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2012年09月01日
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ダンロップ スリクソン Z925 ドライバー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ダンロップ スリクソン Z925 ドライバー です。

シャフトは Miyazaki KENA Black 6 カーボンシャフト です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、トルクは3.1、バランスはD3、キックポイントは手元調子、クラブ総重量は318gです。

待望のスリクソンのニュードライバーです。
このZシリーズのドライバーに出会えることを、すごく心待ちにしていました。
今日はその願いが叶ってとても嬉しく思いました。
今回の、この『Zシリーズ』には『925』と『725』と『525』の3つのモデルがあるようですが、今日は、この『925』を試打しました。
スリクソンのイメージにピッタリと合う、とてもカッコいいデザインです。

シャローではなく、はっきりとした『球体』の形をしたヘッドです。
私は、こういった叩けそうなタイプのヘッドが大好きです。
ディープヘッドは『難しい』というイメージをもっておられる方も多いかもしれません。
確かに、一般的な敷居の低さはないのかもしれませんが、今はウェイトを配置させたり、形状を微妙に調整させたり・・・。と、技術がかなり進んできているので、必ずしも敬遠すべきものではないと思っています。
昔の同サイズのドライバーよりは、はるかに親しみやすくなっているように思います。
それはシャフトの進化も関係しているように思います。

今までのMIYAZAKIシャフトといえば、『氷氷氷氷氷』や『雪雪雪雪雪』など、冷たいものを連想させる単語が使われていましたが、今年になって、『炎』という全く逆の熱いものを連想させる単語が表記されています。
シャフトの色がブルー系からレッド系になって、このような文字が使われているのだと思いますが、今の暑い時期には、気分だけでも涼しさを連想させる文字を見たいと思ってしまいました。
昨年が冷たいものを連想させるブルー系で、今年が熱いものを連想させるレッド系ということは、来年はどういった色になるのでしょうか?
『色の三原色』といえば、たしか『青』『赤』『緑』だったと思うのですが、もしそうだとすると、来年は緑ということになるのでしょうか?
そうすると、表示される文字はどうなるのでしょうか?
緑を連想させる色として、『草』『葉』『バッタ』・・・。などいろいろ考えてみたのですが、『冷たい』『熱い』といった『温度』とは関係ないので、ちょっと違うな・・・。と思いました。
私の好きな文字である『涼』とか、逆に『暖』『温』などかな?と少しだけ思いました。
いずれにせよ、私はヘッドの色にはある程度のこだわりがありますが、シャフトの色は何色でも構わないので、楽しみに待ちたいと思います。

ヒール側

トゥ側
ヒール側とトゥ側に1つずつ、ウェイトが組み込まれているのですが、昨年出会った『P-420』と違い、ヘッドの後方に配置されています。
こうすることによって、重心深度を深くする狙いがあるのでしょうか?
このウェイトはP-420同様、簡単に交換できそうです。
両方ともウェイトには『7』という数字が表示されているので、『7g』ということでいいのでしょうか?
今はヒール側とトゥ側とでは、重さの違うウェイトが配置されていることも少なくないですが、このドライバーは同じ重さのようです。
それだけヘッドのバランスが取れているということなのでしょうか?
また、自分の好みによって、ウェイトを変えられるのは、とてもいいことだと思います。

海外メーカーのように、シャフトが容易に交換できるシステムも印象的です。
ついに、スリクソンもここまでするようになったか・・・。と思ってしまいます。
海外メーカーはもうだいぶ前から、このシステムを導入しているので、目新しい感じはしませんが、こういったシステムは、これからも増えていくのではないでしょうか?
大手メーカーに限らず、地クラブメーカーも同様に変化していくのかもしれません。
以前も書きましたが、『いいクラブ』というのは、ユーザーであるゴルファーにとっては『飛ぶクラブ』とか『曲がらないクラブ』『親しみやすく、ずっと付き合っていけるクラブ』・・・。などになると思うですが、メーカー側からすると『売れるクラブ』以外にないと思います。
『ベストセラー』もいいですが、もっといいのが『ロングセラー』なのだと思います。

こういった調整機能を全て総括して『TOUR FITTING』と呼んでいるのでしょうか?
つまり、ツアーの世界でも、プロ自身が簡単にフィッティングできるシステムのことを指すのでしょうか?
店員さんの説明によると、このドライバーはテーラーメイドのドライバーのように、フェース角やライ角、ロフトを自分好みに調整できるのだそうです。
すごく画期的なシステムです。
しかし、こういったシステムは、ある程度スイングが出来上がっていて、自分なりの物差しがある方のほうが使うメリットは大きいような気がします。
まだゴルフを始めたばかりで、スイングがバラバラの状態では、殆ど意味をなさないように思います。
だから、このスリクソンに搭載したのではないでしょうか?

