PRGR egg Iron と egg IornII - ゴルフクラブ試打日記

ライザップゴルフ

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2009年09月21日
  

PRGR egg Iron と egg IornII

                 

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<左>egg      <右>egg II

今日は、この2本のアイアンを比較試打してみました。

試打クラブは PRGR egg アイアン と egg アイアンII の7番 です。



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<左>egg      <右>egg II



 


<右>egg II のスペック

シャフトはM-40カーボンシャフトです。

ロフトは28度、クラブ長さは37.75インチ、シャフトフレックスはM-40、シャフト重量は51g、トルクは4.5、バランスはD0、キックポイントは先調子、クラブ総重量は354gです。



 


<左>eggのスペック


シャフトはM-40カーボンシャフトです。

ロフトは29度、クラブ長さは37.5インチ、シャフトフレックスはM-40、シャフト重量は53g、トルクは4.0、バランスはD0、キックポイントは先調子、クラブ総重量は358gです。




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<左>egg      <右>egg II

今日は一度見たら忘れられない、プロギアの新旧『エッグアイアン』を比較してみることにしました。


いつ見ても、『ドキッ』とさせられるデザインです。


私にはなかなか馴染みがない形状ではありますが、どちらも以前試打したことがあり、見た目とは違う好印象を私は抱いています。


プロギアは、名器といわれるような素晴らしいアイアンも作る一方、このような革新的なアイアンも作り、とてもクラブ作りのバリエーションが広いと思います。


クラブ開発担当者の人達はきっと発想の柔軟性がとても高いのだと思いますし、いい意味でこだわりがないのだと思います。


私はそのクラブの『ブランドイメージ』を大切にして欲しい・・・・。といつも思っているのですが、なぜか『PRGR』だけは何でも許せる気がします。


他のメーカーには無いものを感じています。



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<左>egg      <右>egg II

『世界最大級のポケキャビ』といってもいいのではないでしょうか?


これほどはっきりと大きく膨らんだものは見たことがありません。


このような形状だと、どうしても中にゴミが入ってしまいそうだなぁ・・・・。などと考えてしまいます。


この『エッグアイアン』を初めて見た時は、その特異な形状が目に付き、新製品だとは知りつつも、そのまま『スルー』しかけたことをよく覚えています。


これが『PRGR』のクラブだから、私はそのままスルーすることなく試打したのだと思います。


プロギアのクラブにはいつもワクワクさせられますし、とても斬新的というか個性的で思い切った設計をしてきます。


『クラブ史』に残る物がたくさんある・・・・。といってもいいのではないでしょうか?


『中途半端』という言葉が一番嫌いなメーカーなのではないでしょうか?



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<左>egg      <右>egg II

かなり『革命的』ともいえるクラブ開発をしてはいますが、『銀チタン』『ZOOM』『TR DUO』『900TR』などの『名器』を次々と世に送り出してきましたし、『新たな道の先駆者』といったイメージが私にはあります。


特に『TR DUO』は、私も『高反発規制』が制定されるまでずっと使っていましたし、その『構えやすさ』『飛距離性能』は秀逸でした。


また是非、『後継モデル』を発売して欲しいと思います。



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<左>egg      <右>egg II

このようにソール側から見ても、かなりの『超・ワイドソール』です。


『egg(卵)』というネーミングに納得させられます。


ファーストモデルのeggも丸い感じがありましたが、新製品のeggIIはさらに丸みを帯びています。


eggの方がやや『面長』だと思いましたし、eggIIの方が少しコンパクトに見えました。


こういった形状のクラブですと、何と言いますかそれほど微妙な変化を感じ取りづらいところもあるのですが、こうして比較してみると微妙に違っていることに気付かされます。


『ソール部分』に組み込まれているのであろう、『ウェイト』のような物は、ファーストモデルの方が大きく見えました。


やはり微妙な変化がつけられているようです。


この変化が『進化』につながっているのかどうかは解りませんが、メーカーの工夫の跡が見られます。



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<左>egg      <右>egg II

『ホーゼル』は、右のeggIIの方が少し短く見えました。


素振りをしてみた感じでは、どちらも殆ど差がないように思いました。


軽量感をじゅうぶんに感じますし、私の感覚では『アイアン』というよりも、完全に『ユーティリティ』だと思いました。



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eggII

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egg

この角度から見ると、それほど大きな違いはないように思えます。


改めて『PRGR』というブランドネームを目にしなかったら、おそらく手にすることは無かっただろう・・・・。と思いました。


これまでのプロギアのクラブに対する信頼と期待感が手にさせたのだと思いますし、自分自身ももっと色々なクラブに出会って『対応力』に幅をもたせたい・・・・。と思いました。



