テーラーメイド ROCKETBALLZ STAGE2 ツアー フェアウェイウッド - ゴルフクラブ試打日記。
PR

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

Post

      
2013年04月17日
PR
  

テーラーメイド ROCKETBALLZ STAGE2 ツアー フェアウェイウッド

                 
テーラーメイド ROCKETBALLZ STAGE2 ツアー フェアウェイウッド 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド ROCKETBALLZ STAGE2 ツアー フェアウェイウッド の3番です。



MITSUBISHI RAYON Diamana B 60

シャフトは ディアマナ B 60 です。

ロフトは14.5度、クラブ長さは43.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は64g、トルクは3.6、バランスはD2、キックポイントは中元調子、クラブ総重量は321gです。



正面

テーラーメイドの新しいフェアウェイウッドです。


とはいっても、先日ノーマルタイプのステージ2を試打しているので、あまり新しいという感じはしません。


このクラブはいわゆる『ツアーモデル』ということで、前のRBZ同様、『ノーマル』と『ツアー』の2種類が発売されているのだそうです。


テーラーメイドは本当に商売がうまいなと思います。


これだけたくさんのモデルを次から次へと発売するメーカーは他にありません。


色々なクラブを開発するのは大変なことだとは思いますが、これからも私たちゴルファーを楽しませて欲しいと思います。



側面

こうして見ていても、ノーマルモデルと大きな違いは無さそうな感じがしました。


デザインもそうですし、ヘッドの形状も大きく変わったようには感じられません。



ネックの調整システム

しかしネックには、いわゆる『調整システム』が搭載されています。


ドライバーではもはや『当たり前』となった感のある、このシステムが、このフェアウェイウッドにはあります。


ここがノーマルモデルとの大きな違いだと思います。



STD LOFT

今の状態は、この『STD LOFT』です。


おそらく『スタンダードロフト』のことだと思いますが、このまま試打することに決めました。


やはり、普通な状態が一番そのクラブの個性を感じやすいと思います。



HIGHER

HIGHER


LOWER

LOWER

他には『HIGHER』と『LOWER』の2つのポジションがありました。



ネック長さ

調整システムが搭載されているせいか、ネックはやや長めに見えましたが、これまでもたくさん見てきた長さだと思います。


特に長すぎる感じはしません。



シャローバック

このシャローバック形状も特徴的です。


昔は『ツアー』と名が付くと、必ずと言っていいほど『ディープバック』でしたが、今はそうでもなくなりました。


やはり、この形が優れているのでしょうか?



溝

RBZといえば、やはりこの溝です。


これからも、こういったシステムが続いていくのでしょうか?


初めて見たときは、ちょっと驚きましたが、今ではすっかり見慣れました。


コースや練習場でも、たくさん見かけるようになりました。



顔

顔は意外なほどシャロー感があって、それがちょっと意外でした。


もう少しまとまっていて、立体的な感じを予想していました。


ノーマルモデルよりも、少し小顔な気もするのですが、手元にノーマルモデルが無いので、見比べてみることができませんでした。


今度機会があれば、見比べてみたいと思っています。



振り感

素振りをしてみても、適度なしっかり感もあって、好感が持てました。


『TM-213』という『純正』のシャフトが挿してあるモデルもあったのですが、テーラーメイドの純正のシャフトはやや合いづらい印象があるので、こちらのディアマナにして正解だと思いました。


先が暴れず、きちんとついてきてくれるので、『直打ち』が易しそうな印象を受けました。


全体的にしっかりとした印象もありましたが、重すぎる感じはしませんでした。



構え感

ボールを前にして構えてみても、やはり独特な感じがします。


私はまだ、このヘッドの模様に慣れることができません。


強い違和感があるというのではないのですが、やはり『一色』のほうが私には合っているような気がします。


この模様にも理由があるとは思うのですが、私は無くても平気だな・・・。と思いました。


ブリヂストンの『ViQ』のクラウンの模様のような効果が期待できるのでしょうか?


『ツアー』という名前がついてはいますが、かなりシャロー感もありますし、球がよくあがりそうな印象を受けます。


もし、このヘッドが『マットブラック』だったとしたら、どんな感じだろう?と思いました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』はノーマルモデル同様、柔らかめで、なかなかいい印象を受けました。


フェースがボールをしっかりと弾き飛ばしてくれるのが、よく解ります。


『球持ちの長さ』というよりは、明らかに『球離れの速さ』を感じやすい打感です。



打球音

音もノーマルモデル同様、やや高めで独特な感じです。


人によって、好みも分かれるところだと思いますが、私はこの音には好感がもてました。


何と言いますか、『機械的な』感じがします。


いい意味で、『温もり』とか『心の変動』などが伝わりづらい、感情のこもっていない冷たい音といったらいいでしょうか?


こういった音もアリなのだと思いました。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、ノーマルモデルよりも、ややタフな感じがしました。


このツアーモデルは球があがりにくい・・・。ということではないのですが、ノーマルモデルはもう少し上がりやすかった印象があります。


ただ、シャフトが違うので、その影響も大いにあるような気がします。


しかし、距離を求めていくのであれば、このほうがいいような気もしました。


『ツアー』という名前ではありますが、難し過ぎないので、多くの方に支持されるのではないでしょうか?



