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2013年03月04日
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ヤマハ インプレスX Z203 ドライバー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ヤマハ インプレスX Z203 ドライバー です。

シャフトは TMX-513D です。
ロフトは10.5度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはSR、シャフト重量は51g、トルクは4.9、バランスはD0、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は285gです。

ヤマハらしく、気品があって、とても美しいドライバーです。
思わず見惚れてしまいました。
昨年出会った極上ドライバー ヤマハ インプレスX V203 ツアーモデル ドライバー を思い出しました。
色はZシリーズなので、茶色がかっていますが、このソールのデザインはV203ツアーモデルにそっくりです。
私はV203ツアーモデルが大好きなので、思わず胸がときめきました。

どの角度から見ても美しいです。
ヤマハのクラブは、こういった美しいイメージがすっかり定着しました。
打つ前に、まず目で楽しませてくれます。
気持ちが昂りました。

顔はちょっと個性的だな・・・。と思いました。
ヘッド後方が明らかに伸びています。
直進性が高そうな印象のある形状です。
フェースが被って見えなかったところが好印象でした。
これまでは、こういったタイプのドライバーは殆どがフックフェースだったので、苦手意識が芽生えていましたが、このドライバーにはそういった苦手意識は芽生えてきませんでした。

今の主流ともいえる、シャローバック形状です。
ボールがよくあがりそうです。

シャフトの先端近くに『TIP WEIGHT TECHNOLOGY』と記されていました。
何か特別な工夫がシャフトに施されているのでしょうか?

ヤマハのドライバーには、主要スペックの他に、適正HSが記されているので、とても解りやすくていいです。
こういった工夫はとてもいいことだと思います。
このドライバーには『H/S 38~43m/s』と記されていました。

素振りをしてみると、かなり軽いですし、長尺なせいか、シャフトも軟らかく感じます。
軽く振ってもビュンビュンよくしなります。
これは一発当たれば、すごく飛びそうだな・・・。と思いました。
ただ、タイミングを合わせることが難しそうですが・・・。

ボールを前にして構えてみても、やはり独特な形状が目に付きますし、見惚れてしまうような美顔だとは思いませんでしたが、それほど緊張せずに構えることができました。
ただ、いいイメージを強く出すことはできませんでした。
とりあえず、このフェースの向きに合わせて振っていこう・・・。と思いました。
試打を開始しました。

『打感』は柔らかくて、好印象でした。
すごくよく弾く感じがします。
『くっつき感』よりは、明らかに『弾き感』が強いです。
かなり反発ゾーンが広いのではないでしょうか?

『音』は、はっきりした感じの音で、爽快感が得られます。
心地いい音が耳に優しく響きました。

『球のあがりやすさ』という点では、予想通り、かなり高弾道でした。
正直、高くあがり過ぎな感じもしましたが、この打出し角の高さは、多くの支持が得られるのではないでしょうか?
明らかに滞空時間の長い、高弾道のキャリーを稼いでいけるドライバーです。
タフな感じは全くしません。

『安定性』という点でも、高いと思いました。
打点は結構バラついてしまったのですが、スイートエリア(高反発エリア)は、かなり広いのではないでしょうか?
ミスヒットを感じさせない、弾きの良さがあります。
シャフトはかなり軟らかめだったので、すごく遅れて戻ってくるのか?と思っていたのですが、意外と速く戻ってくれました。
タイミングも思っていたよりも、取りづらくはありませんでした。
球が余計につかまり過ぎることが無かったので、まとめやすく感じました。

『飛距離性能』という点でも、このヘッドの『弾きの良さ』と、シャフトの『走りの良さ』の相乗効果で、かなり期待できそうだと思いました。
シャフトに貼られているシールに記されている『HS38~43』の方には、大きなメリットがあるのではないでしょうか?

『操作性』という点では、最初から意図的に曲げてみようとは思えませんでした。
何球かトライしてみたのですが、なかなか操るまでには至りませんでした。
ただ、見た目以上に球のつかまりがいいので、フックフェースは苦手だけど、球のつかまりがいいドライバーを使いたい・・・。という方には、すごく易しく感じられるのではないでしょうか?
スペック的な好みなどは人それぞれだと思いますが、このドライバーはとにかく『難しい』とか『タフ』『シビア』といった言葉が全く浮かんでこない親しみやすいドライバーです。

それでいて、ヤマハらしい美しさと高級感があるので、多くのベテランゴルファーの支持を集めるだろうな・・・。と思いました。
かなり弾きがいいので、ひょっとしたら『高反発モデル』なのかな?と思い、店員さんに確認してみたのですが、『ルール適合』ということで安心しました。
これならば、競技に出られる方も使うことができます。
スペック的に、私にはやや合いづらいところもあったのですが、楽しく試打できましたし、心地いいフィーリングが残りました。
これからもヤマハには、こういった美しくてグッドフィーリングのクラブをたくさん発表して欲しいです。
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