バルド NEW FORGED CM アイアン - ゴルフクラブ試打日記。
PR

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

Post

      
2012年05月05日
PR
  

バルド NEW FORGED CM アイアン

                 
バルド NEW FORGED CM アイアン 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは バルド NEW FORGED CM アイアン の7番 です。



ダイナミックゴールド
シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは30度、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子、クラブ総重量は433g です。



正面
バルドのイメージにピッタリの、とても落ち着いたデザインでカッコいいアイアンです。


このシンプルなデザインでありながらも、たくさんの高機能が積み込まれているのではないでしょうか?



側面
とてもオーソドックスな形状だと思うのですが、『シャープ』というよりは、どちらかというと丸っこくて曲線を感じさせます。


『フェース高』も、それほど高くありません。


『高重心』というよりは、明らかに『低重心』を感じさせる形状です。


こういったところは、今の主流といっていいのではないでしょうか?



彫りの深さ
『彫りの深さ』は、やや大き目で、アンダーカットキャビティといっていいのだと思います。


この溝が、とてもよく目立っていました。


アンダーカットキャビティの中では、形状がそれほど複雑なほうではないので、使用後の掃除も少しは楽なのではないかな?などと思いながら見つめていました。


今は本当に色々な形状のアイアンを目にするようになりました。


メーカーの企業努力には、本当に頭が下がる思いです。



ソール幅
『ソール幅』は、やや広めでした。


割と平らな形状です。


ヒールからトゥにかけて、かなりの広がりを感じます。


最近は、このソール形状ひとつとっても、様々な物が見られるようになりました。


ソールは丸みを帯びていて、多少バンスが効いていたほうが安心する・・・。という方も多いのではないでしょうか?


私はこういった平らなソールはすごく好きです。


必要以上に跳ねない印象がありますし、インパクト後、ボールの下を上手く、くぐらせていけそうな感じがします。


ターフも綺麗に取れそうな感じがします。


アイアンのリーディングエッジには、『ナイフのような鋭さ』をイメージしていきたいです。


ヘッド全体を見ると、丸っこい印象もありますが、ソール形状だけ見るとシャープな印象をもちました。



ネック長さ
『ネックの長さ』は、やや短めといった感じがします。


しかし、この長さはすっかり見慣れた感じですし、今では『スタンダード』といったところなのかもしれません。


『スルーボア』を見かけなくなり、『ショートホーゼル』『ロングホーゼル』も多少少なくなってきた代わりに、これくらいの『セミショートホーゼル』といった長さのアイアンはすごく増えてきたような気がします。


やはり、こういったところも流行のようなものがあるのでしょうか?



構え感
ボールを前にして構えた感じは、変なクセもなく整っていて、とても好感がもてました。


『セミラージサイズ』といっていいでしょうか?


それほど『小顔』にも『大顔』にも見えませんでした。


変なクセのない、オーソドックスな顔のアイアンが好きだけど、多少大き目のサイズのほうが安心する・・・。という方には、このアイアンはすごく構えやすいのではないでしょうか?


トップラインは厚過ぎないですが、グースは多少効いています。


左右に曲げるイメージも出すことができましたが、まずは自然な感じで真っ直ぐ狙っていこう・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、柔らかめの打感で、好感をもつことができました。


このアイアンは『軟鉄鍛造』なのだそうですが、その軟鉄の柔らかさを感じながらも、『マッスルバック』のような『厚み感』はちょっと足りないかな?と思いました。


しかし、特に大きな不満のないフィーリングです。


今日は一緒に練習に来ていた友人にも打ってもらったのですが、彼にはやや物足りない打感だったようです。


もっと『しっかり感』が欲しかったそうです。



トゥ側
球もよくあがり、タフな印象は全くありません。


幅広い層に対応しているアイアンといっていいのではないでしょうか?


グースもきつ過ぎないので、球を拾いやすい感じがしました。



バックフェース
『安定性』という点でも高く、シビアな感じは全くしません。


アンダーカットキャビティの長所が存分に味わえる・・・。といったところでしょうか?


アイアンには、まず『安定性重視』という方にはお勧めしたいアイアンです。



飛距離性能 
『飛距離性能』という点でも、かなり優れています。


ちょっと前まで、『飛距離系』のアイアンといえば、その形状などに特徴があったものですが、今はこのようなオーソドックスなタイプのアイアンでも、かなりの飛距離系アイアンが増えてきました。


距離は欲しいけれど、構えづらいアイアンは嫌だ・・・。という方にはピッタリなのではないでしょうか?


