キャロウェイ X FORGED アイアン - ゴルフクラブ試打日記。
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2013年02月21日
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キャロウェイ X FORGED アイアン

                 
キャロウェイ X FORGED アイアン 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは キャロウェイ X FORGED アイアン の7番 です。



ダイナミックゴールド

シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは33度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS200、シャフト重量は119g、トルクは1.7、バランスはD3、キックポイントは手元調子 です。



正面

キャロウェイ X フォージドアイアンのニューモデルです。


名前の通り、『X』のバックフェースデザインがとてもカッコいいです。


全体的にも、軟鉄の風合いがよく感じられます。    



彫りの深さ

こうして見ると、彫りは結構あるように見えますが、基本的には『ハーフキャビティ』といっていいように思います。


これまでたくさん目にしてきた形状です。



ソール幅

ソール幅は、今のアイアンの中では比較的狭いほうかもしれません。


しかし、狭すぎる感じもしないですし、全体的に尖った感じがしません。


丸みを帯びていて、シャープ過ぎる印象はありませんでした。



ネック長さ

ネックの長さも、しっかりとキープされてはいますが、ごく標準的な長さといえるように思います。


すごくスタンダードな感じがします。



ミーリング無し

今はアイアンにミーリングが刻まれている物が増えてきているので、このアイアンはどうかな?と思い確認してみたのですが、刻まれてはいませんでした。


そして、前のモデル同様、スコアラインの間隔がちょっと狭い感じがします。


これからも、キャロウェイのアイアンは、この間隔を保っていくのでしょうか?



構え感

ボールを前にして構えてみると、ややグースの効きが気になりますが、これまでもたくさん経験してきたので、特に違和感はありません。


今はストレートネックよりも、多少グースが効いているほうが人気があると思うので、そういった意味からいっても、『主流』といっていいのかもしれません。


このアイアンの構え感に好感をもたれる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


あくまでも私の好みとしては、もう少しグースが弱いほうがいいのですが、これくらいでも全然構え感を邪魔していません。


打ちづらそうな印象は全くありませんでした。


なかなかいい感じで落ち着いて構えることができました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』は軟鉄らしいソフトな感触を楽しむことができました。


これだからメーカーは違えど、軟鉄はやめられません。


まさに『王道』といった感じがします。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、こういったいわゆる『アスリートタイプ』なので、ある程度の敷居の高さはあるのかもしれませんが、決して高すぎることはないように思われます。


私は、この装着されているシャフトがいいのですが、違うシャフトがいい・・・。という方にも対応できるよう、色々なシャフトがラインアップされているそうです。


あくまでも私の感覚ですが、『ライン』を出しやすくするには、ある程度先が硬く手元に近い部分でしなりを感じながら打出し角を抑えていったほうが有利になると思うのですが、それよりもまず『あがりやすさ』を優先される方でしたら、先調子のシャフトなども有効なのかもしれません。


今は素晴らしいシャフトがたくさん用意されているので、スチールにこだわらず、カーボンにする選択肢もすごく有効だと思っています。


ただ、ちょっとコストが掛かってしまいますし、私はこれからも使う予定はありませんが・・・。



バックフェース

『安定性』という点では、キャビティ形状ではありますが、それほど大きな寛容さはないのかもしれません。


『ハーフキャビティ』らしい、ある程度のシビアさは持っていると思います。


アイアンに、まず『易しさ』を求めておられる方には、ちょっと馴染みづらいところがあるかもしれません。


ある程度のミート率は要求してくるような気がします。


しかし、芯でヒットしたときのフィーリングはたまらないものがあるので、こういった素晴らしい打感を多くの方に体感していただきたいと思っています。



飛距離性能

『飛距離性能』という点では、今のアイアンの中でも、『ほぼ中間』くらいに位置するのかもしれません。


アスリートモデルとしては、ややロフトが立っているように思いますし、長さ的に見ても、ある程度飛距離を重視しているような気がします。


こういったところは、他のメーカーのアイアンでも同様に見られます。


確かに最近はアスリートモデルと呼ばれるアイアンでも、距離が重視されつつありますが、これ以上ロフトを立ててしまうと、今度は難しさが顔を出してくるので、あまり立てないほうがいいように思います。


アイアンの『二極化』といいますか『二分化』で、ちょうどいいのではないでしょうか?


