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2013年02月09日
SEDNA SD-02 アイアン

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは SEDNA SD-02 アイアン の7番 です。

シャフトは ダイナミックゴールド です。
ロフトは34度、クラブ長さは36.5インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子、クラブ総重量は436g です。

あまり手にすることのない、SEDNAのアイアンです。
馴染みがあまり無いメーカーのアイアンですが、このアイアンはすごくいい風合いが感じられました。
こうして見ていると、昔大人気だった、『ブリヂストン ツアーステージ HM-55』というアイアンを思い出しました。

シャープな形状でありながら、しっかりと厚みも感じられますし、丸っこいところもあるので、とても親しみやすそうです。
私はやはり、ミラー仕上げよりも、このようなサテン仕上げのほうが好きです。

彫りの深さも、まずまずです。
キャビティアイアンの中でも、標準的な部類に属するのではないでしょうか?
ヒッティングポイント後方が肉厚になっているので、打感も良さそうです。

この独特なヒール形状が珍しいと思いました。
どういった効果があるのでしょうか?

ソール幅は、ノーマルな感じです。
テーパーがあまり効いていない、昔ながらのアイアン・・・。といった感じがします。

ネックは、やや短めに見えましたが、今ではこれくらいが標準的な長さのように見えます。
奇をてらった感じがなく、すごくシンプルで正統派な感じがしました。

ボールを前にして構えてみても、とても構えやすくて、いい感じでした。
セミラージでセミグースのアイアンだと思うのですが、構えづらい感じは全くしませんでした。
あくまでも私の好みとしては、もう少しグースの効きが弱いほうが安心して構えられるのですが、これくらいのグースであれば、何の不自然さも感じません。
変なクセのない、スッキリとした印象をもちました。
試打を開始しました。

打感はとてもいい感じでした。
適度な柔らかさを楽しめるアイアンです。
薄っぺらくなく、しっかりとした厚みを感じられるので、すごく好感がもてました。

『球のあがりやすさ』という点では、標準的な感じがします。
不自然さは無く、ナチュラルに感じられます。
見た目とても整ったアイアンですが、タフな感じはしません。
球もきっちりと拾ってくれ、やや高めの弾道で飛んでいきました。

『安定性』という点でも、高いと思いました。
ラージサイズ・ワイドソール・・・。といった『易しさ』を前面に押し出したタイプのアイアンとはまたちょっと異なりますが、このアイアンは『自然な易しさ』といったらいいでしょうか?
構えやすさとバランスの良さが安定感を生んでくれているように感じました。
ラインを出しやすいです。
キャビティの易しさ・寛容さも充分感じ取ることができます。

『飛距離性能』という点では、今のアイアンの中では、比較的飛ばないほうかもしれません。
いわゆる『ノーマルタイプ』といっていいアイアンだと思います。
ただ、その分、距離感を出しやすいので、より実戦的な感じがします。
これは頼れる相棒になってくれそうだな・・・。と思いました。

『操作性』という点でも、すごくいい感じでした。
左右どちらにも敏感に反応してくれました。
キャビティの易しさを感じながらも、しっかりと反応してくれるところに好感をもつことができました。
私はこういったタイプのアイアンが大好きなので、ついつい球数が増えてしまいます。
色々な曲線軌道を楽しむことができました。

あまり出会うことのないメーカーのアイアンですが、すごくいい印象をもったまま試打を終えることができました。
寒い日が続いていますが、今日は温かい気分になれました。

目新しさとか、変わったところはなく、すごく自然な感じのアイアンです。
第一印象の良さをずっと裏切られることがありませんでした。
私は、このノーマル感が好きで、予定よりも球数を多く打ってしまいました。
体がポカポカしてきて、楽しい時間を過ごすことができました。
コメント
惑星
SEDNAは、未確認の部分が多い太陽系の外縁にある天体ですが、ゴルフ自体、いまだに、コレだという結論がスイングにもクラブにも見つかっていないのですから、素晴らしいネーミングなのではないでしょうか。
これからも珍しいクラブのご紹介をよろしくお願いいたします。
私は、これまで通り、夜間のコース練習と休日の朝の打ちっぱなし練習を続けています。前日のホールインワンの記念にと思い、少し珍しいウェッジを探していましたが、なかなか売って無いので、結局、タイトリストのボーケイにしました。私の良く練習に使っているウェッジは、これも入れて4本になりましたが、距離感もスピンも開いた状態での打ちやすさも全く異なり、共存可能に思えます。結局、14本以内というルールの中でどれを持っていくか?となるとフォーティーンとボーケイになると思います。狙いやすく、開いても打ちやすいからです。それでは、寒いですが、身体に気を付けて、元気にゴルフに励みましょう。
2013-02-09 23:08 たかし URL 編集
とても勉強になりました
いつも楽しいコメントを寄せてくださり、ありがとうございます。
私もこのブランドのクラブについて、何度か試打したことがあるのですが、全くといっていいほど知識がありません。
しかし、とてもいいアイアンだと思いました。
シンプルで打感や操作性がとても良いと思いました。
また、SEDONAという意味について教えてくださり、ありがとうございました。
私は全く知らなかったので、とても勉強になりました。
充実した練習を積んでおられるようですね。
今の時期にしっかりと練習されますと、本格的なゴルフシーズンに入ったときは、確実にレベルアップしておられると思います。
私の周りには競技に出場している人がたくさんいますが、みんな今の時期は目の色を変えて練習しています。
やはり、今の時期がとても大切だということを、みんな知っているからだと思います。
寒さはまだまだ厳しいですが、お互いゴルフをエンジョイしていきましょう!
それでは失礼いたします。
2013-02-10 22:07 golfdaisuki URL 編集