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egg

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egg II

ボールを前にして構えてみると、正直いって構えづらいです。


あまりいいイメージが湧いてきません。


『ポケキャビ』は確かに『設計自由度』が高く、かなり『易しい』アイアンを作っていける画期的なものではありますが、この『構えづらさ』が最大の欠点だと思います。


このヘッド『後方の膨らみ』にどうも違和感を感じてしまいます。


写真ではあまり見えませんが、実際に構えてみるとすごく目立ちます。


ただ、この『構え感』に全く違和感を感じずに、いいイメージで構えられる方もたくさんいらっしゃると思います。


私は構えた時に、あまりボールは凝視せずにボヤッと見る程度で、どちらかというと『フェース』や『リーディングエッジ』などヘッドを主体に視線を置いていて、そこからいいイメージを飛ばしていきます。



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<左>egg      <右>egg II

なので、『ヘッド形状』や『クラブがもつ構えやすさ』を非常に重視しているのですが、どうもこれらのアイアンにはなかなか馴染めない感じがしました。


普段なら、こういったイメージのまま試打をすると、まず間違いなくミスショットをしてしまうものなのですが、この2つのアイアンは以前試打したときも一球目からナイスショットが打てたり、打てなかったとしてもそれほど球数を要することなく、いい感じの球が打てていったので、つくづくこのアイアンは不思議だなと思います。


何か特別な魔力でも持っているのでしょうか?



アイアンというのは、『距離を刻むもの』という認識が私にはあるのですが、このアイアンは


「飛ばしてごらん・・・・。距離感よりも飛距離の方が大切だよ・・・・。」


と、私に訴えかけているような気がします。


練習場でも普段の7番アイアンだと、だいたいあの辺りまでキャリーでいって落下してから転がっていく・・・・。という感じがイメージできるのですが、この2つのアイアンは『最初の出だし』までしかイメージできません。


『ターゲット』が見えてきません。


あとは『出たとこ勝負』といいますか、『行き当たりばったり』的なところがあります。


このクラブを使いこなすには、今までの感覚を一旦捨てて、新たな感覚を築き上げなければいけないような気がします。


それには相当数の球数が必要だと思いました。




試打を開始しました。

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<左>egg      <右>egg II

『打感』という点では、どちらも『しっかり感』を感じられる好感の持てる感触です。


『吸い付くような柔らかさ』ではないのですが、どちらもしっかりと『ボールを打っている・飛ばしている』と感じられる打感です。


しっかり感はありますが、決して硬くて打ちづらい・・・・。という感じではありません。


普段あまり経験しない打感なのですが、嫌な感じはあまりせず、むしろ好印象が残りました。


アイアンの感触には『食いつき感』が欲しい感じがしますし、それによって『スピン感覚』や『距離感』を出しやすいと私は思っているのですが、この2つのアイアンにはそういった感じはしませんでした。


やはりあくまでも『距離感』よりも『飛び』を最優先させているのだと思います。


『打感』という点ではどちらも甲乙つけがたいです。



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<左>egg      <右>egg II

『飛距離性能』では、やはりどちらもかなり目を見張るものがあります。


最近の『ストロングロフトアイアン』の飛距離性能の中でも、トップクラスに位置するのではないでしょうか?


7番アイアンでこの飛び・・・・・。というのは明らかに私の中の常識から外れています。


正直『飛びすぎ』です。


やはりこの2つのクラブは『7番アイアン』というよりは『7番ユーティリティ』といった方が正しいのではないでしょうか?


自分で打っていて、この規格外の飛びに驚かされます。


私は普段練習場で練習しているときに、ホームコースをイメージしながら、頭の中で『バーチャルゴルフ』をしていることが多いのですが、これらのアイアンではなかなかイメージに合致してきません。


もしこれらのアイアンを普段の7番アイアンで打つ距離で打ったら、まず間違いなくグリーン奥まで飛んでいって『O.B』だろうと思いました。


この2本のクラブは微妙にスペック(ロフトや長さなど)が違っていますし、それを見るとおそらく新商品のeggIIの方が飛距離がでるように設計されているのだと思います。


しかし、今日試打した感じでは、どちらもすごく飛びすぎるアイアンであり、細かな違いを感じ取ることができませんでした。


eggIIの方がeggよりも、かなり飛んでいる・・・・。とは正直あまり感じられませんでした。


私にはどちらもすごく飛んでいるので、なかなか甲乙つけがたいところがあるのですが、日頃こういったクラブに慣れておられる方には、その違いがはっきりと感じられるのだと思います。


おそらくメーカーが行った『マシンテスト』でもeggIIの方が飛んでいるのだと思います。


しかし、それはあまり大きな違いではないのかもしれない・・・・。と、試打しながら感じていました。


アイアンでもどうしても飛距離を稼ぎたい・・・・。と思っておられる方には、かなり強力な武器になってくれるのではないでしょうか?


