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2012年07月21日
グランプリ GP PLATINUM ドライバー & クリーブランド CLASSIC TOUR ドライバー

<左>GP PLATINUM <右>CLASSIC TOUR
今日は、この2本のドライバーを比較試打してみました。
試打したドライバーは グランプリ GP PLATINUM ドライバー と クリーブランド CLASSIC TOUR ドライバー です。

<上>グランプリ <下>クリーブランド
<左>GP PLATINUM のスペック
シャフトは グランプリ オリジナルシャフト です。
ロフトは9度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は315g です。
<右>クリーブランド CLASSIC TOUR ドライバー のスペック
シャフトは Miyazaki Kusala Black 61 カーボンシャフト です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は310g です。

<左>GP PLATINUM <右>CLASSIC TOUR
この2つのドライバーは、とても大好きなドライバーで、今日は同時に試打する機会に恵まれてとても幸運な一日だと思いました。
今はたくさんのシャローヘッドドライバーがありますが、シャローヘッドといってすぐに思いついて、しかも好印象度が特に高いのは、この2つのドライバーです。
どちらも印象深く、決して忘れることはできません。

<左>GP PLATINUM <右>CLASSIC TOUR
これまでシャローなヘッドは、どちらかというと『飛距離が出しづらい』『頼りない』といったイメージもあったのですが、この2つのドライバーのように、決してそうではなくて高性能な物もあるのだという認識を持つようになりました。
今はシャローなヘッドでも高性能なドライバーはたくさんあります。

<左>GP PLATINUM <右>CLASSIC TOUR
ネックの長さでは、クリーブランドのドライバーのほうが長いです。

<左>GP PLATINUM <右>CLASSIC TOUR
顔は、どちらも特徴のある顔をしていますが、敢えて私の好みでいうと、クリーブランドのほうが好感がもてます。
しかし、グランプリのほうも、決して違和感を抱かせないですし、これまでのいいイメージが強く残っているせいか、すごく好感の持てる顔だと思います。

GP PLATINUM

CLASSIC TOUR
投影面積の大きい、今時のチタンドライバーと、チタンでありながらパーシモンに似た雰囲気のドライバーは、言わば対照的であるようにも見えるのですが、共通しているのは、どちらも『高性能』であるということです。
クリーブランドのドライバーは、契約プロもたくさん使用しているのだそうで、しっかりと結果を残しているようですが、もしグランプリのドライバーをプロが使うとどうなるんだろう?と思ってしまいます。
おそらく、みんなかなり飛び過ぎてしまって、コースが短く感じるのではないかな?と思います。
できれば同じシャフトで比較してみたかったのですが、今日はこのままのスペックで試してみることにしました。
試打を開始しました。

<左>GP PLATINUM <右>CLASSIC TOUR
『安定性』という点では、どちらもすごくいい感じですが、敢えていうならば『グランプリ』のほうが、少し寛容性があるのではないかな?と思いました。
しかし両方とも、とても楽にラインを出していけるドライバーです。

<左>GP PLATINUM <右>CLASSIC TOUR
『球のあがりやすさ』という点でも、少し『グランプリ』のほうが高いのではないかな?と思いました。
クリーブランドは少しタフな部類に属すると思います。
しかし、どちらもとても叩いていけるドライバーなので、とても頼もしく感じます。

<左>GP PLATINUM <右>CLASSIC TOUR
『打感』は、どちらも好感のもてるフィーリングですが、敢えていうならば『しっかり感のクリーブランド』、『マイルド感のグランプリ』かな?と思いました。
弾く感じや『初速の速さ』はグランプリのほうが高く、クリーブランドは力で押していけるタイプ・・・。といったらいいでしょうか?
両方とも『打感』『音』に、とても好感のもてるドライバーです。

<左>GP PLATINUM <右>CLASSIC TOUR
『飛距離性能』という点では、私はグランプリのほうにポテンシャルの高さを感じました。
勿論クリーブランドのドライバーもすごくいいのですが、こうして打ち比べてみると、私はグランプリのほうが弾道が力強くて距離を稼ぎやすい感じがしました。
シャフトは、クリーブランドに装着されているMIYAZAKIシャフトのほうがいい感じだったのですが、今回はヘッドの性能の差が出たように思います。
『操作性』という点では、少し『クリーブランド』だと思いました。
グランプリは、ある程度『直進性』で勝負したいドライバーです。
あまりインテンショナルに打ち分ける感じがしませんでした。
それに対し、クリーブランドは左右どちらにも対応してくれるドライバーだと思いました。
曲げる練習が楽しめるのはクリーブランドのドライバーです。
今日は、この至高のドライバーに出会うことができて、とても嬉しい一日でした。
そしてクリーブランドのドライバーはすごくいいと思いましたが、それ以上にグランプリのドライバーの良さを実感しました。
改めてメイドインジャパンのドライバーの凄さを感じた一日でした。
コメント
グランプリに合うシャフト
グランプリのドライバーを使用してますが、純正シャフトでは重量が軽く感じております。軽いが為に叩きに行くときに手首を使ってしまい手打ちになってしまいます。
以前の試打日記でもシャフトが、、、、とありましたが、確かに私もそう思います。
70グラム台のシャフトで何が合うと思われますか?
基本はストレートと思われる?高弾道ですが、たまにプッシュが出ます。
宜しくお願いします。
2012-08-01 17:16 nana URL 編集
nana様。はじめまして
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして誠にありがとうございます。
さて、nana様がグランプリのドライバーを使用しておられるということで、とても羨ましく思います。
私は昨年出会ったばかりなのですが、すごく気に入っていますし、是非とも購入したいと考えております。
ただ、シャフトが純正のものが少し合いづらく感じていたのですが、nana様も同様に感じておられるのですね。
このドライバー(ヘッド)はとても高性能ですし、色々なシャフトとの相性も良いと思います。
私は純正以外にも、『CRAZY CB50W』装着モデルを試してみたことがあり、とてもいい印象が残っています。
CB50Wは私のエースドライバーにも装着しているのですが、しっかりとしていてタイミングが取りやすく、また結構球のつかまりもいいので、とても易しいと私は感じています。
いつも普段着通りの感じでショットさせてくれます。
体全体で振っていけるので、とても心地いい感じが残ります。
また、それ以外の70g台のシャフトでは『ディアマナ イリマ』もいいのではないか?と思っております。
このシャフトは、いわゆる『先走り系』で、かなり球がつかまりやすいシャフトです。
それでいながら、操作性もなかなか良くて、フェード系の球も難しく感じることがありません。
『ヘッドの加速感』で飛ばしていきたい方には、お勧めしたいシャフトです。
発売されて数年が経ちますが、未だに人気が高く、私の周りの上級者たちの中でも愛用者が多いシャフトです。
高さも出やすいシャフトなので、もし私が使うとするならば、おそらく『先詰め』をして先端部分を硬くするように思うのですが、すごくいいシャフトだと思います。
プッシュ系は出づらいと思いますので、ディアマナイリマも候補に入れられてみてはいかがでしょうか?
シャフトに対しての感じ方は、人それぞれだとは思いますが、私はこの2つを敢えてお勧めしたいと思いました。
以上が私の考えなのですが、参考にしていただけましたでしょうか?
これからもお時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いです。
それでは失礼いたします。
2012-08-04 00:51 golfdaisuki URL 編集