試打するときのポジションは勿論、『N』ポジションです。
おそらくニュートラルという意味なのだと思いますが、こうして見ていても、テーラーメイドのドライバーを思い出します。
こういった『チューニングシステム』や『ホワイトヘッド』など、あらゆる画期的な変化はテーラーメイドが先駆者というイメージがありますし、常に進化し続けているように思います。
そういった意味では、スリクソン(ダンロップ)は後塵を拝した感が否めないですが、スリクソンはこれまでも実績がありますし、その性能や品質の高さは、多くのゴルファーが実感しているところなので、マイナスにはなっていないと思います。
むしろ、もっと早く取り入れて欲しかった・・・。というスリクソンファンの方も多いのではないでしょうか?
私も昔から、スリクソンのクラブが大好きですし、今愛用しているエースドライバーの前は『ZR-30』というドライバーにずっとお世話になっていました。
昨年出会った『P-420』の素晴らしさも忘れられません。
しかし、今回のこの『Z925』は、チューニングシステムが進化しているので、期待感も膨らみました。

ネックは今のドライバーの中では、やや長めかな?と思いました。
やはり、このシステムが搭載されているからでしょうか?
それと、このドライバーは形状的にも『低重心』を感じさせるタイプではないので、ある程度長いほうがマッチしているのかもしれません。
形状的な美しさと、近未来的で機械的な美しさが上手く融合されたドライバーだな・・・。と思いました。
様々なハイテクが搭載されていながらも、形状的には本格的で、見た目も犠牲になっていません。
こういった工夫を目にするだけで、すごく気持ちが昂ります。
自分の今のスイングが、このハイテクについていけるだろうか?と思ってしまいます。

シャフトの先端近くには『INTERNATIONAL FLEX 4566』と記されていました。
MIYAZAKIシャフトが採用している、いわゆる『インターナショナルフレックス』ということなのだと思いますが、こういったことはもっと浸透していっていいと私は思っています。
メーカーによって、また同じメーカーでも、そのモデルによって大きく変わってくるので、『S』とか『R』『X』などの表記があまり意味をなさなくなりました。
『重量』は、はっきりと『数値化』できますが、『硬さ』に対する感じ方は、人それぞれなので、『S』や『R』などといった表記の仕方には疑問を感じてしまいます。
いずれ、全てのメーカーで統一されるといいと思うのですが、なかなか難しいことなのかもしれません。

この研ぎ澄まされた極上のヘッドに見入ってしまいました。
形状の美しさもそうですが、この『コンパクト感』がたまりません。
聞くところによると、このヘッドのサイズは『380cc』なのだそうです。
『400cc前後』のドライバーは少しずつ見かけるようになりましたが、これだけ小振りなのはとても珍しいと思います。
私は小顔が好きですし、この大きさに好感を持ちますが、多くの方が『小さい』と感じられるかもしれません。
しかし、こうした大きさを多くの方が経験しておられると思いますし、懐かしく感じられる方も多いのではないでしょうか?
ヘッドが少しずつ大きくなって、最終的にルールの最大限度である『460』で落ち着いたわけですが、一気に大きくなり過ぎたのかもしれません。
『300cc』のヘッドが登場したときに、すごく大きいな・・・。と思ったのですが、今ではすごく小さく感じられます。
やはり『慣れ』といった部分が大きいのかもしれません。
ヘッドのサイズをコンパクトにするということは、それだけ形状もオーソドックスで美しいものにしないといけないと思うのですが、そういった意味でも、この形状の美しさはとても合理的だと思いました。
形状的に、はっきりとした『ディープヘッド』ではありますが、こうして見ても、それほど極端な『ディープ感』は感じませんでした。
かといって、シャローでもないのですが、『程よい厚み』が感じられ、それにプラスして『極上の黒』がやる気を倍増させてくれます。
改めて、黒という色の素晴らしさを感じました。
もし、このヘッドの色がシャフトと同じく『赤』だったとしたら、かなり感じも変わるような気がします。