私の感覚では、『2番手』くらい違う感じがしますし、まとめづらい感じがはっきりとあったのですが、今はやはりアイアンも飛ばないと売れにくい時代なのかもしれません。


多くのメーカーのアイアンがロフトを立ててきているところを見ると、そう感じずにはいられません。


私は人よりも感覚が鈍く、技量も低いので、これまでも参考にしたことはないのですが、昔はショートホールなどでも、同伴競技者の使ったアイアンの番手が参考にするといったこともありました(勿論相手に訪ねても、またその問いに答えてもペナルティ)が、今では同じ番手表示でも様々なロフトがあるので、あまり参考にはできません。


あくまでも自分の距離感で勝負できる時代になったのかもしれません。


私は怖くて飛び過ぎるアイアンをコースで使うことはないのですが、友人の話によると、最近の飛び系アイアンも、そこそこ止まるようにできているので、飛び系アイアンの出始めの頃よりは難しくないのだそうです。


しかし、この伸びすぎるキャリーに不安を感じずにはいられません。


こういった飛び過ぎに体が慣れてしまうと、スイングが緩んでしまいそうな不安が頭をよぎります。


もし、そうなると長いスランプが待っているような気がします。


やはりイメージに合うクラブを使っていたほうが、長い目で見てもいい結果が待っているように思います。



操作性
『操作性』は、なかなかいい感じでした。


あまり敏感に反応するタイプではありませんが、とりあえず左右どちらにも打っていくことができました。


やはり変なクセのない顔と、操作性抜群で実績充分なスチールシャフトが操作性を高めているのでしょうか?


普通に打っている限り、なかなか大きく曲がる感じはしませんが、実戦でもいざというときに曲げていけるアイアンなのかな?と思いました。


しかし、寛容性が高いので、やはりある程度まとめていきやすいタイプのアイアンだと思います。



ヒール側
私はまだバルドのクラブをそれほど多く試してきたわけではないのですが、このアイアンもバルドのイメージにピッタリと合致した、上質な印象をもちました。


一見すると、それほど飛びそうな感じはしなかったのですが、実際はかなりの『飛び系』といっていいのだと思います。


打つ前に想像していた性能とほぼ同じだったのですが、飛距離性能が想像よりも高いと感じました。


そこが一番違っていたところです。



BALDO NEW FORGED CM アイアン
外見がカッコ良くて、変なクセがなく、ミスに対してもある程度寛容で、しかも距離が出る・・・。


そんなアイアンだといっていいのではないでしょうか?


このような長所を持ったアイアンを多くの方が求められているように思いますし、メーカーもユーザーのニーズをはっきりとつかんでいるのだと思いました。


今は多くのメーカーで、同じようなタイプのアイアンがたくさん発売されているので、そういった点でいうと、このアイアンが特別強い個性を発揮しているとは思えませんでしたが、高い性能をもっているのは事実だと思います。



BALDO NEW FORGED CM IRON
カッコ良くて、高性能で、しかも大手有名メーカーではなく、周りにあまり使っている人がいないアイアンを使っていきたい・・・。という方にはとても魅力的なのではないでしょうか?


今は昔よりも『地クラブ』の認知度があがり、人気も高くなったように思います。


大手有名メーカーのほうが安心できる・・・。という方もいらっしゃるとは思いますが、有名でなくても『高品質』『高性能』で信頼のできるクラブを発表するメーカーはたくさんあります。


だから、今のような人気につながっているのだと思います。


このアイアンも、まさにそんな信頼のできるメーカーの自信作といってもいいのではないでしょうか?


