フォーティーン D-030 ウェッジ - ゴルフクラブ試打日記

ライザップゴルフ

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2012年05月23日
  

フォーティーン D-030 ウェッジ

                 
フォーティーン D-030 ウェッジ 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは フォーティーン D-030 ウェッジ です。



シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは56度、クラブ長さは35インチ、シャフト重量は132g、バランスはD3、クラブ総重量は473gです。



正面

ウェッジにおける『大御所メーカー』といってもいい、フォーティーンのニューウェッジです。


昨年、RM-11に出会いましたが、早くもニューモデルの登場です。



バックフェースの大きな凹み

まず何と言っても、このバックフェース中央の大きな凹みが特徴的です。


ウェッジは、フラットバック構造が一般的だと思うのですが、このような大きなキャビティ構造はとても珍しく感じます。


しかし、このような思い切った形状にしてあるということは、それなりの大きな理由があるからなのだと思いました。



独特なソール形状

この独特なソール形状がとても個性的です。


かなりソールが効いています。


これだけ効いていると、かなり跳ねてしまうんじゃないかな?と思ってしまうのですが、バンスはそれほど強すぎる感じはしません。


この個性的な形状を見ていると、あの『バンカー専用ウェッジ』として有名だった『DERUNDA』というサンドウェッジを思い出します。


また、他には『YORUNDA』とか『TOMARUNDA』というウェッジも目にしたことがあります。


日本語をローマ字表記にして、そのクラブの目的がはっきりとしているところが、とてもユニークだったと思いましたし、いい意味で個性的だと思いました。


しかし、最近ではそういったクラブを見かけなくなりました。


また、この独特な形状を見ていると、『E-2C ホークアイ』という丸い円盤のような物が機体の上に付いている飛行機を連想してしまいました。



SW

ウェッジは『ロフト表示』が当たり前となっている今とあっては、この『SW』の表記がとても珍しく思いますし、それだけこのクラブの目的がはっきりとしているのだと思います。


サンドウェッジ・・・。


つまり名前の通り、本来のバンカー専用ウェッジという解釈でいいのではないかな?と思いました。


ビギナーの方や、バンカーショットが大の苦手という方の多くは、構えたときに目に映らない『ソール』を意識するのではなく、目に映る『リーディングエッジ』を意識しておられる傾向が強いと思うのですが、このようなウェッジを目にすると、いかにソールが重要か・・・。ということがよく解ります。


ボール手前から真下にかけての『砂を切る』『砂を弾き飛ばす』・・・。などといったイメージを持つと、バンカーショットが易しくなると思うのですが、このウェッジの形状だと、砂を『切る』というよりは『大きく弾く』というイメージのほうが持ちやすいです。



ソール幅

『ソール幅』は、予想通りワイドでした。


今のサンドウェッジは、『フラットソール』が多くなったように思うのですが、このウェッジは丸みを帯びています。


フェースを開いてボールの下を薄く拾う・・・。というよりも、ソールをある程度滑らせて打つほうが合いやすいのかな?と思いながら見ていました。



ネック長さ

『ネックの長さ』は、まずまずです。


長すぎず短すぎず・・・。といったところでしょうか?


ソール幅からも、そしてこのネックの長さからも、やや重心を低く下げているのかな?と思いました。



構え感

ボールを前にして構えてみると、思っていたよりもいい感じでした。


ソール形状は特徴的でも、構え感はノーマルな感じがして、奇をてらっている感じはしませんでした。


まずまずの整った顔だと思いました。


あくまでも私の好みとしては、もう少し小顔でグースが弱いほうがいいのですが、これくらいの大きさやグースが効いているほうが安心感がある・・・。という方も多いのではないでしょうか?


かなり安心感と打ちやすさにこだわっているのではないかな?と思いました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』は、なかなかソフトな感じで好感がもてました。


バックフェースの窪みも気になりませんでした。



トゥ側

球もあがりやすく、グースも強すぎないので、ボールも拾いやすいと感じました。



バックフェース

『安定性』という点でも、サンドウェッジらしい、寛容さを感じました。


サンドウェッジの中でも、どちらかというと『オートマチック系』といえるんじゃないでしょうか?



スピン性能

『スピン性能』は、今のウェッジの中でも、比較的標準的なほうかな?と思いました。


強く効きすぎるという感じではありませんでしたが、まずまず計算できるスピン性能だと思いました。


スピンが安定していて、ランを計算できるということは、寄せにはとても重要な要素だと思います。



飛距離性能

『距離感』も出しやすく、すぐに馴染むことができました。


独特なソール形状やバックフェースの凹みに目を奪われて、特殊なウェッジに見えていたところもあるのですが、こうして打っている限り、かなりノーマルなウェッジだと思いました。



操作性

『操作性』という点では、まずまずだと思いましたが、フェースを開くと、リーディングエッジが浮きやすいので、私はそこが少し不満に感じました。


しかし、こういったところはバンカーには大きなプラスになるんじゃないかな?と思いました。



バンカー

ということで、今日はバンカー練習場でも試してみたのですが、やはりかなり砂を弾きやすいウェッジだと思いました。


開き具合をいろいろと変えてみたりもしたのですが、とてもよく砂を弾いてくれるので、ヘッドが砂に潜りこまず、いわゆる『エクスプロージョン』が自然と行えました。


その結果、ボールが高い確率でバンカーから飛び出していってくれると思います。


バンカーが苦手な方には、かなりのお助けクラブとなってくれるのではないでしょうか?