素振りをしてみた感じは、予想していたよりも、重量感を感じることもなく、タフな感じはしませんでした。
シャフトのフレックスも『S』ということですが、硬いとは思いませんでした。
頼りないタイプの『Sシャフト』ではありませんが、タフ過ぎないので、このシャフトに親しみをもたれる方は結構多いのではないでしょうか?
勿論、日頃から『300g未満』のドライバーを使用しておられる方には、かなり重く感じられるかもしれませんし、合いづらいかもしれません。
しかし、重量的に言っても、硬さ的に言っても、日頃よく出会うタイプのドライバーとそれほど大きく変わっている感じはしませんでした。
ヘッドの硬派な感じと、このシャフトの印象が少し違うところが面白いと思いました。
しかし、振っていても違和感を全く感じないですし、タイミングも取りやすいと感じました。
今は『リシャフト』が当然のように行われていますが、最初から、このシャフトがベストマッチングなのではないか?と思いました。

ボールを前にして構えてみても、やはりすごくいいです。
シャープな形状なので、とても締まって見えます。
『丸っこい』というよりは、明らかに『シャープ』です。
ほんの少しだけ『トライアングル』に見えなくもないのですが、今はこういったタイプが多いので、すごく見慣れた感じがします。
ヘッドが適度にコンパクトなので、ボールが大きく見え、弾道のイメージが、より鮮明に色濃く描けました。
すごくいいイメージが出せたのですが、このヘッドのコンパクトさが難しそうに感じられる方は多いかもしれません。
寛容性の高いドライバーに慣れておられる方には、「上手く当たるだろうか・・・?」と不安に感じられるかもしれません。
ヘッド後方も極端に伸びていないので、『直進性』を感じさせるヘッドではないと思います。
あくまでも『直線』ではなく、『曲線』をイメージしやすいドライバーだと思います。
私は左右に曲げるイメージを持ちたいタイプなので、このようなドライバーにはすごく魅力を感じますが、今の『主流』といえる大きさではないと思います。
こうして見ているだけでとても心地いいので、これから打つ弾道の予測が立ちましたし、頭の中が活性化されていったような気がします。
両肩の力が抜け、呼吸も深く静かになっていきました。
試打を開始しました。

まず、この『極上の打感』に思わず歓声をあげてしまいそうになりました。
勿論、他の打席にはたくさんの方が練習しておられたので自重しましたが、この打感の良さには、かなり心が揺さぶられました。
この美しい顔と、タフ過ぎずしっかりとしたシャフトのおかげで、1球目からナイスショットを打つことができたのですが、そのときの打感の良さは、まさに『至高』という言葉が浮かんでくるほどでした。
飛んでいくボールを目で追いながら、きっとボールも喜んで飛んでいっているに違いない・・・。と思いました。
ミスショットしたときは、ボールも痛そうだな・・・。と思うことがあるのですが、これだけ柔らかい打感だと、クラブは勿論、ボール自体もすごくソフトに感じているんじゃないかな?と思ってしまいます。
正直、病みつきになりそうな打感です。
しかし、敢えてズラして打ってみると、かなりフィーリングが変わりました。
いい感触ではありませんでした。
弾道の曲がりはある程度抑えていけたのですが、打感は大きく異なりました。
こういったところがとてもはっきりとしていて、正直なドライバーだと思いました。
『ハンドルの遊び』は小さいと感じました。

『音』という点でも、まさに『至高の極み』といいますか、こんなにいい音でいいんだろうか?と思ってしまうほど、聞きほれてしまいました。
今は多くのメーカーのドライバーの音が良くなっていますし、いわゆる『異音』は殆ど耳にしません。
それは私が出会って手にしたクラブだけでなく、練習場やコースなどでも、聞かなくなりました。
その場の風景に上手くマッチした音が増えてきました。
高すぎたり、大きすぎたり、また打っても爽快感が得られない音だと、『その場の空気を読んでいない』と思えることがあるのですが、最近はそういったことを感じなくなりました。
上手く空気を読めるクラブが多くなったように思います。
しかし、それでもこのドライバーの音の素晴らしさに、私は感動を覚えました。
こんなにいい音は、あまり聞いたことがないような気がします。
こういった『音』という分野では、ダンロップは他のメーカーよりも『先駆者』だと私は思っているのですが、今日は改めてダンロップの凄さを感じました。
さすがは日本のメーカーだと思いましたし、こういった『感覚』といったところまで追求しているところに好感がもてます。

