jBEAM FX BM-435 ドライバー & jBEAM CRZ-435II ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。


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2012年04月28日
  

jBEAM FX BM-435 ドライバー & jBEAM CRZ-435II ドライバー

                 
jBEAM FX BM-435 ドライバー & jBEAM CRZ-435II ドライバー 
<左>CRZ-435II <右>FX BM-435

今日は、この2本のドライバーを試打しました。

試打クラブは jBEAM FX BM-435 ドライバー と jBEAM CRZ-435II ドライバー です。




CRAZY BLACK50

<上>Black CB-50(CRZ-435II)
<下>CB-50(FX BM-435)

シャフトはどちらもCRAZY BLACK50 です。





<左>CRZ-435II のスペック

ロフトは10度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは7.4、シャフト重量は68g、トルクは3.3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は322gです。





<右>FX BM-435 のスペック

ロフトは10度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは7.4、シャフト重量は66g、トルクは3.3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は321gです。






正面

<左>CRZ-435II <右>FX BM-435

どちらもとても高性能なjBEAMのドライバーです。


特に私は前のモデルである、BM-435がすごく気に入っています。


以前、クレイジーのヘッドである、CRZ435とCRZ435IIを比較したのですが、今日はJBEAMモデルを試打する機会に恵まれました。



側面

<左>CRZ-435II <右>FX BM-435

色の違いこそあるものの、ヘッドの形状的には、全くといっていいほど同じです。


BM-435が、いかに優れたヘッドであるかが伺えます。



ネック長さ

<左>CRZ-435II <右>FX BM-435

ネックの長さも、ほぼ同じです。


どちらも試打したことのあるドライバーなので、その時のいい記憶がどんどん蘇ってきます。


性能的にもかなり近い、『マイナーチェンジ』といえるのだと思います。



ヒール側のウェイト

<左>CRZ-435II <右>FX BM-435

しかし、このウェイトの向きが一番の大きな違いです。


聞くところによると、ウェイトが斜めになったことでスイートエリアが広くなり、多少易しくなっているのだそうですが、それはあまり大きな違いではないような気がします。


普通に打つ限り、BM-435も、それほどシビア過ぎるドライバーではありません。



顔

<左>CRZ-435II <右>FX BM-435

『顔』は、どちらも丸っこくて、とてもいい印象です。


この顔を見慣れているせいか、とても安心できます。


初めて出会ったクラブならば、いったいどういった性能があるんだろう?と思うこともあるのですが、この2つのドライバーは顔を見ているだけで、既に弾道のイメージが出来上がっていました。



FX BM-435

FX BM-435

CRZ-435II

CRZ-435II

ボールを前にして構えてみても、やはりどちらも叩いていけそうな雰囲気が伝わってきます。


友人の話によると、JBEAMのドライバーも白いヘッドが登場したらしいので、今度機会があれば試打してみたいと思っています。


白いヘッドには『残像効果』の他にも、軽く見えるので速く振れるイメージが出しやすいという効果があるのだそうです。


私は白いヘッドも好きですが、やはりこういった『重量感』が感じられるヘッドのほうが飛ばせそうな印象があります。


ボールは同じでも、そのボールにエネルギーを与える素材が『白くて軽いプラスチック樹脂』のイメージか、『黒くてやや重さを感じさせる金属』のイメージの二種類があるとするならば、やはり後者のほうが大きいような気がします。


ただ、それが重すぎてスピードが上がらないのであれば、逆効果かもしれないのですが、実際のドライバーは重すぎることはないので、マイナスに感じることはありません。


『重さ』をマイナスに感じられる方もいらっしゃると思いますが、私はプラスに感じるほうです。


これまで、軽すぎるクラブを使って、距離が落ちたことを何度も経験しています。


『振りきれる範囲での重さ』が武器になることを私はこれまで何度も実感しています。


それと黒い色のほうが『ボールに当たり負け』しないイメージが持ちやすいです。


しかし、今の白いヘッドの『弾き性能』も高いですし、やはりプレイヤーによる『イメージ』や『好み』によるところが大きいのかもしれません。


今年はさらに色々なカラーのドライバーが登場してくるかもしれないのだそうですが、今からとても楽しみです。




試打を開始しました。

フェース面

<左>CRZ-435II <右>FX BM-435

『打感』は、どちらもいい感じですが、私はBM-435のほうがいいかな?と思いました。


しかし、CRZ-435IIのほうも、大きな不満はありません。



FX BM-435&CRZ-435II

<左>CRZ-435II <右>FX BM-435

『音』も、どちらも叩いていけるいい音ではありますが、CRZ-435IIは時々、変な音がしたので、やはりBM-435のほうが安心して聞いていける音だと思いました。



バックフェース

<左>CRZ-435II <右>FX BM-435

『安定性』という点では、少しCRZ-435IIのほうがイージーなのかもしれませんが、それほど大きな差ではないように思いました。


それほど極端にスイートエリアが広がったような印象は受けません。


ただ、BM-435が難しく感じられた方には、CRZ-435IIに親しみやすさを感じられるのかもしれません。



トゥ側

<左>CRZ-435II <右>FX BM-435

『球のあがりやすさ』という点では、あまり差がないように感じたのですが、敢えていうならばCRZ-435IIのほうが、少しあがりやすくなっているのかな?と思いました。


しかし、これもかなりの微差だと思います。



ヒール側

<左>CRZ-435II <右>FX BM-435

『飛距離性能』という点では、私はBM-435のほうが少しリードしているのではないかな?と思いました。


CRZ-435IIも優れてはいますが、前に進む力はBM-435のほうが強いのではないか?と思いました。


CRZ-435IIは易しくなった分、ほんの少し飛距離が犠牲になっているのでしょうか?


アイアンで例えると『マッスルバック』と『キャビティ』の違いかもしれません。


同じ『ロフト』『長さ』で、『真芯』を喰ったときは『マッスルバック』のほうがエネルギー効率が高いので、力強く飛んでいくのと同じような理屈ではないかな?と思いました。


しかし、最近のキャビティは、すごく易しくして『長さ』と『ストロングロフト』で飛ばしているので、マッスルバックのほうが飛ばない・・・。と感じられる方もいらっしゃるのかもしれません。


しかし、昔ながらのマッスルバックが『本来の飛距離』であり、今のアイアンの流れは、決してプラスばかりではないと思っています。


飛び過ぎるアイアンを使い続けていると、やがてプレイヤー自信のポテンシャルが下がってしまうのではないか?と思っています。


BM-435がとてもいいヘッドなので、これを凌駕する物を作ることはとても難しいと思います。


ニューモデルは、その前のモデルの『改良版』であることが多いと思いますが、今回のこの『新旧』2つのドライバーについては、『旧モデル』に軍配をあげたいと思いました。

                         
        

                         

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