ダンロップ スリクソン Z-TX と ZR-800 アイアン - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2009年09月07日
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ダンロップ スリクソン Z-TX と ZR-800 アイアン

                 

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<左>ZR-800  <右>Z-TX

今日は、このゴルフクラブ比較試打しました。

試打クラブは ダンロップ スリクソン Z-TX と ZR-800 アイアンの7番です。



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<左>ZR-800  <右>Z-TX

シャフトはどちらも NS PRO950GHです。


本当は日頃使い慣れている、ダイナミックゴールドで試してみたかったのですが、ZR-800の方が、ちょうど『貸し出し中』ということだったので、なるべく同じスペックで試そうと、この今の『定番スチール』といえる NS PRO で試してみることにしました。


直接性能とは関係ないかもしれませんが、このシャフトに貼られている『SGマーク』を見ると安心します。


『製品安全協会』が厳しい審査のもと、認可したという証なので、安心して使っていけますし、日本製シャフトの高品質なところが伺えます。


昔のゴルフクラブには『贅沢品』(奢侈性(しゃしせい)が高い)ということで、高い税率の『物品税』がかけられていて、その証のシールがよく貼られていたものですが、物品税が廃止され消費税が導入されてから、そのようなシールを見かけることがなくなったように思います。


シャフトに貼られていたシールを見ていて、何故かそんな昔のことを思い出していました。


ゴルフは『老若男女』楽しめる、素晴らしいスポーツなので『ぜいたく』とは認識して欲しくない気がします。


 


<右>Z-TXのスペック
ロフトは34度、クラブ長さは36.5インチ、シャフトフレックスはS、トルクは1.8、シャフト重量は98g、バランスはD1、キックポイントは中調子、クラブ総重量は420gです。

 




<左>ZR-800のスペック
ロフトは34度、クラブ長さは36.5インチ、シャフトフレックスはS、トルクは1.8、シャフト重量は98g、バランスはD1、キックポイントは中調子、クラブ総重量は420gです。

 





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<左>ZR-800  <右>Z-TX

スリクソンの最新アイアンと、ひとつ前のモデルの比較です。


『ZR-800』は昨年発売されたアイアンで、私の周りでも人気があり、私も好きなアイアンです。


その高性能アイアンがどれくらい進化したのか、こうして同時に比較し検証してみようと思いました。



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<左>ZR-800  <右>Z-TX

『ソール幅』はそれほど違いないように見えたのですが、『ZR-800』は『ソール中央部分』が丸みを帯びており、何となく『低重心』を感じさせます。


ただ、おそらくどちらもそれほど『低重心率』は変わらないだろう・・・。と思いました。



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<左>ZR-800  <右>Z-TX

『ホーゼルの長さ』も、全くといっていいほど同じです。


やはり『後継モデル』ということも関係しているのかもしれませんが、かなり『ZR-800』の性能を継承しているように思えました。



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<左>ZR-800  <右>Z-TX

『彫りの深さ』も、ほとんど変わらない感じがしました。


素振りをしても、どちらも全くといっていいほど同じフィーリングで振っていけます。



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Z-TX


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ZR?-800

ボールを前にして構えてみても、やはりどちらもすごく似た雰囲気を持っていると感じました。


『シャープさ』を持ちながら、全体的に丸みを感じさせ、『マイルド』な印象を与えます。


全く『シビア』な感じはしません。


私にとっては、どちらも『セミラージサイズアイアン』といえるのですが、今はこれくらいの大きさが『標準』なのだと思います。


『構えやすさ』という点では、全くの五分だと思いました。




試打を開始しました。

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<左>ZR-800  <右>Z-TX

1球目から、かなり当たりが悪く、『大フック』を打ってしまいました。


目も当てられない、かなり恥ずかしい打球です。


自分のスイングのレベルの低さを痛感しました。


今日は『一か八か』の『八』の日なんだな・・・・。と思いつつも、自分の下手さ加減に呆れてしまいました。


『軽量スチール』にだいぶ慣れたような気もしていたのですが、そう甘くはないんだと思いましたし、自分の適応能力の低さを改めて感じさせられました。


今は『軽量スチール』と呼ばれている『NSプロ』ですが、今、主流ということもあり、いずれ『ダイナミックゴールド』の方が『重量スチール』と呼ばれる時がくるのでしょうか?


ふとそんなことを考えていました。


その後、素振りを何度も繰り返し、何とか9球目にやっと『当たる』ようになってきました。



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<左>ZR-800  <右>Z-TX

『打感』は、全くの五分だと思いました。


どちらもすごくいい感じですし、優劣はつきません。


『フィーリング性能』という点では全くの『イーブン』です。


最新機種である『Z-TX』が低いレベルなのではなくて、前のモデルの『ZR-800』がいかにいいアイアンであるか・・・?ということがいえるのだと思います。


その『高フィーリング性能』を『Z?TX』はそのまま引き継いでいる感じがしました。



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<左>ZR-800  <右>Z-TX

『球のあがりやすさ』という点でも、優劣がつきません。


どちらもすごくいい感じで球を浮かせてくれるアイアンです。


『打ち出し角度』『浮きやすさ』『球の食いつき具合』なども、全くといっていいほど同じだと思いました。


何球ずつか交互に打っていったのですが、だんだんとどちらがどのアイアンなのか解らなくなってくるような気がしました。


高フィーリングを感じながらも、あまりにも感じが似ているので頭の中は混乱しそうでした。



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<左>ZR-800  <右>Z-TX

『操作性』という点でも、全く差が見いだせません。


どちらもすごく扱いやすいですし、打っていて楽しくなってきます。


最初こそ『大フック』を打ってしまったのですが、こうして慣れていくと、いい感じの球が打てるので、やはり先ほどのミスは、アイアンではなく、自分のスイングの未熟さが招いたものだ・・・・。と思いました。


打てば打つほど、この2つのアイアンは似ている感じがしてきました。



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<左>ZR-800  <右>Z-TX

『安定性』という点でも、やはり『同レベル』だと思いました。


どちらも確か『ヒール側』と『トゥ側』に『タングステン』が装着されており、それによって『慣性モーメント』がアップしていたのだと思いましたが、見た目にはその工夫が見えないようになっていて、見た目のカッコ良さを失わないようなデザインになっているのだと思いました。


『易しさ』の中にも『見た目の良さ』を追求した『スリクソン』らしい、『美』にこだわったクラブ開発をしているのだと思いました。



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<左>ZR-800  <右>Z-TX

『飛距離性能』という点でも互角でした。


どちらも高弾道の球が打てますし、かなりキャリーを稼いでいけるアイアンだと思います。


正直、私はもっと低く抑え込みたい感じもしたのですが、やはりシャフトの特性がよく出ているのだと思いました。


『ストロングロフト過ぎるアイアンほどの飛び』ではありませんが、まずまず飛距離を稼いでいけるのではないでしょうか?


『プロ・上級者モデル』といわれるアイアンの中では比較的飛距離が稼げるほうだと思いました。



今日、私はこの2本を比較してみて、それほど大きな違いを見いだすことができませんでした。


『バックフェース』のデザインなどは確かに違っていますが、おそらくそれほど大きな『モデルチェンジ』は施されていないのではないでしょうか?


感性の鋭い方や、メーカーに言わせると、


「全然違うよ・・・。すごく進化しているよ・・・・。」


などと言われるかもしれませんが、私の鈍い感覚ではその違いを大きく感じられませんでした。


もっと練習を重ねていって、感性を磨きたいです。

                         
        

                         

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