『球のあがりやすさ』という点では、やはり今のドライバーの中では、タフなほうだと言わざるを得ないのかもしれません。
しかし、それほどタフ過ぎるとは思いませんでした。
見た目の印象から、かなり『尖がった』感じかな?と思っていたのですが、意外なほど親しみやすい部分を感じました。
勿論、『高~いキャリー』が稼げるタイプではないですし、明らかに『ライナー系』が打ちやすいドライバーです。
しかし、ドロップすることもなく、鋭く空気を切り裂いてくれます。
予想していたよりも、弾道の高さも出るな・・・。と思いながら、見つめていました。
念の為、私の隣の打席で練習していた友人にも打ってもらったのですが、体勢が崩れてしまうくらい思いっきりフルショットしながら『難しい』『球があがらない』といいながらも、球はドロップすることなく、ライナー系のいい球を打っていました。
自然と球が浮きやすいタイプではなりですし、ある程度のヘッドスピードで叩いていくべきドライバーなのかもしれませんが、スペック的にもそれほどハードな印象はありませんでした。
それはロフトもそうですし、ヘッド後方のウェイトも効いているのかもしれません。
そして何より、『Miyazaki KENA Black 6』が難し過ぎないでいい味を出していると思いました。
この『Sフレックス』だと、意外と受け皿が大きいような気がしました。

『安定性』という点では、こういったタイプのヘッドなので、やはりそれほど『ミスに対する寛容性』を求めるべきではないのかもしれません。
そういった意味では、敷居が低すぎるドライバーとはいえないような気もします。
ただ、今日はいつもよりも少し違った印象をもちました。
それは、このドライバーで打った球が、意外なほど曲がりが小さかったということです。
それと『芯』に当てやすいドライバーだと思いました。
構えやすくて、小顔のクラブだと、こうも芯に当たるものか・・・。と改めて思いました。
勿論、一番飛ぶポイントは、少しトゥ側で上の部分というのは、昔から言われてきたことではありますが、それでも今日は、『フェースのど真ん中』に当たり、それが極上の打感と『ボールの直進性』を生み出しているように感じられました。
装着されているシャフト、『Miyazaki KENA Black 6』も、かなりいい感じです。
シャフトの先が暴れないので、すごく振りやすいです。
左が怖くありません。
ヘッドに配置されている2つのウェイトも効果が大きいのだと思いますが、それと同等かそれ以上に、このMIYAZAKIシャフトの高性能を感じました。
ラインも出しやすいですし、私のような左への恐怖感を持っている者にとっては、とても頼りになるヘッドとシャフトだと思いました。
ただ、ヒッタータイプの方でも、スライスに悩んでおられる方には、易しく感じられないかもしれません。
クラブが球を捕まえてくれることはあまりないと思います。
あくまでも『ゴルファー自身のスイング』で捉えていく必要があるのかもしれません。

『飛距離性能』という点でも、とても高いポテンシャルを感じました。
弾道が力強く、『これでもか』というくらいにグングン伸びていきます。
あっという間にネットに突き刺さっていきました。
いかにも叩けそうなドライバーだと思ったのですが、結構軽めに打ってもボールは力強く飛んでいきました。
今のドライバーの大きな特長のひとつだと思うのですが、このドライバーもかなりの『低スピン系』なのではないかな?と思いました。
球が吹き上がらず、ロスが限りなく少ない力強い弾道で、勢いがどんどん増していったような気がします。
このドライバーの性能もいいのですが、『構えやすさ』や『安心感』などから、気持ちよく振りきれるときは、これほどまでに弾道に違いが出るものなのかと、改めて感じました。
『45インチ』という長さは、今ではすっかり『短尺』といえるのかもしれませんが、『振りきれない長尺』よりも『振りきれる短尺』のほうが、いかに飛距離や方向性でアドバンテージが握れるのかということを今日は強く感じました。