『飛び過ぎる』こと以外、私は大きな不満はありませんでした。


しかし、この飛距離性能も、このアイアンの大きな『ウリ』だと思いますし、そこに魅力を感じられる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


バルドといえば、私はドライバーのほうがイメージが強いのですが、以前試打したウェッジやアイアンも、いい印象が強いです。


正直、私は購買意欲が刺激されることはなかったのですが、たくさんの方に試していただきたいと思いました。


これからも、バルドには私たちゴルファーが喜ぶような、いいクラブをたくさん発表し続けて欲しいです。

                         
        

                         

コメント

非公開コメント
        

ハーフスイングに没頭しています
golfdaisuki様

大阪kojiです。
こんにちは。いつも楽しく拝見しています。

これまでのgolfdaisuki様の「バルド」のレポートを拝見してきて(あくまで個人的な感想ですが)、「バルド」というメーカは、ドライバーについてはかなり硬派なイメージなのですが、アイアンのターゲット層の間口は意外に広いように感じます。
ただ、シャフトにダイナミックゴールドが使われているので、それほど敷居が低い、というわけでもなさそうですが。カーボンシャフトや軽量スチールのユーザには「!」な感じだろうと推測されます。

現在のマイアイアン(MP-33)がいつか体力的に振れなくなったら、こういう高性能&オートマチック系アイアンも選択肢の一つになってくるのだろうと思います。
ただゲーリープレーヤーさんや尾崎将司さんがおっしゃっておられるように、向上心さえ持ち続ければいつまでも進歩できる、というご意見に全く同意で、そこがゴルフの面白いところだと考えています。
これからも、1にエンジョイ、2に向上心でゴルフというスポーツに励んでいく所存です。

とはいうものの、実は最近、ここ数年なかったほどのアイアンのスランプに落ち入ってしまっています。
事の発端は、今流行りの左一軸スイング(スタック&チルト)を取り入れて劇的にスコアアップしたゴルフ仲間がいて、「試しに自分もやってみよう」とトライしたことです。もちろん、きちんと指導者のもとでの改造ではなく我流です。
これがいけなかった・・・です。

感触的には悪くはなかったのですが、ドライバーの安定感に欠くようでしたので、「どうも自分には合わないな」と見切りを付け、もとの体重移動スイングに戻したところ、スイング軸とスイングプレーンが崩れ、アーリーリリースが出てダフるわ、入射角が完全に狂ってスピンコントロールは全くできないわ、で散々な状態です。(注:これらの症状は私が我流でやったことと、才能の無さによるものです)

もう一度初心に戻って、ハーフスイングからやり直しています。このGW期間中も練習場でハーフスイングによるビジネスゾーンの軌道チェックと入射角確認の練習ばかりしていました。
自宅での素振り練習もスイングの大きさに少しバリエーションを付けて励んでいる次第です。

向上心とはあまり関係ない興味本位のスイング改造(改変?)はやめた方が良いですね・・・反省です。

長文失礼しました。
次回のレポートも楽しみにしています。
では失礼します。
お互い頑張りましょう!
大阪koji様。こんばんは。golfdaisukiです。
ご無沙汰しております。お元気でしたか?

さて、今回のこのバルドのアイアンですが、試打したアイアンのシャフトはDGだったのですが、他にもNSがありました。
当然ながら、私にはDGのほうが合いやすいので、そちらにしたのですが、NSを好まれる方にはやはりNSのほうがいいのかもしれませんね。
あくまでも選ぶのはゴルファー本人だと思いました。

仰る通り、向上心さえあれば、上達は『無限大』ですね。
これでいい・・・。これで完璧・・・。ということは決してないですね。
私も日々練習を楽しみながら行っています。

練習場では主にアプローチ・パッティングとバンカー練習。
自宅ではバット素振りと1.5Mのパッティング練習が日課です。

それと、今、流行しているスイング理論が『左一軸』ということを初めて知りました。
私はゴルフ雑誌などを全く読まないので、今の主流といわれている理論やクラブの最新情報などが全く解りません。

なので、慢性的な情報不足なのですが、逆に考えれば知らなくていい情報が入ってこない・・・。というメリットもあるのだと思います。
私はビギナー時代、ありとあらゆる本を読みあさり、なんとか自分の上達に役立てよう・・・。と思っていましたが、今振り返ってみても、読んだだけでは決して上手くならないですし、却って迷いを呼んでしまうようなことが多々あったように思います。

大阪koji様は、今ちょっとだけ調子を落としておられるようですが、元々感性が鋭く、高い向上心をもっておられる方です。
きっとこれからいい方向へ向かっていかれることでしょう。

私も日々悩みは尽きないですが、これもゴルフの大きな楽しみのひとつなのかもしれないですね。
何もかもが上手くいってしまったら、きっとつまらなくなってしまうでしょうね。

これからもお互いゴルフをエンジョイしてまいりましょう!
それでは失礼いたします。