プロギア egg seven ドライバー - ゴルフクラブ試打日記

ライザップゴルフ

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2012年02月26日
  

プロギア egg seven ドライバー

                 
プロギア egg seven ドライバー 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは プロギア egg seven ドライバー です。



M-43

シャフトは M-43 です。

ロフトは7度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはM-43、シャフト重量は56g、トルクは4.9、バランスはD2、キックポイントは中元調子、クラブ総重量は305gです。



正面

プロギアエッグシリーズの新しいドライバーです。


こうして見ている限り、昨年試打した egg bird に似ています。


また新たなイージー系のドライバーに出会ったように思っていました。



egg seven

このニュードライバーは『egg seven』という名前になっていました。


『ラッキーセブン』の7なのかな?と思いました。


7というのは縁起のいい数字ですし、私も好きな数字なので、とてもいいネーミングだな・・・。と思っていました。


ただ、ゴルフというスポーツには、7よりも『9』や『18』『27』『36』『72』など、『3』の倍数と縁が深いような気がします。


これは野球などにもいえるように思います。



側面

しかし、このドライバーの場合は、『ロフトが7度』なのだという説明を聞いて、それがそのままこのドライバーのネーミングにつながっているのだと思いました。


最近のドライバーはロフトが立っていても、『9度以上』がメインだと思いますし、『8度』とか『8.5度』というドライバーを殆ど見かけなくなりました。


それなのに、この『7度』というのは、とても思い切った設計だと思いました。


多くのドライバーには、いわゆる『リアルロフト』と『表示ロフト』の2種類があることは多くのゴルファーが知るところだと思いますが、このドライバーは『7』とはっきりと商品名にも入れているくらいだから、おそらく『リアル』なのではないでしょうか?



シャローヘッド

これまでは、こういった『ストロングロフト』のドライバーだと、ディープな形状の物が多かったですが、このドライバーは違います。


こうして見ても、かなりシャローな感じがします。


こういった形状も『eggbird』とイメージがダブるような気がします。


ヘッドの形状だけは同じにして、ロフトだけをあえて立てているのでしょうか?


この、かなりのシャロー感と『7度』というロフトが組み合わさったら、どんなふうになるのか、とても興味深いです。



溝

ソールに溝があるのは、これまでのプロギアのドライバーにも見られたことです。


おそらく、何等かの効果があるのだと思います。


先日試打したナイキのドライバーは、もっと前のほうに溝がありましたが、このドライバーはこれまで通り、後ろにあります。


この溝の位置でも、性能に大きな違いが生まれるのでしょうか?


もし性能が上がるのであれば、構えたときに邪魔にならない範囲でどんどん行って欲しいと思っています。



ネック長さ

『ネック』も、それほど長くない・・・。といいますか、はっきりと短めだと思いますし、『コントロール性能』よりも、『球のあがりやすさ』や『直進性の強さ』を求めているように感じられました。


やはり、どう見てもロフト7度の雰囲気はありませんでした。


これまで、こういったドライバーには出会ったことがないように思います。


こういった思い切ったクラブを作るところが、さすがはプロギアだな・・・。と思いました。



顔

『顔』は、個性的です。


特別に変わった異型というほどでもないのですが、この形には理由があるんだろうな・・・。と思いました。


『ペンタゴン(五角形)』を限りなく丸型に近づけたような形に見えました。


五角形のドライバーには、これまでも出会っていますし、このドライバーはどちらかというと丸型に近い形状なので、特に大きな違和感は感じませんでした。


見惚れてしまうような美しい顔だとは思わなかったのですが、おそらく『見た目』よりも『機能性』を優先させているのだろう・・・。と思いました。



振り感

素振りをしてみても、


「あれっ。これくらいでいいのかな?こんなに軽くてシャフトも軟らかいスペックでいいのかな?」


と正直思いました。


ロフトの7度と、この軟らかくて軽いシャフトの『アンバランス感』が面白いと思いました。


これまでタフなヘッドには、タフなシャフトが挿してあるものが圧倒的に多かったのですが、このドライバーは違います。


シャフトは、はっきりとした『ソフトさ』がありました。


『M-43』ということなので、プロギアの中でも、いわゆる『スタンダード』な部類に属するシャフトだとは思うのですが、本当にこれでいいんだろうか・・・?と思えるほどのミスマッチ感がありました。