『操作性』という点でも、すごく魅力を感じました。
私が日頃、よく練習している『フェード系』の球が今日はとても打ちやすく感じました。
勿論、持ち球である『フック系』も打てるのですが、このドライバーだと左が怖くないので、気持ちよく振りきることができました。
構えやすさやシャフトの性能の高さなども、大きく影響していると思います。
装着されているシャフトも、タフ過ぎるシャフトではありませんが、球が引っかかる感じがしないので、私のようなフッカーにはとても信頼できます。
左右に大きく曲げていこう・・・。と思っていたのですが、思っていたよりも曲がり幅が小さくて、大きなトラブルにはなりにくいのかな?と思いました。
すぐにでも、コースで試してみたいドライバーです。
コースの綺麗で済んだ空気を、あの独特の芝の香りを、このドライバーにも吸わせてあげたい・・・。と思ってしまいました。

ここ何年か、素晴らしい『地クラブメーカー』のドライバーにたくさん出会ってきて、『大手有名メーカー』のドライバーの印象が、私の中で少し薄くなっていったのは紛れもない事実です。
それくらい、今の地クラブはハイレベル揃いなのだと私自身強く感じます。
しかし、今日はこの『Z925』という素晴らしいドライバーに出会ったおかげで、改めて『大手メーカーの底力』を感じました。
今は昔と違い、プロが使っているから・・・。という理由で、即、購入意欲は湧きませんし、あまり参考にはできないことも多いような気がします。
しかし、このドライバーは違います。
すごくいいです。
おそらく、既にたくさんのダンロップ契約プロが使っているのだと思いますが、そういったことを抜きにして、このドライバーに魅力を感じました。
『顔の良さ』や『弾道の力強さ』『左へいきづらい安心感』『打感』『音』・・・。など、色々あるのですが、試打を終えて一番印象に残ったのは、『芯での捉えやすさ』です。
普通に打っている限り、外れる感じが全くしませんでした。
『マニュアルタイプ』のドライバーだとは思いますが、こういった感じが私のなかで『オートマチック的』な要素も感じられました。
自然と『芯に当たっちゃう』ドライバーだという印象が強く残りました。
もし、私が購入するとしたら、もう少し重量感が欲しいので、違うスペックで検討すると思うのですが、この試打ドライバーでも、すごく楽しい時間を過ごすことができました。

かなり高性能ですし、人気の高いスリクソンなので、高価なのかと思っていたのですが、思っていた以上に高すぎない価格になっていたのも意外でした。
そういった意味でも、とても親しみやすさを感じました。
シャフトと合わせて、1本10万円以上するドライバーも珍しくなく、その多くがかなりの『高品質』『高性能』ではありますが、その価格がネックとなり、いいというのは解っていても、なかなか購入できない・・・。というジレンマに陥ってしまうことも少なくありません。
私はこれまで欲しくてたまらないクラブをたくさん諦めてきました。
色々なクラブを試打していて楽しいのですが、そこだけは辛いです。
そういったことを考えてみても、この価格設定ならば、かなり強く購買意欲が刺激されました。
『7万円以上』だと、諦めざるを得ないことも多いですが、『5万円台』だと、手が届きそうな感じがします。
色々な面で高性能なので、プレイヤーに優しいドライバーですが、『財布にも優しい』ドライバーだと思いました。

