クリーブランド ランチャー ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2009年09月22日
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クリーブランド ランチャー ドライバー

                 
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今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは クリーブランド ランチャー ドライバー です。



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シャフトはLS01 グラファイトです。

ロフトは9度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は52g、トルクは5.3、バランスはD1、キックポイントは中調子、クラブ総重量は302gです。



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久し振りに出会った、クリーブランドのドライバーです。


このソール中央にある、うずまきのようなクリーブランドのマークを見ていたら、何となく昔、子供の頃TVで見ていた仮面ライダーの『ショッカー』などの戦闘員を思い出しました。


LAUNCHERという言葉を調べてみると、ミサイルなどの『発射装置』という意味がでてきました。


なるほど、ドライバーにはぴったりのネーミングだと思いました。


いかにも遠くへ飛びそうな名前です。


キャロウェイの『ビッグバーサ』は『大砲』という意味だそうですが、それに匹敵するほどの上手いネーミングだと思いました。



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かなりの『シャローヘッド』です。


クリーブランドのドライバーといえば、もうすっかりこのイメージが定着しています。


これからは、少しずつ『ディープ化』に進むような気もしているのですが、クリーブランドはこれからもこういった路線でいくのでしょうか?


クリーブランドのディープヘッドドライバーも見てみたい気がします。


初めて見たときはこういった形状にすごく驚いたものですが、今ではずいぶんと見慣れた感じがします。


コブラのドライバーを思い出しますし、海外メーカー独特の形状だと思いました。


日本のメーカーも『扁平ドライバー』を作っていますが、なかなかここまでの形を見ることはないように思います。



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素振りをしてみると、すごく軽い感じに少し驚きました。


予想していたよりは、かなり軽くてシャフトも軟らかい感じがしました。


『ロフト9度』ということもあり、もう少し本格的な設計になっているのかとも思ったのですが、意外と『ソフト路線』のドライバーなのだと思いました。


このクラブを振っていて、もう少し『締まったスペック』のシャフトの方が振りやすいのではないかな・・・?と思いました。



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ボールを前にして構えてみても、やはりかなりヘッド後方が膨らんでいるのに気付きました。


こういった感じは『予想の範囲内』といったところでしたし、やや構えづらい形状ではありますが、それほど驚くことはありませんでした。


ヘッドも大きくて、『薄さ』が強調される『構え感』なのですが、『ライン出し』はまずまずいい感じで行うことができました。


初めてこのような形状のドライバーを見たときは、一体どのような弾道になるのか予想もつかなかったのですが、経験を積むにつれ少しずつ慣れてきたような感じもします。



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やや特異な形状ですし、惚れ惚れするほどの美しさは持っていないのかもしれませんが、高い機能性を追求していったら、このような形になっていったのだろう・・・・。と思いました。


これまでの経験上、曲がりにくいんだろうなあ・・・・。と思っていました。


クリーブランドのドライバーといえば、これまでは『クラウン部分』が凹んでいたものがよく見られましたが、このドライバーはそうなっていません。


『クラウン』だけでいうと、至ってノーマルです。


これからは、そういった形状のクラブは開発されないのでしょうか?




試打を開始しました。

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まず第一に感じたのが、その意外にも静かな『音』です。


私はクリーブランドのドライバーといえば、『 ハイボア XLS ドライバー 』を真っ先に思い出しますし、そのドライバーは曲がりにくくて飛距離も出るので、結構気に入っていたのですが、唯一といいますか、最大の欠点はその『甲高い音』でした。


これまでのそういったドライバー同様、甲高い音だったので、そこが残念でなりませんでした。


しかし、このドライバーは違います。


すごく落ち着いた感じの静かな音だと思いました。


海外メーカーで、しかもこういった形状のドライバーだと、音も必然的に甲高いイメージが定着しているのですが、このドライバーの意外ともいえるほどの静かな音に私は少し驚きました。


とても好感の持てる打球音だと思いました。


これまで、甲高い音が多かったので、メーカーがわざとそういう音にしているのか、又はどうしてもこうなってしまうのかは解りませんでしたが、


何だ、やれば出来るんじゃないか・・・・。


と思いました。



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『打感』もすごくソフトで好感を持てました。


この感触にも正直以外な感じがしました。


これまでのこういった類のドライバーとは、はっきりと『一線を画す』感じがします。


『構えづらさ』という問題は多少ありますが、『音』『打感』という点では、とても好印象です。


見とれてしまうのほどの美しいドライバーではありませんが、『音』『打感』という点がとても高得点なので、打っていても楽しくなってきました。



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『球のあがりやすさ』という点では、この形状ですし、かなり上がりやすい感じがしました。


『扁平ドライバー』の本領発揮といったところでしょうか?


