感じがしません。


打出し方向から、大きく外れる感じがしませんでした。


一見シンプルなヘッドにも見えますが、この直進性の高さは、どこにその秘密が隠されているのでしょうか?



操作性
『操作性』という点では、一応左右に曲げることにもトライしてみたのですが、なかなか上手くいきませんでした。


大きく曲げられる感じはしませんでした。


左右に無理矢理スピンを掛けていったのですが、大きく曲げることは難しく感じましたし、すごく不自然なことだと思いました。


フックフェースには見えなかったですが、球のつかまりもいいです。


敢えていうならば、ドロー系よりはフェード系のほうが打ち易いのかな?と思いました。


しかし、かなり『狭い曲がり幅』で勝負してけるドライバーだと思います。


私はいわゆる『フェースローテーション』を多く使っていきたいタイプなので、もうちょっとフェースを回して使っていきたいかな?とも思ったのですが、それ以上に、この『曲がりにくさ』が強く主張しているようでした。


この曲がりにくさを上手く使って、シンプルに攻めていきたいドライバーだと思いました。



ヒール側
私はリョーマのドライバーに出会った回数も少なく、目にしてもあまり積極的に試打することはありませんでした。


すごく研究されているんだろうな・・・。と思ってはいたのですが、正直あまり魅力を感じていませんでした。


しかし、このドライバーにはすごく魅了されました。


一球目から、とてもいい打感や音を得られたのが、まず何と言っても、その一番の大きな理由だと思います。



RYOMA D-1 MAXIMA TYPE-V DRIVER
オリジナルのシャフトでも、かなり高価なのだそうで、もし『カスタムシャフト』にすると、10万円以上は軽くするだろうと思います。


しかし、このポテンシャルの高さを見れば、それでも魅力的なクラブといえるのではないでしょうか?


これだけ性能が高ければ、コストパフォーマンスも悪くないと思いました。


ドライバーショットでは、まず『方向性』に安心感を持ちたい方。


曲がることに恐怖感を抱いてしまい、気持ちよく振りきることができない方。


そういった方には、かなり魅力的なドライバーといえるのではないでしょうか?


そして、気持ちよく振りきれたときには、このドライバーの持つ、高い飛距離性能が実感されるように思います。



リョーマゴルフ D-1 MAXIMA TYPE-V ドライバー
性能的にはとても優れているのですが、その独特な顔が印象的で、打つ前はあまりいい印象がもてなかったのですが、球数をこなしていくうちに、その顔がだんだんと気にならなくなりました。


視覚的に、すごく魅力的な形状をしたドライバーだとは思いませんでしたが、むしろ、この形状のほうがいい・・・。という方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


このドライバーは飛距離性能が凄いですが、今は多くのメーカーで飛距離性能がハイレベルになっています。


そういったドライバーとの、大きな違いは、その『サイドスピンの抑制力』だと思います。


このドライバーは、それがかなり秀でています。


直進性の高さは『平均飛距離の底上げ』にもつながっているように思います。


先ほども書きましたが、『縦と横のスピン』が、かなり抑えられている物理的なアドバンテージを握っていけるドライバーだと思いました。



RYOMA D-1 MAXIMA TYPE-V DRIVER
これまで、リョーマのドライバーには購買意欲が強く刺激されることはなく、私にはちょっと合いづらいタイプだな・・・。という印象がありました。


このドライバーも試打をする前は、正直あまり高い期待はしていませんでした。


しかし、それが大きく変わりました。


とてもいい印象をもちました。


購買意欲も刺激されました。


ただ、もし購入するとすれば、迷わず違うシャフトにするだろうと思います。


もう少し重量感も欲しいですし、『分厚く』当てていきたいと思いました。



RYOMA GOLF D-1 MAXIMA TYPE-V DRIVER 
見た目はとてもシンプルなドライバーではありますが、かなり細かく研究されているように思います。


『美しさ』と同時に『緻密さ』を感じました。


海外で大量に生産されていて、コストパフォーマンスは高いのですが、時には『製品ごとのバラつき』が感じられるドライバーとは、大きく印象が異なる感じがしました。


念の為、店員さんにこのドライバーの生産国を訪ねてみたのですが、やはり『日本製』ということでした。


この品質の高さと、日本製という安心感が得られるのであれば、この価格設定は仕方がないのかな?と思いました。


ニュークラブにも『飽きやすい』タイプと、そうでないタイプがあると思うのですが、このドライバーは後者のほうではないかな?と思いました。


ただ、かなり高価なクラブなので、長く使わないと勿体ないというのもあるのですが・・・。


このドライバーに出会って、リョーマのクラブに対する印象が変わりました。


また試打することができればどんどん試打していきたいと思いましたし、いいクラブだと思ったので、仲間たちにも早速勧めてみようと思いました。


『今年上半期に出会った印象深いドライバー』に、間違いなく出てくるドライバーです。

                         
        

                         

コメント

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若造を
ヤフオクでファイヤプロト65しかもおあつらえ向きのSRシャフトが付いたのがあり、コンディションはほぼ新品。何で出品したのかなー????と思いつつ落札。
いつも15y以上おいていかれる若造2人と回ってきました。前ホールダブルパーでティーショットはビリでした。若造二人がタイトの903で真芯ナイスショット。あきれて力が抜けて良かったのでしょうか?10y以上オーバードライブしてやりました。中弾道でドローーーんとした球でしたが、やっつけました。ただの自慢話になってしまいましたが前モデルでのこちらの評価がイマイチだったので新型を待った甲斐がありました。さすがOFTHE YEARでした。
有り難う御座いました。
このドライバーはすごくいいですね
素振り大臣様。こんばんは。golfdaisukiです。
いつもありがとうございます。

私はオークションでクラブを購入したことがないのですが、時々掘り出し物にも出会えるようですね。
このリョーマのドライバーはとてもいいですね。

『飛び』と『曲がりにくさ』が、かなりハイレベルだと思います。
すごく魅力的なドライバーですが、新品で購入するとなると、かなり高額になってしまうので、なかなか購入できずにいます。

素晴らしいドライバーなので、ずっと大切に使ってあげてください。

それでは失礼いたします。