私が愛用していた『ZR-30』に続き『P-420』と、今回のこの『Z925』というように、とてもいい流れになっていると思います。
スリクソンには昔からずっといいイメージを持っていましたが、ますます好きになりました。
今年の後半に限らず、今年1年を総括しても、決して忘れることのできないドライバーであることは間違いないと思います。
聞くところによると、このドライバーは、いわゆる『数量限定』ということなので、そこが残念に思いました。
やはりある程度ターゲットを限定して開発されたのだと思いますが、決して難し過ぎて手に負えないドライバーではないので、多くのヒッタータイプの方に試していただきたいと思いました。
今日も暑さが厳しい一日でしたが、それでもこのドライバーを手にしている時は、木陰で涼んでいるような心地よさを感じました。
今日は、このドライバーに出会ったせいで、なかなか寝付けない夜になってしまいました。
これからもずっと頭から離れないと思います。
スリクソンの充実ぶりを感じた一日でした。
コメント
スリクソン
ゴルフを始めた頃は、デカいほど当たりやすいのだろうと思っていましたが、当てに行きやすいクラブの方が実際は使えますね。
私はアイアンを打つのが好きで練習ではアイアンばかり打っていますが、初心者の頃に何気なく試して気に入って初めて単品購入したクラブはインプレスXのツアーモデルでした。大変気に入って使っている内にヘッドがかなり小柄なのに気がつきました。他にナイキのマッスルバックのクラブも良く使いますが、やはりヘッドは小さいです。当てに行きやすいクラブの方が易しいということなのでしょうか。
最近ゴルフバックを新しくしたのでアイアンの編成を変えた際、Vフォージドのセットの7番は11年のツアーモデルとナイキのマッスルバックに交換しておきました。
やはり、使い安いですので。ゴルフ初級の私が易しいというのも変ですが、一般のデカいヘッドより小柄なヘッドの方が当てやすく応用も効くように思います。
2012-09-02 21:28 たかし URL 編集
このドライバーはすごく気に入りました
今回のこのスリクソンのドライバーはすごく気に入りました。
かなりハイレベルなドライバーです。
仰る通り、ある程度小柄なヘッドのほうが当てやすく、応用も効くのかもしれないですね。
それでは失礼いたします。
2012-09-04 00:16 golfdaisuki URL 編集
オープンコンペにて。
幸運にもこのZシリーズドライバーの三つのうちどれかを貰える権利を手に入れてしまいました。
試打はできていなので、まだ良くわかっていないのですが925を選ぼうと思います。シャフトは中調子のインディゴです。
そこでお教え頂きたいのですがバルドのコンペチオーネと比べてどっちが一般的にいってハードでしょうか?
無論それぞれのプレイヤーのスタイルによって難易度はまったく違うと思います。
私のタイプはどっちかといえばフッカーでパワーには自信のあるスインガータイプです。(叩きにもいけるんですが上半身が突っ込んでしまう癖があるので)
もしgolfdaisukiさまの目線でしたら如何でしょうか?
ウイリアムズ、バルド、スリクソン妙にドライバーついてる最近ですが、治療費でペイになっているのでお許し下さい(笑)
2012-09-12 22:32 クリブ好き URL 編集
とても羨ましいです
いつもありがとうございます。
また、ダンロップのオープンコンペで、このZシリーズのドライバーが手に入れられる権利を得られたそうで、驚くと共にとても羨ましいです。
私はダンロップのオープンコンペには出場したことがないのですが、かなり豪華な賞品ですね。
優勝されたのですか?
また、バルドのコンペチオーネとの比較についてご質問を頂戴しておりますが、コンペチオーネはやはりいいドライバーですね。
先日、たまたま久しぶりに試打する機会に恵まれたので、試打をして楽しい時間を過ごしたのですが、相変わらずの強弾道とグッドフィーリングでした。
どちらがハードか?とのことですが、これはもう殆ど『シャフトで決まる』といっていいような気もするのですが、敢えて申し上げるとするならば、私は『バルド』だと思います。
バルドのコンペチオーネで十分な高さが打てるのであれば、Z925は問題なく打てると思います。
シャフトの『中調子のインディゴ』というのは、『MIYAZAKIインディゴ』のことを仰っているのでしょうか?
もしそうだとしたら、フック系の球筋をもっておられるクリブ好き様にとっては、かなりマッチしやすいように思われます。
『Z925』はとてもいいドライバーですが、もし機会がおありでしたら、『Z725』も是非試していただきたいと思います。
『Z925』よりは、少し大顔ですが、とてもいいドライバーです。
以上が私の考えなのですが、参考にしていただけましたでしょうか?
また、ドライバーを手に入れられましたら、是非ご感想などをお聞かせ願えれば・・・。と思っております。
それでは失礼いたします。
2012-09-14 01:22 golfdaisuki URL 編集
ありがとうございます!!
golfdaisuki様はコンペチオーネのほうがタフと思われますか・・・・・。
ちなみに現在のバルドのシャフトはスピーダーVC7.2です。
クラブ任せではありますが高さは出せてますし打ててると思います。
925はミヤザキKENAインディゴの6Sか7Sブルーの6Sか7Sしか選べないようです。
ブラックの選択肢がないのが残念ではありますが・・・・・。
早めに決めてしまわねばならないので今週末に試打してきたいとおもいます。