アイアンに『距離』を求めるのか?それとも『正確性・距離感』を求めていくのか?という観点で選んでいくことが有効になってくるのはないでしょうか?


いくら飛んでも、計算が立たないアイアンは難しいものです。



操作性

『操作性』という点では、打感同様すごく期待していたのですが、その期待通りの満足度でした。


左右どちらにもすごくはっきりと対応してくれます。


グースは多少効いていますが、引っ掛かるまではいかないので、気持ちよく振っていけます。


『オートマチック系』というよりも、明らかに『マニュアル系』アイアンといっていいように思います。



Callaway X FORGED IRON
 
今年のキャロウェイアイアンの主力はこれなんだろうな・・・。と思いました。


いい意味で、何から何まですごくスタンダードで奇をてらったところが全くありませんでした。


『正統派』といっていいアイアンだと思います。


また違った見方をすれば、『変わり映えがしない』といえると思いますし、私はその印象のほうが強く残りました。


勿論、変わらないことはいいことであることが多いですし、『こうあるべきだ』というところはしっかりと抑えているアイアンだと思います。


そういった点でも、このアイアンにはしっかりとした印象をもちますが、前のモデルのイメージとダブるところがあり、正直慌てて買い替えなくてもいいな・・・。と思いました。


目新しさは全く感じませんでしたが、X FORGEDらしいアイアンです。

                         
        

                         

コメント

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石川遼のアイアン
golfdaisuki様、こんばんは。また、楽しく読ませていただきました。
石川遼が使っているアイアンですね。これも日本メーカーが作っているそうですが、私も手にとってみて、過去の何となくクラシックな雰囲気もあったXフォージドより、なんだかヤマハみたいだな、という印象を持ちました。
フェースに関しては、新溝対応で各社様々な工夫をしていますね。ギザギザなミーリングも増えましたが、キャロウェイとフォーティーンが否定していますので絶対必要なものではないのかもしれません。
さて、埼玉県は寒風吹きすさぶ日々です。私は、それでも週に最低でも二回以上は夜間の練習コースに出ています。
私のRM-11も買って3ヶ月ですが、随分と使い込んだ顔になりました。
昨夜はまさに椿三十郎のような暴風でしたが、何とか1人だけのコース巡りをしてきました。寒いは暗くて不気味だはですが、風にボールをはたかれて、とても良い練習になりました。グリーンを外してもパーで上がれることが多くなりました。チップインバーディーも決まり、楽しい気分になりました。
ではまた、失礼します。
ミーリングも色々ですね
たかし様。こんばんは。golfdaisukiです。
いつもコメントを寄せてくださいまして、ありがとうございます。

アイアンのミーリングも色々なものが出てきていますし、メーカーによっても個性が感じられますね。

いい練習も積んでおられるようですね。
本格的なゴルフシーズン開幕が待ち遠しいですね。

これからもお互い練習を積んで、コースで素晴らしい結果を出していきましょう!
それでは失礼いたします。
はじめまして
いつも拝見させていただいております。
クラブ検討時の参考にさせていただいております。

X-Forgedですが、現在MP-69を使用しているくせに
購入してしまいました。
使ってみて、フィーリングが合いますが、MPとの感触の違いが、物足りない感は否めません。

でも、打感はそれなりに伝わるので、合格範囲でした。

これからも、拝見させて頂きます。
sabb様。はじめまして
sabb様。はじめまして!golfdaisukiと申します。
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして、まことにありがとうございます。

やはりMPアイアンは別格ですね。
私もずっと愛用してきましたし、特別な存在です。

これからも記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いです。
それでは失礼いたします。