短い距離が難しくなってくるとは思いますが、そんなのは気にしない・・・・。とにかく飛びが大切だ・・・。と言われる方には、かなりいいパフォーマンスを発揮してくれると思います。



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<左>egg      <右>egg II

『安定性』という点でも、やはりこのアイアンの優れたところだと思います。


軽量アイアンが苦手な私ですが、比較的早く慣れることができましたし、その後は安定した球を打つことができました。


見た目通り、かなり『易しい』アイアンなのだと思います。


『シビア』『タフ』といった言葉とは無縁な感じがします。


慣れてくるとなかなかミスショットが出にくい感じがしましたし、『飛距離』と『安定性』を両立させたアイアンといっていいのではないでしょうか?


球が曲がりにくく、かなり直進性が強い感じがします。


引っかかる感じもしないので、私は安心して打つことができました。


普段は『ラージサイズアイアン』を、やや苦手としているのですが、このアイアンにはあまり苦手意識が芽生えてきません。


時々、右にスッポ抜けそうな感じもしました。


ミスするなら右方向だと、今日は思いました。



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<左>egg      <右>egg II

『操作性』という点では、どちらもほとんど変わりがないように思えたのですが、敢えて優劣をつけるとするならば、eggIIの方がほんの少しいい感じかな・・・・?と思いました。


しかし、やはりこれらのアイアンは『操作するタイプのアイアン』ではないと思いますし、『曲がりにくさ』『上がりやすさ』『飛距離性能』で勝負すべきクラブなのだと思います。


『フック』や『スライス』も打つことはできましたが、途中から戻ってくる・・・・。という感じではなく、そのまま抜けていく感じも時々しました。


やはり今の私ではこういったアイアンを使いこなすには修行不足だと思いました。


もっとたくさん打ちまくって慣れていくしかないと思いました。



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<左>egg      <右>egg II

今日、試打したこれらのアイアンは初めて試打したときよりも、かなり『飛距離性能』に秀でている感じがしましたし、印象度がアップしたような気がします。


端的にいうと、アイアンで飛距離を出すには


1.ロフトを立てる
2.シャフトを長くする
3.クラブの軽量化・低重心化

といったことが、すぐに頭に浮かんだのですが、私は今の段階ではクラブに頼らずに自分自身のスキルを上げていこう・・・・。と思っておりますし、飛ばさない方がゴルフが楽だ・・・・。と実感しております。


『飛ばし』よりも『止め』性能をアイアンに求めていきたいと思っています。


これらのアイアンはとてもよく飛ぶので、私は練習場で楽しむだけで、実際にコースで使うことはありませんが、こういったアイアンも『あり』だと思いました。


アイアンで飛ばすことにより、昔の距離を取り戻してゴルフが若返ったり、昔の感覚を取り戻すこともあるのだと思います。


アイアンでも飛ばしたい・・・・・。と願っておられる方はたくさんいらしゃると思うので、そういった方々にこのクラブはすごく人気が出そうだと思いました。



ここ数年、よく見られる『ストロングロフトアイアン』ですが、一体どこまでいくのでしょうか?


おそらく『ストロングロフト化』も、これくらいまでが潮時なのではないでしょうか?


これ以上まだロフトを立てるのでしょうか?


おそらくそうはならないような気がします。


これ以上進むと却って弊害の方が多くでてしまうのではないでしょうか?


しかし、日本の、いや世界のクラブメーカーはとても優秀です。


きっとまた新たな『開発コンセプト』を掲げて新商品を出して我々ゴルファーを驚かせてくれることだと思います。


今の段階では私には使いこなすことはまだまだ困難なのですが、私の会社の上司やコース仲間の大先輩たちに、『飛びアイアン』を求めている人達がいるので、私はこのアイアンを勧めてみたいです。


この『飛び性能』に驚くだろうと思いました。

                         
        
                         

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