聞くところによると、このドライバーは別にFUBUKIがラインアップされているそうなので、今度は是非そちらも試してみたいと思いました。


クラブ全体も軽めですし、シャフトも硬くないので、素振りをした限りでは、特別ハードなクラブではないと思いました。



構え感

ボールを前にして構えてみると、フェースがやや被っているように見えました。


左方向へのミスが怖い私としては、正直構えづらく感じるところもありましたし、違和感もありました。


ただ、こういった形状はこれまでもたくさん経験していますし、こういったシャローヘッドドライバーにはなくてはならないものなのかもしれません。


左へのつかまり過ぎには注意しなくては・・・。と思ったのですが、やはりロフト7度だ・・・。と思いました。


フェース面が立っているのはよく解りましたし、見え過ぎないところにすごく好感がもてました。


気持ちよく叩いていけそうだな・・・。と思いました。


投影面積が大きいので、いかにも球があがりやすそうな感じもしますが、一方で、このフェース面の『絶壁加減』がアンバランスに感じられました。


これまで、こういった経験は全くといっていいほど、していないように思います。




試打を開始しました。

トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、はっきりとした『ライナー系』だと思います。


誰にでも球があがりやすいドライバーではありません。


シャローヘッドドライバーではありますが、昔から『吹き上がり感』に悩まされていた私は、かなり気持ちよく叩いていくことができました。


スピンもそれほど多くないように思いましたし、吹き上がり感は全く感じませんでした。


余計なことを考えず、全てこのドライバーに任せておけばいい・・・。と思いました。


一見、球がとてもあがりやすそうな感じもしたのですが、実際はかなり『タフ』な部類に属するドライバーだと思います。


シャローで『イージー系』のドライバーが求められる今の時代に、このドライバーははっきりと『異端』といっていいのではないでしょうか?


ドライバーに『球のあがりやすさ』を求めておられる方には、このドライバーは、かなり合いづらいと思われます。


明らかにヒッター向けだと思いますし、日頃『スピン過多』で悩んでおられる方に、是非試していただきたいドライバーだと思いました。



フェース面

『打感』は、かなり好感がもてました。


手に嫌な衝撃が残らないですし、気持ちよく振り切っていくことができました。


やはり叩けるドライバーはこうでなくてはいけません。


特別に柔らかい・・・。という打感でもないように思うのですが、『球を押していける』感覚も味わえましたし、いい印象ばかりが残りました。


これなら、何球打ってもストレスは感じないな・・・。と思いました。


飛んでいく弾道を目で追いながらも、すぐに次の球を打ちたくなりました。



打球音

『音』にも、好感がもてました。


インパクトが緩むことは全く無かったですし、気持ちよく叩いていくことができました。


『構え感』では、やや苦手なところもあったのですが、『打感』と『音』に関しては、とても好感がもてました。


昔から、ドライバーというクラブには、それを使うゴルファーが持ち得る『限界の飛距離』に臨むべき使命がある・・・。と思っているのですが、それはパーシモンからチタン全盛の今でも変わりません。


そういった意味でも、ドライバーには『フィーリングの良さ』が必要不可欠です。


プレイヤーに気持ちよく振らせてくれるクラブでないといけないような気がします。


打感が良くなかったり、インパクトが緩んでしまったり、スイングを速められないドライバーでは、ゴルファーが持つスキルを全て発揮できないと思いますし、クラブ自体の性能も充分に活かされないように思います。


球を打つのが苦痛に感じるようなドライバーでは、消化不良に終わってしまうような気がします。


そういった点で考えてみると、このドライバーの打感と音には、とても高いポテンシャルが感じられました。



バックフェース

『安定性』という点では、ラインも安定していて、とてもハイレベルだと思いました。


このシャロー形状は、『球のあがりやすさ』というよりも『左右へのバラつき』を抑える効果のほうが大きいのではないでしょうか?


タフなドライバーではありますが、それほどボールが散らばりやすい印象はありませんでした。


構えたときは、フェースが被って見えたので、左へつかまり過ぎてしまうんじゃないか?と思っていたのですが、実際は違っていました。


このロフトが立っていることにより、つかまり過ぎが抑えられているのでしょうか?


左への大きなフックはなく、むしろフェード系が打ちやすく感じられました。


この微妙なフェースアングルも、ちょうどいいのかもしれない・・・。と思いました。


ただ私には、このシャフトよりも、また違ったシャフトのほうがタイミングも取りやすく、もっと易しく感じられたのではないかな?と思いました。


このM-43というシャフトは、少しタイミングが取りづらく感じられました。


これだけはっきりとしたスペックのドライバーなので、シャフトももっと敏感に反応して欲しいと思いました。



飛距離性能

『飛距離性能』という点では、これはもうはっきりと好みが分かれるところだと思います。


といいますか、おそらく多くの方が、このドライバーに『飛距離のアドバンテージ』はあまり感じられないのではないでしょうか?


かなり球があがりづらいドライバーだと思いますし、これまでたくさん出会ってきた、『高弾道系』のドライバーではありません。


はっきりと使い手を選ぶドライバーだと思います。


ヒッタータイプの方でも、苦戦される方もいらっしゃるかもしれません。


球が上がりきらずに、ドロップ感を感じられる方も少なくないように思われます。


ある程度のヘッドスピードが必要なことは間違いないと思います。


かなりタフなドライバーだと思いました。


昔は、このように感じられるドライバーにも、よく出会っていたので、特別珍しいとは思いませんでしたが、今は上がりやすいドライバーが求められていると思いますし、メーカーもその要望に応えるクラブを開発しているので、このドライバーはとても珍しいと思いました。


私はドライバーでは、高すぎる弾道は打ちたくないですし、最近の高弾道ドライバーは難しく感じる部分もあるので、このドライバーには、すごく魅力を感じましたし、この特別なスペックが飛距離においても、かなりのアドバンテージを感じられました。



操作性

『操作性』という点では、これほどロフトが立っていて、しかもシャフトが軽く軟らかいので、それほど扱いやすいとは思わなかったのですが、とりあえず左右に曲げてみることもできました。


先ほども書きましたが、見た目以上に球がつかまり過ぎないところがいいと思いました。


大型ヘッドなので、フェースターンもややしづらいですし、ロフトが立っていることも、球がつかまり過ぎない大きな要因なのではないでしょうか?