リーディングエッジはある程度無視しておいて、構えたときに視界に入らないソールが大活躍してくれているのが、解りやすいクラブだと思います。



ヒール側

バンカーショットは、他のショットと比べ、唯一『砂と遊ぶ』といいますか、『砂と格闘』できるショットだと思います。


なので他のショットにはない、ある種の特異性もあるとは思うのですが、この練習は一度ハマってしまうと、やめられません。


その練習に付き合ってくれるウェッジの消耗度は激しくなるので、申し訳ないという思いがありながらも、私はついついバンカー練習場に足が向かってしまいます。


私の師匠でもある、レッスンプロは研修生時代、バンカーから裸足で打っていたそうです。


バンカーが上手くなりたかったら、裸足で練習するといいよ・・・。とビギナー時代に教えられたことがあるので、私も可能な限り、よく裸足で練習していました。


砂を足の指でつかむ感覚や、体重の乗り具合などがとても敏感に感じられます。


足の裏の感覚が敏感になるせいか、ヘッドの落としどころが一定になりました。


裸足でたくさん練習すると、足の裏の皮が厚くなる感じがしますし、子供の頃、公園の砂場でよく遊んでいたことを思い出します。


ただ、あまりやり過ぎると、足の皮がめくれてしまうこともあるので、あまり人にはお勧めしていないのですが・・・。



FOURTEEN D-030 WEDGE

私の周りには、バンカーを練習できるところが何か所もあります。


多くの人はアプローチグリーンでの練習はやっても、バンカーの練習をあまりやらないので、ほとんど私の貸切状態になることが多いです。


そこで、私はいろいろな打ち方を遊び感覚で試しています。


普通に出すだけでは面白くないので、アゴの高さギリギリに低く出してみたり、逆になるべく高く上げてみたり、バンカーの中の水たまりから打ってみたり・・・。


『目玉』の状態では、フェースを被せるのが常識ですが、私はこういった常識を疑ってみるところがあり、できるだけ通常通り開いて打つことができないか?と、試行錯誤しながら楽しんでいます。


ボールが見えないほど深く潜っているときは別ですが、少々の目玉であれば、それほど被せなくてもボールは普通に出ることを、これまでの経験で学んでいます。


ただ、やはりスピンは効かせづらいですが・・・。



フォーティーン D-030 ウェッジ
 
そういったことを、このウェッジでやることは少し難しく感じました。


慣れるには時間が掛かるように思いました。


しかし、それはこのウェッジが融通が利かないとか、性能が劣っているというのではなく、むしろ『バンカーから一回で出す』ということに特化しているからだと思います。


色々な『味付け』は、他のウェッジでやったほうがいいのかもしれません。


クラブの本数は14本以内と決められているので、今は1本のクラブの役目が多様化してきたといいますか、お互いの役目が重複しているように感じることも多いです。


そんな中、このようにバンカーショットを重点的にこだわったウェッジは珍しいと思いました。


勿論、フェアウェイからの普通のショットも打ちやすいですし、バンカー以外にも用途はたくさんと思います。


試打する前は、『バンカー専用』かと思っていたのですが、実際の用途はとても広いと思いました。


しかし、やはりバンカーが苦手な方に、是非試していただきたいウェッジです。


バンカーが楽になった・・・。バンカーに入ってもがっかりしなくなった・・・。という方が増えてくるのではないでしょうか?


実用性が高いながらも、カッコ悪い感じがしない、フォーティーンらしい、センスが感じられるサンドウェッジです。

                         
        
                         

コメント

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golfdaisuki様、またウェッジの記事、楽しく読ませて頂きました。
練習場の中には角にバンカー練習できる場所がありますが、そこで熱心に練習されている人を時々見かけます。golfdaisuki様もあのように練習されているのかなぁと想像して楽しくなりました。
さて、私は6月のコンペに向けて毎日練習に励んでいます。練習には毎回、この記事を読んでは買ってみた7アイアンを持って行って試しています。
買った当時、マッスルバック系のアイアンは、練習にはなるけど飛ばないし難しいなぁ。と正直感じていましたが、最近は割合安定して当たるようになりました。
特にテーラーメイドのTP MBスモークは、買った当初、何でgolfdaisuki様はコレが打ちやすいのだろうか?と思っていましたが、今ではスッカリ考えを改めております。
少し暑くなってきましたが、ゴルフは本当に楽しくやれる季節です。会社の友人たちとゴルフを楽しむ機会も増えそうです。
今はゴルフにいいシーズンですね
たかし様。こんばんは。golfdaisukiです。
いつも楽しいコメントを寄せてくださいまして、ありがとうございます。

6月のコンペ頑張ってください。
やはり目標があると、練習も楽しくなるものですね。

TP MBスモークは本当にいいアイアンですね。
こういったタイプのアイアンは、使いこんでいけばいくほど、輝きを増すような気がします。

これからもお互いゴルフをエンジョイしていきましょう!
それでは失礼いたします。