そのときに725があれば試して見ますね。
ありがとうございました。
2012-09-15 00:22 クリブ好き URL 編集
優勝おめでとうございます!!
いつもありがとうございます。
また、返信が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
そしてダンロップ杯優勝おめでとうございます!!
すごいですね。
725はもう試されましたか?
もし、よろしければ、またご感想などを伺えると嬉しく思います。
それでは失礼いたします。
2012-09-20 22:47 golfdaisuki URL 編集
925に決めました。
先日925と725を試打してまいりました。
925はミヤザキ KENA ブラック6S
725はミヤザキ KENA ブルーの6Sでした。
打つ気まんまんで若干空回りしてしまいましたが、
30球程打ってようやく落ち着きました。
925はまずその見た目に完全にやられてしまいました。
正直バルドのコンペチオーネのほうが易しく感じましたが、叩けば叩くほど良い音、そして良い弾道になるクラブですね。
少し気になったのが、今回のミヤザキシャフトは手元側を重くしてカウンターバランス設計に成っているそうです。それが自分の思う軌道より随分ヘッドが走っていて若干扱いづらく感じてしまいました、慣れるまではヒールヒットが多く実力不足を痛感しました(笑)もう少し重量があれば恐らく素直に振れる様なきがしています。
725は易しいですね、シャフトも素直な中調子で上記の通り違和感は少し有りましたが、中弾道から高弾道の強そうな球を意識せずに打てました。
どちらのクラブにも言えるのはきちんとフェイスローテーションが出来ていればつかまった力強い弾道で飛距離も出る打てることですが、フェースローテーションを入れない方にはつかまらないクラブということになりそうですね。
かなり悩みましたが、925のあの塊感と小ささはなににも変えがたく感じましたので925に決定することにしました。ミヤザキKENAインディゴの7Sで重量も丁度よいと思いますが、リシャフトしたくなるようなきもしています。
クラブは一週間以内には届くそうです、いきなりラウンドに使うのは無茶と思いますが、北海道はあと一ヶ月半ほどしかラウンドが出来ませんので晩秋の景色を新たな相棒に味あわせてあげたいなと思いました。
問題はウイリアムズですが・・・・以前にお話したスリクソンGIEにクレイジーを挿している後輩にねらわれています。ウィリアムズをセッティングしてくれた師匠まで後輩のスタイルのほうがあっていると言う始末。
とりあえず練習場使用限定で貸してみようかな・・・。
2012-09-23 00:40 クリブ好き URL 編集
やはり925がいいですね
いつもありがとうございます。また返信が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
そうですか、925に決められましたか・・・。
すごくいいドライバーですね。
私もすごく欲しいな・・・。と思っています。
到着が待ち遠しいですね。
これからも、その素晴らしいドライバーで豪打を連発していただきたいと思います。
詳しいご報告どうもありがとうございました。
とても楽しく読ませていただきました。
これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。
2012-09-27 21:04 golfdaisuki URL 編集
925いいですねぇ
いつもこちらのサイト拝見させてもらってます。
さて、私の近所でも試打会がありましたので、早速お目当ての925打ってきました。
第一印象は思ったより小さっ!でした。
ですが、自分も小顔好きなので、ノープロブレムです。
素振りしてみてもいい感じで、実際打ってみてもgolfdaisuki様の仰るとおり、あまり芯を外さない感じでものすごく打ちやすかったです。
なんと言うか、デカヘッドは意識がぼやけてしまい、結果としてうまく当たらないような、小さいほうがイメージがしっかり持てて、結果うまく当たるということなのかな?
ただ、思ったよりも球が上がるなぁというのが印象的でした。
正直、欲しいと思いましたが、現役のP-420もとてもいいドライバーですので、当分は買わないんだろうなあ。
2012-09-30 21:52 元スライサー URL 編集
元スライサー様。はじめまして
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして誠にありがとうございます。
925はすごくですね。
私もすごく気に入りました。
大きいヘッドは確かに安心感があるのかもしれませんが、私はいいイメージを頭に描きづらいせいか、苦手にしております。
この925はすごく欲しいドライバーのひとつです。
『限定生産』ということで、早くしないと売り切れてしまいそうで不安なのですが、ずっと手元に置いておきたいクラブです。
P-420はすごくいいドライバーですね。
私も試打したことがあるのですが、あの好印象は未だに私の心に強く焼き付いています。
また何度でも楽しみたいドライバーです。
その素晴らしいドライバーを所有しておられるようで、とても羨ましいです。
本当にスリクソンのクラブはいいものが多いですね。
これからも記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いでございます。
それでは失礼いたします。
2012-10-11 22:24 golfdaisuki URL 編集