これまでたくさん出会ってきた、『ハイドロー設計』のドライバーではないと思われます。


シャローヘッドですし、フェースも被っているように見えたので、これまでの感じだと、『ハイドロー設計』にも思えたのですが、実際に球を打ってみると、弾道は抑え気味で『ドロー系』というよりは、むしろ『フェード系』のほうが打ちやすいドライバーだと思いました。


私は日頃からフェードボールの練習をよくやっているのですが、今日の感じで打っていけると、実戦でもとても積極的にコースを攻めていけるな・・・。と思いました。


フェードボールというのは、本当に『勇気をもらえる弾道』だと思っています。



ヒール側

見た目はそれほどタフそうには見えなかったのですが、かなりタフなドライバーといっていいように思います。


かなり好みが分かれるといいますか、おそらく殆どの方が『合わない』と感じられるのではないでしょうか?


敷居も低いとは全く思わなかったですし、多くのゴルファーを対象に開発されたドライバーではないと思います。


今は、どのメーカーもできるだけ多くのゴルファーの支持を得られるように、ユーザーの嗜好を調査して、それに合うようなクラブ作りをしています。


『売れるクラブを作る』という使命がある、クラブメーカーとしては、それはとても当たり前のことだと思います。



PRGR egg7 DRIVER

しかし、このドライバーは全く違います。


おそらく、メーカーもそれほどたくさん売ろう・・・。とは考えていないのではないでしょうか?


いわゆる『テスト的』に発売したのかもしれないですし、これでもし反応が良ければ、また次のモデルの開発に乗り出す・・・。ということなのではないでしょうか?


売れるクラブを作らなくてはいけないときに、こういった試みはとても勇気があると思いますし、ある意味新鮮に感じられました。


こういった新たな試みが、とてもプロギアらしいところだと思います。


他のメーカーと、常に一線を画しているような気がします。



プロギア エッグセブン ドライバー

以前も何度か書きましたが、国内メーカーでは『プロギア』、海外メーカーでは『テーラーメイド』がクラブ開発において、とても『斬新』といいますか、すごく個性を感じます。


この2つのメーカーが流行を作っている・・・。と感じられる部分がありますし、クラブ作りの歴史をある意味変えてきたように思います。


アイデアが豊富で、それを形にする技術がとても高いと思います。


『流行のクラブ』『多くのゴルファーが求めるクラブ』というのは、とてもはっきりとしているので、メーカーは違っても、とても似通った印象を持つクラブがたくさんあります。


しかし、このドライバーはそうではありません。


支持される方は、かなり少ないかもしれません。


しかし、これまでの流行系のクラブには、あまりいいパフォーマンスが発揮できなかった方には、とても魅力的に見えるのではないでしょうか?


メーカーも、そういった一部の方を対象に、こういったクラブを開発したのではないでしょうか?



PRGR egg7 DRIVER
 
これだけしっかりとして、タフなドライバーでありながら、シャフト性能とのアンバランス感をずっと感じていましたし、またそこが面白いと思いました。


しかし、できればFUBUKIで試してみたいと思いました。


今日はとてもいい刺激を受けた一日でした。


見た目の印象と、実際に打ってみた印象が、これほど違っていたクラブは最近ではとても珍しい感じがします。


このドライバーが爆発的なヒットをするとは正直思えないですし、これからもこういったロフトのドライバーが発売されることは、あまりないのかもしれません。


しかし、そこにまたニーズがあるのも確かだと思います。


あまり売れないクラブのように思われますし、他のメーカーがこのドライバーに追随してくるようには思えません。


プロギアも試験的な部分もあるのではないか?と思うのですが、私はこういった思い切ったことをするプロギアがとても好きですし、またこれからも期待していきたいと思っています。


今日はいい意味で『裏切られた感』がありましたし、私個人的にはこのドライバーにはすごく魅力を感じたので、また何度でも試打したいと思いましたし、もしできれば(違うシャフトで)コースでもこのドライバーを試してみたいと思いました。


私の周りにたくさんいるロングヒッターの友人たちにも、このドライバーを勧めてみようと思いました。


『諸刃の剣』的なところもあると思いますが、この『ストロングロフト』による、優れた飛距離性能と、『高い直進性』により、大きなパフォーマンスが期待できる、魅力的なドライバーです。

                         
        
                         

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