バックフェース

『安定性』という点では、特に難しく感じることもありませんでした。


ヘッドの大きさはちょっと違うようには思うのですが、ノーマルモデルと大きく変わらない易しさです。


ツアーとなっていてもシビア過ぎず、難し過ぎないFWだと思います。



飛距離性能

『飛距離性能』という点では、ノーマルモデル同様、かなりのポテンシャルの高さを感じます。


昨年のモデルよりも球があがりやすくなっているので、敷居が低くなっているように思います。


球は浮きやすいのですが、吹き上がりにくく『無機質な棒球』といったらいいでしょうか?


力のロスが少なく、確実に前に進んでくれる感じがします。


『飛距離の出るフェアウェイウッド』として、私はエポン AF-202のことが忘れられないのですが、このテーラーメイドのフェアウェイウッドはそれとはまた違ったタイプの『距離系フェアウェイウッド』だと思いました。


どちらもかなりのハイレベルだとは思いますが、今度機会があれば打ち比べてみたいと思っています。


ただ、何となく気持ちを伝えやすいのはAF-202のような気がします。



操作性

『操作性』という点では、ノーマルモデル同様、できればオートマチック的に打っていきたい感じがしました。


一応左右に曲げてみたのですが、ややイメージと合いづらい感じがしました。


感覚的になのですが、できればもっと『まったり』した感じがあると、より扱いやすくなったような気がします。


『パーン』と飛んで行っちゃう感じなので、こちらの意思が伝わりづらい感じがしました。


ただ、やはりこのようなタイプは、球を自由自在に操作するよりも、ある程度の直進性の高さを活かしつつ、気持ちよく振って距離を稼いでいきたい感じがします。


あまり細かなニュアンスは伝えづらい感じがしました。


いい意味で『ドライ』な感じがしました。



ヒール側

カラーリングは大きく変わりましたが、基本的には昨年のモデルの『マイナーチェンジ』といったところだと思います。


ユーザーの意見としては、もしこのFWが昨年の物よりも優れているのであれば、『最初からこうして欲しい』といったところなのかもしれません。


しかし、なかなかそうはいかないところが、クラブ業界というところなのかもしれません。


『微妙な変化』で維持し続けているのかもしれない・・・。と思いました。



TaylorMade ROCETBALLZ STAGE2 TOUR FAIRWAY WOODS

今年は各メーカー共、『飛ぶFW』を発表してくるのかもしれません。


これまでドライバーばかりが開発されてきて、FWはやや『置き去り』感があったので、そういった意味では、まだ『開発の余地』がドライバーに比べて大きく残っているのかもしれません。


テーラーメイドRBZシリーズの、この大きな溝はとても理にかなっているのだろうと思います。


しかし、あまりにも特徴的なので、他のメーカーも同じようなタイプは発売しづらいような気もします。


とはいっても、類似するクラブが多いのも、クラブ業界の大きな特徴なので、どうなるか解りません。


ひとつ言えるのは、いつもテーラーメイドは『時代の先端にいる』ということです。


『ブームの火付け役』『先を走っている』といえるメーカーだと思います。


『後追い感』は、このメーカーにはありません。


『コロンブスの卵』ではありませんが、アイデアは『先に出したほうが勝ち』といえるような気がします。



TaylorMade RBZ STAGE2 TOUR FAIRWAY WOODS

今回試打したモデルは、比較的しっかりとしたシャフトが挿してあったので、人によってはタフ過ぎて球が上がりづらい・・・。と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。


なので、もっと違うタイプのシャフトを試してみられるのもいいと思いますし、このFWに搭載されている『調整システム』を利用されるのも有効だと思っています。


聞くところによると、このクラブはロフトを変えることができるのだそうですが、それがどんな顔になって、ボールの拾いやすさなどがどのように変化していくのか、とても興味があります。



テーラーメイド ロケットボールズ ステージ2 ツアー フェアウェイウッド
 
この白くて、模様のあるヘッドも個性的ではありますが、これがもし、これまでのオーソドックスなブラックだったらどんな感じになるんだろう?と思いました。


おそらく、テーラーメイドはこれからも、この『白路線』でいくような気もするのですが、あくまでも『構えやすさ』という点では、私の好みではライバル社の『キャロウェイ X HOT』のほうが好感がもてます。


今度両方を打ち比べてみたいと思っていますが、打感ではRBZ、構えやすさではX HOTといった感じがします。


それ以外にも、『飛距離』や『あがりやすさ』なども比べてみたいと思いました。


今はこのRBZ ステージ2も、X HOTも品薄状態が続いているのだそうですが、それも納得できます。


これだけ高性能でありながら、価格設定もそれほど高くはありません。


かなりコストパフォーマンスが高いと思います。


私はアイアンなどの『飛び系』をあまり使いたいとは思いませんが、ドライバーや3Wは『距離を求めていくクラブ』だと思っているので、『飛び系FW』は大賛成です。


私が今使っているFWはすごく気に入っていて、頼れる相棒になってくれているので、これからも共にゴルフライフを歩んでいきたいと思っているのですが、こういった飛び系FWを使ってみるのも面白いな・・・。と思いました。


テーラーメイドやキャロウェイだけでなく、もっと多くのメーカーから、素晴らしいFWが発売されることを楽しみに待ちたいです。

                         
        

                         

コメント

非公開コメント