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2013年02月03日
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アキラプロダクツ NewADR プレミアム ドライバー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは アキラプロダクツ NewADR プレミアム ドライバー です。

シャフトは Basiléus Z 60S です。
ロフトは10.5度、クラブ長さは46インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は63g、トルクは3.5、キックポイントは中調子、クラブ総重量は309g です。

アキラの高機能そうな雰囲気がすごく伝わってくるドライバーです。
最近、コースや練習場でも、アキラのクラブを使っておられる方が増えてきて、人気があるんだな・・・。と思いました。
アキラのクラブを使っておられる方の多くが、かなりの上級者の方です。
とはいっても、このドライバーのように、決して難し過ぎるクラブでないものもあるところがまた魅力的です。

このメカニカルで、いかにも現代的な雰囲気がアキラらしいところだと思います。
以前試打した、ADR プレミアム ドライバーを思い出しました。
やはり、同じコンセプトで開発されているのでしょうか?

ネックは短めで、前のモデルと、イメージが被ります。
メーカー問わず、これくらいの長さが増えてきました。

このヘッド内部のウェイトも見覚えがあります。
やはり、交換できるようになっているのでしょうか?
ヘッド後方がポッカリと空いた大きな穴は、アキラの個性だと思います。
こうすることによって、絶妙な重心位置などが計算されているのでしょうか?

『TUNABLE GRAVITY SYSTEM』と記されていました。
つまり、『重心を調整できるシステム』ということでいいのでしょうか?

ソールには『LOW&DEEP CENTER OF GRAVITY DESIGN TUNABLE WEIGHT SYSTEM』と記されています。
これは以前試打した、ADR プレミアム ドライバーと共通するところだと思います。
やはり、基本的なコンセプトは同じドライバーなのだと思いました。

顔は独特な感じでした。
正直、美顔だとは思いませんでした。
しかしメーカーも敢えて、こういった形状にしているのだと思いますし、物理的な意味もあるのだと思います。

顔を見ても、シャローに見えていたのですが、こうして見てもやはりシャローなヘッドだと思いました。
今、よく見かけるような形状だと思います。
最近はシャローでも、すごく『骨太』といいますか、頼れる感じのドライバーもありますが、このアキラのドライバーはちょっとそれらとは違うような印象を受けました。
球があがり過ぎて、あまり叩けそうにもない感じがしました。

ボールを前にして構えてみても、やはりあまりいい印象はもちませんでした。
この独特な形状に、テンションがあがりきることはありませんでした。
何と言いますか、淡々とした気持ちで、このヘッドを見つめていました。
ヘッド後方が伸びているのは、まだいいのですが、フェースもよく被っているなぁ・・・。と思いました。
気持ちがモヤモヤしてしまいました。
私はこのドライバーの構え感に、あまり魅力を感じなかったのですが、今はこういったタイプも多いですし、魅力的に見える方もたくさんいらっしゃるのだと思います。
色々ないいイメージが鮮明に頭をよぎる感じはしなかったので、とにかく無難に打っていければいいな・・・。と思いました。
試打を開始しました。

『打感』は、いい感じでした。
弾きの良い、柔らかい打感を楽しむことができました。

『音』にも、好感がもてました。
気持ちよく叩いていくことができました。

球はとてもよくあがります。
あがりすぎる感じもしますが、このスペックを好まれる方には、かなり敷居が低く感じられるのではないでしょうか?
スインガータイプの方に合いやすいドライバーだと思います。

『安定性』という点では、本来はとても高い性能をもっていると思うのですが、私が打つと、つかまりすぎる感じがしました。
意識的に少し逃がし気味に打っていかないと、なかなか方向性をキープできませんでした。
少しでも巻いてしまうと、大きくフックする感じがしました。
方向性に、かなり気を遣わなければならないと思いました。
ただ、スイートエリアはすごく広そうですし、このフックフェースと相性の良い方は、かなり易しいドライバーといえるのではないでしょうか?

『飛距離性能』という点では、まずまず・・・。だと思いました。
正直言って、他のドライバーと比べて、大きく秀でている感じはしませんでした。
前のモデルから、大きく進歩しているのだろうか?と思いました。
ただ、それはこのドライバーの性能が低いのではなく、全体的なレベルアップができているからだと思います。
私では、このドライバーがもつ最大飛距離性能を上手く発揮させてあげることが難しく感じられたのですが、このドライバーに魅力を感じておられる方は多いのではないでしょうか?

『操作性』という点では、難しく感じました。
私にはなかなか扱えない感じがしました。
どうしても、フックが強くなってしまいました。
スライスも打ってみたのですが、なかなか大きく右に曲がる感じがしませんでした。
本来は、このフックフェースとシャロー形状を利用して、真っ直ぐに近いタイプの軌道を描いていくドライバーなのだと思います。
私ではまるで『一方通行』のように左へ行くことが多かったのですが、日頃スライスに悩んでおられる方には、魅力的なドライバーといえるのかもしれません。

アキラプロダクツのクラブは、私はあまり経験がないのですが、すごく魅力的に思える物もあれば、今回のように親しみづらく感じる物もあります。
ただ、それはあくまでも私が打ちこなせていない・・・。という部分が大きいですし、メーカーも色々なタイプのゴルファーに合うようにたくさんのクラブを造っていくので、仕方のないことだと思います。

今回のこのドライバーは、前のモデルからのマイナーチェンジといった感じが強く残りました。
もちろん、前のモデルを改良しているとは思うのですが、私は大きな違いを感じることができませんでした。
構え感などもそうですし、あまり魅力的に感じることはありませんでした。

今日は予定通りの球数で試打を終え、アプローチとパッティングの練習を重点的に行いました。
今回の、このアキラのドライバーは私にはやや合いづらい部分もありましたが、これからのニューモデルに期待していきたいです。
コメント
No title
2013-02-04 21:00 golfbozu URL 編集
MB5003は素晴らしいアイアンです
いつも私の記事を読んでくださり、ありがとうございます。
さて、私が先日購入したアイアンですが、今度近いうちに写真を載せて記事に書かせていただいたいと思っておりますので、今しばらくお待ちいただけますでしょうか?
CRAZY CB50Wは最高のシャフトですね。
私も普段から愛用していますが、すごく気に入っています。
自分の思いをヘッドに伝えやすいシャフトだと思っています。
三浦技研のMB5003はとても素晴らしいアイアンです。
その素晴らしいアイアンをお使いだとは、とても羨ましいです。
これからも、その素晴らしいアイアンをどうか大切に使ってあげてください。
それでは失礼いたします。
2013-02-08 23:54 golfdaisuki URL 編集