ボールをフェースにぶつけるだけで、自然と球が高くあがっていく感じです。


全く『ドロップ感』を感じません。


かなり弾道が高くなっていきました。


先日試打した本間のドライバーは『ロフト10度』でしたが、そのドライバーよりも、明らかにこの『ロフト9度ドライバー』の方が上がりやすい感じがしました。


勿論、シャフトなどもかなりこちらの方が上がりやすい設計になっているのだとも思うのですが、この『シャローヘッド』を見ていると、ヘッド形状で大きく変わってくるものだな・・・。と思います。



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『安定性』という点では、これまでのこういった形状のドライバー同様、かなり高いと思いました。


やはりかなり『スイートエリア』が広いのだと思いますし、多少打点がブレてしまったのですが、それを感じさせないほどの『推進力』『直進力』を持っているようです。


もう少し、シャフトがぐらつかなければ、もっといい結果が残せたような気がするのですが、これは仕方のないことだと思いました。


こういう形状ですし、あまり『叩く』というイメージでは打っていきづらいところもあったのですが、なかなかいい感じで打っていくことができました。


『音』『打感』という点は、ちょっと意外な感じもしましたが、『安定性』という点では打つ前からの予想通りといったところです。



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『操作性』という点では、やや苦戦してしまうところが正直ありました。


『スライス』『フック』を打ち分けてみよう・・・・。と思ったのですが、やはりこういった形状ではなかなか思うようにいきません。


このシャフトもやや難しい感じがしました。


『スライス』や『フック』を打っても、途中からセンター方向に戻ってきてくれなければ何にもなりませんが、今日はどうもそのまま突っ切っていく感じが目に付きました。


『スライス』を打とうとしてもそのまま『プッシュ気味』の球が出ることもしばしばありましたし、『フック』を打とうとしても、そのまま左への『プルフック』ばかりが出てしまう時もありました。


やはり球を自在に曲げていくには難しいドライバーだと思いましたし、せっかく高い『直進性』があるのだから、この性能を活かした方が得策だと思いました。


自在に曲げることを想定して、このようなドライバーは設計されていないのだと思います。


予期せぬところで球が曲がってしまった・・・・。ということがないように、直進性をもたせてあるのだと思いました。


左右に曲げてみて、私はどちらかというと、右へ曲げていく方が楽かな・・・・?と思いました。



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『飛距離性能』という点では、私はなかなかいい感じだと思いました。


かなり高く上がっていきますし、正直私はもう少し抑えていきたいところもあったのですが、球もそれほど吹き上がる感じもしませんでしたし、『左右の曲がり幅の小ささ』が飛距離性能に直結しているような気もしました。


そして何より、先ほども書きましたが、『音』『打感』が良いので、気持ちよく打つことができて、それがいい結果につながっているような気がします。


インパクトで緩むことなく、気持ちよく打っていくことができました。


やはり『フィーリング性能』が良いと、それが結果的に飛距離へとつながっていくのだな・・・・。と思いました。


『音』『打感』が良いので、これまで試打してきた『 ハイボア XLS ドライバー 』や『 ハイボア モアイ XLS ドライバー』よりも好印象でした。



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私はこれまで、こういった『シャローヘッドドライバー』にはいい思い出が少ないような気がしているのですが、このドライバーに関してはなかなかいい印象が残りました。


『構え感』『操作性』というところにやや難があり、そこをとても重視している私としては少し残念な気もしているのですが、それ以外はとてもいい感じだと思いました。


これまでも各メーカーの『扁平ドライバー』をたくさん試打してきましたが、その殆どは一度試打したっきり、目にしても手にすることがないクラブが殆どです。


視界にすら入ってこない物もあります。


しかし、このドライバーは、はっきりと視界に入ってきますし、また目にすることがあれば、是非また試打をしてみたい・・・・。と思わせるものがありました。



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クリーブランドといえば、やはりウェッジが有名ですが、これからはドライバーにも期待したいです。


そしていつか惚れ惚れするような美しいドライバーを打ってみたいです。


ウェッジではとても美しいものを量産しているクリーブランドです。


今度はそれ以外のクラブでも美しくて高性能なクラブを楽しみに待ちたい・・・・。と思いました。

                         
        

                         

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